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なかしん公式ブログ

~A型理系男子の取扱説明書~

こんばんは、なかしんです。

 

業務で行ったオートサロンですが、400Rバージョンアップのネタがあれば・・・と邪な気持ちを抱いたものの、淡い期待は完全に打ち砕かれました。

まずV37がこの1台だけでした。つーか自社製品(爆)

 

400Rはこれが唯一。って車じゃねぇ(笑)

欲しかったですが我慢しました。

400R現役なのに展示車ゼロとは。ちきしょー

 

元祖R33 400Rのほうが人気なのは認めます。

と思ったら、実車ありました。マジか?

ちきしょー 美しすぎる。。。

 

他にもR33は多数ありました。

松田選手のマイカー!?

 

V37 400Rと同じ匂いがする4ドアGT-R。

えっこれも松田選手のマイカー!?

松田選手、確かR33 400Rも持っていたような?どういうこっちゃ?ちきしょー羨ましすぎます。

 

R33に限らず第二世代GT-Rの展示車は多く、勢いが衰えていないのが驚異的です。四半世紀前ですよ!? 

 

以下、V37 400Rネタ探しの旅です。

泥沼から抜け出したブレーキですが、新作が無いか一通りチェックしたものの目ぼしい収穫は無しでした。ブレーキは400Rチューンで一番重要かつ最適解が難しいポイントだと思うので、最新トレンドのキャッチアップは不可欠です。

 

次。ものすごく気になっている富士エアロパフォーマンスセンターの出展がありました!沼津にある風洞試験機のスケールモデルです。マイカーで風洞試験できる時代になりました!いろいろ相談できたのが今年最大の収穫です。

↓この風洞です。

 

もしGTウイングをつけたら、角度違いで最適な揚抗比をこの風洞で検証したいなーと妄想しておりワクワクが止まりません。ウィングは未だ葛藤中です。。。

 

最後にVR30DETTチューニング最前線。

TRUSTがRZ34用フルタービンKIT開発中!

最高速仕様だそうです。

前置きインタークーラー!

ウェストゲート!

単体で300-400ps出るTD05H-18Gツイン。

さすがTRUST、おっさんの心理をわかってます。前置きIC、ウエストゲートは性能どうこうではなく、ロマンなんですよね。個人的には、ハイフローターボとフルタービンKITの間を埋める、お手軽なボルトオンターボKITを開発して欲しいところですが。

 

HKSがRZ34用ブローオフバルブ開発中!

プシャーって音出るそうです。

 

400Rは完全放置プレイなので、RZ34流用チューンに期待したいと思います。ちきしょー、400Rのほうが先に出たのに。。。

 

V37そんなにマイノリティーなんですかね。。。

C25やNV350はあるのにV37が無い。。。

ちきしょー

ちきしょー

ちきしょー

 

2024年1月15日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

金曜日オートサロンに行って参りました。

 

自動車業界にとって他社動向や市場調査の絶好の機会なので、各社、毎年大量のスパイを投入しています。なかしんも、今年もスパイとして私服で潜入してきました。

 

過去のスパイ活動日誌はこちら

 

仕事でショーに行くなんて楽しそう、と思うなかれ。
1.事前にメンバーと調査テーマを調整し、
2.会社からチケットを支給し、
3.幕張メッセに大挙して「出張」し、
4.他社の説明員を質問攻めにして困らせ、
5.展示品の寸法をノギス等で細かく測定し、
6.設計仕様をその場で細かくメモし、
7.後日会社でパワーポイントで調査結果を纏め、
8.Web会議で上司や同僚に報告し、
9.調査報告書をデータベースにアップロードし、
10.出張旅費を清算してミッションコンプリート。

この通り、ガチ仕事です。

 

仕事なので人混み苦手とか言っていられません。

 

調査内容は企業秘密です。キリッ

 

調査結果をここに書くと守秘義務違反なので、仕事と全く関係ないけど興味を持ったネタでお茶を濁したいと思います。

お約束のキラキラカー。どうやって洗うのかしら?

