City That Never Sleeps

父親も警官のジョニーは、警官の仕事が嫌になり、ダンサーと一緒に町を出ていこうと考えていた。
だが殺人事件が発生し、さらに父親も殺された。ジョニーは自分の責任に向き合うことになった。


映画関連目次(闇雲映画館)

製作年:1953,監督:John H. Auer,脚本:Steve Fisher


■ はじめに

登場人物(キャスト)
 ジョニー・ケリー(ギグ・ヤング) 警官
 キャシー・ケリー(ポーラ・レイモンド) 妻
 ジョン・ケリー(オットー・ヒューレット) 警官、ジョニーの父

 サリー・コナーズ(マラ・パワーズ) ダンサー
 ペンロッド・ビデル(エドワード・アーノルド) 弁護士
 リディア・ビデル(マリー・ウィンザー) 妻
 ヘイス・ステュアート(ウィリアム・タルマン)

「眠らない町/City That Never Sleeps」とはありがちな題名。
 


■ あらすじ

◆ ジョニーは警官だが、仕事に嫌気

ジョニー・ケリーはシカゴの警官で、妻のキャシーがいる。父親のジョンも警官である。

父親は永年勤続の優秀な警官であり、また義母との関係がよくない。そのようなことに嫌気がさして、警官を辞めて、ダンサーのサリーとどこかに行きたいというようなことを考えている。

◆ ビデルの悪事

その話が具体的になり、町を離れようとした。サリーと列車の切符を買った。

だが弁護士のペンロッド・ビデルは「チンピラのヘイス・ステュアートをインディアナ州に連れていけば、5000ドル」という話をもってきた。

ビデルは昔は悪事をしていた。その時の手下がステュアートである。ビデルは自分の悪事の証拠隠滅を図ろうとしているのだった。

◆ ビデルは殺された

このような話でジョニーはステュアートを捕らえようとしたが失敗した。

逆にステュアートはビデルの魂胆を知って、ビデルの妻のリディアと一緒にビデルを脅したが、失敗したので、ビデルを殺害した。

◆ ジョンも殺された

ステュアートはジョニーに殺人のニセの犯人を逮捕させようとする。その件でサリーが働いている酒場に来た。

ちょうど酒場に来ていたジョンはリディアの口から殺人のことを聞いてステュアートを捕らえようとしたが、逆にステュアートに射殺されてしまった。

さらにステュアートは裏切ったリディアも殺した。

◆ ジョンはステュアートを追った

事件を知ったジョニーが駆けつけて、逃亡したステュアートを追いかけた。

ジョニーは彼を鉄道の高架に追い詰めた。激しい格闘の末にステュアートを倒した。

◆ 警官としての自覚

この事件でジョニーは警官として市民のために働こうと決心した。

サリーと一緒に行く予定だった切符を破り捨てて、帰宅するとキャシーに暖かく迎えられた。
 


■ 出演作

◆ ウィリアム・タルマン
(1955)怪しい経営者/Eddie's Place
(1953)ヒッチ・ハイカー/THE HITCH-HIKER
(1955)二挺拳銃の女/Two-Gun Lady

マラ・パワーズ
(1950)レイプのトラウマ/Outrage
(1955)怒りの夜明け/Rage at Dawn

マリー・ウィンザー
(1948)悪の力/苦い報酬/Force of Evil
(1956)現金に体を張れ/The Killing
(1952)その女を殺せ/THE NARROW MARGIN
(1949)地獄の銃火/Hell Fire
(1953)月のキャットウーマン/Cat-Women of the Moonton
(1956)女囚大脱走/SWAMP WOMEN
(1952)マンモスの逆襲/The Jungle
(1952)アウトローの女・女強盗団の酒場/Outlaw Women
(1950)贋札造りのリル/Dakota Lil
(1963)火星からの侵略/The Day Mars Invaded Earth
(1955)女性美術商殺人事件/No man's woman
(1957)リゾート連続殺人事件/The Girl In Black Stockings
(1955)二挺拳銃の女/Two-Gun Lady
(1954)ハワイ犯罪地図/Hell's Half Acre
(1950)フレンチー:殺された父親の仇/FRENCHIE
(1950)石油採掘権と遺言書と殺人事件/Double Deal
(1949)バシュフル盆地のブロンド美人/The Beautiful Blonde from Bashful Bend