皆さま、おはようございます!

 

クリスマスも終わって本日は12月27日。

そろそろ御用納めを迎えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自分は29日まで仕事で30日に日帰り旅を楽しんできます。

最近は旅に出ていなかったせいか旅の禁断症状が出始めてました。

あ~ 電車に乗りたい!

 

今朝は2年前に訪れました

根室本線・浦幌(うらほろ)駅の訪問記ですよ。

根室本線・浦幌駅

おっと、駅舎を正面から撮ると街灯が写り込んじゃいましたね。

 

街灯が写り込まないショットもブログアップ!

根室本線・浦幌駅

ヘンなところにこだわりを持ちすぎてない?

って思われるかもしれませんが、

駅舎の前にモノが写り込んでると今イチしっくりこないのですよ。

仙台弁ではこれを「いずい」と呼びます。

浦幌駅は浦幌町の玄関口として明治36年に開設された駅。

浦幌町が開基されたのは明治33年のことですので、

町の開拓とともに歴史を歩んできた駅でした。

近代的な駅舎は昭和53年に建て替えされたモノだそうです。

 

浦幌駅の駅前に立った時にちょいと興奮しちゃったのですけど、

その理由はこんな広場があったから。

根室本線・浦幌駅

 

噴水を備えたキレイな広場でしたが、

ここ、「コスミック広場」という名称なんですって。

根室本線・浦幌駅

コスミック(cosmic 宇宙的)という言葉に反応しちゃうテクノな方、

意外に多いのではないでしょうかね?

コズミックサーフィン(YMO)に

コズミックサイクリング(ヴァージンVS)、

コスミック・インベンション(コンピューターばあちゃんの元曲の方々)、

あらふぉな世代はコスミックという言葉に未来を感じてたのですよ。

そんな広場名を楷書体で看板を作っちゃうだなんて…

コスミック広場、しゅき。

 

浦幌駅は一部の特急列車が停車する駅員配置駅で

「みどりの窓口」も備えてます。

根室本線・浦幌駅

 

待合室はこんな感じ。

根室本線・浦幌駅

 

朝夕には浦幌駅を始発・終着とする区間列車が運行される、

根室本線の主要駅のひとつだそうですよ。

駅舎を見た後は入場券を購入してホームを覗いてきました。

根室本線・浦幌駅

 

浦幌駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造です。

根室本線・浦幌駅

根室本線・浦幌駅

 

跨線橋の上から構内全景を眺める。

根室本線・浦幌駅

北海道の駅にはキハ40が似合いますな。

 

浦幌駅の構内には、ファンの間では有名なコレが鎮座してましたよ。

根室本線・浦幌駅

町が電化する以前に、駅舎内や列車内に備えられた

オイルランプの燃料を保管する油庫でした。

 

建物財産票によれば明治44年に建立されたモノだそうですけど、

もっと新しいモノだという説もあるみたいですね。

根室本線・浦幌駅

油庫は大正時代に入ると、それまでの煉瓦積みから石積みに

造りが変わってきてるはずですので、

個人的には建物財産票の表記は誤っていないと思うのですが…

根室本線ではなかなか見ることが出来ない

明治時代の遺構のひとつでした。

 

そしてもうひとつ。

根室本線・浦幌駅

跨線橋の上から釧路駅方面を眺めると、線路脇に

何やら古めかしい建物が視界に入ってくるのです。

 

これが気になったので、近くまで移動して覗いてみました。

根室本線・浦幌駅

根室本線・浦幌駅

う~ん 今は使われていなさそうな気が。

この建物の正体は最後までわかりませんでしたが、

浦幌駅では昭和57年まで貨物の取り扱いがあり、

かつて駅裏に荷役ヤードがあったらしく。

この小屋は、本線と貨物側線を分岐させるための

信号扱所で使われた建物ではないでしょうか?

だとすると、35年以上も放置されてるってことになるのですけど…

浦幌町は今も昔も林業が盛んな町。

駅の裏側にはかつて貯木場があり、

家具の材料で使われるタモ材が出荷されてたんですって。

貨物列車は消滅し、ヤードも撤去されてしまいましたが、

この小屋はそんな時代の名残りなのかもしれませんね。

 

駅の構内は全然宇宙的ではありませんでしたが、

油庫や怪しげな小屋があって、めっちゃ楽しめた浦幌駅でした。

ところでこの広場、なぜに名称が「コスミック広場」なのでしょ?

 

 

訪問駅リスト(JR線)

根室本線(新得駅‐釧路駅)

 

↑(滝川駅方面)

新得駅

十勝清水駅

羽帯駅(平成29年2月21日)

御影駅(平成29年2月21日)

芽室駅

大成駅(平成29年2月21日)

西帯広駅(平成29年2月21日)

柏林台駅(平成29年2月22日)

帯広駅

札内駅(平成29年2月21日)

稲士別駅(平成29年2月21日)

幕別駅(平成29年2月21日)

利別駅

池田駅

十弗駅(平成28年8月30日)

豊頃駅(平成28年8月30日)

新吉野駅(平成28年8月30日)

浦幌駅(平成28年8月30日)

上厚内駅(平成28年8月30日)

厚内駅(平成28年8月30日)

直別駅(平成28年8月30日)

尺別駅(平成28年8月30日)

音別駅(平成28年8月30日)

古瀬駅(平成28年8月30日)

白糠駅

西庶路駅

庶路駅

大楽毛駅

新大楽毛駅(平成28年8月30日)

新富士駅

釧路駅

↓(花咲線)

 

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