皆さま、おばんです!
今日は丸一日、根室本線の駅巡りを楽しんできました。
雪は降らず、そこそこ日差しがある1日でしたが、とにかく寒かった。
駅に貼り付けてあった気温計を見たら、
お昼過ぎでも氷点下5度ぐらいなのですよね。
風が強かったので、より寒く感じたのかもしれません。
手袋を持たずに来た自分、北海道の寒さを舐めてました。
そんな中で、こちらの駅に行ってきましたよ。
根室本線・羽帯(はおび)駅です!
昭和33年に開業した、単式ホームが1本あるだけの棒線駅でした。
まず、羽帯駅に着いて驚いたことですが、辺りに民家が1軒もないことです。
いや、遠くにはあるのかもしれませんけど、
取りあえず駅から見渡す限りの中では1軒も無し。
羽帯駅は踏切の近くにあるのですが、その道もこんな感じなのですよ。
民家よ、どこにいった~?
こんな環境で駅の利用者がいるの?と思いましたら、
案の定、JR北海道の統計では
乗車客数0人(1人未満)の駅に分類されてました。
来月のダイヤ改正では廃止対象になりませんでしたが、
次回はターゲットになりそうですね。
こんな場所にある踏切なのに、名称はなぜか「学校通り踏切」。
踏切名が気になって調べてみたところ、
羽帯駅の200メートル北側にはかつて羽帯小学校あったらしい。
児童数減少を理由に昭和52年に廃校になったそうです。
小学校の場所は、踏切から見える十勝国道(国道38号線)沿い。
廃校になって今年で40年が経ちますが、
踏切名だけは当時のままで残っていたみたいですね。
それではホームに入ります。
ホームに繋がる通路はなく、
踏切の中から、松本伊代&早見優方式でホームに進入するスタイル。
ホームに入った途端、心に罪悪感が芽生えましたわ。
羽帯駅は簡素な造りの待合室がある棒線駅でした。
この待合室、駅が開業した当時に造られたモノと思いますが、
めっちゃいい味出しているのですよ。
昭和時代の映画でよく見た裸電球!
今でも現役でしたのね!
待合室の中はご覧の通りでした。
決して広くないのですが、
なぜでしょうね?こんなに居心地良く感じるのは。
グランドホテルよりも東横インの方が落ち着く、あの気持ちか?
こうしてまったりと羽帯駅で過ごしていたのですが、
突如、ホームの警報機が鳴り始めたのです。
どうやら列車が到着するようですよ。
遠くから見えてくる3つのライト。
あのライトの位置は…赤熊!?貨物列車!?通過列車!
ホームの白線内にいれば大丈夫なのかもしれませんが、
急に怖くなってしまったのですよ。
だって羽帯駅のホームに立つことって、
位置的には、踏切の中にいるのと同じ状況じゃないですか。
…ということで、慌てて踏切の外に逃げ出して、
貨物列車を激写した自分。
爆風をあげて通過する貨物列車。
この隙間に立つ勇気はなかったな。
しばらくすると、今度は新得駅側から列車がやってきました。
ライトの位置を確認すると…オデコに2灯!
普通列車のキハ40でした。
今回は慌てることなく、ホームでまったりと写真撮影が出来そうですね。
ん?長めの警笛?
こいつ、止まらないのか!?
爆風をまき散らし、鬼の勢いでキハ40が通過しました。
忘れてました。
そういえば、羽帯駅はほとんどの普通列車が通過するために
1日4往復の列車しか止まらない駅でしたっけ。
自分の姿を見た運転士さん、
「止まんねぇぞゴラァ!」ってな気持ちで警笛を鳴らしたんだろうな。
今回の旅は明日で最後。
途中下車を繰り返しながら帯広市内→新千歳空港を移動します。
今日も仙台は強風が吹き荒れてたみたいですが…
明日、飛行機は無事に飛びますよね?
新得駅
十勝清水駅
羽帯駅(平成29年2月21日)
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