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なかしん公式ブログ

~A型理系男子の取扱説明書~

こんばんは、なかしんです。
今回は、先日のブログで触れた 「竹内浩典のサーキット攻略塾」について紹介したいと思います。



富士はイン巻きクラッシュの聖地
コーナリング中にリヤがズルッと滑り、スピンモードでコーナーin側の壁に刺さるアレです。

壁まっしぐらのブラックマークの数々をご覧ください。


Aコーナー 左にズドーン

 

100R 右にズドーン

 

13コーナー 右にズドーン

 

最終コーナー 右にズドーン

ブラックマークのマシンたちはその後どうなったのでしょうか。
歯医車さんでしょうか。。。

明日は我が身にならないためにも

レーシングコースライン攻略講習

がお勧めです。2時間ほどの座学です。

11,000円ですがFISCOライセンス所持者なら8,300円。

受講料は保険料と考えれば安いと思います。

サーキットは車両保険出ませんので。

 

なかしんは400R初サーキットの当日にライセンス取得パックで受講しました。


竹内講師曰く「安全なラインが一番速い」んだそうです。
いわゆるレコードラインと言うやつです。
そのラインを、ものすごく具体的に教えてくれる、貴重で濃密な授業です。


どのくらい具体的かと言うと・・・
・ターンインは●●m看板の1個前の赤ゼブラから切り始める
・クリッピングは赤ゼブラ手前から●個目を踏む
・コーナー出口は●●番ポスト目掛け、アウト側縁石赤ゼブラ●個目を踏む
このくらい具体的に、目標物を教えてくれます。

こんな具体的な講座は他に無いんじゃないでしょうか?

 

特に第3セクターはブラインドなうえに幅も広く、YouTubeを見ていると迷いながら走っている人も多いように思いますが、目標を決めラインを決めると楽しく走れます。

例えば13コーナー出口はこんなイメージです。


また、イン巻きクラッシュしやすい危険なラインも教えてくれます。
「●●m看板を過ぎてから切り始めるとクリップでスピード落ちすぎてしまい、どうしても旋回中にアクセル踏みたくなるからイン巻きクラッシュになる」といった具合に、イン巻きクラッシュを誘発する理由も教えてくれます。
ミスって危険なラインを走行したら実際スピンしました(爆)

in側に逝かなくて本当に良かった・・・(激汗)

この日の日記。

教材として各コーナー毎のプリントが配布されます。

なかしんは余白に必死にメモを取りまくりました。

有料講座をネタバレさせてはいけないと思うので、モザイクご容赦ください。

それらを1枚のパワポに纏め、なかしんオリジナル攻略マップを作成し、走行前に熟読し頭に叩き込んでからコースインしています。ほぼ毎月走っていますが、初心に帰って毎回欠かさず読み返しております。

これもネタバレ防止のためモザイクご容赦くださいませ。

 

さて、一回も走ったことが無いのに受講しても、実際のそのコーナーの様子がわからないと、竹内講師の説明がイメージしづらいのでは、と思います。体験走行でも良いので1回走ってから受講のほうが効果的かもしれません。

 

なかしんは15年くらい前にもBCNR33で富士を走っていたのですが、今思えば遅くてリスキーなラインを自己流で走っていたもんです。

15年後。

ドアが2枚増えて家族は2人増えました。

 

長文になりましたが、

400Rはサーキットで水を得た魚になります。

パワーや最高速ばかりに目がいきがちですが、高速コーナーのスタビリティーが抜群に高いマシンで、これを限界近くまで引き出すにはサーキット以外にあり得ないと思います。特に180km/h超で歯を食いしばってのコーナリング体験は、富士300Rならではの醍醐味です。

富士に限らず、個人的には十勝、SUGO、もてぎ、鈴鹿、岡山国際、オートポリスなどスピードレンジが高いサーキットが似合うように感じます。

ショートサーキットでもめちゃめちゃ楽しめますけどね^^

富士ショートではじけた日記

 

今後も安全第一で全開ライフを楽しみたいと思います。

 

おまけ。

みんカラよりCARTUNEのほうが400R人口多い?と思って先ほど登録してみたものの、使い方が分かりません(爆)