 

毎年お楽しみの、学生の卒業制作。

手前のV36クーペベースの西部警察もすごいですが、隣の謎マシンも変態の領域を超越しています。未来のメカニック業界を担う若者は頼もしいばかりです。

 

千葉県南房総市に2023年春に開業した会員制サーキット「ザ・マガリガワ・クラブ」のスケールモデルのディテールクォリティがハンパなかったです。森のリアリティにプロの仕事を垣間見ました。

で、お値段見て更に驚き。

入会費450万!? FISCOライセンスの300倍!!!

年会費1,150万!? FISCOライセンスの338倍!!!

富士のラインセンスって高いなーって思ってましたが、爆安に感じました。反省します。庶民の自分には青空パドックがお似合いです。

 

個人的に一番演出がうまいと思ったのが三菱ブースでした。

雪の世界観。ウィンタースポーツをしない自分でもワクワクしました。

 

ダートの世界観。クルマが躍動しています。

触ったら実際に土。どうやって車を置いたのかしら?

このブースを企画、設計、施工した方々の執念のような情熱に思いを巡らせずにはいられません。

 

今年はコロナ明けで熱気が戻ってきた感じでした。

やっぱ車っていいな。

 

2024年1月14日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

1月4日、富士に行ってきました。

NS-4 D券15:30~は14台と少な目でした。

新春走り初めなので(?)先頭に並びました。

毎月のように富士を走って2年経つのに、ピットロードで走行開始を待つ間は毎回メチャメチャ緊張します。この時も心臓バックンバックンいってます(笑)。

2年前に走り始めた時は、そのうち慣れたら平常心になるさ・・・と考えていたのですが、そんな事はなかったです。ま、非日常を味わいに来ているのに緊張しなくなったら、その時はお終いかもしれません。

 

タイムは相変わらず平凡で、2分5秒91。

 

安定して2分6秒前後を出せるようになったので、各コーナーごとの再現性(≒コース攻略)はそれなりに練習効果が出ていると感じますが、タイムが伸び悩む原因が分かってきました。

 

ズバリ、コーナー立上りが遅い。

えー?500馬力もあるのに立上りが遅いってどういうこっちゃ???と思いますが、500馬力もあるから怖くて踏めないというチキン現象です。

 

以下、分析結果です。

RaceChronoには前後左右で合計何G出ているかを分析する機能があります。例えばヘアピンコーナーは、このように左旋回1.2Gが発生しているのが分かります。

無理してこじっても1.3Gは出ないので、タイヤ摩擦円のポテンシャルが1.2Gあたりにあるようです。

 

コーナー進入の減速~クリッピングまでは、そんなに悪くないように思います。例えばダンロップ進入、直進状態で減速1.2G。

 

ブレーキ戻しつつターンイン。減速+旋回で合計1.1G。この瞬間減速0.73G、旋回0.73Gでちょうど半々。

Gの成分をアプリで分析できる優れものです。

 

減速が完了し、旋回のみで1.1G。

このように減速~ターンインでは、おしなべて1G以上のタイヤ摩擦円のフチを使っているので、それなりにタイヤのポテンシャルを引き出せているようです。前回のオールスタイルミーティングでも、コーナー進入で前車と距離を詰めるシーンが多かったように思います。

 

が、クリッピングを過ぎ加速態勢に入ってから離されるシーンが多く、実際0.8Gくらいしか出せていません。もっとトラクションをかけられる余力を残してしまっている事がわかります。

 

コーナー出口で踏めない理由はハッキリしていて、イン巻きクラッシュが怖いからです。必殺チキン走法。

 

課題はわかったので、ショートサーキットでトラクションのかけ方を重点的に練習しようと思います。まだまだ未熟で研鑽の余地があるからこそ、クルマって面白いです。伸びしろがなくなったら飽きちゃうと思います。

 

帰り道はチキンを食べました。お似合いです。

 

2024年1月6日 なかしん

あけましておめでとうございます。

 

ここ数か月、ずっと葛藤している事があります。

空力パーツはアリかナシか。

 

