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なかしん公式ブログ

~A型理系男子の取扱説明書~

こんばんは、なかしんです。

 

400Rでおそらく日本一有名なフェニックスパワーのワークス400R。

「ついに300km/hの大台突破!」スカイライン400Rの潜在能力が高すぎる・・・ | web option(ウェブ オプション) (motor-fan.jp)

 

2月に京都店を訪問した際にホンモノにお目にかかりましたが、

 

えっ ちょっ マジ!?

ヤフオクでホンモノ売ってる!

 

残り4秒、入札者ゼロ!

競合居ないうちにポチっとするっきゃない!?

一瞬血迷って踏みとどまりましたが、

普通に自動延長2週間でした。

中身考えたら爆安だと思います。

買えませんけどねw

19時半現在、まだ売っております。

 

2023年8月7日 なかしん

 

こんばんは、なかしんです。

本日、LSDをつけてきました。

 

いかんせんオープンデフの400R。

サーキットを走ると、ど~してもLSDが欲しくなりますが、

NISMOが開発中との情報があるLSDは間違いなく機械式。

なかしん400Rのメインユースはあくまで日常生活の足を支えるファミリーカーなので、バキバキ音や街乗りでの運転のしにくさは避けたいところです。

 

いろいろ調べたら、千葉県柏市のシード・レーシング社にて400R用ヘリカルLSDを販売している事がわかり、街乗りでも快適との事なので世話になりました。

茅ヶ崎から2時間弱。今回も双子の娘たちが付いてきました。

「千葉の柏に行く」と言ったら「絶対行きたい!」と。

来年小5ですが、来年の今頃もパパのお出かけに付いてくるのかなー。

 

LSDはデフケースに組込み済で見えません。デフケースごと交換です。

 

LSD自体は、AMS社製との事。

AMS Performance Limited Slip Differential

知らなかったので調べたら、アメリカのイリノイ州シカゴ近郊にあり、INFINITI VR30搭載車用ドラッグレース開発に熱心な会社のようです。LSD以外にも大容量水冷インタークーラーなど400Rにも使えるパーツが多数あり、鼻血が出そうです。

日本ではマイナーですが、関東に取扱い店舗があって良かったです。

 

作業は4時間ほど。猛暑の中、交換作業ありがとうございました。

近くのセブンパークというメガショッピングモールで待ちましたが、巨大すぎて4時間あっという間でした。

子供達、スタバデビュー。未知の美味しさに驚愕していました。

44年の人生でスタバ2度目のパパには、注文方法難しすぎ(爆)

 

帰り道、街乗りや車庫入れで不快な現象は皆無で、ひと安心です。

サーキットでどれくらいの違いがあるかは後日レポートしたいと思います。

 

ちなみに。

フェニックスパワー ワークス400RのLSDはトルセンとの言及があります。

トルセンはジェイテクトの商標であり、ヘリカルLSDも含まれます。

「ついに300km/hの大台突破!」スカイライン400Rの潜在能力が高すぎる・・・ | web option(ウェブ オプション) (motor-fan.jp)

 

2月にフェニックスパワー訪問した際の写真にはWAVETRACと書いてあり、

調べたら、AMS社と提携関係にあるようで、AMS社でも扱いがありました。

実際の効能は何が違うんだろ??値段が高い分、高性能なのかな?謎。

いくら調べても、400Rでサーキットで試した記事は見当たりません。

LSDに限らず、400Rサーキット実走情報少なすぎるので(需要も少ないw)、こうして地道にブログアップしている次第です。

 

2023年8月6日 なかしん

_______

23年8月22日追記

サーキットでの効果検証結果をブログアップしました。

リンク先はこちら

 

こんばんは、なかしんです。

先日レポートしたLesson1に続き、7月9日に富士スピードウェイで開催されたNISMOドライビングアカデミーのLesson2に参加しました。

Lesson1修了済が参加資格になりますが、参加を検討されている方向けに、簡単にレポートします。

申込みがタイムアタックの件はこちら。)