 

2023年10月25日 なかしん

こんばんは、なかしんです。
ほぼ月イチで富士を走っていますが、今のところ車は健在です。

普段は通勤や買物に使っており、あくまでメインユースはファミリーカー。

ジュニアシートがまだ手放せません。(サーキットでは外します)


4人家族の日常の足を保険が効かないサーキットでブツけると、日常生活がめちゃくちゃになります。ゆえに、サーキットでは絶対にブツけないよう細心の注意を払いながら安全第一で全開にしています。
安全>楽しい>速い の順番です。
この優先順位を誤ると大変な事になると思います。


富士レーシングコースの三大クラッシュ
①ブレーキトラブルでズコーン
②他車との接触でガシャーン
③イン巻きで壁にドカーン

今日はこれらの自分なりの安全対策を自戒を込めて書き留めます。


①ブレーキトラブルでズコーン
Youtubeで富士ズコーン動画がいくつか出てきますが、恐ろしや。
自分も新車2か月目で純正PADで走った時にズコーンの一歩手前でした(汗)


今振り返れば、無謀な事をしたもんです。反省。
ブレーキトラブルはお金をかければだいたい回避できます。
 1:適切な仕様に変更する
 2:確実にメンテンナンスする(消耗品早め交換、エア抜き等)

 3:数Lap毎にクーリングラップを入れる
富士走るならブレーキに最優先で投資すべきだと思います。


②他車との接触でガシャーン

これも自分の行動次第である程度防げます。
 1:前車に近づかない、並ばない(前車がスピンしても回避できる距離を確保)
 2:譲る際はレコードライン反対に早めにウィンカーを出しラインを変えない
 3:抜く際は相手が譲る意思表示があるか確認する

NISMOドライビングアカデミーで、影山講師が「ブツけられないのもテクニック」だと仰っていたのが忘れられません。

あと、空いている時間枠を選ぶのも肝要です。

③イン巻きで壁にドカーン
回避が一番難しいのがこれです。
富士はイン巻きクラッシュの聖地です
実際自分はケツが出てコースアウトした事が3回あり、幸い壁に逝く前に止まる事ができましたが、ランオフエリアが狭かったら廃車だった・・・かもしれません。
ここはサーキット。全開で走るからには確実な回避は難しく、試行錯誤と技術向上以外に特効薬が無いような気がしますが、
 1:スタビリティー最重視のマシンセットアップ
 2:適切な速度と角度でコーナーに進入する
 3:旋回中にアクセルを踏まない
この3つでずいぶんとリスクを減らす事ができると思います。

2.適切な速度と角度でコーナーに進入する
については、
「レーシングドライバー 竹内浩典のサーキット攻略塾」

の中の「レーシングコースライン攻略講習」がお勧めですが、長文になってしまったので次回の日記にまわしたいと思います。

サーキットは危険がいっぱいですが、かといって一般公道のほうが危険なので、今後も安全第一でサーキット全開を楽しみたいと思います。

2023年10月24日 なかしん
 

こんばんは、なかしんです。

昨日は平日でしたが、休日出勤の代休を取得し軽く走りに行ってきました。

今年12回目のサーキット。爽やかな秋晴れ!
今日は練習でもテストでもなく、純粋に走りを楽しむ日。

15:10~のNS-4D券は17台と少なかったものの、今日は軽量レースカー多数でした。直線番長のなかしんはストレートで抜いてもコーナーで追いつかれ、譲る展開が多く、遠慮しながら走ったので伸び伸びとはいきませんでした。

特に注意が必要なのが、VITA(ヴィータ)と呼ばれる小型レーシングカー。

110psなので直線は遅いものの、車重600kg!400Rの1/3と超軽量。
コーナーが鬼のように速く、バックミラーに映ったと思ったらもう真後ろにいるので、VITAが多い走行枠は常に後方を警戒しながら走る必要があります。

もちろん追いつかれたら即譲ります。安全が何より大事。

VITAは平日に多い印象です。

さて、最近遅くなったように感じます。
昨日のBestは2分9秒台。

3月の2分7秒以降、Bestを更新できていません。

①最近、加速に元気がないような。
気温21℃と暑かったのもあり、初めて250km/h出ませんでした。(GPS計測)
外気温とその日の最高速をグラフ化すると、この通り。

