「メカに強い」の定義が若干あいまいだが、それは許す。解答は以下の通り。

  • ブロンディ/女銀行強盗
  • トラブルINベガス
  • セルラー

◆ ブロンディ/女銀行強盗

金庫破りのプロのカレン・マッコイ(キム姐さん)が六年の刑務所生活から仮出所する。「もう悪いことは絶対しない」と誓ってはいるが、昔の悪い仲間が九歳の息子のパトリックを誘拐して、銀行強盗を強要される。

カレンのスタイルは、拳銃を持って押し入って脅し取るものではなく、夜間に忍び込んで金庫を破るものである。したがって拳銃は使用しない。

もう強盗はやりたくないのでパトリックを救出しようとする。いったんは成功するが、使っていた車が卑怯夫のボロ車だったので、敵に捕まって失敗する。それでしかたなく一味に加わる。

それでカレンは、銀行に偵察に行って調査をしたうえで、セキュリティを突破し金庫を開けるためのデバイスを設計・製作する。

相手役はヴァル・キルマー。
 


◆ トラブルINベガス

ハーモニー・ジョーンズ(キム姐さん)は化粧品のセールスレディ。母親が自動車整備をしていて、その姿を見て育った。そこにエルヴィス・プレスリーが来たことがあり、エルヴィスの車に乗せてもらってドライヴした。そのことを今でも思い出す。悩み事があったりすると、心の中のエルヴィスに相談する。

さて仕事でラスヴェガスに向かう。するとエルヴィスの衣装を着た男性に何度も出くわす。そして彼らが次々と死亡する。ハーモニーに責任はないが、すぐそばで死ぬので逃げ出す。

ある男性(ジョン・コーベット)から声をかけられ、ハーモニーも好きになるが、その男性がエルヴィスの衣装を(着ないで)持っているのを発見して逃げ出す。男性はハーモニーがなぜ逃げだすのか分からないので追いかける。

さてハーモニーは母親の関係で車のことはよく分かる。ハーモニーがタイヤを交換していると、上記の男性が近づいてきてタイヤの交換を代ろうとする。本当は手伝ってもらう必要はないのだが、代わりに作業をしてもらう。

もう一人、エルヴィスの衣装を着た男性の車がエンストしている。その男性の車の修理をしてあげる。注、しかしこの男性も死亡する。

注、ジョン・コーベットは、「あの日、欲望の大地」では、ジーナ(キム姐さん)の娘のシルヴィア(シャーリーズ・セロン)の相手役。
 


◆ セルラー

ジェシカ・マーティン(キム姐さん)は理科教師。夫が麻薬関連の事件現場を目撃してヴィデオで撮影したので組織に狙われている。

ジェシカは子供を学校に送り出した後に、自宅に乱入した組織の人間に誘拐され監禁される。

ある屋敷の屋根裏部屋に閉じ込められる。その部屋には電話機があったが叩き壊された。

しかしジェシカは壊れた電話機を修理して、なんとか外に電話をかける。たまたま電話を受けた若者(クリス・エヴァンス)が、最初は半信半疑ながらも大活躍してジェシカを助け出す。
 


キム・ベイシンガー
(1978)ケイティ/Katie: Portrait of a Centerfold
(1981)解剖室殺人事件/KillJoy/Who Murdered Joy Morgan
(1982)大金塊/Mother Lode
(1984)ナチュラル/The Natural
(1986)ノーマーシィ/非情の愛/No Mercy
(1987)ブラインドデート/Blind Date
(1987)消えたセクシーショット/Nadine
(1988)花嫁はエイリアン/My Stepmother Is an Alien
(1989)バットマン/Batman
(1991)あなたに恋のリフレイン/The Marrying Man/Too hot to handle
(1992)愛という名の疑惑/Final Analysis
(1992)クールワールド/Cool World
(1993)ブロンディー/女銀行強盗/The Real McCoy
(1994)ゲッタウェイ/The Getway
(1994)プレタポルテ/Ready to Wear/Pret-a-Porter
(2000)永遠のアフリカ/I Dreamed of Africa
(2000)ブレス・ザ・チャイルド/Bless the Child
(2004)トラブル IN ベガス/Elvis Has Left the Building
(2004)セルラー/Cellular
(2006)マーメイドの祈り/The Mermaid Chair
(2006)ザ・ゲーム/Even Money
(2013)リベンジ・マッチ/Grudge Match


ブロンディ

トラブルinベガス

セルラー