 

事前に届いた書類全部。

 

集合場所や持ち物案内。Lesson1と微妙に違います。

タイムスケジュール。集合時間はLesson1より30分遅い8:20~8:50。

Lesson1にはなかったトランスポンダ(LapTime計測器)の取付要領。

 

トランスポンダはこのように助手席の内窓につけます。

ガムテープの糊残りが嫌なので、黒い養生テープですが問題無しでした。

 

今日は24台中400Rが3台だけでした。うち1台は別のグループでした。

 

最初はショートコースのライン攻略の座学。

「ハイパワー車はここで外に膨らみすぎない」とか「このコーナーはイン側にタイヤ〇個分あけて」など細かくて実践的な内容でした。ネタバレしてはいけない気がするので参加してからのお楽しみ。

 

午前の実走は2回。

・4台づつに分かれてのグループ先導10分

 自分のグループは9Lap、50秒→45秒でした。(シトシト雨)

・マンツーマンの先導走行10分

 同時に走るのは3グループ6台。

 自分はGT-R NISMOのクルム校長先導で10Lap、44秒台→41秒台でした。(小雨)   

クルム校長直々の先導は雨の中でも手加減なしで、ついていくのがやっとでしたが、タイヤが滑るか滑らないかのギリギリで走るコツが上達してくるのが自分でもわかりました。この先導走行こそLesson2の真骨頂にして本丸だと思います。

 

午前の最後は講師の同乗走行 1Lap。(影山講師&RZ34でした)

コロナで中断していた同乗が今年から復活しましたが、ここだけマスク着用が義務でした。コロナだけでなく夏風邪も流行ってますし、シーズン中のGTドライバーもいますし、うつす訳にはいかないので適切な対応かと思います。

マスク忘れても、全員にNISMOロゴ入りマスクが配布されます。今だけかな??

 

同乗走行が終わった人から昼食。早めに終わったので、ラッキーな事に講師同乗走行を観ながら。上から見ていると、雨でそこまで飛ばすか!というくらい速い速い。

 

午後はフリー走行を15分×2回。ヘビーウェットでした。

 

走行後、デブリーフィングでタイム計測結果の用紙が渡されます。

裏面は同じグループメンバーのBestLap。

 

講師は管制室隣の部屋から受講生の走りを見ており、デブリーフィングで「あのコーナーでイン側にまだ余裕がある」などの指導をもらえます。質問にもいろいろ答えてくれました。コースアウトしたなかしんは、クルム校長から「ドキドキさせないで~」と言われました。ヘビーウェットだったので、講師も主催者も気が気でなかった事でしょうね。

 

結果はこちら。

フリー走行①のLap10の落ち込みは、おもいっきり滑ったから。

フリー走行①のLap19が、コースアウト(爆)

フリー走行②のLap19は、速いGT-Rに譲ったためです。

 

フリー走行②は大雨になり全体的にタイムは落ちたものの、Lap10以降は0.5秒以内に収まっており、走りが洗練され、無駄が無くなってきたのを実感できました。

 

フリー走行の動画。コースアウトあり。

 

感想。

Lesson1は初級向けで自分には若干ミスマッチでしたが、今回のLesson2は実践的で、得るものがとても大きい1日でした。

NDAに参加して、心の底から改めて「クルマって楽しい!」と思いました。

雨で最初はげんなりしたものの、結果的にはカミソリのようなクルマの挙動をギリギリ限界で操る経験をたくさん積む事ができ、むしろ雨で幸運だったかもしれません。

以前のブログで雨では走らないとか言っていたのですが、、、ショートコースに限り前言撤回します。(さすがにレーシングコースを雨で走る勇気はまだない)

 

講師サイン入りの修了証。

「モータースポーツはテニスなどの他のスポーツと違いたくさん練習できないので、1周1周を大事にしてください」という影山講師の言葉が重く響いた1日でした。

 

次はトライアル2にチャレンジしたくなってきました。

それまでにもっともっと走りこんで腕を磨きたいと思います。

 

