暮らすように旅をする70代のオヤジのブログ

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08Apr
- システムキッチンの交換
  ２０２４．４．３システムキッチンの交換このほど、我家を建てた時から頑張ってきた昭和レトロなシステムキッチンを新しくしました。昭和レトロ感漂うキッチン従来のキッチンは高さが80cmと低く、台所仕事で腰を痛める心配があったので、思い切って交換することにしたのです。この日は、早朝から職人さんがやって来られて、古いキッチンの解体と新しいキッチンの組み立て設置を、ほぼ一日がかりでやって下さいました。工事前完成後台所の正面に圧倒的な存在感を以て新しいシステムキッチンがデーンと鎮座しました。高さは90㎝にしてもらいましたので、腰をかかめずに洗い物が出来るので、とても楽になりました。気がかりだった収納も、今まで有った調理器具や調味料の類が取り出しやすく整理されて収納できたのでとても満足です。　こんなことならもっと早くやればよかった！キッチンの交換を思い立ったのは今年の1月。先ずは、業者の選定から始めました。ネットで検索すると、『ハピスム』というリフォーム業者を紹介してくれるサイトが目に留まりましたので、そこに電話をして3社を紹介していただきました。それに加えて、ちょうど郵便受けにチラシが投函された「イワショウ」さんにも相見積もりに参加いただき、4社で比較させていただくこととしました。業者さんから相見積もりを取るにしても、ただ闇雲にお願いする訳にはいきません。こちらが希望するシステムキッチンのメーカーと仕様を決めなければ、見積の比較のしようもないからです。そこで業者さんからのアドバイスに基づき『リクシル』と『クリナップ』と『トクラス』の3社に決め、ショールームに予約を取って説明を聞きに出かけました。各社のショールームは西新宿の徒歩圏内に散在しているので1日で3か所のハシゴをしました。各メーカーの商品の特徴と、私の希望する仕様の商品価格を一覧表にしたのが下の表です。各メーカー提示の仕様書に基づいて、施工会社4社に相見積もりをお願いしました。4社から提出された見積価格には、次の通りかなりの開きがありました。相見積もりを取ることの大事さを実感した次第です。ネット検索やチラシで選んだ業者さんは如何なものか？･･･と心配でしたが、我が家に現調に来て下さった４社の方々はどなたも大変丁寧で、誠意を持って見積もり作成をして下さいました。システムキッチンのメーカーとしては、《天板が大理石調の素材で、シンクの部分がステンレス》という条件を満たし、コンロとコンロの間隔を広くとれ、その他の項目でも満足度が高く、価格的にもリーズナブルだったリクシル(LIXIL)の製品を選定、施工会社も価格面で圧倒的に安かった『イワショウ』さんに決定しました。システムキッチンの交換の作業手順は、既存キッチンの解体⇒ガス配管切回し(東京ガス)⇒新しいキッチンの搬入(メーカー)⇒組み立て・設置という段階を踏みますが、『イワショウ』さんが段取り良く手配し、スムースに手際よく工事が完了しました。今回は、システムキッチンの交換だけで、水道栓の移動や換気扇・吊戸棚の交換が必要なかったので、思ったより安く完了しました。新しいキッチンで、調理をするのが楽しみです。
02Mar
- 山中湖畔サロンにて3美人に囲まれて
  ２０２４．２．２８ジャパントータルクラブ(JTCC)山中湖畔サロンにて3美人に囲まれて『山中湖で富士山を見ながら温泉に浸かりたいね』との話が夫婦の間で纏まったところに、二人の美しいご婦人が加わることになりました。一人は、私が通っていたお絵描き教室のメンバーで「Y子さん」。私が家内に紹介したところ妙に話が合ったらしく、その後も時折二人で女子会を重ねる間柄に発展していました。もう一人は、山中湖畔で「カフェ＆オーベルジュ里休」を経営しているオーナーママの「Y恵さん」。彼女とは、我々が山中湖に行く度に美味しいランチをいただきに寄っているうちに親しくなりました。当初は一週間前に予約していたのですが、悪天候が予報されたためこの日に変更。それが大正解！　雲一つない青空に雪を頂いた真っ白な富士山がクッキリと映えて、圧倒的な存在感を以て我々を迎えてくれました。やっぱり富士山は日本一の山です。ランチを済ませてから「里休」でY恵さんを拾い、JTCC「山中湖畔サロン」へ。「カフェ＆オーベルジュ里休」「カフェ＆オーベルジュ里休」ではとても美味しいランチを提供しています。我々は山中湖に行ったときは必ずここに立ち寄っています。今度は是非、オーベルジュの方にもお泊りしてみたいと考えています。行ってみたい、泊ってみたいという方は、下記のURLをご参照ください。山中湖 | カフェ＆オーベルジュ里休〜りきゅう (cafe-rikyu.com)https://www.cafe-rikyu.com/ウエルカムドリンクで喉を潤したのち、山中湖サロンの館内をご案内。