皆さま、こんにちは!
前回に引き続き、今回も土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線から、
立田(たてだ)駅の訪問記です。
後免町駅の東隣り、2キロほどの場所に位置する駅でした。
立田駅もごめん・なはり線の他の駅と同様に高架構造、
駅舎は無く、高架ホームとそこに繋がる通路があるだけの駅でしたよ。
ごめん・なはり線が開通した平成14年に開業しております。
ごめん・なはり線の用地に充てるために昭和49年に廃止された
土佐電気鉄道安芸線にも、立田駅が存在してたとのことで、
てっきりこの駅前広場に
旧駅が存在していた思っていたのですけど…
後で調べてみたら、安芸線時代の立田駅はこの場所じゃなく、
東側に500メートルほどずれた場所にあったようです。
国土地理院のサイトから転載した昭和51年撮影の航空写真より。
こういうのって、いつも帰ってから気づくのよね。
旧駅跡に駅施設は残ってませんが、
駅の敷地を避けるようにカーブしている道路が
当時のまま、現在も残っているんですって。
これ、めっちゃ見てみたかった!悔し~!!!
ごめん・なはり線名物、
やなせたかし先生がデザインした駅のキャラクターですが、
もちろん立田駅にも存在してます。
なぜ「そらこちゃん」なのか?
実は立田駅、高知龍馬空港の最寄り駅なのです。
…といっても3.5キロほど離れてましたが。
そらこちゃんがキャビンアテンダント姿なのも、
その話を聞くと納得ですよね。
なお、高知龍馬空港までのアクセスは
立田駅から徒歩よりも高知駅から路線バスを利用した方が
1,000倍は楽かと思いますので念のために申しておきます。
ここから徒歩とか、そんな無茶なことは絶対にしないでください。
(多分40~50分くらいはかかるのではないかと。)
お次ホームにイン。
エレベーターは設置されておらず、
ホームに入る手段はこちらの階段のみです。
そしてこちらが立田駅のホーム。
高架線上にある単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。
立田駅の駅名標です。
マスコットが描かれている駅名標は阿佐線ではデフォな仕様。
こんな駅名標が各駅で待ち構えているのですから、
ごめん・なはり線の駅巡りが楽しくないはずはありませんよね。
さてさて、立田駅にはもうひとつ、
とっておきのスポットがあるのですよ。
そらこちゃんの後ろにソレがあるのですが…
三本の角?が立ってる建物が見えますでしょうか?
こちらは立田駅の公衆便所ですがユニークなのはその形状、
なぜか屋根に角?触角?のような突起物が立ってますの。
そこで裏手側に周ってみると…
顔がある!?
思わずビックリしちゃいましたが、
こちらはそらこちゃんのトイレだそう。
屋根の3本角は飛行機のプロペラを見立てたモノらしいです。
でもこちら(トイレ)の「そらこちゃん」は
やなせ先生デザインの「たてだ そらこちゃん」とは似ても似つかず。
著作権保護のため?
似てない理由はわかりませんでしたが、
一層のこと名前を変えて
別キャラクターに仕立ててもよかったと思うのですけど。
どうみても女の子には見えませんし。
…以上、起点の御坊駅から2駅目にある立田駅の訪問記でした。
旧駅跡が見れなかったのは残念でしたけど、
「そらこちゃんのトイレ」が見れたから大満足です。
駅便(駅の便所)ファンで本当によかった!
↑(後免駅方面)
立田駅(平成27年10月7日)
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