2023年7月16日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

先日7月8日 、富士スピードウェイで開催されたNISMOドライビングアカデミーのLesson1に参加しました。

参加を検討されている方向けに、簡単にレポートします。

申込みがタイムアタックの件はこちら。)

 

開催約10日前に届いた書類はこれで全部です。

参加集合場所や持ち物案内。

タイムスケジュール。朝7:50~8:20ショートコース集合です。

裏面に詳しい案内図があります。

 

5:45起床、7時に出発し8時FSW着。

参加台数24台のうち、400Rが7台もいました。

 

午前中はP7に移動し基礎的な操作の練習です。

・講師によるドラポジ指導(なかしんはクルム校長の指導でした!)

・全開加速・全制動×4本

・定常円旋回 右回り5周×1本 左回り5周×1本

・Jターン 左コーナー×2本 右コーナー×2本

12台で1ループなので、待ち時間は意外と少なく忙しいです。

 

定常円旋回。奥に見えるプレハブは同伴者が休憩できるようです。

 

FRはケツ出して遊ぶのがお約束かと。

1台1台に無線が渡され、リアルタイムに講師のフィードバックを貰えます。

 

ブレーキとJターンの動画。

 

午後はショートコースで

・先導走行① 低速 40分

  自分のグループは9Lap、48秒→42秒ペース。 

・講師の同乗走行 1周(影山講師&Z34 NISMOでした)

・先導走行② 中~高速 40分

  自分のグループは10Lap、43秒→41秒ペース。

先導車の講師はバックミラーで参加者の動きをよく見ており、ペースを合わせてくれるので、速過ぎて無理!という事は無いと思います。

 

先導走行①の動画。

 

閉会式後にレーシングコース体験走行もありましたが、ライセンス走行で散々走ってますし、早く帰宅したかったので参加せず帰っちゃいました。

 

感想。

Lesson1は敷居が低く、誰でも気負うことなく気軽に参加できる雰囲気でした。

車はノーマルで十分。納車1か月という参加者もいました。

運転スキルはペーパードライバーじゃなければ大丈夫だと思います。

サーキット経験者には易し過ぎる面もありますが、ステップアップでLesson2やスペシャルステージがある事を考えると、Lesson1のレベルは丁度良い塩梅なのかもしれません。

 

翌日のLesson2は後日UPします。

 

おまけ①

最初の座学で貰うテキストと、最後に貰う講師サイン入り修了証。

 

テキストは、ドラポジや運転の基礎、サーキット走行の基礎や注意点、必要な機材、あると便利なグッズなどなどお役立ち情報が満載ですが、中身は参加してからのお楽しみです。

 

おまけ②

朝イチ、先導車を降ろすところ。ひゃー 怖そう! 

 

2023年7月14日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

今日は豪雨だったので、家でおとなしくリヤスタビライザー交換しました。

 

富士スピードウェイの醍醐味は、個人的にAコーナーと300Rの高速コーナー。

半面、イン巻きクラッシュ→即廃車の恐怖と隣り合わせです。

高速コーナーでリヤが唐突にズルッていくと、超怖いんですよね。

 

そこで、リヤの安定性向上にピンポイントで効く、リヤスタビライザー剛性UPチューニングです。(細かい理論は省略させてください)

用意するのは日産FUGA用純正リヤスタビライザーと、ゴムブッシュ×2。

スタビライザー 54230-1MA0A 1万3千円くらい。

ゴムブッシュ 54613-JK07A 2個で千円くらい。

これだけです。

なかしんはケインズファクトリーで注文しましたが、日産販売店でも扱ってますし、普通にAmazonやモノタロウとかでも売ってます。

 

400R用純正φ20.0mm。FUGA用純正φ22.2mmでした。車重差ですかね。

Pipe板厚は両方ともt=3.2で同じでした。

断面2次モーメントを電卓で計算すると、

400R用:6,174.7mm^4

FUGA用:8,863.8mm^4 400R比1.44倍の剛性です。

(外径差は僅かですが、断面2次モーメントは外径の4乗で効いてきます)

