こんばんは、なかしんです。

 

ファミリーカーに後付けメーターは似合わない気がして、今まで見て見ぬふりしていたブースト計を遅ればせながら装着しました。

ブースト圧を把握したところで速くなる訳ではないですが、、、ブーストアップしているにもかかわらずブースト圧を知らずに走るのも精神的に良くないので、精神安定剤みたいなもんです。(違うか?)

 

本当は後付けメーターを極力避けたかったので、OBD2で測れるレーダー探知機が選択肢の一つだったのですが、今使っているユピテルはインマニ圧を測れず。但し水温計、油温計として非常に重宝しています。

 

CARTUNEフォロワー様の情報で、BLITZレーダー探知機がRV37でブースト表示対応している事がわかり最有力候補に浮上するも、今度は油温に対応しておらず断念。。。

 

どうやら後付けメーターは避けられそうもないので、各社ブースト計を調査し一覧に纏め(この瞬間がA型理系男子)、高機能で大きすぎず派手すぎないDefi BFに落ち着きました。

 

Webで400Rのブースト計DIY取付手順の情報が少ないので、要所に絞ってUPしますが、参考になさる方は自己責任でお願い致します。

①簡単な電源の取り方

②ブースト圧の取り方

③室内へのセンサーハーネスの引込み方

 

①簡単な電源の取り方

エーモンの以下のパーツを準備します。

E574  低背ヒューズ電源 5A ×1
E577 低背ヒューズ電源 10A ×2
3301 キボシ端子セット ×1

そっくりそのまま真似できる場合は写真にある検電テスターは不要です。

 

コード長が余ると処理が厄介なので、最小限のコード長になるよう付属の電源コードを潔くぶった切ってキボシを取付けました。この時、電源供給側(低背ヒューズ電源側)をメスキボシにします。アースはその逆です。

写真のように、ハーネス1本1本にラベルを貼っておくと便利です。コントロールユニット裏面にも差込口の種別をテプラにして貼っておくと便利です。(この瞬間がA型理系男子)

 

もしヒューズBOX裏面右下の番号が5CA0Bなら、ヒューズ差込位置はこれでOK。ちなみに車は初年度登録2021年11月、BOSE付、サンルーフ無し車です。低背ヒューズは電源が来る側がコードになるよう差込向きに要注意です。

 

ついでに全てのヒューズの通電条件を調べました(この瞬間がA型理系男子)。 決して暇ではありません。

 

この箱の下面に3M車内用両面テープでDefiコントロールユニットを取付けました。ちなみにこの箱は、ETCコントロールユニットです。

 

両面テープだけだと走行中に万一剥がれてブレーキペダルの裏に潜ると危険なので、保険的にタイラップを命綱にしました。改造は安全が何より大事です。

 

②ブースト圧の取り方

センサーはこのホースに割り込ませました。フェニックスパワーのブローオフのホースなので「おいおい俺の車にはついてないぜ」って方にはごめんなさい。インマニから出ているホースを探して割り込ませればOKだと思います。

 

Defi付属のφ4-4-4の三つ又だと内径が合わなかったので、φ6-4-6を調達。

運よく近所のスーパーオートバックス湘南平塚で売ってましたが、通販ならこれです。

 

ホースとセンサーのレイアウト。

 

センサーは手持ちのM6ボルトで、バッテリー隔壁のインシュレーター固定クリップ穴に取付けました。インシュレーターを挟んでおり締結トルクが出ないので、ロックタイトとダブルナットで2重の緩み止めをしました。安全が何より大事です。

 

③室内へのセンサーハーネスの引込み方

ここが最大の難関ですが、室内と通じる秘密のトンネルを見つけてしまいました。バッテリー側からエアコンフィルターが見えるのです。

 

この秘密のトンネルの開通手順です。

まずグローブボックスを外します。50mmくらい開けて上に引っ張れば取れます。

 

左側面のダンパーケーブルは嵌っているだけなので抜けば取れます。

 

表れたフタは上から下へ引っ張って外し、

次のフタは左から外せば、

 

ようやくエアコンフィルターに会えました。

 

この先が厄介で、、、

内気循環で秘密のトンネルは閉まるのです。

 

内気循環でトンネルが閉まってもハーネスを潰さないよう、ニッパを突っ込んでU字溝を作成。作業スペースが狭く、手の甲が小さい傷だらけになってしまいました。内気循環時にちょびっと外気が混ざっちゃいますが、この程度の隙間なら許容範囲かと?

 

エアコンフィルターはリッドを閉めると上に持ち上がるので、干渉しないよう上側にハーネスを這わせ、

フィルターリッドにハーネスを通すU字溝を掘りハーネスを出しました。ディーラーでフィルター交換時にハーネスを噛みこまないようテプラでコーションラベルを作成。(この瞬間がA型理系男子)

 

これで室内にハーネスが来たので、あとは助手席側から運転席側にハーネスを引込めばゴールは目前です。マグネットキャッチをパーキングペダル奥から助手席方面に差し込むと・・・

助手席足元にマグネットキャッチが来たので、ハーネスをくくりつけて運転席から引っ張り、晴れてハーネスがコントロールユニットに到達しました。

この工程はエーモンの配線ガイドがあると良いと思います(多分)。

 

夜になってしまいましたがようやく完了。

 

泥沼に踏み入れてから2年弱、400Rはこれで一通り手が入ったので、ひとまず完成形です。(タービン交換とか余計な事は考えない)

 

あとはサーキットを走りまくるのみです。

(タービンブローしたらGT4135ツインとか余計な事は考えない)

 

2023年11月26日 なかしん

 

GT4135ツイン・・・

 

-----2023年12月13日追記-----

ユピテルのレーダー探知機でも、ディップスイッチの設定を変えればこの通り、ブースト計を取れる事がわかりました!ピーク値はDefiとほとんど一致しています。

背反として油温&吸気温を取れなくなりますが、水温は取れますので、よほど油温が厳しいハード走行をしない限りは十分実用的だと思います。

(富士では真冬でも油温110℃、春~秋は120℃逝きます。汗)

 

やり方は、みんカラのNariさんのブログをご覧ください。

レーダー探知器のブースト圧表示の検討|comebackのNariのブログ|comebackのNariのページ - みんカラ (carview.co.jp)

 

Nariさんありがとうございましたm(_ _)m