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なかしん公式ブログ

~A型理系男子の取扱説明書~

こんばんは、なかしんです。

先日7月8日 、富士スピードウェイで開催されたNISMOドライビングアカデミーのLesson1に参加しました。

参加を検討されている方向けに、簡単にレポートします。

申込みがタイムアタックの件はこちら。)

 

開催約10日前に届いた書類はこれで全部です。

参加集合場所や持ち物案内。

タイムスケジュール。朝7:50~8:20ショートコース集合です。

裏面に詳しい案内図があります。

 

5:45起床、7時に出発し8時FSW着。

参加台数24台のうち、400Rが7台もいました。

 

午前中はP7に移動し基礎的な操作の練習です。

・講師によるドラポジ指導(なかしんはクルム校長の指導でした!)

・全開加速・全制動×4本

・定常円旋回 右回り5周×1本 左回り5周×1本

・Jターン 左コーナー×2本 右コーナー×2本

12台で1ループなので、待ち時間は意外と少なく忙しいです。

 

定常円旋回。奥に見えるプレハブは同伴者が休憩できるようです。

 

FRはケツ出して遊ぶのがお約束かと。

1台1台に無線が渡され、リアルタイムに講師のフィードバックを貰えます。

 

ブレーキとJターンの動画。

 

午後はショートコースで

・先導走行① 低速 40分

  自分のグループは9Lap、48秒→42秒ペース。 

・講師の同乗走行 1周(影山講師&Z34 NISMOでした)

・先導走行② 中~高速 40分

  自分のグループは10Lap、43秒→41秒ペース。

先導車の講師はバックミラーで参加者の動きをよく見ており、ペースを合わせてくれるので、速過ぎて無理!という事は無いと思います。

 

先導走行①の動画。

 

閉会式後にレーシングコース体験走行もありましたが、ライセンス走行で散々走ってますし、早く帰宅したかったので参加せず帰っちゃいました。

 

感想。

Lesson1は敷居が低く、誰でも気負うことなく気軽に参加できる雰囲気でした。

車はノーマルで十分。納車1か月という参加者もいました。

運転スキルはペーパードライバーじゃなければ大丈夫だと思います。

サーキット経験者には易し過ぎる面もありますが、ステップアップでLesson2やスペシャルステージがある事を考えると、Lesson1のレベルは丁度良い塩梅なのかもしれません。

 

翌日のLesson2は後日UPします。

 

おまけ①

最初の座学で貰うテキストと、最後に貰う講師サイン入り修了証。

 

テキストは、ドラポジや運転の基礎、サーキット走行の基礎や注意点、必要な機材、あると便利なグッズなどなどお役立ち情報が満載ですが、中身は参加してからのお楽しみです。

 

おまけ②

朝イチ、先導車を降ろすところ。ひゃー 怖そう! 

 

2023年7月14日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

今日は豪雨だったので、家でおとなしくリヤスタビライザー交換しました。

 

富士スピードウェイの醍醐味は、個人的にAコーナーと300Rの高速コーナー。

半面、イン巻きクラッシュ→即廃車の恐怖と隣り合わせです。

高速コーナーでリヤが唐突にズルッていくと、超怖いんですよね。

 

そこで、リヤの安定性向上にピンポイントで効く、リヤスタビライザー剛性UPチューニングです。(細かい理論は省略させてください)

用意するのは日産FUGA用純正リヤスタビライザーと、ゴムブッシュ×2。

スタビライザー 54230-1MA0A 1万3千円くらい。

ゴムブッシュ 54613-JK07A 2個で千円くらい。

これだけです。

なかしんはケインズファクトリーで注文しましたが、日産販売店でも扱ってますし、普通にAmazonやモノタロウとかでも売ってます。

 

400R用純正φ20.0mm。FUGA用純正φ22.2mmでした。車重差ですかね。

Pipe板厚は両方ともt=3.2で同じでした。

断面2次モーメントを電卓で計算すると、

400R用:6,174.7mm^4

FUGA用:8,863.8mm^4 400R比1.44倍の剛性です。

(外径差は僅かですが、断面2次モーメントは外径の4乗で効いてきます)