 

交換はガレージジャッキでも3時間もかからないので、雑ですが紹介します。

ガッツがある400R乗りはぜひ試してみてください。

 

スタビライザー交換自体は両端とクランプを外すだけですが・・・

マフラーが邪魔で抜けないのが面倒です。(純正マフラーでも同じです)

 

マフラーを分解するとガスケット交換やテールパイプ位置出しが超面倒なので、少し下に降ろすだけにします。マフラーをジャッキで支えつつ吊りゴムを外して、

自作アンダーパネルを支えているように見えますが、マフラー左右を繋ぐステーを支えています。

純正マフラーの場合はサイレンサーを支えると良いと思います。

 

マフラーを少し降ろすと、無事スタビライザーを抜く事ができました。

 

SMによると、ブッシュの割れ目は車両前方が正しいそうです。理由は謎。

 

クランプ金具とボルトは400R用を再利用できます。

 

最後はタイヤを接地させ、1G状態で締結すれば完了です。

 

ついでにオイル交換したら、晴れてきました。

しかし蒸し暑い1日でした。

今朝コロナワクチン5回目打った左肩が少し痛むので、今夜はこのへんで。

 

2023年7月1日 なかしん

 

-----2025年3月9日追記-----

フロントスタビはRZ34 NISMO用が流用できました。剛性1.46倍になります。

日記はこちら

 

こんばんは、なかしんです。

 

400R購入時は富士レーシングコースだけ走る計画で、ショートコースは正直興味無かったのですが・・・

先日申込みに成功したNISMOドライビングアカデミーのコースが富士ショートなので、コースを知っていると授業に集中できるのでは・・・と思い、軽い気持ちで昨日ショートコースに行ってきました。

 

着くやいなや、レーシングコースと違う雰囲気に少し気後れしました。。。

ショートコースは客層若い! みんな根性入ってる!!

中年男性がボッチでオッサンセダンで来てしまった事を後悔したのは言うまでもありません。場違い感ハンパ無かったです。

 

16:00~のSS-4 G券は自分も含めてたった3台でした。

日曜の最終枠は空いている法則は、ショートコースも同様のようです。

撤収時は自分ひとりぼっち。

 

25分走った感想・・・

なにこれ、めっちゃくっちゃ楽しい。

対向車が無いガラガラの峠道を遠慮なく攻める感覚。

ショートコースと重量級オッサンセダンの組合せは一見相性が良くなさそうですが、

心の底から走りを楽しめる事が証明されました。タイムはさておきw

 

しかも安い!25分で3,300円(休日)、132円/分。

レーシングコースは30分7,500円(休日)、250円/分なので、レシオは約半額!

 

25分で33Lap走り、Best Lapが最終Lapの37秒68。そのLapの動画。

タイムについてはノーコメントでお願いします(爆)

 

ブレーキや油水温は、レーシングコースに比べショートコースのほうが厳しい面もあると感じました。短いサイクルでストップ&ゴーを繰返すため冷える暇がないのです。

更に、クーリングラップを入れても車速(風速)が低いし1周も短いので、冷やそうにも冷えてくれないのです。レーシングコースはクーリングラップを入れると水温グングン下がりますが、ショートだと全然下がらなかったです。

ですので、「ショートコースはスピードレンジ低いからブレーキはノーマルで十分」という考えは超危険だと思いました。

最低限、PAD交換は必要かと思います。

400Rのお勧めはレーシングコースでも証明済のDixcel Z Typeです。

 

帰路・・・日曜夕方の東名高速上りは必ず大渋滞なので最初から断念。

 

今回も定番の足柄峠経由で渋滞フリーで帰ってきました。

この迂回路、運転が楽しいし、混まないし、節約にもなるのでお勧めです。

 

2023年6月26日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

サーキットで凄まじい勢いで消耗していくフロントブレーキとは対照的に、

リヤブレーキの消耗は至ってマイルドで、PADはDixcel Z 1セットで富士10回(30分×10)走り切りました。

残量3mmになったので、さすがに新品に交換しましたが、健闘賞!

