なかしん公式ブログ

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~A型理系男子の取扱説明書~

こんにちは、なかしんです。

 

先日のサーキットでA052がズル剥けてしまい、次のサーキットタイヤを検討中です。

と言っても、内心結論出ていますが・・・。

今回は歴代サーキットタイヤを振り返り、それぞれの立ち位置を考察したいと思います。

あくまで個人の感想であって、同時に試した訳では無い点はご了承ください。

 

初代:PILOT SPORT 4S

迷わずこれに決めた気がします。

FR&RR 245/40ZR19 (98Y) XL

富士BEST:2分7秒79(23/3/21)

まだまだ腕がヘボかった2年以上前。(遠い目・・・)

今の車と腕なら2分02秒台くらいかな??

ハイグリップでコントロール性良好、直進安定性が高くウェットは抜群。静粛性、乗心地も快適。耐摩耗性も良く富士13回と大健闘。

サーキット13回走行後のトレッド。

ひと言で表すとトータルバランスに優れた神様のようなタイヤで、なかしんが自信を持ってお勧めする、懐が深くて失敗しないスポーツタイヤです。

 

【PS4Sはこんな人にお勧め】

サーキットは行かないが、400Rにふさわしい高性能スポーツタイヤが欲しい!しかも静粛性や乗心地は犠牲にしたくない。という人は、迷わずこれ。

もしくは、これからサーキットデビューを考えていて、初心者でもコントロールしやすく、そこそこ速くて長持ちするタイヤが欲しい、というニーズにもストライクど真ん中で応えてくれます。

雨のサーキットでGT-Rを撃墜したい人にも(笑)

あらゆる性能が総じて高く、これといった欠点が無く全てのスポーツタイヤのベンチマークと言っても過言ではありません。

400Rに一番お勧めのスポーツタイヤです。

(一部サーキットジャンキー除く)

神バランス知らずしてタイヤを語るべからず!

 

PS4Sに限らず高性能スポーツタイヤ共通ですが、冷えている時はグリップ弱いので要注意です。たまにPS4Sで「滑って怖い思いをした」という話を聞きますが、冷えている状態で踏むとタコ踊りするのは必然です。

スポーツ性能は温めて発揮するものです。

 

2代目:PILOT SPORT CUP2 Connect

更なるタイムアップを狙って導入。

FR:245/40ZR19 (98Y) XL

RR:275/35ZR19 (100Y) XL

富士BEST:2分5秒17(23/12/26)

今の車と腕なら2分00秒台くらいかな??

本当の実力はもっと上ですが、富士ショートで空気圧管理をミスってしまったせいで短命に終わらせてしまいました。

サーキット5回走行後。5回で終了は切ない!

サーキットタイヤなだけに小石の巻上げが盛大で街乗りは過酷。サーキットと街乗りで使い分けない限りはお勧めしにくいです。

サーキット専用ポルシェに履くタイヤですね。

自分の用途と400Rにはミスマッチでした。

 

3代目:ADVAN NEOVA AD09

2代目の反省から、耐摩耗性を重視しました。

FR:245/40R19 98W XL
RR:275/35R19 100W XL

富士BEST:2分2秒76(24/10/22)

今の車と腕なら2分01秒台出るかな??

ストリート最強との触れ込みですが、サーキットでも頼もしいグリップを発揮してくれました。実際、サーキットでもAD09ユーザーは多いです。

PS4Sより限界グリップは上だと思います。但し耐摩耗性と快適性はPS4Sより劣ります。

NISMOドライビングアカデミーTrial2のスーパーラップで20台中2位と大活躍。

ここ一発の勝負どころでドライバーの期待に応えてくれるスポーツタイヤです。

サーキット10回走行後のトレッド。

大健闘でした。このタイヤは買って良かった。

 

【AD09はこんな人にお勧め】

サーキットでの速さは重要だが、耐摩耗性も大事。街乗りも兼用できる実用性は必要で、財布にも厳しくないタイヤが欲しい。

そんなニーズにストライクど真ん中です。

 

4代目:ADVAN A052

サーキットで超高評価なので味見気分で導入。

普通は謳い文句を書くスペースに「雨には気をつけろ」が最優先メッセージになっているあたり、ガチの香り満点です。

FR:255/35ZR19 (96Y)XL
RR:275/35ZR19 (100Y)XL

富士BEST:1分59秒04(25/2/14)

NEOVA AD09からの履き替えにもかかわらず、強烈グリップに驚きました。

とにかく、鬼っ速いタイヤ。

しかも30分速さが続き、終盤でもアタック可能。

(クーリングラップ適度に入れての話)

ラジアル最速クラスとの評判も納得です。

サーキット野郎は一生に1回は使っとけ!

