ルリさんのがっつり占いの公開のつづきです!
【関連記事】
・その4 ヨッドと大きな段取り
【出生図】
MyAstroChart にてホロスコープ作成
ブログ公開用の私からのコメントは赤い字で書きます。
--- つづき ここから ---
・ブーメランヨッド
ヨッドの頂点の反対にも星があるヨッドを「ブーメラン」「ブーメランヨッド」と呼んだりもします。
これですね。
ここまでの話を踏まえてヨッドを見てみますと…
世のため人のためというのをかなりストイックにやりたい様子で(ドラゴンテイル•土星)
それがどういうありようなのかを「世のため人のため」だけではない「自分のため」「私がこうしたいからやるんじゃいっ」のような
ある種の(いい意味の)ワガママさを受け入れたところで ヨッドの頂点が示すものに気づけるようになる。(反対のドラゴンヘッド)
ブーメランではないヨッドですと、「ヨッドの頂点 と その150度のところにある2星」というふうですね。
150度の位置にあるというのは、星座で考えると
クオリティ(活動宮•固着宮(不動宮)•柔軟宮)も違うタイプになりますし、
エレメント(火の星座•地の星座•風の星座•水の星座)も違うタイプになります。
違う星座どうしでも何かしら似ているところ、共通するところがあれば、「その共通点を取っかかりに違う星座のことを知っていく」ということがやりやすくなるのですが、
150度の位置にある星座や星というのは その取っかかりがなくて気づくことが難しいのですな。
中学校の数学で習う「ねじれの位置」のように、交わらないし 平行でもないような関係。
(画像はベネッセ 教育情報サイト 中学数学 【空間図形】 ねじれの位置とは?より。)
なので、ブーメランではないヨッドですと、ヨッドの頂点の星のテーマは「神の指が示すもの」でありながら 気づくことが難しかったりします。
なので、ブーメランではないヨッドですと、ヨッドの頂点の星のテーマは「神の指が示すもの」でありながら 気づくことが難しかったりします。
その生き方を見つけられれば「これだ!これしかない!」のようにハマるけれど、見つけられないでいるうちは「これじゃない」のモヤモヤした感じになりやすいので、
見つけるまでの期間はなかなかしんどいとも言われていたりします。
(かなりしんどいアスペクトとして紹介されていることも多いようです)
ところがどっこい。
頂点の反対に天体があって「ブーメラン」の形になっていると、気づきにくいはずの頂点のテーマに対して180度です。
180度は、真っ向から向かい合っているイメージの角度ですね。
たとえばドラゴンヘッドの反対はドラゴンテイルです。
「慣れ親しんだドラゴンテイルの反対のことにも取り組んでみましょう」と言われれば、なんか分かりやすいのです。
そんなふうに、頂点とは180度のところにある天体経由で 頂点のテーマに気づきやすくなるというのがブーメランヨッドの特徴なのですね。
出生図にブーメランの形がなくても、ブーメランところに星を持つ誰かと出会うことで 自分のヨッドの頂点のテーマに気づくなんていうこともあるようです。
ただ、この説明はネットで調べて見つけられたものなので 進化占星術特有のヨッドの説明のしかたがあるのかどうかはまだ分かりません。
今まで遠慮したり なかなか気づけないでいた自分のワガママに思えるようなことも、やってみたら意外と他の人から「ああ!そういうのいいよね!こちらまで励まされちゃった!(笑)」と喜ばれるようなことかもしれません。
先にお伝えした心•感情面のほかにも、他者のことを優先するあまり過労気味だったり、
「大切にしたいみんな」の中に自分が含まれていないような状態だった可能性も考えられます。
自分のこともみんなのことも、現実的なことも精神的なことも会得して、その上で みんなのためののことや 広い世界に関することをしようとしているようです。(ヨッドの頂点 土星)
■ 大きな段取り
ここまでのところをまとめると、自分を含めてみんなを大事にできる仕事をしたい。
そのために、他者だけではなく自分のことも大切にしたい。
そしてドライな「大事にする」だけではなくてハートの面でも「大事にする」ができるようになりたい。
そのために、喜怒哀楽などの感情の面も強化したい。
こういった段取りのようなものがあるのが分かります。
ルリさんの出生図には冥王星のアスペクトが多く、生まれる前に計画してきた魂イベントが盛りだくさんです。
進化占星術では冥王星を「魂そのもの」と見るので、冥王星とのアスペクトが多いと「魂の計画が細やか!」のような感じになります。
ルリさんの冥王星♇は 太陽〜海王星まで 星占いの主要な天体全部とのアスペクトもあるし、ドラゴンヘッドやドラゴンテイル、小惑星キロンとのアスペクトもあります。
このホロスコープ作成サイトで分かるアスペクトの範囲では、それはもう多い!すごい!!
反対に出生図の冥王星のアスペクトが少ないと、あんまり詳しく計画しているわけではないので
「魂さんは人生をぶらり旅のように楽しもうとしている」のような感じになります。
「生きていることがそのまま使命だ」と言う人もいるし
「これ!という使命を生きるんや!」と言う人もいて
どっちも本当のことな感じがして長年不思議だったのですが、こういうところからもその感じ方の違いが生まれているのですね。
「今生はぶらり旅の人生にします。生まれてからそのときそのときで考えるわ〜」という人もいますが、
ルリさんは 練りに練ったプランの人生を歩んでいるようです。
たくさんの見どころスポットを盛り込んだツアーの旅行のようなイメージです、
ルリさんの人生に起こる諸々の出来事は、「魂の成長のため=この段取りを進めるため」と考えて差し支えないです。
さらにさらに霊性がレベルアップすると、この出生図だけでは読めない段階に突入していったりもしますが、ひとまずはこんな具合です。
多くの人の場合ですと、ドラゴンヘッドを受け入れていくはじまりは1回目のサターリターンのタイミングになりやすいです。
(魂の成熟度が高いとより早い年齢になることもあります。)
でも、ルリさんのようにドラゴンテイルにやり残したことがある配置があると、部分的に“ドラゴンヘッド化”をしつつも どうもそのドラゴンヘッドに本領発揮感がないような感じになります。
ドラゴンテイルをやり切ってこそドラゴンヘッドにモリモリ取り組めるようになる というところがありますので、ドラゴンテイルのやり残しのテーマにも長い期間をかけて取り組むことになる可能性が高いです。
この場合、まさにまさに2度目のサターリターンが大切なタイミングとなります。
この大切なタイミングに占いを頼んでいただけたこと、本当に本当にありがたく思います。
--- ひとまずここまで ---
そうそう!
2度目のサターンリターンを控えたタイミングでのお申し込みだったのでした。
サターンリターンがもうすぐで 土星が重要っぽい雰囲気がモリモリの出生図。
これは気になる…!
次はサターンリターンの話題に入っていきます。
つづく。
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KindleUnlimitedにも入っているよ。
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