 

Dixcel Z Typeをリピートです。新品は9mmあるんですね。

 

RR DISCに至っては純正のまま1回も交換する事なく今日まで走ってきましたが、折角なのでDixcel FC Typeに交換。RR DISCは純正でも不満は無かったんすけどね。

 

ブラックカラーはオプションです。

 

FRは6POTになりましたが、RRは4POTにする必要性を感じません。

FRだけ強化して前後バランスが悪くなった感じも全くありません。

泥沼だったブレーキは、これでひとまず完成形。

ようやく泥沼の底に到達した・・・かもしれません。

明日は人生初の富士ショートコースです。

 

2023年6月24日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

富士スピードウェイを走っていると、あんな事や、

 

こんな事や、

 

あんな事があり、サーキットは危険がいっぱい。

特に↑300Rのスピンはやばかった(汗)

 

こんな危なっかしい走りをしていると、いつか廃車になるのでは。。。

安全に楽しむためには限界付近でのコントロール技術を磨かねば・・・と思っていたところ、ストライクど真ん中なスクールを見つけました。

NISMOドライビングアカデミー

ちょうど来月、富士スピードウェイで開催予定じゃないですか。

しかも2022年から400Rでも参加可能になったとの事。

これは是が非でも受講せずには居られません。

が、

7月8日のLesson1が18台、

7月9日のLesson2が16台と、狭き門。

見つけた当初は各24台の予定でしたが、途中で募集台数が減りました。

講師予定だった松田次生選手がRd3鈴鹿で事故に見舞われた影響のようですね。

大きな事故だと聞いているので、当然の判断かと思います。

 

尚更競争倍率高そうですが、落とす訳にはいきません。(もはや使命感)

6月10日20時のLesson 1 受付開始までPC前に張付き、20時0分0秒受付開始の瞬間から目にも止まらぬスピードで入力したところ、エントリー成功しました。

が、20時5分にはエントリー締切りという瞬殺状態でした。

 

翌日受付開始のLesson2はさらに激しい戦いでした。

なかしんは光の速さで入力し20時1分を待たずエントリー成功しましたが、

20時2分↓には残り10台、

 

20時3分↓には残り2台、

 

20時3分30秒↓にはエントリー締切りという凄まじい争奪戦でした。

 

NISMOドライビングアカデミーは、ドライビング訓練以前に、

タイムアタックの如きタイピング訓練が必要です。

アァァァァタタタタタタタターホワッチャー

 

(ケンシロウは実際には最後「終わったー」と言っているトリビア)

 

2023年6月12日 なかしん

 

こんばんは、なかしんです。

 

昨日は当初は家族で箱根に遊びに行く予定でしたが、台風2号の大雨で箱根に通じる道は軒並み通行止めで、光の速さで諦めました。

 

富士に走りに行く予定は全く無かったのですが・・・

午後は天気が回復予報で、しかもNS-4の走行枠があるじゃないですか。

 

午前中は東名通行止めだったので、走行予定を断念した人が多いのでは?

これは絶対空いていると思い、家族そっちのけで急遽サーキットにGo。

予想的中、パドックはガラガラ。

自分が走ったNS-4 F(16:20~)はたった11台でした。

 

今日の目的は、待望の鍛造6POTの慣らしと様子見。

制動力高過ぎてロック出まくりだったらどうしよう・・・と心配していたのですが、ABSとのマッチングが良く、250km/hからのフルブレーキで左右にふらつく事無く、まっすぐ綺麗に減速してくれました。

最高速からのフルブレーキで僅かでも左右にふらつくと、心底怖いんですよね。

速さよりも、安心して楽しめる事が一番大事。

 

Dixcelのキャリパー温度シールを貼ってみましたが・・・

走行後、全く変化なし。

おめーの生ぬるい走りで俺がアツくなるとでも思っているのか?