一番下の⑩が今回です。緑破線(相関近似線)より下なので、気温の割に遅いという事で、元気ないのが数字にも表われました。

もちろん、気温以外にも湿度、風向/風速、最終コーナー立上り、ブレーキ開始位置等々の要素もありますが、それにしても体感で加速にいまいちパンチがなく、ATの変速ショックも以前に比べ大きくなった感じでした。
日ごろエンジン、ミッションに無理させすぎですかね。

心あたりがありすぎます。。。


②タイヤもヘロヘロ。

はい、これはもう走る前から分かっていた事です。

ブロックの端がめくれてしまっています。いよいよ限界のようです。
このタイヤでサーキット13回目なので、期待値以上に長持ちしました。

普通に考えたら大健闘だと思います。よく頑張った。威風!

ミシュランPilot Sport4S、ほんと凄いタイヤです。畏怖!

③走りが遅くなった(俺)!
午前中Youtubeで富士クラッシュ映像ばかり見ていたので、オンボードビデオを確認したら、Aコーナーは明らかにビビってブレーキ開始が早くなってました。データログでもAコーナーのボトムがめちゃめちゃ遅い。。。

クルマは大事だけど、400Rが泣いてるぞ、守りに入るなそこの俺!

 

-----23/10/28追加------

この日の動画。

RaceChronoの情報を重ねてみました。


2023年11月19日 なかしん

おはようございます、なかしんです。

 

秋の3連休はクルマ関係のオフ会2連続でした。

土曜日は、大磯ロングビーチ駐車場で毎年恒例のオーテック里帰りミーティング。

晴れて暑い1日でした。

 

この日は会社の勤務です。(後日代休を頂く予定)

自分の担当はスカイラインNISMOの車両説明要員。

お客様のほうが詳しかったりするので、暇でした(爆)

 

説明員の合間で、自分が開発した数々のクルマのオーナー様といろいろ話をさせて頂き、元気を頂きました。苦労して開発したノートNISMOでガチでサーキットやダートラを走っている方々がいて嬉しかったです。

なかしんは改造肯定派なので(保安基準内&自己責任で)、いじって走り倒してもらえるのは有難いことです。

 

日曜日は名古屋まで遠征し、V37スカイラインの全国オフ会。

土曜とは逆で参加者です。実はオフ会参加は人生初です。

 

車体色別に並べるニクい演出。主催者の心意気を感じました。

400R乗りなら誰しもSNSでお見かけした事があるような有名マシンがゴロゴロいて、すさまじい光景でした。

よくもこんなに、日本全国から変態なV37が集まったもんだ。

 

走りにガチな400Rに混ぜて頂きました。恐縮です!

いやー皆さん過激で素敵。

とても良い刺激になりました。

 

なかしんは顔見知りの方がゼロだったので、参加するかどうか直前まで迷っていたのですが・・・たくさんのV37乗りの皆様とお知り合いになる事ができ、参加できて本当に良かったです。

主催、運営の皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。

V37乗りの先輩方々が、前泊で準備にあたっていたとの事。

一人ひとりのネームカードまでご準備されておりました。

来年また再会するのを楽しみにしております。

その頃には富士2分切れてるのかな~。

 

1人でも4人でも名古屋までの交通費は同じなので、家族がついてきました。

オフ会の間、カミさんと娘たちは電車で名古屋城を観光。

↓地下鉄駅前で降ろし、お見送りの図。

 

娘たちが買った旅の思い出。

しゃちほこはシャチだと思っていたそうです・・・

 

2023年10月9日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

先日、富士レーシングコースでLSDを試したので詳報をお伝えします。

LSDはAMS社のヘリカル式です。NISMOの機械式ではありません。

仕様や取付ショップに関する情報は以前の日記をご覧ください。

 

結論:速くなりました。

以前は空転してしまったダンロップコーナーの立上りで、トラクションがしっかりかかかり、「おっ 前に進むじゃん!」と、思わずニヤリとしました。

やればできる400R。

個人の感想だけだと正確に伝わらないので、定量データで検証したいと思います。

 