 

交換はガレージジャッキでも3時間もかからないので、雑ですが紹介します。

ガッツがある400R乗りはぜひ試してみてください。

 

スタビライザー交換自体は両端とクランプを外すだけですが・・・

マフラーが邪魔で抜けないのが面倒です。(純正マフラーでも同じです)

 

マフラーを分解するとガスケット交換やテールパイプ位置出しが超面倒なので、少し下に降ろすだけにします。マフラーをジャッキで支えつつ吊りゴムを外して、

自作アンダーパネルを支えているように見えますが、マフラー左右を繋ぐステーを支えています。

純正マフラーの場合はサイレンサーを支えると良いと思います。

 

マフラーを少し降ろすと、無事スタビライザーを抜く事ができました。

 

SMによると、ブッシュの割れ目は車両前方が正しいそうです。理由は謎。

 

クランプ金具とボルトは400R用を再利用できます。

 

最後はタイヤを接地させ、1G状態で締結すれば完了です。

 

ついでにオイル交換したら、晴れてきました。

しかし蒸し暑い1日でした。

今朝コロナワクチン5回目打った左肩が少し痛むので、今夜はこのへんで。

 

2023年7月1日 なかしん

 

-----2025年3月9日追記-----

フロントスタビはRZ34 NISMO用が流用できました。剛性1.46倍になります。

日記はこちら

 

こんばんは、なかしんです。

 

400R購入時は富士レーシングコースだけ走る計画で、ショートコースは正直興味無かったのですが・・・

先日申込みに成功したNISMOドライビングアカデミーのコースが富士ショートなので、コースを知っていると授業に集中できるのでは・・・と思い、軽い気持ちで昨日ショートコースに行ってきました。

 

着くやいなや、レーシングコースと違う雰囲気に少し気後れしました。。。

ショートコースは客層若い! みんな根性入ってる!!

中年男性がボッチでオッサンセダンで来てしまった事を後悔したのは言うまでもありません。場違い感ハンパ無かったです。

 

16:00~のSS-4 G券は自分も含めてたった3台でした。

日曜の最終枠は空いている法則は、ショートコースも同様のようです。

撤収時は自分ひとりぼっち。

 

25分走った感想・・・

なにこれ、めっちゃくっちゃ楽しい。

対向車が無いガラガラの峠道を遠慮なく攻める感覚。

ショートコースと重量級オッサンセダンの組合せは一見相性が良くなさそうですが、

心の底から走りを楽しめる事が証明されました。タイムはさておきw

 

しかも安い!25分で3,300円(休日)、132円/分。

レーシングコースは30分7,500円(休日)、250円/分なので、レシオは約半額!

 

25分で33Lap走り、Best Lapが最終Lapの37秒68。そのLapの動画。

タイムについてはノーコメントでお願いします(爆)

 

ブレーキや油水温は、レーシングコースに比べショートコースのほうが厳しい面もあると感じました。短いサイクルでストップ&ゴーを繰返すため冷える暇がないのです。

更に、クーリングラップを入れても車速(風速)が低いし1周も短いので、冷やそうにも冷えてくれないのです。レーシングコースはクーリングラップを入れると水温グングン下がりますが、ショートだと全然下がらなかったです。

ですので、「ショートコースはスピードレンジ低いからブレーキはノーマルで十分」という考えは超危険だと思いました。

最低限、PAD交換は必要かと思います。

400Rのお勧めはレーシングコースでも証明済のDixcel Z Typeです。

 

帰路・・・日曜夕方の東名高速上りは必ず大渋滞なので最初から断念。

 

今回も定番の足柄峠経由で渋滞フリーで帰ってきました。

この迂回路、運転が楽しいし、混まないし、節約にもなるのでお勧めです。

 

2023年6月26日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

サーキットで凄まじい勢いで消耗していくフロントブレーキとは対照的に、

リヤブレーキの消耗は至ってマイルドで、PADはDixcel Z 1セットで富士10回(30分×10)走り切りました。

残量3mmになったので、さすがに新品に交換しましたが、健闘賞!

