息子がアメリカで大事故に遭った事を、ブログに少しだけ書いたら、アメブロのニュースに取り上げて頂きました
以前にも少しだけ書いた事はあったのですが、詳しく書いた事はありませんでした、あまり楽しい話しでないので
ただ、あれだけの事故に遭い、人生が一転してしまった息子が、３年前には結婚も出来、近々父親になります
だから皆さまにも日常を普通に送れる事は当たり前じゃなくて、平凡な毎日を過ごせる事は本当に有難いので、大切に気をつけて日々を過ごして下さいね
というメッセージとして、事故の事を書かせて頂こうと思いました
さて、では昨日の続きです
不思議ですね、くだらない事はどんどん忘れるのに、元夫が大事故で死にそうになった時の事や、息子の事故の事も、全て鮮明に憶えているのですから…
あの日、いくら待っても帰って来なかった息子、
もしかしたら、気が変わってネイトのうちに泊まる事にしたのかしら
でもそれなら必ず私に電話をしてくるはず
どうしたんだろうと、思っていた頃、突然玄関の呼び鈴が鳴りました
と、思っていた頃、突然玄関の呼び鈴が鳴りましたもうそのピンポーンという音が鳴った瞬間に、息子が事故に遭ったと直ぐにわかりました
というのは、アメリカの我が家は、ゲートコミュニティと言われる一戸建ての家が敷地内に立ち並び、その敷地と公道の境は、一面壁で敷地を取り囲まれ、敷地入り口は大きな門と、守衛さんが２４時間いる守衛室があり、居住者以外は勝手に敷地内に入って来ることが出来ないのです
守衛さんに事情を話して、門を開けてもらい、居住者が知らない間に入って来れるのは、警察と消防だけです
それ以外のゲストは、私たち居住者があらかじめゲートに電話をしてた伝えておくか、ゲートから連絡がきて、居住者がOKを出したときのみ、ゲートが開くシステムになっています
深夜に同じ敷地内に住む近所の人が訪ねてくる訳はないので、警察がきた
しかも息子は自分で私に連絡出来ないほどの、きっと大事故に遭ってしまったんだ
しかも息子は自分で私に連絡出来ないほどの、きっと大事故に遭ってしまったんだと、呼び鈴を聞いただけで直ぐにわかってしまった訳です
その日は、娘の大学卒業試験の前日でした
娘は２階の自分の部屋で試験勉強をしていました
呼び鈴が鳴って、ドアを開けたら警官が立っているんだ
と、思いながらドアを開けたことを覚えています
案の定、私が思った通りの人が立っていました
彼は、自分の身分を名乗り私に◯◯君のお母さんですか
と、訪ねました
その頃には、深夜に誰かが訪ねてくるという異変を察した娘が玄関に来て、私の隣に立っていました
警官は、息子が事故に遭って大学病院に運ばれたこと、
怪我の状態はわからない、自分は家族にこの事実を伝えるようにだけ言われてやって来た
病院の電話番号はこれです、とメモを渡してくれ
それだけを告げて帰って行きました
ドアを閉めた瞬間、私は
「パパを起こして早く伝えて
」
」と、言って娘を見たら娘は既に２階に上がる階段の途中にいました、私が言う前からそのつもりで２階に向かおうとしていたのです
当時、我が家ではゴールデンレトリバーのステフィーを飼っていました
私はというと、明日までは間違いなく家に帰って来れなくなると思い、ステフィーを庭に出し、おトイレに行かせました
そんな事をしていた数分の間に、元夫は既に着替えて出かける支度をして１階に降りて来ました
早ッとビックリしたのを覚えています
とビックリしたのを覚えています当時は民間航空会社のパイロットをしていた彼ですが、元々はアメリカ空軍でパイロットをしていました
危機管理のトレーニングをずっと受けていて、後年は指導者までしていたので、こういうエマージェンシーになると別人のように機敏な行動をする人でした
私がステフィーを家に入れ、ガレージに行くと彼も娘も既に車の中にいました
警官が帰って５分もしないうちに、深夜なのに支度をして病院に向かっていたと思います
この間に皆んなで特に会話もなかったので、各自が直ぐに自分は何をすれば良いかわかっていたのには、いま思い返しても我が家のチームワークはなかなかのものだったと思います
私の車で私が運転して大学病院まで行きました
理由は、夫の車は２人しか乗れない、娘の車はBluetoothがついていなくて、運転しながら病院に電話をかけられなかったからです
彼は自分の携帯で、娘も自分の携帯で、
私は運転しながらBluetoothを使い自分の携帯で家から大学病院まで向かう３０分間、ずっと電話をかけ続けましたが、全く誰も出なくて結局状況がわからないまま、病院に着きました
この続きはまた改めて…
TGIF
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