息子の事故のブログの件では、
沢山の皆様からいいねやメッセージ、コメントを頂戴し、本当に感謝しています
 
何故、ブログに息子の事故のことをアップしたかを含め、色々なことを①〜⑥までの過去のブログに書いてありますので、
 
今日もいきなり⑥の続きから書かせて頂きます
 
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息子は事故で入院してからずっと高熱を出していました
 
クーラーがガンガンかけられ、巨大な扇風機までICUの病室に運び込まれ、
 
付き添っている私たちは、夏なのに寒くて長袖のシャツに、カーディガンやジャケットを着ていました
 
息子は意識がなくても、汗を沢山かいていて、
それを娘と2人で代わる代わるに拭いてあげました
 
 
拭いてもまたすぐに汗をかいてしまうのですが、
生きていなかったら、汗もかけません
 
娘からしたら、弟にあたる息子
 
本当に仲の良い姉と弟で、多分我がファミリーは、日本から誰一人知り合いのいない、文化も言葉も違うアメリカに、当初は日本に帰る予定なく引越したため、
 
家族で支え合い、助け合う
 
という意識が事故以前から強かったように思います
 
アメリカに越したばかりの頃は、庭にテントを張って、愛犬のステフィーと娘と息子で、一晩過ごしたり、サマーキャンプにも一緒に行ったりして、本当に姉弟はいつも一緒に遊んでいました
娘はいつも話しかけながら、意識のない息子の汗を拭いてあげていて、私は弟を亡くしているので、その娘の姿を見るのがなんとなく切なくて、可哀想な気持ちになったことを覚えています
 
娘がステフィーの餌をあげるために、一旦帰宅していたとき、
 
私は元夫と2人で病室にいました
 
数日前から、指がたまに動いたり、
頭を少し動かすようになっていたのですが、
 
これは意識が戻る兆候の場合と、意識は戻らないが、身体が勝手に動く場合があると言われいたので、指が動いた位でぬか喜びは出来ませんでしたが、
 
元夫が生死を彷徨う大事故に遭って、意識不明から意識が戻っていく過程でも
 
指が動いて、身体がほんの少し動いて
それから数日後に、意識が少しづつ戻っていったので、きっと良い兆候に違いない
 
と、勝手に思っていました
 
ところが、深妙な顔をしてナースがICUの病室に入ってきました
 
「ドクターが話しがあると言っています」
 
ナースに着いて行くと、別室には脳外科の担当のドクターや、整形外科のドクターがいました
 
息子の怪我は全身に及んでいたので、各怪我の部位ごとに担当ドクターがいたのです
 
そこで告げられたのは、
息子さんはこのままいつ意識が戻るかわからない状態です、戻らない可能性もある…
 
自発呼吸が難しく、喉を気管切開しチューブを喉につけて、直接空気を送り込みたいと思います
 
喉を切開するので、書類にサインしてください
 
あまりに機械的に言われ、私には悲しみと怒りの感情が湧き、
次の瞬間、今まで突然の息子の大事故を受け入れ自分なりに頑張って闘ってきた気持ちが弾け出したかのように、
 
ドクターに、医者としてそんな説明の仕方や同意の求め方をするなんて、あなたは感情がないロボットなんですか
 
もっと丁寧にこういう過程で、こうだからと、家族が理解出来るように、説明する気はないんですか
 
と、言いました
 
だって意識が戻らない可能性というなら、戻る可能性は何パーセントかあるんじゃないか
 
それに気管切開って
まるで、息子が植物状態になるから必要
 
と、言われているような気持ちになり
 
そこからはきちんと説明すらしてくれなかったドクターと喧嘩に
 
詳細はまた次回、
 
to be continue…
 
 
 
 
 
それでは皆さま、
Have a nice day