 

Dixcel Z Typeをリピートです。新品は9mmあるんですね。

 

RR DISCに至っては純正のまま1回も交換する事なく今日まで走ってきましたが、折角なのでDixcel FC Typeに交換。RR DISCは純正でも不満は無かったんすけどね。

 

ブラックカラーはオプションです。

 

FRは6POTになりましたが、RRは4POTにする必要性を感じません。

FRだけ強化して前後バランスが悪くなった感じも全くありません。

泥沼だったブレーキは、これでひとまず完成形。

ようやく泥沼の底に到達した・・・かもしれません。

明日は人生初の富士ショートコースです。

 

2023年6月24日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

富士スピードウェイを走っていると、あんな事や、

 

こんな事や、

 

あんな事があり、サーキットは危険がいっぱい。

特に↑300Rのスピンはやばかった(汗)

 

こんな危なっかしい走りをしていると、いつか廃車になるのでは。。。

安全に楽しむためには限界付近でのコントロール技術を磨かねば・・・と思っていたところ、ストライクど真ん中なスクールを見つけました。

NISMOドライビングアカデミー

ちょうど来月、富士スピードウェイで開催予定じゃないですか。

しかも2022年から400Rでも参加可能になったとの事。

これは是が非でも受講せずには居られません。

が、

7月8日のLesson1が18台、

7月9日のLesson2が16台と、狭き門。

見つけた当初は各24台の予定でしたが、途中で募集台数が減りました。

講師予定だった松田次生選手がRd3鈴鹿で事故に見舞われた影響のようですね。

大きな事故だと聞いているので、当然の判断かと思います。

 

尚更競争倍率高そうですが、落とす訳にはいきません。(もはや使命感)

6月10日20時のLesson 1 受付開始までPC前に張付き、20時0分0秒受付開始の瞬間から目にも止まらぬスピードで入力したところ、エントリー成功しました。

が、20時5分にはエントリー締切りという瞬殺状態でした。

 

翌日受付開始のLesson2はさらに激しい戦いでした。

なかしんは光の速さで入力し20時1分を待たずエントリー成功しましたが、

20時2分↓には残り10台、

 

20時3分↓には残り2台、

 

20時3分30秒↓にはエントリー締切りという凄まじい争奪戦でした。

 

NISMOドライビングアカデミーは、ドライビング訓練以前に、

タイムアタックの如きタイピング訓練が必要です。

アァァァァタタタタタタタターホワッチャー

 

(ケンシロウは実際には最後「終わったー」と言っているトリビア)

 

2023年6月12日 なかしん

 

こんばんは、なかしんです。

 

昨日は当初は家族で箱根に遊びに行く予定でしたが、台風2号の大雨で箱根に通じる道は軒並み通行止めで、光の速さで諦めました。

 

富士に走りに行く予定は全く無かったのですが・・・

午後は天気が回復予報で、しかもNS-4の走行枠があるじゃないですか。

 

午前中は東名通行止めだったので、走行予定を断念した人が多いのでは?

これは絶対空いていると思い、家族そっちのけで急遽サーキットにGo。

予想的中、パドックはガラガラ。

自分が走ったNS-4 F(16:20~)はたった11台でした。

 

今日の目的は、待望の鍛造6POTの慣らしと様子見。

制動力高過ぎてロック出まくりだったらどうしよう・・・と心配していたのですが、ABSとのマッチングが良く、250km/hからのフルブレーキで左右にふらつく事無く、まっすぐ綺麗に減速してくれました。

最高速からのフルブレーキで僅かでも左右にふらつくと、心底怖いんですよね。

速さよりも、安心して楽しめる事が一番大事。

 

Dixcelのキャリパー温度シールを貼ってみましたが・・・

走行後、全く変化なし。

おめーの生ぬるい走りで俺がアツくなるとでも思っているのか?

