皆さま、こんにちは!
連休が明けたと思ったら急に寒い日が続いてますね。
連休明け直後に幼稚園児を撮影する仕事が入ってたのですが、
お陰で延期が続き困ってました。
これ以上延びると来週の北海道旅に影響しちゃうので、
出来れば明日こそは暖かくなってほしい!
旅中は毎回、悪天候に直面する雨男の自分ですが、
中でも最悪だったのが2年前の夏の旅行。
ブログでは何度も書いてますけど、
この日は北海道を旅してる最中に台風が道東を直撃。
鉄道やバスが長期運休に追いやられて
旅先の道東から出る手立てが無くなってしまったのですよ。
この後にそんな運命に陥るとは知らず…
暴風の中で呑気に駅巡りを楽しんでたのがこちらの駅でした。
根室本線・厚内(あつない)駅です!
明治36年に開設された古い木造駅舎が残る駅でした。
道内には、こんな大きな木造駅舎が残る無人駅が数多くあります。
例え雨が降ろうとも槍が降ろうとも、
駅舎が見れただけで気持ちが報われちゃうのですから
不思議ですよね。
こちらの駅舎、不思議な場所に扉や窓を塞いだ跡がありますけど、
何を隠そう、この駅舎にはかつて飲食店が入居しており、
そのお店の跡なのだそうです。
現在も道内には、駅舎内で飲食店が営業する
いずれもクルマの通行量が多い国道沿いにある駅。
それに対し、厚内駅は
国道から8キロほど離れた小さな集落の中にある駅なのです。
お店が営業を取りやめてしまった理由…
この駅前風景を見たらなんとなく納得しちゃいましたよ。
飲食店は無理でも、せめてセイコーマートがあればいいのですけど。
それでは駅舎に入ります。
待合室は駅舎の大きさから想像出来ぬような狭さでした。
元々は広かったのでしょうが、店舗を入居させる際に
待合室の一部も店舗スペースに充てたのでしょう。
有人駅時代の出札窓口もすべて消え失せてました。
駅の構内図を見る。
厚内駅は無人駅でけど
ここを発駅とする普通列車が設定されてるために構内は広く、
相対式&島式ホームによる複合2面3線構造でした。
ホームをチェックしますが…傘を忘れてしもうた。
セコマがあれば傘がすぐにGET出来るのにね。
土砂降りの中で構内の写真を激写!
跨線橋の上で潮風に晒される自分。
厚内駅は海岸線の近くにある駅で、
500メートルほど進めば
海釣りファンが多く訪れる厚内漁港に出ることが出来ますよ。
降水量が多すぎて駅舎が霞んで見えてました。
電柱の下に四角い土台が見えますけど、
ここも昔はホームだったのでしょうね。
国鉄時代とは違い
普通列車は短編成の気動車列車に変わってしまったので、
ホームが短縮されたのだと思います。
壁面に描かれた「ATSUNAY STASTIN」の文字を見る。
ここで営業していたお店さんが描いたのかな?
描かれた文字は「ATSUNAI」じゃなくて「ATSUNAY」。
「あつない」ではなく「あつにゃい」と発音するのでしょうか?
ひょっとしてお店さん、カッコつけ過ぎちゃったのかな?
…こうして厚内駅の木造駅舎を堪能させて頂きました。
古い木造駅舎を見ることができ大満足です。
この後、レンタカーのナビをセットしてお隣にある直別駅に直行。
厚内駅と直別駅は海岸近くの道路で結ばれていて、
ここを進めば10分ほどで着くらしいのですが…
道路が水没して通行止めになってる!?
この時始めて、自分が今、
呑気に駅巡りを楽しんでる場合じゃないことを悟りましたよ。
旅中は進む勇気も大切ですが、
途中で止める勇気も必要かもしれませんね。
次の日に上陸した台風10号の被害によって、
根室本線は現在も東鹿越駅-新得駅間が不通なのは周知の通りです。
自分も道東から脱出できなくなりまして…マジでやってもうた。
さてさて、来週は道内を旅する予定、
これでJR北海道のすべての駅を周り終える予定でした。
この日のようなハプニングがなければいいのですけど…
その前に目の前にある仕事を終わらせなきゃ。
どうぞ、明日の仙台が貼れますように。
☆追 記☆
仕事の都合が付かず旅が延期になってしまいました。
くやし~っ!
十勝清水駅
御影駅
芽室駅
西帯広駅
帯広駅
札内駅
幕別駅
利別駅
池田駅
豊頃駅
新吉野駅
浦幌駅
厚内駅(平成28年8月30日)
直別駅
音別駅
白糠駅
西庶路駅
庶路駅
大楽毛駅
新大楽毛駅
新富士駅
釧路駅
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