前回の続きからです…
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
↓↓↓
大学に復学出来なかった息子…
ただし、息子の場合は事故に遭ってしまったことによる身体的影響から復学出来なかったため、
大学と奨学金を出して下さったアメリカ政府から、
全米中どこの大学でも好きな大学へ編入して良い、
その大学の授業料、テキスト代などかかる費用は今まで通りアメリカ政府から奨学金を出す
というお話しを頂きました
それならハーバードに行ったら
と言った私に息子は、
うちに帰りたいから、うちから一番近い大学に行きたい
と言うのです
大学に戻っても、クラスで授業を受けるチャンスは一度もありませんでした
同級生達とは別行動で一人でトレーニングを積んだり、授業で使う備品の手入れなどをリハビリがてら続けていた息子は、
精神的に大学に戻ってからもずっと辛い日々が続いていたようで、とにかく自宅に帰りたいと…
私もそれなら息子が自宅から一番近い大学に通いたいと言うのなら、それが良いと思いました
自宅から一番近い大学に編入した息子が大学を卒業したのは実に3年前
でも長い人生のうちのたった4年です、私たち家族も息子本人も、その間に学んだこともあり、この辛かった経験がきっと何かの役に立つ時があると思っています
息子は元々通っていた大学に復学出来なかった時点で、子供のころからの夢だった仕事を諦めざるを得なくなりました
自宅近くの大学に移ってから、別の目標を見つけ、チャレンジしようとしましたが、事故の時の怪我の影響でその夢も絶たれました
心無い人に、
君は大事故に遭っているから、一生まともな仕事にはつけない
と言われ、傷ついた事もあったようです
それでも再度目標を定め、努力をし
やっと遠回りして遠回りして、今ではアメリカ政府の仕事に就いています
私は、そんな息子を誇りに思っています、と同時に、あの事故のときに沢山の方々に支えていただいたからこそ、今の息子があると思っています
息子が事故に遭った際の、このブログシリーズは今回で一区切りとさせて頂きたいと思いますが、
今後の私のブログ内で、またたまにお話しさせて頂くことがあるかもしれません
今まで、大変沢山の方々に息子が事故に遭った際のブログシリーズを読んでいただき、沢山のコメント、メッセージ、いいねを頂戴しました
本当にありがとうございました
Have good night 🌙