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キム・ベイシンガー出演映画で毒蛇が出てくるもの。
「消えたセクシーショット」は「毒蛇を武器にして戦うという」実に珍しい映画である。「永遠のアフリカ」は実話。
■ (1987)消えたセクシーショット/Nadine
美容師のナディーン・ハイタワー(キム・ベイシンガー)は夫のヴァーノン(ジェフ・ブリッジス)と喧嘩して別居中。
ナディーンは写真屋の「プレイボウイ誌に載せてやる」との言葉でヌード写真を撮影した。
だが「やっぱりヌードはイヤ」ということで写真屋に行ったところ写真屋が殺されていた。
当地のギャングがまだ非公開の高速道路の建設情報をもっており、これで大儲けしようとしている。だが、その情報が手違いで写真屋に渡ってしまった。
ナディーンは再度ヴァーノンを誘って写真屋に行く。自分の名前が書かれたファイルを持ち出したが、戻って確認すると、中身は例の高速道路の図面。
結果、二人はギャングに付け狙われる。
二人はギャングの事務所に連れてこられる。だがヴァーノンは、その場にあった毒蛇が入った箱を掴んでギャングを脅して、二人は脱出した。
その後もギャングと二人の対決が延々と続く。
最後は巨大な廃材置き場での戦いとなる。
ヴァーノンが拳銃を突き付けられて終わりかと思われたが、横からナディーンが拳銃を持って現れた。
■ (2000)永遠のアフリカ/I Dreamed of Africa
本作はイタリア人女性クーキー・ギャルマンの著書を映画化したものである。キム・ベイシンガーよりも十歳くらい年上。
クーキー(キム・ベイシンガー)は結婚してエマという長男が生まれたが離婚。その後、パウロ・ギャルマン(ヴァンサン・ペレーズ)と再婚した。
三人は牧場経営するためにケニアに行く。母親のフランカ(エヴァ・マリー・セイント)は反対するが、それでも出発する。
原著では牧場経営の苦労が多く語られているが、映画ではそのあたりは省略されている。それゆえに「自然保護のためにアフリカに」というような誤解されたレヴューがアップされている。
雄大な自然、野生動物などがクーキーの心をとらえたが、過酷な自然との戦いも待っていた。
パウロは人間としては良いのだが、いい加減な面もあって、牧場経営をマジメにやらない。それでクーキーはパウロに怒りをぶつける。
パウロが密猟者に襲われる事件が発生する。その後にパウロは交通事故で死亡する。
その時クーキーは妊娠しており、そのほど女児が誕生する。
さて息子のエマ。エマは現地の子供と仲良くなり楽しそうである。そして蛇を飼う。
だがエマは毒蛇も飼ってしまう。クーキーは注意するが、エマは秘密裏に飼い続ける。
エマは寄宿学校に行ってまた帰ってくる。そして大学の入学試験に合格する。
だが、その後に飼っていた毒蛇に咬まれて死亡する。
その後もクーキーはケニアに留まって牧場経営を続ける。
■ 出演作
◆ キム・ベイシンガー
(1978)ケイティ/Katie: Portrait of a Centerfold
(1981)解剖室殺人事件/KillJoy/Who Murdered Joy Morgan
(1982)大金塊/Mother Lode
(1984)ナチュラル/The Natural
(1986)ノーマーシィ/非情の愛/No Mercy
(1987)ブラインドデート/Blind Date
(1987)消えたセクシーショット/Nadine
(1988)花嫁はエイリアン/My Stepmother Is an Alien
(1989)バットマン/Batman
(1991)あなたに恋のリフレイン/The Marrying Man/Too hot to handle
(1992)愛という名の疑惑/Final Analysis
(1992)クールワールド/Cool World
(1993)ブロンディー/女銀行強盗/The Real McCoy
(1994)ゲッタウェイ/The Getway
(1994)プレタポルテ/Ready to Wear/Pret-a-Porter
(2000)永遠のアフリカ/I Dreamed of Africa
(2000)ブレス・ザ・チャイルド/Bless the Child
(2004)トラブル IN ベガス/Elvis Has Left the Building
(2004)セルラー/Cellular
(2006)マーメイドの祈り/The Mermaid Chair
(2006)ザ・ゲーム/Even Money
(2013)リベンジ・マッチ/Grudge Match