富士の醍醐味は高速コーナーですが、コントロール技術がへっぽこなのでリヤが唐突にズルッといくと心底怖く、常に歯医車さんリスクと隣り合わせです。とは言え500馬力でサーキット走らないのは勿体無いので、怖いからといって止める訳にもいかず。(←ダメ人間)

更なる安全を求め、リヤのスタビリティー向上は試行錯誤の連続です。

 

床下を塞いでみたり

 

リヤスタビを強化してみたり

 

リヤタイヤを太くしてみたり。

改善の積み重ねで随分と高速スタビリティーは向上しましたが、ここまであれば十分という事は無く、安全の追及にゴールはありません。

 

更なる安定性向上策となると、残るはGTウイングか?

で、これ観て「必要じゃん」と洗脳されました(笑)

 

V37用はサーキット用に開発された空力パーツが少ないのですが(需要が無い)、エスプリのGTウィングはサーキットで開発した400R専用設計だけあって、実際の効果が期待できそうです。

 

が、

ファミリーカーにGTウィング?

という葛藤が逡巡しています。

 

個人的には車はコンサバが好きなのと、メインユースはあくまで4人家族の日常生活を支えるファミリーカーなので、何もつけたくないのが本音です。

 

で、GTウイング。


白い車体に黒い羽根、どうも目立ってしまう。。。

かといって白にすると更に目立ってしまうし。

車体を黒くする訳にもいかないし。

街乗りでウィングを外すのも、ステーだけ残ると異物感満点でむしろ逆効果な感じがするし。

透明にできないものか。。。

 

トランクスポイラーも考えたのですが、、、

サーキット用として開発されていないパーツは効果が博打です。穴あけたら戻れないし、かと言って両面テープだけで富士で試すのは超危険。失敗リスクが怖く手を出せません。

 

折角つけるなら、400R専用設計でサーキット向けにしっかり開発されたパーツ、更に富士で実証済となるとこれ一択しかありません。1人でしか乗らないサーキット専用機なら構わないのですが、、、


これで家族と買物とか、子供の習い事の送迎をするには少し勇気が必要です。娘たちはまだ小4、これから多感な時期だというのに、パパの車恥ずかしくて乗れないとか言われたら困ります。。。

 

安全を取るか見た目を取るか。

悩ましいところです。

 

2024年1月2日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

忙しくてブログアップが遅れましたが、12月26日(火)にAM半休を取得し富士オールスタイルミーティングのノーマルクラスを走ってきました。

今年14回目の富士です。あくまでメインは4人家族のファミリーカーですが、サーキット面白過ぎて月イチ以上のペースで来てしまっています。。。

 

普段は予約不要のFISCOライセンスNS-4スポーツ走行ばかりですが、今回は所謂走行会です。走行会は学生時代に180SXで日光を走って以来、四半世紀ぶり(!)なので、かなり気合入れて行きました。朝8時からコースインなので日の出前にFSW着。

暁の富士。今年のベストショットかも?

 

FSW主催だけあって嬉しい特典が2つありました。

1つ目、ピットガレージ。4台で1枠です。普段は貧乏青空パドック族なので、寒風がしのげてトイレもあって、贅沢な気分でした。

 

偶然にも7月のNISMOドライビングアカデミーで一緒だった、赤い400R使いのbossnekoさんと同じピットでした。ブレーキ仕様の話で盛り上がりました。やはり400Rチューニングの肝はブレーキです。

bossnekoさんは8月、10月に続きオールスタイルミーティング3回連続参加だそうです。ガンガン走ってらっしゃいます、すごい!400Rも嬉しそうです。

 

嬉しい特典2つめはタイム計測付き。

 

走行が終わると割とすぐ、受付で計測結果を貰えました。

 

自分のスマホ計測アプリRaceChronoと比較。

FSW計測器:2分05秒140

アプリ計測:2分05秒17

と、0.03秒しか違いがありませんでした。計測機器の取付位置の違いもあるので完全に同じにはならないものと考えられますが、アプリの計測結果はほぼFSW計測器と同じで、信頼性の高さを証明できたのは収穫でした。

