皆さま、おばんです!
金運に恵まれないとお嘆きのアナタ!
そんな方に是非とも訪れて頂きたい駅がありました。
北海道は豊頃町にある根室本線・十弗(とおふつ)駅です。
その理由は後ほど書くことにしまして…
十弗駅は明治44年に開業した駅です。
木造駅舎が残っている点がポイン高いっすね。
開業当時からの駅舎ではないと思いますが…
駅前に簡易郵便局がありましたけど、
見える民家は両手で数えるほどだけでした。
1日の乗車客数は片手にも満たない数なのだとか。
長らく駅員配置駅だったそうですが、平成4年に無人駅化されたそうです。
無人駅に変って出札窓口は塞がれてしまいましたけど、
手荷物受け渡し窓口の荷台は健在でした。
地味に嬉しいなり~
荷台の上にはカラーボックスと、列車待ちの際に楽しめる書籍、
それと駅ノートも置かれてましたよ。
書籍を眺めてみた。
初めての人によくわかるWindows95と
プリンターのユーザーズマニュアルと、すっぽんの挑戦と…
十弗駅、なかなか手ごわいっす。
今の若い子たちは、きっとMS-DOSとかWindows3,1とか知らないんだろな。
駅舎を出ると、ちょっと離れた場所にホームがありました。
これを見て、かつて手前側には線路があったと感じた人は大正解です。
現在は単式ホームに変ってしまいましたが、
かつては島式ホームで列車交換が可能な構造。
昭和46年までは貨物の取り扱いも行われていたようですね。
さてさて、現在は少々寂れ気味の十弗駅でしたが、
構内には、ファンの間では有名なアレが立っているのですよ。
まずはこちらの駅名標に注目です。
十弗駅の「弗」、$(ドル)の字にカタチが似ていることから
アイドルのネットスラング…ではなくて、
$記号の代用として使われることがあります。
ということは十弗で10ドル、10$…十弗駅は10$駅!
それを示す、でっかなお札が掲げられていたのでした。
ねっ!ここに来れば金運上昇間違いなしですよね!
お札には「10$持って旅に出よう、きっといいことが待っている。」
のキャッチフレーズが。
ちなみにこの日の自分、10$を持ち合わせていなかったために、
旅中に台風が直撃するわ、乗車予定の高速バスが運休になるわで
マジで不運の連続でした。
10$は日本円で1,140円ほど(本日のレートで換算)ですので、
根室本線を旅する際は、ぜひぜひドルの携行を!
最後はホームから眺めた木造駅舎で〆ます。
…実は金運上昇よりも、天候の運を向上させたいと願ってたりして。
今年はなぜか、旅先で必ず雨雪が降る1年だったのですよ。
週明けは茨城を旅する予定でしたけど、
まさか降水確率10%で雨とか、ないっすよね!?
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