検証条件

対象区間は、LSDの恩恵を一番感じる、ダンロップコーナークリップ~13コーナー進入の区間としました。ここは以前から、LSD欲しいな~と思っていた区間です。

 

サンプルデータは、LSD装着前(23年6月3日)装着後(23年8月17日)それぞれの、検証区間通過タイム上位3Lapのデータをピックアップしました。

Best Lapだけの比較だと、バラツキなのか有意差なのか分からないからです。

検証に使うアプリはRace Chrono、GPSレシーバはDG-PRO1(18Hz設定)です。

 

検証① 13コーナー進入時Topスピード比較

平均5.2km/hの向上。この差は実際体感すると明確です。

 

検証② 区間速度差比較

平均7.1km/h向上。

シッカリ加速できている事が数字にも表われています。

 

検証③ 区間タイム比較

平均0.4秒短縮。

たった0.4秒ですが、10秒前後の短い区間における0.4秒。

114km/hは秒速32mなので、0.4秒で12.7mも進むんですよね。

コーナー2つでクルマ2台分以上の開きは、実際かなり大きいと思います。

 

いずれもN=3で有意差がある事から、バラツキではなくLSD効果と考えます。

実際の体感と、データは一致している印象です。

 

動画では伝わりづらいですが、LSD有無で比較してみました。

 

数値では測れない面の所感

作動タイミングが遅いとか、効きが弱いといった不満は感じなかったです。

ドリフトやジムカーナのような走りだと評価が変わる可能性はありますが、少なくとも富士レーシングコースでは期待通りの効果でした。

ストレスが減り、楽しさが増したのは間違いありません。

趣味なので、楽しさに直結する事が何より大事だと思います。

 

デメリットについて

街乗りでは機械式LSDの欠点と言われる、異音や車庫入れしづらさは感じません。

サーキットでも、VDCやTCSの誤作動や変な介入も皆無でした。

クラッチ摩擦を利用する機械式では宿命的に避けられない、効き低下やオーバーホールも心配ありません。

AMS社ヘリカルLSDは、これといった欠点が見当たらなかったです。

400Rとの相性バッチリ。

 

強いてネックを挙げるなら、日本における取扱店の少なさと、アメリカ製ゆえの納期の長さでしょうか。自分は近県に取扱店があり、且つキャンセルがあったとの事ですぐ対応して頂けたので、恵まれていました。

 

総評

400Rの本領を発揮させるためにはマストアイテムだと感じました。

なんでもっと早く入れなかったんだろう??

NISMOから機械式LSD発売がアナウンスされ、性能や価格にどのような違いがあるのかは分かりませんが、現状不満が無いので買い替える事は恐らく無いと思います。

工賃込で30万8千円でしたが、良い買物をしました。

アメリカのAMS社と、千葉のシード・レーシング社には感謝です。

 

クルマ楽しすぎ。

はまれる泥沼があって幸せです。

家族からは何かと不評なんですが...

 

2023年8月22日 なかしん

 

----9月13日追記----

NISMOからリリースされましたね。

スカイライン(V37)用機械式L.S.D.

「普段使いでの不快な作動音を抑えるセッティングとしつつ」との事なので、AMSに比べ入手性の良さも考えると、良い選択肢かもしれません。

めっちゃ気になる(爆)

 

こんにちは、なかしんです。

 

連日ものすごい猛暑ですね。

こんなに暑いとクルマのパワーダウンやタイヤ/ブレーキの熱ダレも凄まじいので、夏場はサーキットお休みという人もいますが、せっかく磨いた感覚が夏に鈍るのが勿体ない気がするので、暑さに耐えながら練習走行に励んできました。

 

この外気温で普通にアタックするとあっという間に油水温とブレーキが逝くうえにタイムが出ないのは明白なので、クルマの熱害軽減と練習の両立を図るべく、富士の長いホームストレートをクーリングに充てる作戦を考えました。

最終コーナー立上り後、一旦180km/hまで加速し、第1コーナーまで惰性で走り油水温を極力下げつつ第1コーナーのブレーキも最小限とし、第1コーナー立上りから最終コーナーまでは全開で練習するやり方です。