 

 

初めてのオールスタイルミーティングでしたが、各クラス30台、実際には27台出走と余裕のある台数で、クリアラップを取りやすかったです。2枠60分間で完全燃焼できました。Bestを更新でき、大満足の走り納めになりました。めちゃくちゃ楽しかったです。

 

皆様よいお年をお迎えください。

 

2023年12月29日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

最近すっかり400R全開ブログみたいになっちゃってますが、日常の葛藤を綴るなかしん公式ブログです。

 

明日25日のX-masを前に、子供達のプレゼントが1日早く届く珍事がありました。

例年キッチリ25日朝に届いていたので、1日早く届くのは異例です。

小4の娘達は今夜、サンタクロースが来る「現場」を目撃すべく夜更かしを決め込んでいたようですが、肩透かし喰らった様子でした。

誰が置いて行ったかを子供達と議論し、昨日配達に来てくれた黒い猫か青い飛脚のどちらかが、届け物ついでにプレゼントを置いて行ったのではないか?との推察で纏まりました。

 

ついでに子供達に物流2024年問題のお話をしました。

人手不足で25日に捌けないので、きっと前日に置いていったのかも?という話をしたところ、「来年はもっと早く届くかも?」「26日になっちゃう家もあるかもね?」など、物流が定時に届かないリスクが子供にも分かったようです。実情はX-masどころの影響では済みませんですけどね。

 

さて、子供達は今年目当てのプレゼントを貰えたようです。それもそのはず、欲しいプレゼントを毎年猛アピールしているからです。具体化は大切です。サンタクロースもきっと助かっているはずです。

 

今年 2023(小4 9歳)

願い物がズバリ届きました。ありがとうございます。

前年のお礼も大事ですよね。

 

去年 2022(小3 8歳)

この年も願い通りドローンでした。

ありがとうございました。

 

おととし 2021(小2 7歳) 英語を書けるようになりました。

この年は鬼滅の刃が流行りましたね。

この年も願い通り、鬼滅の刃のすごろくと、すみっコぐらしのパーラービーズが届きました。ありがとうございました。

 

2020(小1 6歳) コロナが始まった年。

1人はエースコンバットを欲しがりましたが、願いは届きませんでした(笑)

縄跳び2人分と、すみっコぐらしの日本旅行すごろくだったような?ありがとうございました。

 

2019 (年長 5歳) 初めて文章になりました。

具体的ではなかったので、サンタクロースも困ったようで、腕時計でした。4年経ちますが、電池交換しながら重宝して使っています。ありがとうございました。

 

2018(年中 4歳) 読めねぇ(爆)

ラジコンカーだったような?ありがとうございました。

 

来年は小5ですが、妹が欲しいとか無茶なお願いが出ない事を祈ります。

 

さて今年の自分へのプレゼントは・・・

26日の富士走行会、小山町の降水確率ゼロ%!

サンタさん、ありがとうございます!

 

走行会に備え今月3回目のタイヤ交換。隣家から「スタッドレスに交換かい?」と聞かれるのも今月3回目です。えーと。。。何て言えばわかりますかね。

 

もう一つ、プレゼントを下さいませ。明日25日は自分の誕生日です。良いタイムは要らないので、安全な走りをください。

 

2023年12月24日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

タイヤ新調、ATF交換したので、一刻も早く走りたい気持ちを抑えきれず(←ダメ人間)、職場には申し訳ないと思いつつ木曜に午後半休を取得し、軽く富士を走ってきました。今年13回目の富士です。

今回自己Bestを更新し2分6秒台ですが、タイヤの割には遅いので、腕を磨かなければなりません。。。

 

今回のトピックス

①ATF交換の効果はバッチリ出てました。

②新タイヤは走らせ方を変えないといけません。

③初めて3Lap連続アタックしたけど楽しすぎでした。

 

まず①ATF交換効果の検証から。

前回10月の富士で、最近加速にパンチが無いな~と感じましたが、ファクトリーUATF交換したら元気が戻りました。

体感で4速全開→5速のモタツキが無くなりましたが、データロガーでも違いがバッチリ表れています。車速の伸びも明確に差が出ています。

 

