久しぶりの怒り
ものすごい嫌なことが起こった週末の夜、母が訪ねてきた。知らないおばちゃん連れて。その人は母の知り合いらしく、2,3回話は聞いてたけど、会ったこともなかったし、顔も知らなかった。日中に母から電話があって、折り返しかけたけど繋がらなくて、そのあともすれ違いで連絡とれてなかった。それでいきなり訪ねてきた感じになった。しかも、そのばばあおばちゃんは初対面なのに、私じゃなくて主人と話がしたいと。こんな遅い時間に訪ねてきて、自分達の話をいきなり押しつけてきて。母にもそのおばちゃんにもは？って思った。私の顔は、終始ひきつっていた。ずーっと「は？」って顔してたと思う。結局私が話を聞いて、「私から旦那に伝えますので。」といって取り合わなかった。イライラして、その人が話している内容も全く耳に入ってこなかった。用件だけ伝えて5分程で帰っていったけど、(私が早く帰れよって顔してたから。)ものすごい嫌だった。ものすごいストレスだった。プライベートに土足で踏み込まれた感じがして、怒りで震えた。その直後、腹痛が襲ってきた。痛みはだんだん強くなり、立てなくなった。ソファに横になって一歩も動けなかった。お腹もかなり張ってしまった。こんなに張ったのは初めてだった。一人目の妊娠のときもここまで張ったことなかったのに。子宮が石のように固くなり、そのまま飛び出てしまうんじゃないかと恐怖に怯えた。赤ちゃんにも苦しい思いをさせてしまった。お腹がぐるぐるして、トイレに行きたかったけど、動けなかった。急に立って倒れたりしたらそれこそ大変だ。一人目の妊娠の時に、トイレで倒れたことが頭をよぎった。あの時は顔を切って流血した。妊婦だったから大事をとって救急車を呼んでもらって病院に行った。幸い赤ちゃんは無事だったからよかったけど…。またそんなことになったら…。よし。お腹がぐるぐるなった時に使っている座薬、それを主人にいれてもらおう。私はソファに横になったまま、主人に座薬を入れて欲しいと頼んだ。灯りが煌々とついているリビングで座薬をいれてもらう……ものすごく恥ずかしかったけど、″倒れて私と赤ちゃんがどうにかなるよりマシ。″そう自分に言い聞かせて。座薬を入れてもらったら、少し気持ちも落ち着いてきて、四つん這いでトイレまで行った。トイレでも主人に支えてもらって。お腹のぐるぐるも治まった。ーーーーー「人がいきなり訪ねてくる」「一方的に何か言われる」「価値観を押し付けられる」こういうことが、自分にとってこんなにもストレスになるんだと改めて知った。妊婦だから敏感になってる部分もあるかもだけれど。私は、自分のテリトリーにずかずかと入ってこられることがものすごく嫌なんだ。それが例え身内でも。「ストレスから体調が崩れる」これほど顕著に現れたことも初めてだった。私が繊細すぎるのかもしれない。でも、【親しき仲にも礼儀あり】私はこれを大事にしていきたいと強く思った。書いたら少し落ち着きてきました…。母には電話か会うかして、ものすごく嫌だったということを伝えようと思ってます。