但し普段のNS-4クラスは250km/hを超えるクルマがゴロゴロいて、ホームストレートを惰性で走るのはあまりに危険なので、180km/h縛りがあるT-4クラスを今回初めて選びました。

 

更にエントリー台数が少なそうな日を選びました。

 

作戦的中、自分含め台数13台とガラガラで、ストレートを惰性で走ってもいきなり後続車に追いつかれる危ない場面は無く、周りに迷惑をかけず安全に練習を重ねる事ができました。

夏場の練習にT-4クラスはアリだな、と思いました。

 

普段はアタックLap→クーリングLapを交互に走っているので、30分の走行枠でアタックできるのはせいぜい6本くらいだったりするのですが、今回は全Lapを練習に充てたので、インフィールドを12Lap連続で全開走行でき、むしろ普段よりも充実して楽しかったくらいです。

タイムが出ないとサーキットはつまらない、という事は全くなく、純粋に走りを楽しむのであれば、タイムは関係無いんだなーと実感しました。

2分20秒縛りがあるのに、2Lap目でうっかり出しすぎてしまいました。。。

 

この日はLSDテスト目的もあったのですが、詳報を後日アップします。

 

帰り道、金時山の夏空が美しかったです。

夏真っ盛り。夏休みは残すところ数日です。

 

夏休みといえば、大量に出される小学校の宿題。

社会科で水道について勉強中の小4の娘達の習字の宿題、

学校指定のお題が・・・

素敵すぎる。

クラス全員の習字が廊下に貼り出される光景を見てみたいです。

 

2023年8月19日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

スカイラインNISMOが出ましたね。


というか、ようやく出せました。

なかしんが400Rを注文した時
スカイラインNISMOの開発は動いており、実はその渦中にいました。

出るまで待ってNISMOを買うか。

or

今、400Rを買って自分でチューニングするか。


自分の決断は
「今、400Rを買う。そして、自分で育てる。」

 

NISMOではなくチューンド400Rを選んだ理由は3つ。
①自分でやりたい。
NISMOは、一流シェフがじっくり煮込んだ、三星レストランのシチュー。
なかしん400R改は、自分で試行錯誤した、パパ手作り自家製シチュー。


そりゃー、美味しいのは一流シェフのシチューです。間違いありません。

しかし、学生時代から自分でイジる事の面白さにのめりこんできた人生があり、
自分でイジるのがワクワクするので、今回も自分でイジる方を選びました。

どっちが正しい、どっちが速い、どっちが安上がり、といった野暮な議論ではなく、
趣味嗜好、好みの問題です。
たとえ出来たシチューがマズくても、食べる(乗る)のは自分だけですしね。
あ、家族は乗ります。そして不評です(爆)

ちなみにチューンドであっても法規適合性確認は「プロ中のプロの仕業」です。

 

②コンサバでいい。
見た目の話。
明らかにNISMOのほうがプログレッシブです。それはそれでアリ。
NISMOの空力性能は伊達ではなく、実際に徹底的に煮詰めていますしね。
400Rの外観の好きなところは、ベースグレードとの違いが少なく、特別に見えないところ。車に関しては、個人的にはコンサバなファッションが好きです。
ジーンズに無地のTシャツ、みたいな。
スニーカー(タイヤ、ホイール)だけは拘るのがなかしん流。

どっちが恰好いいとか、そういう野暮な議論ではなく、これも個人の好みです。



③今すぐ欲しかった。
はい。どーしようもない夫/パパですみません。。。笑

 

**************

ここからは、
注文から2年経ち、スカイラインNISMOも世に出た今の心境。

400Rの車両代と改造費でスカイラインNISMO価格を超えた身としては、
遠まわりをしてしまったとは思います。
無駄使いもしました。
が、自分でイジって育てるのが自分らしい人生なので、満足しています。

でも、2台持てるなら、NISMOも1台欲しいです。(爆)
妻よ、ダメ夫でスマヌ。


**************
スカイラインNISMOの開発に寄せて。
守秘義務があるので中身は書けませんが、
スカイラインNISMOの開発は、苦労、苦難の連続でした。
日産初チャレンジもありました。
自分の不出来でチームに迷惑をかけてしまった事もありました。