ATF交換効果は最高速にも表れました。

前回250km/h出なかったのが258km/h出ました。(GPS計測)

前回との気温差&タイヤ差だけでここまでの差異は説明つかず、体感での加速性能向上が最高速にも表れたと考えます。ATF交換したのは大正解でした。

 

②タイヤは走らせ方を変えないと・・・

今回必殺サーキットタイヤを投入するも2分6秒42。。。

自己Best2分7秒79を僅かに更新したとはいえ、LSDやATF効果も考慮すると、タイヤでタイムアップした実感がありません。折角ハイグリップタイヤに変えても、運転操作が以前と同じままだと、当然ながら速くなる訳無いんですよね。安全マージンが増えただけのように思います。このタイヤに見合った走らせ方を試行錯誤するしかないと思います。要はウデだと・・・。

Pilot Sport CUP2 Connectは表層がねちっこいです。小石がくっつきやすく、ロードノイズもスパルタンです。サーキットメインに開発されただけあります。

 

③初めて3Lap連続全開したら楽しすぎ。

全開で連続周回すると水温/吸気温が上がり保護制御でパワーダウンしてしまうのと、ブレーキを6POTにしているとはいえレーシングカーではないので、普段は1~2Lap全開→クーリングしているのですが、30分枠のラストに楽しくて止められず、3Lap連続アタックしたら、意外といけました。

・Lap11 2分07秒59 254.8km/h

・Lap12 2分06秒87 246.9km/h

・Lap13 2分11秒69 245.0km/h ←速いマシンに2回譲った

 

Lap12はLap11に対し最高速が落ちているにもかかわらずタイムが良いのは、徐々にタイヤに慣れコーナーが速くなったからだと考えます。

最終Lap13はVITA(ヴィータ)と抜きつ抜かされ、めちゃめちゃ熱くなりました。やっぱ全開スポーツ走行っていいよな、と改めて思いました。

 

雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

 

次回のサーキットは12月26日です。

 

2023年12月18日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

今春以来フェニックスチューン、鍛造6POTブレーキ、LSD、タイヤ、ATFなど400Rでやれる事はほぼやったので、あとはサーキット走りまくるだけです。念入りメンテナンスでサーキットシーズンに臨みます。

まず基本のキ、購入店で法定12か月点検。基本無くして応用無し。

 

フェニックスECU、トラスト触媒ですが排ガスは問題無しでした。排ガスは健康のバロメーターなので定期的な測定が欠かせません。

 

下回りの締結を総点検。

 

エア抜きは必修科目です。

 

ここからはDIYで、エアフィルター交換。純正で必要十分です。作業性めちゃめちゃ悪いです・・・。

 

オイル交換前にフラッシングオイルで汚れ落とし。

 

オイルエレメントは純正で必要十分です。自作オイル受けが秀逸。

 

Mobil1 0W-40とリキモリ モータープロテクトを注入。

 

オイルはこれまでいろいろ試していており、まだ迷走中です。

最初はHKS 0W-20を使っていたのですが、フェニックスパワーにお世話になった際に0W-20だと高温粘度が柔らかすぎて0W-40を使っているとの事で、カストロール0W-40を試しました。

が、オイルの減りが早くマフラーから白い煙が出てきたので(汗)、Mobil1 0W-40を試したものの、白煙は消えません(激汗)

滑らかさや燃費改善は第2優先で、富士全開でタービンを護ってくれれば良いですが、タービンに自然治癒力は無いので「タービン交換」が頭をよぎります・・・。GT4135とかですかね(爆)

 

今月は富士2回行く予定ですが、コロナやインフルにかかりませんように。予防接種も万端ですが、自分のメンテはアルコールで体内消毒。キリッ

皆様もご安全にお過ごしください。

 

2023年12月11日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

V37乗りで大流行しているATF交換して参りました。

 

お世話になったのは東大和にあるファクトリーUさん。

圏央道と中央道で1時間半くらいでしたが、中央道の八王子JCT⇔国立府中IC間を走ったのは人生初かも??人生初の石川PA。

 

作業内容に興味があったので、隅々まで見学(取材?)させて頂きました。パパのお出かけにはいつも子供達がついてくるのですが、今日は子供の相手ができないので家で留守番です。

さて、世界最高峰のATF交換を余すところなくお伝えしたいと思います。まずATFを抜くところから。この時からワクワクが止まりません!