とでも言いたげな鍛造モノブロック様。

 

30分走行でPADの摩耗はたったの0.8mmでした。

Dixcel Z Typeは2~2.5mmだったので摩耗量半減以下になりました。

帰り道でペダルタッチが柔らかくなる現象も皆無でした。

高い買物でしたが、長く付き合えそうです。

 

しかし台風一過で気温と湿度が高く、走り終わったら自分も汗ダク。

自分はシートに座ってペダル踏むだけなんですけどねw

 

昨日は子供達ほっぽらかしで走りに行ってしまったので、

今日、1日遅れで箱根に遊びに行きました。

箱根水族館のコツメカワウソ兄弟のウメとレイワ、大きくなりました。

この水族館は握手できるのです。(有料)

 

四国水族館に引っ越した兄弟のうち、ツバキは大分に嫁いだそうです。

コツメカワウソ「ツバキ」搬出のおしらせ|トピックス|四国水族館 (shikoku-aquarium.jp)

ウメとレイワもそろそろ結婚相手を探すんでしょうかねー。

 

隠居生活を送るハナとフユに孫ができる日もそう遠くなさそうです。

いつ来ても必ず寄り添っています。仲良し老夫婦。

 

名物の温泉あざらしは今日も働いていました。

おい、熱燗ぬるいじゃねーか 怒 みたいな。

 

2023年6月4日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

今日は真面目な空力の話。

純正マフラーは空力機能も担っており、サイレンサー下面とバンパー下面で一体的なディフューザー効果を発揮している事は、あまり知られていないように思います。

床下流速UP&圧力低減により得られる効果は、

 Cd低減(空気抵抗低減)=燃費向上、限界最高速UP

 Cl抑制(リフトフォース抑制)=接地感向上、高速スタビリティ向上

  ※リフトフォースがマイナスになった状態が、ダウンフォース。

   市販車では一部スポーツカーを除き、頑張ってもゼロリフトといったところ。

といい事づくめなんですが・・・

 

サイレンサー左右分岐タイプの社外マフラーに交換すると・・・

床下に大きな空間ができ、リヤバンパーへの空気流が乱れ・・・

本来の空力性能を発揮できないのです。

これもあまり知られていないように思います。

 

一般公道では、僅かな燃費悪化レベルで気づきにくいかもしれませんが、

富士スピードウェイとなると最高速や安定性への影響を看過できません。

そこで床下の空間を塞ぎ、本来の空力性能の発揮を目論見ます。

 

作り方をザクッと紹介すると、段ボールでモックアップを作り、

 

t=1.5のアルミ板に転写しカットし、

 

車両下面は前後方向にL字アングルで補強し、

 

車両上面は左右方向に補強し、車に着けて完了。

 

ビフォー

 

アフター

 

効果は1月23日のブログの通り、同じ気温条件で1.3秒のタイム短縮でした。

リヤ接地感が増し、300Rで安心して踏んでいけるようになった効果を体感できます。

 

なかしんはDIYでワンオフしましたが、

①レイアウト検討&構造検討で1日、

②各部位詳細設計とモックアップ作製で1日、

③作製で1日と、丸3日かかりました。

ただ単にカタチにすれば良い訳ではなく、

排気管動的干渉(熱膨張考慮)・強度・剛性・耐久性・締結信頼性・水密・防錆・脱着整備性・材料入手性・原価・加工製造性等々の複合要件を総合的に勘案し最適解を見つける必要があり、作製プロセスよりも設計検討プロセスのほうが難しいパーツです。

(休日なのにガッツリ仕事した気分・・・職業病。。。)

 

どなたか製品化して頂きたいところですが、柿本、HKS、トラストetc・・・でサイレンサー位置が異なるので、各社マフラー共通リヤアンダーディフューザーの製品化は難しいんですよね。

 

ところで、学問としてクルマの空力を学びたい場合、この本がおすすめです。

流体力学の基礎が分かると、クルマの世界が広がります。

 

2023年6月2日 なかしん