とでも言いたげな鍛造モノブロック様。

 

30分走行でPADの摩耗はたったの0.8mmでした。

Dixcel Z Typeは2~2.5mmだったので摩耗量半減以下になりました。

帰り道でペダルタッチが柔らかくなる現象も皆無でした。

高い買物でしたが、長く付き合えそうです。

 

しかし台風一過で気温と湿度が高く、走り終わったら自分も汗ダク。

自分はシートに座ってペダル踏むだけなんですけどねw

 

昨日は子供達ほっぽらかしで走りに行ってしまったので、

今日、1日遅れで箱根に遊びに行きました。

箱根水族館のコツメカワウソ兄弟のウメとレイワ、大きくなりました。

この水族館は握手できるのです。(有料)

 

四国水族館に引っ越した兄弟のうち、ツバキは大分に嫁いだそうです。

コツメカワウソ「ツバキ」搬出のおしらせ|トピックス|四国水族館 (shikoku-aquarium.jp)

ウメとレイワもそろそろ結婚相手を探すんでしょうかねー。

 

隠居生活を送るハナとフユに孫ができる日もそう遠くなさそうです。

いつ来ても必ず寄り添っています。仲良し老夫婦。

 

名物の温泉あざらしは今日も働いていました。

おい、熱燗ぬるいじゃねーか 怒 みたいな。

 

2023年6月4日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

今日は真面目な空力の話。

純正マフラーは空力機能も担っており、サイレンサー下面とバンパー下面で一体的なディフューザー効果を発揮している事は、あまり知られていないように思います。

床下流速UP&圧力低減により得られる効果は、

 Cd低減(空気抵抗低減)=燃費向上、限界最高速UP

 Cl抑制(リフトフォース抑制)=接地感向上、高速スタビリティ向上

  ※リフトフォースがマイナスになった状態が、ダウンフォース。

   市販車では一部スポーツカーを除き、頑張ってもゼロリフトといったところ。

といい事づくめなんですが・・・

 

サイレンサー左右分岐タイプの社外マフラーに交換すると・・・

床下に大きな空間ができ、リヤバンパーへの空気流が乱れ・・・

本来の空力性能を発揮できないのです。

これもあまり知られていないように思います。

 

一般公道では、僅かな燃費悪化レベルで気づきにくいかもしれませんが、

富士スピードウェイとなると最高速や安定性への影響を看過できません。

そこで床下の空間を塞ぎ、本来の空力性能の発揮を目論見ます。

 

作り方をザクッと紹介すると、段ボールでモックアップを作り、

 

t=1.5のアルミ板に転写しカットし、

 

車両下面は前後方向にL字アングルで補強し、

 

車両上面は左右方向に補強し、車に着けて完了。

 

ビフォー

 

アフター

 

効果は1月23日のブログの通り、同じ気温条件で1.3秒のタイム短縮でした。

リヤ接地感が増し、300Rで安心して踏んでいけるようになった効果を体感できます。

 

なかしんはDIYでワンオフしましたが、

①レイアウト検討&構造検討で1日、

②各部位詳細設計とモックアップ作製で1日、

③作製で1日と、丸3日かかりました。

ただ単にカタチにすれば良い訳ではなく、

排気管動的干渉(熱膨張考慮)・強度・剛性・耐久性・締結信頼性・水密・防錆・脱着整備性・材料入手性・原価・加工製造性等々の複合要件を総合的に勘案し最適解を見つける必要があり、作製プロセスよりも設計検討プロセスのほうが難しいパーツです。

(休日なのにガッツリ仕事した気分・・・職業病。。。)

 

どなたか製品化して頂きたいところですが、柿本、HKS、トラストetc・・・でサイレンサー位置が異なるので、各社マフラー共通リヤアンダーディフューザーの製品化は難しいんですよね。

 

ところで、学問としてクルマの空力を学びたい場合、この本がおすすめです。

流体力学の基礎が分かると、クルマの世界が広がります。

 

2023年6月2日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

ヘッドライトの透明度はクルマの鮮度のバロメーター。

黄変すると一気に老け顔になっちゃいますよね。

昔乗っていたR33、アクシデントで右ライトだけ新品交換したところ、

左側の黄ばみがやたら目立ってしまい、

ケインズファクトリーヘッドライトリフレッシュを施工した事もありました。

しかし、一度黄ばんだライトは磨いてもすぐ黄ばんじゃうんですよね。

 

