土星と 地球ライフを形作る価値観




公開中の占いの話で 占いの知識としておもしろい話が登場したので、ここにまとめておきます。



■ 土星と地球ライフ

土星は、「制限」「厳しい」などと言われて怖い星のようなイメージもありますが、もっと知ると「価値観」「世界観」の星でもあります。 


スピリチュアルなことを勉強すると、宇宙の記憶を持つ魂の方々が
「地球に暮らすのがしんどい」
「地球の重力がしんどい。波動が重たい」
「地球の価値観やルールがしんどい」
「宇宙に帰りたい」
と嘆いているのを見つけたりしますが、

この地球の世界観や価値観、
いわゆる「地球の枠」「物質世界としての地球」のようなものを担っているのが土星です。

(なお、土星より遠い天王星や海王星や冥王星は、「地球の枠」よりも外の世界とつながる星たちです。)

これは、まだ公開できていないジェフリーさんの翻訳の話と  松村潔先生の動画や『ヘリオセントリック占星術』を見て得た知識の合わせ技みたいな話です。

…なんていうと余計に土星がイヤな星に感じられそうですが、
私たちの地球ライフを形成する 土星にまつわる価値観や世界観というのは、けっこう変わっていくものです。



勉強をして知らなかったことを知ったり
これまでの自分では到底信じられないないようや体験をしたり
誰かと出会ってその生き様に触れたりすることで、世界がまるで違うものに見えるようになった！という経験をしたりもしますが、

これは土星にまつわる地球の枠が一度壊れて 新しい枠を得たということです。



 「地球の枠」「なにに価値があると見なすか」は、壊れては築かれ 壊れては築かれ、何度も再構築されていくものです。 

蟹座のカニが脱皮を繰り返しながら 心地よくいられる世界を広げていくのと同じことです。



■ 出生図での土星の逆行

逆行の土星は、人から与えられた世界観や価値観を拒みます。

既存の社会から与えられる「こんなふうに生きるべし」も拒みます。

「それは私が決めるからみなさん口を出すなよ」なのです。

(ジェフリーさんの進化占星術での解釈)


お届けした占いからの抜粋は以上でありますっ



それで、天王星や海王星や冥王星など 土星よりも外側の星は、地球的(物質的)価値観の外なのですな。


土星のひとつ外側の天王星は　土星の地球的(物質的)価値観よりもちょっと外側なので「土星までの狭い世界で当たり前とされている考え方をぶっ壊して再構築してやるぜ」みたいな感じ。

海王星は…
資料を見ないと分からないので割愛(^_^;)

冥王星は、さらにさらに外側で 今のところ「太陽系の端っこ」のような扱いなので
さらなる外界との扉のようだったり 外界とこの世界を繋ぐ感じだったりする。



ちょうどライオンズゲートの話題で盛り上がるシーズンなんだけど、ライオンズゲートってハイカラな言い方で、たしか日本的には「地獄の釜の蓋」とも呼ばれていたのだよね(笑)
なにかを勉強してたときに出てきた。

だから、この時期はあの世(物質的な世界観に囚われない世界。外界)との通路が開くから ご先祖さまがやって来やすくなって、
お盆はお墓参りをしたり ご先祖さまの霊(？)が乗ってこられるように精霊馬をこしらえたりする。

つまり、この世的価値観や世界観に囚われない感覚を得るのにいい時期だよねってことね。

あの世(外界)からの伝言というか、インスピレーションとかを得やすいはず。


たしかこのゲートとやらは、
土星由来の世界の端っこじゃなくて
冥王星由来の世界の端っこだったはず。

なので、
おそらくそういう伝言？エネルギー？インスピレーション？は、私たちの思い描けるよりもずっと外から来る。はず。

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しかしですよ。

我々が「この世」として感じるものが 地球的•物質的な世界よりも広くなったら、
土星は「物質的価値観」の象徴ではあっても 「この世」の象徴ではなくなるわけです。

私たちが「この世」「私たちの住む世界」と感じるものが もっとでっかくなるわけだからね。


土星はかつて、天王星や海王星や冥王星が見つかる前は、太陽系の端っこの星でした。

だから、星占いで土星以内の星たちを大事に大事に読んで 土星よりも遠い星たちに全く注目しないなら、
土星を「この世界の端っこ」「この世界の限界」のように今でも感じることができる。


つまり
土星以内の範囲の星だけに注目することで
物質的な世界に留まる意識の占いができるぜ！
というわけです。


地球ライフ(肉体を持った人としての暮らし)を楽しみたい人は
土星以内の範囲の星たちをじっくり読めばいいし
あと、地球を中心にしたホロスコープのジオセントリックを活用すればいいし

地球ライフ(肉体)だけに留まらない 大きなライフを楽しみたい人は
土星よりも遠い星たちもよく読めばいいし
それから太陽を中心にしたヘリオセントリック占星術もやってみたらいいし

肉体も魂も楽しみたい人は
どっちも見ればいいよね
ということだね。

私はどっちもがいいです(笑)



やっと言葉にできるくらいに落ち着いた…
これ、私には本当に衝撃で 頭の中でまとまらなくて、なかなか話せずにいたのだよ。


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ということは、
冥王星は かつての土星のような立場なわけだね。

今は冥王星が「さらに外の世界との間の扉」のように見られているけれど、
私たちはそのうち冥王星もズッポリと内側に取り込んで「冥王星までの世界って狭い世界だよね」と感じることもできるようになるわけだ。

何百年、何千年後になるかは分からないけど。

転生してそのときを生きる人がいたら、思い出してもらえたらうれしいです(笑)