困難に直面し、仲間と励まし合い、歯を食いしばった時もありました。
その全てを乗り越え、ようやく世に出す事ができ、安堵しています。
スカイラインNISMOの開発に携わる事ができ、恵まれた人生だと思います。
会社、上司、同僚、工場、協力メーカー様には感謝しかありません。

最高のチームでした。


2023年8月9日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

400Rでおそらく日本一有名なフェニックスパワーのワークス400R。

「ついに300km/hの大台突破!」スカイライン400Rの潜在能力が高すぎる・・・ | web option(ウェブ オプション) (motor-fan.jp)

 

2月に京都店を訪問した際にホンモノにお目にかかりましたが、

 

えっ ちょっ マジ!?

ヤフオクでホンモノ売ってる!

 

残り4秒、入札者ゼロ!

競合居ないうちにポチっとするっきゃない!?

一瞬血迷って踏みとどまりましたが、

普通に自動延長2週間でした。

中身考えたら爆安だと思います。

買えませんけどねw

19時半現在、まだ売っております。

 

2023年8月7日 なかしん

 

こんばんは、なかしんです。

本日、LSDをつけてきました。

 

いかんせんオープンデフの400R。

サーキットを走ると、ど~してもLSDが欲しくなりますが、

NISMOが開発中との情報があるLSDは間違いなく機械式。

なかしん400Rのメインユースはあくまで日常生活の足を支えるファミリーカーなので、バキバキ音や街乗りでの運転のしにくさは避けたいところです。

 

いろいろ調べたら、千葉県柏市のシード・レーシング社にて400R用ヘリカルLSDを販売している事がわかり、街乗りでも快適との事なので世話になりました。

茅ヶ崎から2時間弱。今回も双子の娘たちが付いてきました。

「千葉の柏に行く」と言ったら「絶対行きたい!」と。

来年小5ですが、来年の今頃もパパのお出かけに付いてくるのかなー。

 

LSDはデフケースに組込み済で見えません。デフケースごと交換です。

 

LSD自体は、AMS社製との事。

AMS Performance Limited Slip Differential

知らなかったので調べたら、アメリカのイリノイ州シカゴ近郊にあり、INFINITI VR30搭載車用ドラッグレース開発に熱心な会社のようです。LSD以外にも大容量水冷インタークーラーなど400Rにも使えるパーツが多数あり、鼻血が出そうです。

日本ではマイナーですが、関東に取扱い店舗があって良かったです。

 

作業は4時間ほど。猛暑の中、交換作業ありがとうございました。

近くのセブンパークというメガショッピングモールで待ちましたが、巨大すぎて4時間あっという間でした。

子供達、スタバデビュー。未知の美味しさに驚愕していました。

44年の人生でスタバ2度目のパパには、注文方法難しすぎ(爆)

 

帰り道、街乗りや車庫入れで不快な現象は皆無で、ひと安心です。

サーキットでどれくらいの違いがあるかは後日レポートしたいと思います。

 

ちなみに。

フェニックスパワー ワークス400RのLSDはトルセンとの言及があります。

トルセンはジェイテクトの商標であり、ヘリカルLSDも含まれます。

「ついに300km/hの大台突破!」スカイライン400Rの潜在能力が高すぎる・・・ | web option(ウェブ オプション) (motor-fan.jp)

 

2月にフェニックスパワー訪問した際の写真にはWAVETRACと書いてあり、

調べたら、AMS社と提携関係にあるようで、AMS社でも扱いがありました。

実際の効能は何が違うんだろ??値段が高い分、高性能なのかな?謎。

いくら調べても、400Rでサーキットで試した記事は見当たりません。

LSDに限らず、400Rサーキット実走情報少なすぎるので(需要も少ないw)、こうして地道にブログアップしている次第です。

 

2023年8月6日 なかしん

_______

23年8月22日追記

サーキットでの効果検証結果をブログアップしました。

リンク先はこちら

 

こんばんは、なかしんです。

先日レポートしたLesson1に続き、7月9日に富士スピードウェイで開催されたNISMOドライビングアカデミーのLesson2に参加しました。

Lesson1修了済が参加資格になりますが、参加を検討されている方向けに、簡単にレポートします。

申込みがタイムアタックの件はこちら。)