小石の巻上げはCUP2ほど酷くなく、凸凹路の突上げはAD09より優しく、街乗りが思いのほか快適です。恐妻も納得の街乗り性能は想定外の好印象でした。

街乗りとサーキットでタイヤを使い分けず、365日履きっぱなしにできるのは大助かりです。365日もちませんが(汗)

耐摩耗性はサーキット7回で強制終了でした。

この手のガチ系タイヤは1回で使い捨てという話も聞くので、7回持てばよい方か?

 

A052はサイズ展開が少なく、400R純正の245/40R19はありません。自分は限界コーナリング時のインナーフェンダー隙確保のため、フロントは半径が7mm小さい255/35R19を履いています。

 

唯一ネガなのが値段の高さですね。

同サイズで比較できるリヤ用のヒラノタイヤ価格は、

4本替えると30万(滝汗)

 

【A052はこんな人にお勧め】

速さは0.01秒も妥協したくなくて、

30分走行枠の最後まで鬼グリップが長持ちして、

年がら年じゅう走るので耐久性もそこそこあって、

街乗りで履きっぱなしでも恐妻に怒られない。

そんな神タイヤがあるなら俺、いくらでも出すわ。

っていう、頭イカれたサーキットジャンキー向け。

ここにいます。

 

纏めると、400Rにお勧めなタイヤは

基本旅客機だが、気分次第で戦闘機→PS4S

旅客機 兼 戦闘機で、コスパは大事→AD09

表向き旅客機、中身は殆ど戦闘機→A052

といった立ち位置で、それぞれ良さがあります。

 

さぁ、5代目サーキットタイヤは・・・

予算どーしましょ(号泣)

 

2025年11月1日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

今日はAM半休を取得し走ってきました。

V37で記念すべき37回目のサーキットは、FSW主催の走行会、オールスタイルミーティングです。

FSW主催だけあって特典が2つあります。

 

1つ目、ピットガレージ。4台で1枠です。

普段は貧乏青空パドック族ですが、今日は不意打ちの雨がありピットがあって超助かりました!

 

2つ目はタイム計測サービス。

走行後割とすぐに、受付で計測結果を貰えます。

で、結果は2分00秒575と振るわず。

今日は58秒台!と意気込んでいたので・す・が、

タイヤがぜんっぜん喰わねぇ!

なんで?と思いつつピット戻ったら、

1周ズル剥けだったわ(劇滝汗)

ラストアタックがBestだったんですよね・・・。

こんな状態で限界アタックしてたのか俺!?

 

反対側(右輪)も綺麗に中身がこんにちは~

しかしこの状態で2分フラットを連続で出しちゃうA052が、ある意味スゴすぎました。

ちょっとシバき過ぎたかな。

 

とにかく慎重に一般道で帰宅し、昼飯返上で速攻で予備のネオバに交換。

A052は最後に綺麗にしてあげました。

合掌。

今年1月に投入し、僅か8,038kmでしたが、

サーキット7回、大健闘でした!

 

次のタイヤはA052リピートかなぁ・・・。

しかしサーキットは、万札に羽が生えたかのようにお金が飛んでいきます。

車に羽があるせいか!?

 

2025年10月24日 なかしん

おはようございます、なかしんです。

 

今年最大のイベント、V37全国ミーティング。

今年も日帰り弾丸で名古屋に行ってきました。

日本全国から集まった皆様、お疲れ様でした!

沖縄から来た方もいてビックリ。いつかフェリーで車持ってくるそうです。そりゃ並べたくなりますよねぇ。

 

今年は静岡SAからカルガモ隊に参加できました。

変態長編隊長からシンガリを仰せつかり恐縮です!

 

V37オフ名物、整列への拘りは今年もハンパ無い!

