天気の子観てきました!
 














予告を見てズキュンときて、
絶対行きたいと思ってた映画。






観に行く前から、
RADWIMPSの
「愛にできることはまだあるかい」
何回も聴いた。





高校生の時位からRADWIMPS好きで。
メロディはもちろん、歌詞がね。
すごく良いよね。


私、音楽聴いてても歌詞ってあんまり頭に入ってこなくて、歌詞検索かけて文字で見てやっと理解できるレベルなんだよね。



でも、RADWIMPSの曲は歌詞がすっと入ってくる。私への浸透圧高い。





前回の「君の名は。」すごくよかったし、
「天気の子」も新海誠監督✖RADWIMPSのタッグだし、これは観るっきゃないなって。








やっぱり、RADWIMPSの曲よかったなぁ。なんであんなにも映画の内容と曲がリンクできるんだろう。
映像と、曲のタイミングも、ピタッとはまってる。




音楽の上に、
ナレーションみたいな、心の声みたいな……
そういう会話じゃない言い回しが乗ってるのも好きだ。






主人公の帆高くんがね、
″なにも足さなくていいし、なにも引かなくていいから、このままでいさせて下さい。″ 
 (セリフはうろ覚え。確かこんなニュアンス。)


みたいな事を願うシーンがあってね。


この願いって、究極だなって思った。
未来のことを願うでもなく、
なにかして欲しいというわけでもなく、





「ただこのままでいたい。」







これって一見、現状維持で進展がないように思えるけど、
「今」というこの時をすごく大切に想っているなって。




何気ない日常がどれだけ幸せなことか。
普通に暮らせることがどれだけ有難いことか。









それが分かってる人の言葉
だと思った。
私も、その時その時を大切に過ごしたいと思ったよ。












映画の中では、
なんだかよく分からないけれど、
何回も涙が流れた。








映画の中に、
須賀さんって人が出てくるんだけど、
須賀さんも自分が知らない間に泣いてた。








「あなた、泣いてる。」
そう言われて、初めて自分が涙してることに気づく。























気づく前に、流れてた。








なんか、そういう涙。

























ちなみに、須賀さんはこの人。
















深層心理?潜在意識?
そういうものに響く映画、、なのかな。



忘れた頃に、
なにかハッと気付きがあるのかも。












あと、新海誠監督は
自分が描きたいものをとことん表現したのかなって思った。



もし私だったら(おこがましい)
「君の名は。」が大ヒットして、
そのあとの作品で、



歌舞伎町のリアルな姿とか、
「金」とか「性」とか、
なんかそういう人間の「欲」みたいな部分をストレートに描くなんて、ちょっと怖くてなかなか出来ない。










「風俗」とか「水商売」とか「銃」とか……
そんなワードがたくさん出てきたもんね。








 

「君の名は。」とは真逆の世界。




     









でもそういうのも含めて、
新海誠監督、いいなと思った。
表現するっていいなと思った。









もちろんそういう場面ばかりじゃないし、
それがメインでもないと思うんだけどね。
現実的な部分とファンタジーな部分が同時に描かれていた。




清らかな世界とみにくい世界。
確かに両方あるよね。
それが世界だよね。
って思ったよ。













この映画のメッセージはなんだったんだろう。




分かんないけど、




















何か大きくて漠然としたもの





そういうものよりも





身近にある大切なもの









ーそれを大切にしたいー










 
そんなメッセージをもらった気がする。





















私もきっと、世界平和よりも
主人や、子供や、家族。




自分の身近で大切な人たちの幸せの方を願ってしまう。
(ここに″自分″も入れてあげたいね。)









結婚する前は、自分が死んだ後の世界のことなんて考えたこともなかったけど、
結婚して子供が産まれてからは、





自分達が死んだあとも【子供や自分達の子孫】の為に、幸せな世界が続いて欲しいと思うようになった。






少なくとも自分の大切な人たちには幸せでいてほしい。









そう考えると、
個人の幸せを願うことは、
世界全体の幸せを願うことにも繋がっているのかな。



……多少なりとも。

 




  














そんなことを想いました。