スカイライン400R 緊張の2024初サーキットで課題バラし | なかしん公式ブログ

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~A型理系男子の取扱説明書~

こんばんは、なかしんです。

 

1月4日、富士に行ってきました。

NS-4 D券15:30~は14台と少な目でした。

新春走り初めなので(?)先頭に並びました。

毎月のように富士を走って2年経つのに、ピットロードで走行開始を待つ間は毎回メチャメチャ緊張します。この時も心臓バックンバックンいってます(笑)。

2年前に走り始めた時は、そのうち慣れたら平常心になるさ・・・と考えていたのですが、そんな事はなかったです。ま、非日常を味わいに来ているのに緊張しなくなったら、その時はお終いかもしれません。

 

タイムは相変わらず平凡で、2分5秒91。

 

安定して2分6秒前後を出せるようになったので、各コーナーごとの再現性(≒コース攻略)はそれなりに練習効果が出ていると感じますが、タイムが伸び悩む原因が分かってきました。

 

ズバリ、コーナー立上りが遅い。

えー?500馬力もあるのに立上りが遅いってどういうこっちゃ???と思いますが、500馬力もあるから怖くて踏めないというチキン現象です。

 

以下、分析結果です。

RaceChronoには前後左右で合計何G出ているかを分析する機能があります。例えばヘアピンコーナーは、このように左旋回1.2Gが発生しているのが分かります。

無理してこじっても1.3Gは出ないので、タイヤ摩擦円のポテンシャルが1.2Gあたりにあるようです。

 

コーナー進入の減速~クリッピングまでは、そんなに悪くないように思います。例えばダンロップ進入、直進状態で減速1.2G。

 

ブレーキ戻しつつターンイン。減速+旋回で合計1.1G。この瞬間減速0.73G、旋回0.73Gでちょうど半々。

Gの成分をアプリで分析できる優れものです。

 

減速が完了し、旋回のみで1.1G。

このように減速~ターンインでは、おしなべて1G以上のタイヤ摩擦円のフチを使っているので、それなりにタイヤのポテンシャルを引き出せているようです。前回のオールスタイルミーティングでも、コーナー進入で前車と距離を詰めるシーンが多かったように思います。

 

が、クリッピングを過ぎ加速態勢に入ってから離されるシーンが多く、実際0.8Gくらいしか出せていません。もっとトラクションをかけられる余力を残してしまっている事がわかります。

 

コーナー出口で踏めない理由はハッキリしていて、イン巻きクラッシュが怖いからです。必殺チキン走法。

 

課題はわかったので、ショートサーキットでトラクションのかけ方を重点的に練習しようと思います。まだまだ未熟で研鑽の余地があるからこそ、クルマって面白いです。伸びしろがなくなったら飽きちゃうと思います。

 

帰り道はチキンを食べました。お似合いです。

 

2024年1月6日 なかしん