スタッフが1台1台、丁寧に誘導しているお陰です。

V37乗り有志による手作りオフ会で、しかも予行練習無しのぶっつけ本番なのに、イベント運営会社かってくらい手際の良さには脱帽です。

スタッフの皆さんには感謝しかありません。

 

年を追うごとにスケールアップしていますが、10時15分の時点でV37 144台、other20台。

最終的にはV37だけで150台超えたそうです。

白ばかりでどれが自分の車か見失いそうですが、

こういう時、GTウイングが目印になります。

と、言いつつ、

実は隣の車のドア、一回開けた(爆)

超すみませーん(滝汗)

頭の中真っ白になったのは言うまでもありません。

 

今年もたくさんの名車と並ばせて頂きました。

主催メンバーのV37界重鎮たち、

キャリパー命のサーキットアタッカー、

武蔵国の正統派イケメンと越前のド変態イケメン、

お仕事繋がり、

カルガモ変態編隊長、

そして絶対に外せないGTウイング兄弟、

エコカーとファミリーカーです。

GTウイング流行ると思ったんだけどなー・・・って話題で盛り上がりました(笑)

 

2024 NISMOフェスティバルでお披露目されていた、オオクボファクトリーさんのワイドフェンダーキットが発売され、展示してありました。

めちゃめちゃ苦労されたんだろうなー。

285/30R20でした。19inchで丁度良いサイズが無いのでワイド化の構想はありませんが、理屈抜きで憧れますね。ロマンも一緒に膨らみます。

なんと大久保社長のほうから声をかけて頂き、サーキットアタックの話に花が咲きました。富士2分切りは速いとお褒めの言葉まで頂き、

SEED ECUのレスポンスを確認されていました。

V37を盛り上げてくださるショップは貴重です。

 

今回改めて感じたのが、このブログとyoutubeサーキット全開動画の影響力。たくさんの方々からブログ見てますよ~ 動画見てますよ~ と声かけて頂き、ほんと適当な事書けないな~と改めて思いました。

お土産も沢山頂きました。感謝、感謝です!

 

主催のタカさんをはじめ運営の皆さんには感謝しかありません。自分はV37界の発展に「性能開発係」として僅かでも貢献できているなら幸いです。

今はロス状態で放心中ですが、24日はFSW主催の走行会なので、頑張って操縦技術を磨いてきます。

 

2025年10月13日 なかしん

おはようございます、なかしんです。

 

V37全国ミーティングまで3週間切りました。

 

関東からのカルガモ編隊走行が展開されました。

変態長 編隊長takaseiさんの先導車(親鶏)↓です。

(昨年カルガモ静岡SA出発前。台数が!)

 

集合場所と出発時間です。

詳細は編隊長のCARTUNE投稿をご覧ください。

 

昨年の圧巻のカルガモ動画はこちら

🦆🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤~

1km以上あると思います!

 

カルガモ編隊走行への参加の際は、takasei変態長のCARTUNE投稿に、どのSAから参加するのかご連絡頂きたいとの事です。アカウント持っていない方はこの機にどうぞ~。

私は岡崎SAに間に合えばっ・・・て感じです(汗)

安全優先で車間距離取っていきましょう!

 

V37全国ミーティングへのエントリーはこちら。

CARTUNEの暴走のタカさんの展開へのリンク

みんカラの暴走のタカさんの展開へのリンク

今年はV37以外の参加もOKで、「今は他車に乗っているけどV37乗換え検討中」という方の参加もいらっしゃるそうです。

既に130台超えだそうで、もっと増えそうです。

 

600Rの進捗ですが、ハイフロータービンのドナーとなる純正タービンを8月頭に注文済ですが、バックオーダーを大量に抱えているようで、未だ納期未定です(涙)

今冬のタイムアタックに間に合うかしら・・・。

 

2025年9月24日 なかしん

おはようございます、なかしんです。

 

昨日は静岡までオフ会に行ってきました。

会場は水ヶ塚公園で、富士山が間近!

V37オフという訳ではなく、CARTUNE主催のカジュアルミーティングなのでいろんな車がいましたが、

V37が最大勢力で、11台集まりました!