オイルパンを外すと残ったATFがザバーっと一気に出てきました。ドレンからは全量抜けない設計なんですね。へぇ~

 

露わになったAT内部。メカメカしくて恰好いい!

 

ストレーナーも取外し。ボルトを抜く順序も、試行錯誤に基づいた独自のノウハウがあるんだそうです。

 

メカメカしさMAX!!(〃♡ω♡〃) 鼻血でそう。

 

外したオイルパン。比較的綺麗との事でした。今年1月にディーラーで純正ATF交換したせいかもしれません。ちなみに走行距離は18,218km、前回ATF交換後8,661kmです。

 

右のマグネットは鉄粉びっしり。左は洗浄後。

 

オイルパンは綺麗に洗浄し、

ガスケットを剥離。走行距離があると大変な場合があるそうです。

ガスケット残りをスクレーバーで丁寧に丁寧に除去。メーカーによってはこの作業がけっこう大変なんだそうです。

 

見違えるほどピッカピカ。

ガスケットも当然ながら新品。天日干しにするのは結露防止のためだそうです。干せない天気の時はヒートガンで暖めるそうです。仕上がり品質へのコダワリがハンパではありません。

 

外したストレーナー。鉄粉(アルミ紛?)まみれでした。

 

ストレーナーは気持ちよく新品交換です。

 

ストレーナーを取付け。外科医っぽくて格好いい!

 

ストレーナーのボルトが部位によって微妙に異なるとの事で、1本1本間違えず復元するために、V37専用のボルトトレーまで準備されていました。V37 ATF交換の経験値の高さが垣間見えた瞬間です。

 

オイルパンも装着。ここまでの工程でお腹一杯ですがまだ前半です。

 

トルコン太郎に繋ぐラインを接続。なかしんはてっきり、ATに直接繋ぐのだと思っていました。

 

ここで初めてトルコン太郎が登場し車と接続。ここまで1時間半ほどでしたが、作業内容を丁寧に解説して頂きながらの見学なので、あっという間でした。

 

いよいよトルコン太郎で作業開始、胸の高まりも最高潮です!

 

今年1月にディーラーで交換していたお陰か、1回で綺麗になったので、いよいよ本日の真打、パワークラスターのATFをベースにしたファクトリーUオリジナルのスーパーレーシングの注入です。HPにある8,030円/ℓの最高峰のATF、これを10ℓ使います。

スーパーレーシングはスーパーレーシングに対しエステルの添加量を増やし、耐熱温度を向上させているのだそうで、サーキットを頻繁に走るなかしんはこれ一択でした。

 

左から、

・今回注入した限定カラー(ブルー)のスーパーレーシング2

・抜いたATF

・新品ATF(普通は赤く着色されている)

・着色前のスーパーレーシングATF

 

注入後はATFが40℃以下になるまで冷却する必要があります。

気温14℃くらいでしたが、冷却は1時間くらいでした。やはり夏場だと時間を要するとの事です。この間、代車をお借りしました。(後述)

 

OBD2情報でATF温度を確認し、オーバーフロー分を抜いて適正量に調整します。この調整も、試行錯誤に基づいた独自ノウハウが満載との事です。サーキット走るなら吹かないよう気持ち少な目が良いとの事です。V37のATF交換で世界一詳しいんじゃないか?と思いました。

 

最後にピッカピカに磨いて頂き、カバーをつけて作業完了!

 

後付けサイドシルプロテクターが無くリフトアップがすんなりできた事、洗浄が1回で済んだ事、寒くて冷却時間が早かったなどの好条件が事が重なって、作業時間は4時間ほどでした。

 

さて、ここからは個人の感想です。

滑らかさが別物!