400Rは10年以上乗るつもりなので、黄ばみの未然防止は絶対です。

自宅は紫外線が防げる環境ですが・・・

運転中や出先の駐車時でも紫外線から守れないものか調べていたところ・・・こんなものを見つけました。

ユニグローブ 黄ばみを防ぐヘッドライトプロテクションフィルム

ストライクど真ん中じゃないですか。これですよ、探し物は。

近隣でこのフィルムの取り扱い店を探していたところ、辻堂のエンシノという店を見つけ、早速お世話になる事にしました。

Headlight Protection Film ヘッドライト プロテクション フィルム | 湘南 辻堂にある車のプロフェッショナルショップ ENCINO

今回も娘たちがついてきました。暇なのか?

 

施工自体は1日で終わるものの養生のため1泊2日で預かりたいとの事。回転効率より仕上がりを重視する姿勢に好感が持てます。

その間、代車を準備してもらいました。感謝。

 

仕上がりは、ぱっと見フィルムの存在感ゼロです。さすがプロ。

 

受取り時、「飛び石の細かい傷が多かった」とご指摘頂きました。

1万2千km走ってますし、高速道路も定期的に走っているので仕方ないですが、新車の時にすぐフィルム貼っておけば・・・と後悔しました。

 

料金は価格表のとおり、大型M(フーガクラス)の\27,300でした。

ちなみにV37用ヘッドライトの補修部品、おいくら万円かご存じですか?

片側\164,000もするんですよ。両側33万・・・!

それに比べれば安いもんです。

備えあれば憂いなし。

 

2023年5月28日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

泥沼の1丁目1番地、かねてからサーキット最大の懸案となっていたブレーキ熱問題に終止符を打つべく、待ちに待った最終決戦兵器を投入しました。

ENDLESS Racing MONO6 Rally。ラリーはしませんがw

キャリパーキット『RacingMONO6 Rally』| エンドレス公式ウェブサイト【ENDLESS】 (endless-sport.co.jp)

 

最初検討していたRacing MONO6の進化版です。

400R用KIT設定が無いので、Z34用のRacing MONO6 KITを流用したうえで、アップチャージでRallyに変更しています。

 

純正アケボノ4POTとの比較。

こう見るとスリムになった印象ですが、400Rで選べるキャリパーとしては最大級で、純正ホイールのままだと干渉します。ホイールを選ぶブレーキです。

 

ENDLESS HPのキャリパー車種適合表にホイール隙確認用の型紙が公開されており、Z34用をホイールに当てがって確認のうえ発注しました。


サーキット用 ENKEI PFM1 19inch:隙間4mm ヨシ。

 

街乗り用 BBS RI-S 20inch:隙間2mm ぎりぎりヨシ。危なかった・・・汗

ちなみにこの型紙、ブレーキ問題で親身に相談に乗って頂いたケインズファクトリーにて作成して頂きました。ラミネート済で折れません。感謝です。

 

PADサイズはかなり大きくなりました。

 

PADの厚さが25mmもあります。摩材だけでも18mm、従来の倍です。

 

選べるブレーキPADはMX72 PLUSを選択しました。

ブレーキパッド「MX72 PLUS」 | エンドレス公式ウェブサイト【ENDLESS】 (endless-sport.co.jp)

『周回を重ねた際に起こる「熱ダレ」を抑えることで、さらなるサーキット向けセミメタリックブレーキパッドへと進化しました。』との説明なので、いい仕事してくれそうな期待が持てます。

 

このキャリパー、色を変えられませんが、むしろ潔くて好感が持てます。

 

ローターのベルハウジングも色変更不可ですが、男は黙ってタフラムコート。

 

リヤは純正キャリパーなので色がチグハグですが、機能優先という事で黙殺。。。

リヤは純正2POTでも現状不満無く、リヤキャリパーを変える予算があるならば富士の走行チケット代とガソリン代に充てたいと思います。見た目は二の次。

 

まだ街乗りだけですが、渋滞中の車速微調整や停止時の効き感は至って自然で、扱いにくさは微塵もありません。Z34用流用につき400Rとのマッチングが不安でしたが、ほっとしました。

Dixcelではけたたましかった車庫入れ時のグー音も無くなりました。

早く富士スピードウェイで試したいですが、予定過密で向こう2か月はお預けです。

 