偶然集まった訳ではなく事前に誘い合わせたのですが、これだけ集まったのはやはりV37界オピニオンリーダーの影響力です。

 

今回のオフ会はCARTUNEユーザー限定です。

車のSNSというとみんカラ時代が長く、現在も根強いユーザー層がいるものの、V37乗りはみんカラ上がりのCARTUNE移行組が多いように感じます。

私は交流はCARTUNE一本になり、みんカラはすっかり塩漬けになりました(汗)

 

両者を比較すると、

CARTUNEのほうが桁違いに活性的

というのが率直な感想です。

 

例えば、富士2分切りした時の投稿ですが、

みんカラ:9いいね 2コメント

に対しCARTUNE:132いいね 37コメント

と、レスポンスが桁違いで活性的なんですよね。後から始めたにもかかわらず。

そりゃCARTUNE一択になります。

 

CARTUNEは「今週のお題」や「本日のPICKUP!」など、投稿や交流が活性化する仕掛けにより、割と簡単にフォロワーが増えていき、ネットワークが広がる仕組みがウケているんだと思います。

ちなみに本日のPICKUP!に採用されると・・・

お祭り騒ぎになります。


みんカラ独自機能の整備手帳やパーツレビューは情報ストック向きと言われますが、自分の場合は、

アメブロのほうが編集自由度が遥かに高く書きやすいです。それにストック情報はアメブロのほうが検索上位になりやすい印象です

 

纏めると

交流:CARTUNEみんカラ

情報ストック&検索:アメブロみんカラ

という感じでしょうか。(個人的に)

みんカラは、交流も情報ストックも1つで済ませたい!というニーズに応えているのかもしれません。

 

CARTUNEが唯一惜しいしいのは、スマホ版しかない事。Windows PCからの投稿ができないので、PC慣れしている自分は文字入力に四苦八苦。

お爺ちゃんかよ(笑)

ま、逆にスマホからしか投稿できないからこそ、ライトに使えるのがウケている理由かもしれません。

 

おまけ。

11台のあくび。(ひな親父さん命名)

 

2025年9月22日 なかしん

こんにちは、なかしんです。

 

4月に上げた記事、

サーキットのタイム計測はスマホアプリの時代へ。

が、Googleでなぜか検索1位の謎。。。

お陰でブログ全体アクセスが爆騰中ですw

400Rネタよりこっちが人気?(涙)

という切なさがありますが、タイム計測に関する情報ニーズが高い割には情報ソースが少ないんだなぁと思いました。

今日はRaceChronoの計測精度の話です。

富士の本コースで1回だけ、FSW主催走行会でトランスポンダでタイム計測した事があります。

23年12月26日オールスタイルミーティングの日記

 

①RaceChronoのタイム。

今からすると信じられないくらい遅いwww

こんな頃もあったなぁ(遠い目)

同じセッションの②トランスポンダのタイム。

両者のタイムを比較しました。

絶対値で最大0.033秒差、平均0.018秒差。

クーリングLapは-差がマイナスに出る事に気づき、Lapタイム速い順に並べてみました。

で、グラフ化。あっこの瞬間がA型理系男子。

・アタックLapは①RaceChronoは辛口

 (0.02秒程、②トランスポンダより遅い)

・クーリングLapは①RaceChronoは甘口

という傾向がわかりました。

 

①RaceChronoはダッシュボード、

②トランスポンダは助手席窓ガラス。

この、微妙な計測位置の違いの影響かな?と考えられますが、まぁ言うて0.02秒差なので、RaceChronoの計測精度は趣味の世界であれば十分ではないでしょうか。

GPSレシーバーの性能が重要だと思いますが、私は18Hzの高精度で測位できるDroggerのDG-PRO1Sを愛用しています。今のところ3年間ノントラブルです。

しかし便利な時代になりましたね。

8月、9月は都合つかず走りに行けないので、10月と12月に月2回行って取り戻したいと思います。

 

ちなみに今日は娘達は修学旅行中で、超・暇です。

娘達が独立したらどうなっちゃうのかしら。

サーキット三昧かしら(爆)

悪くねぇなwww

 

2025年9月13日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

本日400Rサーキットアタッカーで集まりました。

別名、400Rシバき倒し隊。

奥の2台はフジ、手前の2台はツクバです。

 

集いのキッカケは千葉県S様復活記念です。

エンジンブローを機に鍛造ピストン、鍛造コンロッド、ハイフロータービンを組み、エンジン慣らし後これからECUセッティングだそうです。何馬力出るのか注目です!