え?ATFでここまで変わるの?嘘でしょー?ってくらい。

店を出て最初の50m、いや20m、1速→2速に変わる瞬間が段違いで、「おまい、CVTになったんかい!?」と錯覚するくらい変速が滑らかで、思わずニヤリとしました。帰り道は頬が緩みっぱなしでした。

 

街乗りのシフトショックが軽減し快適性が向上するので、「いやースポーツ走行しないし」という人にも恩恵があると思います。

 

スポーツ走行はまだしていないので(公道で出来る訳がない)、次回富士スピードウェイに行った時にレビューしたいと思いますが、期待できそうです。

 

次回以降はバラしての洗浄は不要で、圧送交換作業のみで良いとの事です。交換サイクルは6万km(スポーツ走行するなら4万km)との事なので、最初の1回は出費が発生するものの、得られる効果と持続性を考えると、満足度と納得性が高い費用だと思いました。

 

最高峰のATF。

V37の豊富なノウハウ。

こだわり満載の緻密で丁寧な作業。

これはメンテナンスではなくチューニングだと思いました。

ここでしかできない、最高の体験でした

 

おまけ

冷却の待ち時間に代車を貸して頂きました。感謝!

隣が400Rなのは偶然です。

 

車で6分ほどの多摩湖を観光しました。

 

大正5年に起工、昭和2年完成なんだそうです。

東京の水不足にいち早く対応した先人の慧眼、土木技術が今ほど発達していなかった往時の難工事、関東大震災や戦争の災禍からの復興、阪神淡路大震災後の耐震工事、その全てに心から敬意を表します。

 

2023年12月2日 なかしん

 

---23年12月18日追記---

富士スピードウェイで効果を検証しました。

結論:速くなりました。

検証レポートはこちら

こんばんは、なかしんです。

 

ファミリーカーに後付けメーターは似合わない気がして、今まで見て見ぬふりしていたブースト計を遅ればせながら装着しました。

ブースト圧を把握したところで速くなる訳ではないですが、、、ブーストアップしているにもかかわらずブースト圧を知らずに走るのも精神的に良くないので、精神安定剤みたいなもんです。(違うか?)

 

本当は後付けメーターを極力避けたかったので、OBD2で測れるレーダー探知機が選択肢の一つだったのですが、今使っているユピテルはインマニ圧を測れず。但し水温計、油温計として非常に重宝しています。

 

CARTUNEフォロワー様の情報で、BLITZレーダー探知機がRV37でブースト表示対応している事がわかり最有力候補に浮上するも、今度は油温に対応しておらず断念。。。

 

どうやら後付けメーターは避けられそうもないので、各社ブースト計を調査し一覧に纏め(この瞬間がA型理系男子)、高機能で大きすぎず派手すぎないDefi BFに落ち着きました。

 

Webで400Rのブースト計DIY取付手順の情報が少ないので、要所に絞ってUPしますが、参考になさる方は自己責任でお願い致します。

①簡単な電源の取り方

②ブースト圧の取り方

③室内へのセンサーハーネスの引込み方

 

①簡単な電源の取り方

エーモンの以下のパーツを準備します。

E574  低背ヒューズ電源 5A ×1
E577 低背ヒューズ電源 10A ×2
3301 キボシ端子セット ×1

そっくりそのまま真似できる場合は写真にある検電テスターは不要です。

 

コード長が余ると処理が厄介なので、最小限のコード長になるよう付属の電源コードを潔くぶった切ってキボシを取付けました。この時、電源供給側(低背ヒューズ電源側)をメスキボシにします。アースはその逆です。

写真のように、ハーネス1本1本にラベルを貼っておくと便利です。コントロールユニット裏面にも差込口の種別をテプラにして貼っておくと便利です。(この瞬間がA型理系男子)

 

もしヒューズBOX裏面右下の番号が5CA0Bなら、ヒューズ差込位置はこれでOK。ちなみに車は初年度登録2021年11月、BOSE付、サンルーフ無し車です。低背ヒューズは電源が来る側がコードになるよう差込向きに要注意です。

