皆さま、おはようございます！
前回のブログで、JR北海道が平成32年度までに
４線区を廃止する旨のニュースが流れたことを書きました。
これだけでもビックリなのですが、
昨日は新たに2駅の廃止が検討されてることが報じられたのです。
あ～ 心臓に悪い。
廃止が検討されてるのは根室本線・尺別駅と直別駅の２駅とのこと。
（尺別駅の訪問記もぜひチェックくださいね）
【まったり駅探訪】根室本線・尺別駅に行ってきました。（平成28年８月30日）
JR北海道はここ数年、
夏に廃止検討を地元に提示→秋に正式発表→翌年3月のダイヤ改正で廃止
のパターンが続いているので、
この２駅は早ければ
来年春までに消える可能性があるのではないでしょうかね？
直別（ちょくべつ）駅は一昨年の８月に訪れてました。
正直申しまして、２年後に廃止が検討されることになるだなんて
この時はまったく思わなかったです。
なぜならば…
平成15年に駅舎が
建て替えされたばかりの駅だったからです。
すっかり油断してましたわ。
駅舎が新しいからといって存続が約束されたわけじゃなかったのね。
直別駅は明治40年に開設された駅。
平成４年に無人駅化された後も古い木造駅舎が使用されてましたが、
平成15年に現在の簡易駅舎に変わったそうですよ。
この時は、そこそこの利用者があるから
新駅舎に代わったのだと思ってたのですが…
今、改めて訪問時に撮った写真を見直すと、
駅前には数軒の民家しかなく唯一ある商店も閉店状態。
近くには観光案内らしき看板も立ってはいたのですけど…
わざわざ遠くから観光に訪れる場所ではないような雰囲気。
直別駅の利用者数は想像してたよりも少なかったのかもしれません。
ちなみに過去の書籍を見ると、
国鉄時代（昭和58年時点）の乗車客数は10人ほど、
現在の利用者数もさほど大きく変わってはいないみたいです。
東隣にある尺別駅は同じく廃止検討駅で、
２つ西隣りにあった上厚内駅は
昨年３月に駅としての役目を終えてしまいました（信号場に変更）。
まだ廃止が決定したわけではありませんが、
本決まりになったらこの辺りは寂しくなりそうですね。
それでは直別駅の駅舎を覗いてみます。
南側の側面に２つの扉があり、
奥にある「ちょくべつ」の表札が付いた扉が待合室の入口でした。
もう一方の扉は駅便（駅の便所）の入口。
紙は各自で用意すべし。
待合室の中は狭く、ベンチは２人掛けのミニマム仕様です。
駅ノートもある。
…ってことは以前からファンに注目されてた駅なのかな？
正直に言うと、新しい駅舎を見た瞬間から
あまりワクワクしてませんでした（地元の皆さんごめんなさい）。
今更ですが、こんな自分をぶん殴ってやりたい。
「ドア」じゃなくて「ドアー」。
ここは京急の車内放送「ダァーを閉めます」みたいに
発音するのが正しいのか？
お次はホーム。
直別駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造でした。
ここでは特急列車を優先させるための
列車の退避が設定されてるそうです。
仮に駅として用途廃止されても信号場として残りそうですね。
２本のホームも繋ぐ跨線橋は歩道橋タイプのオープン仕様でした。
道内でこの仕様はなかなか珍しいかも。
こんな造りの跨線橋のお陰で構内を見渡す写真も撮れちゃいます。
屋根付きの跨線橋だと、こうはいきませんよね。
同じ場所から駅前を眺めました。
直別駅は釧路市（旧・音別町）の最南端にある駅です。
旧・音別町エリアは白糠町を挟んだ釧路市の飛び地にあるため、
帯広駅側から根室本線の列車に乗車すると
釧路市～白糠町～釧路市と、釧路市に２度入ることにも注目ですよ。
最後は直熱駅の駅名標で〆。
今年の黄金週間中は、夕張支線（来年４月１日に廃止が決定済）に
大勢の鉄道ファンが詰めかけたらしい。
間もなく訪れる青春18きっぷシーズンになると、
ここも激混みになるのではないでしょうか？
あ～ こんな報道が流れるんだったら、
もっと入念に直別駅をチェックしとくべきでした。
新得駅
十勝清水駅
御影駅
芽室駅
西帯広駅
帯広駅
札内駅
幕別駅
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浦幌駅
直別駅（平成28年８月30日）
音別駅
白糠駅
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庶路駅
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新大楽毛駅
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釧路駅
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