©エチゼンヤ横山氏 引用元はこちら

自分が600Rプロジェクトを始めたキカッケの1台でもあり、同じ高みを目指す者として先駆者の話を伺いたかったので、誘い合わせた次第です。

投資額を伺って、

自分はまだまだ甘かったわ(爆)

 

サーキットアタッカーが集まると、

ブレーキが・・・水温が・・・と話題は尽きませんが、

たいてい温度の話ですね(笑)

400Rはあちこち熱に弱い車なので対策が欠かせませんが、経験談に基づく情報共有が重要です。

普段は一人でサーキットに行っており、

ボッチでも特段困る訳ではありませんが、自分の経験や悩みを共有できる仲間の存在は不可欠です。400Rはただでさえ希少車のうえに、サーキット常連となると更に超希少ですが、超希少な仲間達と知り合う事ができたのは、

V37全国ミーティングのお陰です。

 

偶然居合わせた(と言うより、このPAに必ず居る?)赤い400Rも合流し、揃いも揃った変態たち。

赤の400RもV37全国ミーティング繋がりです。

 

以前の日記でも書きましたが、

今年のV37全国ミーティングは10月12日です。

V37カスタムの見本市の様相なので、これからカスタムしていきたい人はすごい参考になると思います。純正を貫いているクルマも多いので、ノーマルでも浮かないのがこのイベントの良いところだと思います。

 

エントリーはこちらから。

みんカラの暴走のタカさんへの展開のリンク

CARTUNEの暴走のタカさんの展開へのリンク

現時点で100台近くのエントリーがあり、今後更に増えるものと思います。

皆さん名古屋でお会いしましょう。

名札があるのでお声かけください。

600Rは間に合いませんが(涙)

 

2025年8月31日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

以前のブログ「意外と知らないホイールのインチ/リム幅規格の話」の続きで、タイヤの適合リム幅の規格を紹介しようと思います。

 

タイヤと組み合わせるリム幅には標準リム幅適用リム幅というものがあり、各タイヤサイズごとにJATMAで決まっていますが、知らない人が殆どでは、と思います。

JATMAイヤーブックに載っています。

例えば400R純正の245/40R19は、

標準リム幅:8.5J (=8 1/2J)

適用リム幅:8J~9.5J (=9 1/2J)

といった具合です。

↓は245/40R19を9.5Jに組み1J引張り状態。

まだ引張れそうですが、実はこれが上限なんです。

245/40R19を10Jに組むと規格外となります。

規格外の過度な引張りタイヤは、

走行中に空気漏れやタイヤ外れのリスクがあり超危険なので、規格内に収めるのが鉄則です。

JATMAイヤーブックを持っていなくても、タイヤメーカーのHPで適用リム幅が確認できます。例えばヨコハマタイヤの場合。

ミシュランは標準リムを計測リムと呼んでいます。

 

なかしんは

前 255/35R19(標準9J)に9.5J

後 275/35R19(標準9.5J)に10J

なので、前後とも0.5J引張りタイヤです。

過去日記ワンオフホイールを作った話で、

リヤを9.5J→10Jに拡幅した事を書きましたが、前後の応答性バランスを揃えたかったのが10J化の唯一の理由になります。

リム幅違いで引張り具合を比較しましたが、

全然変わんねぇ(爆)

ま、自分の場合は運動性能のために引張りタイヤにしているので、見た目はどうでもよいです。リムのワイド化(≒引張りタイヤ化)は、操舵初期の応答性が体感できるレベルで向上します。

一方、闇雲に引張りタイヤにすると、限界コーナリング時にタイヤ外れのリスクを高めるので、標準リム幅+0.5J~+1Jくらいが、性能と安全性のベストバランスだと思います。

 

ところで、

引張りタイヤはどこまで車検OKか?

について国交省HPで保安基準を調べてみました。

第9条【走行装置等】の、第3節に適用されている細目告示第167条を参照します。

ちなみに第〇節の違いはザックリこうです。

第1節:新車向け(カーメーカーはここを守る)

第2節:並行輸入車向け

第3節:継続検査(いわゆる車検)向け

なので、使用過程車は第3節が適用になる訳です。

 

その細目告示第167条を見ると・・・

NG基準が超曖昧(爆)

おいおい、これでいいの?と思いますが、

むしろNGゾーンが広い可能性を示唆しています。

過度な引張りタイヤは、いわゆる現場判断で「確実にはめこまれていない」と指摘されても仕方ありません。

JATMA規格内であれば問題無いと考えられます。

 

と言っても・・・

規格の存在を知らない人が殆どだと思います。

メディアや業界団体が、もっと周知活動に力を入れるべきだと思うのですよね。

少なくともV37乗りは詳しくあって欲しい!