 

ついでに全てのヒューズの通電条件を調べました(この瞬間がA型理系男子)。 決して暇ではありません。

 

この箱の下面に3M車内用両面テープでDefiコントロールユニットを取付けました。ちなみにこの箱は、ETCコントロールユニットです。

 

両面テープだけだと走行中に万一剥がれてブレーキペダルの裏に潜ると危険なので、保険的にタイラップを命綱にしました。改造は安全が何より大事です。

 

②ブースト圧の取り方

センサーはこのホースに割り込ませました。フェニックスパワーのブローオフのホースなので「おいおい俺の車にはついてないぜ」って方にはごめんなさい。インマニから出ているホースを探して割り込ませればOKだと思います。

 

Defi付属のφ4-4-4の三つ又だと内径が合わなかったので、φ6-4-6を調達。

運よく近所のスーパーオートバックス湘南平塚で売ってましたが、通販ならこれです。

 

ホースとセンサーのレイアウト。

 

センサーは手持ちのM6ボルトで、バッテリー隔壁のインシュレーター固定クリップ穴に取付けました。インシュレーターを挟んでおり締結トルクが出ないので、ロックタイトとダブルナットで2重の緩み止めをしました。安全が何より大事です。

 

③室内へのセンサーハーネスの引込み方

ここが最大の難関ですが、室内と通じる秘密のトンネルを見つけてしまいました。バッテリー側からエアコンフィルターが見えるのです。

 

この秘密のトンネルの開通手順です。

まずグローブボックスを外します。50mmくらい開けて上に引っ張れば取れます。

 

左側面のダンパーケーブルは嵌っているだけなので抜けば取れます。

 

表れたフタは上から下へ引っ張って外し、

次のフタは左から外せば、

 

ようやくエアコンフィルターに会えました。

 

この先が厄介で、、、

内気循環で秘密のトンネルは閉まるのです。

 

内気循環でトンネルが閉まってもハーネスを潰さないよう、ニッパを突っ込んでU字溝を作成。作業スペースが狭く、手の甲が小さい傷だらけになってしまいました。内気循環時にちょびっと外気が混ざっちゃいますが、この程度の隙間なら許容範囲かと?

 

エアコンフィルターはリッドを閉めると上に持ち上がるので、干渉しないよう上側にハーネスを這わせ、

フィルターリッドにハーネスを通すU字溝を掘りハーネスを出しました。ディーラーでフィルター交換時にハーネスを噛みこまないようテプラでコーションラベルを作成。(この瞬間がA型理系男子)

 

これで室内にハーネスが来たので、あとは助手席側から運転席側にハーネスを引込めばゴールは目前です。マグネットキャッチをパーキングペダル奥から助手席方面に差し込むと・・・

助手席足元にマグネットキャッチが来たので、ハーネスをくくりつけて運転席から引っ張り、晴れてハーネスがコントロールユニットに到達しました。

この工程はエーモンの配線ガイドがあると良いと思います(多分)。

 

夜になってしまいましたがようやく完了。

 

泥沼に踏み入れてから2年弱、400Rはこれで一通り手が入ったので、ひとまず完成形です。(タービン交換とか余計な事は考えない)

 

あとはサーキットを走りまくるのみです。

(タービンブローしたらGT4135ツインとか余計な事は考えない)

 

2023年11月26日 なかしん

 

GT4135ツイン・・・

 

-----2023年12月13日追記-----

ユピテルのレーダー探知機でも、ディップスイッチの設定を変えればこの通り、ブースト計を取れる事がわかりました!ピーク値はDefiとほとんど一致しています。

背反として油温&吸気温を取れなくなりますが、水温は取れますので、よほど油温が厳しいハード走行をしない限りは十分実用的だと思います。

(富士では真冬でも油温110℃、春~秋は120℃逝きます。汗)

 

やり方は、Nariさんのブログをご覧ください。

Nariさんありがとうございましたm(_ _)m