 

事前に届いた書類全部。

 

集合場所や持ち物案内。Lesson1と微妙に違います。

タイムスケジュール。集合時間はLesson1より30分遅い8:20~8:50。

Lesson1にはなかったトランスポンダ(LapTime計測器)の取付要領。

 

トランスポンダはこのように助手席の内窓につけます。

ガムテープの糊残りが嫌なので、黒い養生テープですが問題無しでした。

 

今日は24台中400Rが3台だけでした。うち1台は別のグループでした。

 

最初はショートコースのライン攻略の座学。

「ハイパワー車はここで外に膨らみすぎない」とか「このコーナーはイン側にタイヤ〇個分あけて」など細かくて実践的な内容でした。ネタバレしてはいけない気がするので参加してからのお楽しみ。

 

午前の実走は2回。

・4台づつに分かれてのグループ先導10分

 自分のグループは9Lap、50秒→45秒でした。(シトシト雨)

・マンツーマンの先導走行10分

 同時に走るのは3グループ6台。

 自分はGT-R NISMOのクルム校長先導で10Lap、44秒台→41秒台でした。(小雨)   

クルム校長直々の先導は雨の中でも手加減なしで、ついていくのがやっとでしたが、タイヤが滑るか滑らないかのギリギリで走るコツが上達してくるのが自分でもわかりました。この先導走行こそLesson2の真骨頂にして本丸だと思います。

 

午前の最後は講師の同乗走行 1Lap。(影山講師&RZ34でした)

コロナで中断していた同乗が今年から復活しましたが、ここだけマスク着用が義務でした。コロナだけでなく夏風邪も流行ってますし、シーズン中のGTドライバーもいますし、うつす訳にはいかないので適切な対応かと思います。

マスク忘れても、全員にNISMOロゴ入りマスクが配布されます。今だけかな??

 

同乗走行が終わった人から昼食。早めに終わったので、ラッキーな事に講師同乗走行を観ながら。上から見ていると、雨でそこまで飛ばすか!というくらい速い速い。

 

午後はフリー走行を15分×2回。ヘビーウェットでした。

 

走行後、デブリーフィングでタイム計測結果の用紙が渡されます。

裏面は同じグループメンバーのBestLap。

 

講師は管制室隣の部屋から受講生の走りを見ており、デブリーフィングで「あのコーナーでイン側にまだ余裕がある」などの指導をもらえます。質問にもいろいろ答えてくれました。コースアウトしたなかしんは、クルム校長から「ドキドキさせないで~」と言われました。ヘビーウェットだったので、講師も主催者も気が気でなかった事でしょうね。

 

結果はこちら。

フリー走行①のLap10の落ち込みは、おもいっきり滑ったから。

フリー走行①のLap19が、コースアウト(爆)

フリー走行②のLap19は、速いGT-Rに譲ったためです。

 

フリー走行②は大雨になり全体的にタイムは落ちたものの、Lap10以降は0.5秒以内に収まっており、走りが洗練され、無駄が無くなってきたのを実感できました。

 

フリー走行の動画。コースアウトあり。

 

感想。

Lesson1は初級向けで自分には若干ミスマッチでしたが、今回のLesson2は実践的で、得るものがとても大きい1日でした。

NDAに参加して、心の底から改めて「クルマって楽しい!」と思いました。

雨で最初はげんなりしたものの、結果的にはカミソリのようなクルマの挙動をギリギリ限界で操る経験をたくさん積む事ができ、むしろ雨で幸運だったかもしれません。

以前のブログで雨では走らないとか言っていたのですが、、、ショートコースに限り前言撤回します。(さすがにレーシングコースを雨で走る勇気はまだない)

 

講師サイン入りの修了証。

「モータースポーツはテニスなどの他のスポーツと違いたくさん練習できないので、1周1周を大事にしてください」という影山講師の言葉が重く響いた1日でした。

 

次はトライアル2にチャレンジしたくなってきました。

それまでにもっともっと走りこんで腕を磨きたいと思います。

 

2023年7月16日 なかしん