皆さま、おはようございます!

 

今朝は、ホームからの眺めが素晴らしかった、

こちらの駅の探訪記からスタートです。

根室本線・柏林台駅

根室本線・柏林台(はくりんだい)駅です!

平成8年、根室本線では踏切の解消を目的に、

帯広地区の立体交差化と帯広駅の高架化が成されましたが、

共に高架化されたのがこちらの柏林台駅でした。

 

今じゃ立派な高架駅の柏林台駅ですが、

起源は昭和61年に開業した臨時乗降場だと言いますからすごいですよね。

根室本線・柏林台駅

高架化される以前の駅は、上の写真の手前側の空き地にあったみたい。

 

下は立体交差化が完成する2年前(平成6年)に撮影された

駅周辺の航空写真ですが、地上時代の柏林台駅は

ホームに上屋があるだけの簡素な造りの駅だったようです。

ホームの下に写る白いモノが建設中の高架線でした。

根室本線・柏林台駅

柏林台駅は大成駅と同時に開業しましたが、

この2駅はほぼ同一構造だったみたいですね。

柏林台駅の旧駅は、

コミュニティスペースがない大成駅をイメージするとわかりやすいかも。

 

なお、旧駅跡と旧線の廃線跡は事業用地として絶賛売り出し中のようです。

根室本線・柏林台駅

 

柏林台駅は十勝国道に面した好立地にありますし、

いずれ、こんな姿が見れなくなる日が来るのかもしれませんね。

根室本線・柏林台駅

 

それでは柏林台駅のホームにイン。

こちらの入口から階段を伝ってホームに入りますよ。

根室本線・柏林台駅

 

この階段が意外に長いの。小デブには少々キツめ。

根室本線・柏林台駅

 

有酸素運動を終え、テッペンから真下を眺めました。

根室本線・柏林台駅

自分は朝7時過ぎに柏林台駅に訪れましたが、

この時間帯の利用者の大半が高校生のようです。

若さがあれば全然無問題の階段ですが、

足腰の弱いおじいちゃんおばあちゃんは、ちょっと辛いかも。

柏林台駅の利用者は年々増加傾向にあるみたいですし、

いずれバリアフリー化の話も出てくるでしょうね。

 

柏林台駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の高架駅です。

根室本線・柏林台駅

根室本線・柏林台駅

 

ホームが高い位置にあるために、

帯広市内が一望出来ちゃうところがステキ。

根室本線・柏林台駅

 

新得駅側からは、日本百名山のひとつでもある

幌尻岳(ぽろしりだけ)の絶景まで見れちゃうのでした、が…

根室本線・柏林台駅

 

個人的に気になったのは幌尻岳ではなく、

根室本線の高架線の北側にある

途中でぶった切られたような、この高架線。

根室本線・柏林台駅

根室本線・柏林台駅

ひょっとしたら、将来の

江室本線複線化に備えた高架線の準備工事?

などとワクワクしながら見ていたのですが…

 

列車の車内から眺めたら、どうやら違っていたようで。

根室本線・柏林台駅

 

途中で切られた高架線はしばらく続きまして…

根室本線・柏林台駅

 

その先には帯広貨物駅があり、

高架線はヤードに列車を転線させるための引き込み線だったみたいです。

本線が高架化される以前から、この引き込み線は存在していたようですね。

根室本線・柏林台駅

帯広貨物駅では、旅客列車同士の行き違いがあったり、

時には運転停車も行われているとか。

また、日本オイルターミナル帯広営業所の専用線や

日本甜菜製糖芽室製糖所専用線も

平成24年に廃止されるまではここから延びていたそうですよ。

ここは、雪のない時期に改めて探索したいです。

 

大勢の高校生がいる中、

照れ隠しをしながら写真を撮りまくっていた自分。

根室本線・柏林台駅

臨時乗降場が昇格して出来た無人駅と聞き、

ひっそりとした駅かと思いましたが、柏林台駅を完全に舐めてましたわ。

最新の高架線の上を走る国鉄型のキハ40とか、

昨日のブログで挙げた久大本線・善導寺駅とは逆パターンの

萌えシーンが堪能出来た駅でした。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

根室本線(新得駅‐釧路駅)

 

↑(滝川駅方面)

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十勝清水駅

羽帯駅(平成29年2月21日)

御影駅

芽室駅

大成駅(平成29年2月21日)

西帯広駅

柏林台駅(平成29年2月22日)

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