皆さま、こんにちは!
今日は根室本線・豊頃(とよころ)駅の訪問記です。
豊頃駅は豊頃町(当時は豊頃村)に玄関口として
明治37年に開設された駅です。
駅前に立つ観光案内の看板を見て知ったのですが、
十勝地方の開拓は豊頃町内にある十勝川の河口周辺から始まったそうで、
豊頃町は「十勝開拓の地」なんですって。
十勝の起源は人口が多い帯広市だとばかり思ってましたけど…
そんな豊頃町ってすごいと思いません?
河口付近にはそのことを記した石碑も立ってるみたいですね。
現在の駅舎は古い木造駅舎に代わって昭和50年代後半に建てられたモノ。
駅舎を覗こうとすると、ちょうどホームに普通列車が到着しましたよ。
キハ40だ!!!
地元の方にとっては日常の風景かもしれませんが、
ステンレス製の電車ばかりしか見れない地域住まいの自分には
とてもありがたい光景なのです。
こうなりゃ、駅に停車中のキハ40を撮らなきゃ損そん!
そこで、駅舎脇の跨線橋に上がってキハ40を激写。
あれ?
あれれ?
うむ、場所が悪くてキハ40の顔が撮れん!
跨線橋の真下にキハ40が停まってたようです。
改めて駅舎を抜けホームの上からキハ40を撮影しました。
車掌さん、きっと自分のこと乗客だと思っているのだろうな。
車内のお客さんもこっちを見てる。
毎回気になっているのですが、
雨の中で必死になって列車の写真を撮ってる自分の姿、
一般の人たちにはどのように映っているのでしょうね?
列車がなかなか発車しないので
てっきり行き違いかと思いきや、対向の列車はなかなか来ず。
列車がいない豊頃駅の写真を撮るのは諦め、
構内を見て周ることにしました。
豊頃駅の駅舎の脇に駅の東西を結ぶ自由通路があります。
豊頃駅が無人駅化された昭和58年前後に造られたそうで、
跨線橋を兼ねたモノとのこと。
道内では珍しい歩道橋タイプの跨線橋でした。
跨線橋から豊頃駅の駅前を見ます。
中央に見えるのは豊頃郵便局。
十勝国道(国道38号線)も近くなかなかの賑わいですよね。
対して跨線橋を渡り終えた地点の東側を見ると…
さすが元駅裏、民家の数は疎らでした。
歩道の右側には「佐々田沼」がありますけど、
こちらは北海道のカタチをした沼として知られているそうですよ。
そこでグーグルマップをチェック、う~ん見えなくもないかな?
佐々田沼が気になる方はぜひ地図をチェックしてみてくださいね。
駅舎の中はこんな感じでした。
無人駅化後も、簡易委託されて出札業務が行われていたようですけど、
それも平成7年に終了してしまったようです。
出札窓口が閉ざされた状態で残ってますよね。
閉ざされた事務スペースを覗いてみる。
電話機がいっぱい並んでますけど、ここはテレアポセンターか?
ホーム寄りに設置された駅名標です。
フォントが歌舞伎などでよく使われる勘亭流なところがカッチョイイ!
最後はキハ40の発車を見送って豊頃駅を後にしました。
根室本線のこの区間は単線な上、
駅間も長い(東隣りの新吉野駅まで7.1キロ)ので、
しばしこのような時間調整が行われているようです。
キハ40の写真がいっぱい撮れたし、とても得した気分でいましたよ。
道民の皆様にこの気持ち、わかってもらえるかなぁ?
新得駅
十勝清水駅
芽室駅
帯広駅
札内駅
利別駅
池田駅
豊頃駅(平成28年8月30日)
新吉野駅
浦幌駅
音別駅
白糠駅
西庶路駅
庶路駅
大楽毛駅
新富士駅
釧路駅
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