このブログが一助になれば幸いです。

 

関連ブログ

保安基準18条ホイールガード要件を精密に測定

 

2025年8月23日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

富士での実走データを調べたところ、やはり殆ど5,000rpmオーバーで使っている事がわかりました。実際の変速線はこうなっています。

ホームストレートの変速を分析したところ、最終コーナーを3速で立上り、

立上りから2.5秒後に3→4速にシフトアップし、

その5秒後には4→5速にシフトアップ。

で、そのままず~~~~っと5速で、

第1コーナーブレーキ地点は5速です。

 

変速線を富士ホームストレートと重ねると、

 

殆ど5速で走っている事が分かりますが、200km/hから空気の壁に当たり、惰性で加速する感じです。

 

現状のパワーグラフにヒントがあり、

ブースト切替4で走っていますが、出力が5,300rpmあたりで頭打ちになってる事がわかります。どんなにECUのセッティングを煮詰めても、純正タービンの物理的な加給能力の限界にぶち当たり、高回転域で糞詰まりになるからです。

ま、純正タービンは405ps用ですからね。

 

そ・こ・で!

ハイフロータービンが必要になる訳です。

SEED RACINGさんで違いをご教授頂きましたが、

5,000rpmオーバーが段違いで、6,250rpmでは80psもの大差があります。

この差は富士では相当効くと思います。

富士アタッカーだからこそ、高流量タービン化はいつか通る道です。

いつやるの?今年でしょ!

と、散財を正当化(爆)

予算は・・・なるようになれ。(真正ヤケクソ)

 

家族サービスもフルブーストですが、

中年男性オーバーレブの筋肉痛は3日遅れ!

 

2025年8月14日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

4年間のサーキット通いでバトルプルーフを究め、

富士で安定して2分を切れる戦闘力になりました。

「曲がる」&「止まる」に関しては、

ラジアル最強クラスのA052・・・等々、

富士との相性抜群の魔改造ウイング・・・等々、

鍛造モノブロックキャリパー・・・等々で、

ほぼ「やりきり状態」まで到達しました。

実際、安心して限界ゾーンに切り込めます。

メインユースはファミリーカーで、街乗仕様のままサーキットに通いたいので、Sタイヤは選択外です。

 

一方、「走る」。

AMS冷却パーツ3点盛で純正タービンの「やりきり状態」だと思います。

毎月全開していますが、十分速い速い!

の・で・す・が、

純正タービンがボトルネックで、5,000rpm以上は惰性で回っている感じがあります。

高回転域でもうちょいパンチがあると、

250km/hから更なる伸びが期待できます。

そ・こ・で!

400Rタービン交換ノウハウ日本一の、SEED RACINGさんに相談にGo!

この時点で、散財まっしぐら(爆)

 

SEED RACINGさんのこれまでの経験を踏まえ、

海外のVRXタービンは信頼性が・・・

GT4135は隙間が・・・ との事で、

信頼と実績があるGCGが最適解のようです。

GCGの「やりきり」を目指すと燃料が足りません。

そこで、燃料タンク内のAMS低圧燃料ポンプと、

エンジン側のAMS高圧燃料ポンプと、

AMSインジェクターの、燃料系豪華3点盛。

ここまでやれば600R が見えてきますが、

栄一&諭吉が豪快に羽ばたいていく・・・(滝汗)

 

サーキット×600R は前例が無い領域です。

どんな結果になるかは未知数ですが、

たった一度の人生、挑戦せずに後悔するより、

挑戦して反省するほうを選びます。

自分の選択は、自分で結果責任を負います。

 

一気にやるとカード利用限度額を超えるので(爆)、段階的に投資し、12月くらいの完成を目指そうと思っております。

しかし、400Rはすごい車です。

令和に実在する、羊の皮を被った狼。

この白い狼は、限界に挑戦する宿命にあります。

普段使いもサーキットも両方イケる頑張り屋さん。

私も精いっぱい頑張らないと。

 

で、今一番頑張るべきは・・・家族サービス!

「パパ、1人で富士行ってばっかりだよね。」

って、鋭いツッコミ(爆)

車道楽への風当たりが強くなるのはマズい。。。

と、いうことで、

おおいそロングビーチでおおいそがし!

 

2025年8月6日 なかしん