純正アケボノ4POTとDixcelのPADはホントお疲れ様でした。


2月に交換したPADはサーキット3回で残量3mm。走行距離2,984km。

 

ピストンブーツ満身創痍。富士スピードウェイ10回よく頑張りました。

 

さて、今回お世話になったのは神奈川日産ケインズファクトリー

作業で預ける際に今回も娘たちが付いてきました。(作業は2泊3日)

娘はお店の飲み物目当てですが、ホットココアひと口目で軽く火傷してました(爆)

まだ猫舌なんだから、慎重に飲みなさい・・・。これも人生経験。

 

ケインズファクトリーは3年間ほど厚木妻田店に移転していましたが、R1東戸塚店の大幅リニューアルに合わせ、4月末に元の場所に戻ってきました。

実家が元戸塚区(現泉区)という事もあり、アクセスは好都合になりました。

ちなみになかしんは旧戸塚時代にR33時代にカードックでお世話になっています。

 

今月新装開店したR1東戸塚店、ものすごく広くて洗練されていました。

 

ケインズファクトリー専用カウンターが無くなってしまったのが悔やまれます。

厚木妻田時代のようなカウンター超しのほうが、Webを見ながらのマニアックな相談をしやすかったように思います。社外カタログも豊富でしたし。

カウンターの復活を期待したいところです。

 

新型ZやGT-R 24MYの展示車がありました。夢がありますね。

24MYは瞬殺完売との情報ありますが、このGT-Rは売り物なのかしら?

買えんけどw

 

2023年5月22日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

400Rをサーキットに持ち込むと、様々な熱問題が立ちはだかります。

水温しかり。

世の中には水冷インタークーラー用の大容量サブラジエター(ヒートエクスチェンジャー)が存在し、なかしんも装着済です。

 

↓フェニックスパワーの400R専用大容量ヒートエクスチェンジャー

「スカイライン400Rの熱問題を解決!」大容量ヒートエクスチェンジャーがついに登場 | web option(ウェブ オプション) (motor-fan.jp)

 

↓これをなかしん号に装着した話。

 

今日は冷却の要、ラジエターの話です。

ラジエター仕様(厚さ)が、どうやら400Rの中でも2種類存在するらしい。

なかしんが車を購入した販売店の協力を得て整備要領書を調べてみると・・・

このように、400R初期モデルはGTグレードより厚みがある大容量ラジエターで冷却性能が強化されていた一方で、2021年9月の仕様変更で、GTグレードと統合されていた事が判明。(理由は不明)

なかしん号は21年11月なので、容量が小さい方である事もわかりました。

 

ラジエター寸法はカタログに載っていない情報ですし、仕様変更は仕方ないとして、サーキットで水温上昇に困っている身としては、400R初期型の大容量ラジエターを使わない手はありません。

ならば、身銭を切って交換するのみです。

 

新車購入した販売店にご協力頂き、部品番号の差異を洗い出しました。

 

補修部品として購入し、交換して頂きました。

リサーチ情報通りでした。

 

ラジエター大容量化の効果はというと、先日(23年5月5日)のブログの動画をご覧頂ければ多少お解り頂けるかと思いますが、昨年同日(22年5月5日)のように水温計とにらめっこせずに楽しめました。

昨年に対しヒートエクスチェンジャーもフェニックスパワー製に変わっているので、一概にラジエター容量UPの恩恵だけとは言い切れませんが。

 

21年9月以降の400R乗りで、サーキットで熱ダレに困っている方がいましたら(いるのかよ笑)、400R初期型ラジエターへの交換は必須科目かと思います。

 

気になるお値段は・・・

部品代だけで、この当時で12万円前後。

(ブログアップが遅れましたが、交換は22年12月に実施しました。)

部品代はお店や昨今の原材料費高騰によって変動あるとは思います。

交換工賃は営業ノウハウにあたると思い、公表を控えさせて頂きますが、作業は一泊二日かかっており、けっして安価ではない事はお察し頂けるかと思います。

泥沼の底は計り知れません。

 

2023年5月17日 なかしん