エントランスラウンジラウンジのコーナー廊下大浴場への廊下置物大浴場へのエレベーターホールエレベーター内部部屋からの眺め部屋に入って、まずは冷たいビールでカンパーイ！続いて、持参したシャンパン［BRETON FILS Vintage 2003」でまた乾杯！このシャンパンは私が懇意にしている不動産会社の社長さんから戴いたものです。透き通った琥珀色にきめ細かい泡立ちが美しく、深い味わいの大変美味しいシャンパンでした。BRETON FILSvintage2003実は、もう２本、超高級シャンパンとワインを里休のY恵さんから差し入れしていただいていました。シャンパンはフランス･トリボー社(TRIBAUT)の最高級キュヴェ･オーセンテイック(L’authentique）。　無粋な話で恐縮ですが、お値段は一桁違います。ワインはビヨー。ボルドーの金賞受賞フルボディーの赤ワインです。勿体ないのでこれら2本は、次回の集まりの時までお取置きすることとしました。一同、お酒はホドホドにして、揃って温泉に行きました。富士山を真正面に望む大浴場には透明な温泉と、ナノバブルでミルク色に白濁した温泉と、露天風呂とサウナがあります。露天風呂に映る｢逆さ富士｣女性たちは水着に着替えて温水プールも楽しんだようで、長風呂の私よりもかなり後に部屋に戻ってきました。風呂上りにまたビールやシャンパンで乾杯。ご婦人方はなかなかの酒豪揃いで夕食前にロング缶6本とシャンパン1本があっという間に空いてしまいました。レストランへの階段でディナーではそれぞれの身の上話に花が咲き、夫婦二人だけでいただく時よりも賑やかで楽しい時間が流れました。今年の5月に荻窪辺りで会おうという話が決定。更に来年の1月か2月に我々のハワイ旅行に合流しようという話で盛り上がりました。実現すると良いな。部屋に戻ってからも女子会が延々と続き、話についていけなくなった私は温泉に避難しました。夜10時頃、タクシーを呼んでY恵さんがお帰りになり、我々も就寝。翌朝は6時頃起床。Y子さんは、湖畔のお散歩で白鳥とお戯れに。私達は朝風呂に浸かりに行きました。朝食は和食のお膳で提供されます。私はお粥とご飯の両方を注文。快眠快食です。朝食後、チェックアウトして御殿場のアウトレットにてショッピング。家内はスニーカーを、Y子さんはコートと靴を購入。私はお目当てのものが無く何も買いませんでした。帰路は海老名のSAで昼食をいただきました。海老名定食善福寺に住むY子さんをご自宅にお送りして、16時頃無事我が家に戻りました。3人の美女に囲まれた大変楽しい旅行でした。（あー、疲れたぁ。）
18Jan
- 帰国の日
  ２０２４．１．１７帰国の日いよいよ帰国の日になってしまいました。フライトは13:50なのですが、レンタカーの返却手続きがあるし、渋滞に巻き込まれるといけないので、少し早めに8:30に家を出ました。ところが道は空いていて約40分で空港に着いてしまいました。レンタカーの返却手続きも極めて簡単で、女性のスタッフが遠くから「キーを車の中に置いといてくれればOKよ！」と言っただけであっけなくお終い。ガソリンの満タンチェックも傷の有無の確認も何も無しでした。デルタ航空のチェックインカウンターに来てみると、早過ぎてまだ開いていませんでした。仕方なく近くのベンチに座って、この旅の最後のブログを書いている次第です。まだ寒い東京に帰らなければならず、気が重いです。　まだ居たいよー！　帰りたくないよー！　寒いの嫌だよー！滞在最後の二日間は「お掃除デー」と位置づけ、いつものように隅から隅まで徹底的に掃除しました。この家の中国趣味の家具はどれもとても重いのですが、それらを一つ一つどけて掃除機をかけます。またこの家の掃除機がやたら重くてコードが邪魔になってとても疲れます。我が家のダイソンのスティック掃除機の有難味が良く分かりました。この家にはGecko(ヤモリ)が棲んでいて、壁や天井に彼らの糞が黒いシミとなって転々と付いているのですが、これを古歯ブラシで擦って真っ白にしました。今日の午後、オーナーのBillさんが、我々と入れ違いでこの家に来るのですが、気が付いてくれるでしょうか…？　人が気が付こうが気が付かなかろうが、自分が納得するまでやるのが私の流儀です。『桃李モノ云ワザレドモ、下(ｼﾓ)オノズカラ蹊(ｺﾐﾁ)ヲ成ス』わが母校成蹊精神です。　　　　　　　　★　★　★最後の一週間は天気の良い日が多かったので、思い残すことが無いよう精力的に色々なビーチに出かけてハワイを満喫しました。私が一番好きなビーチは、何と言っても「ワイマナロ･ビーチ」です。アイボリーの砂浜が遥か彼方まで続き、波打ち際のミルキーブルーから、沖合のコバルトブルーに至るブルーのグラデーションがとても美しいのです！　この色合いを持つビーチはハワイの中では他に無いのではないでしょうか。ここで日光浴をしていると、「あー、幸せだなー！」とつくづく感じます。これまでにも世界中の美しいビーチに行きました。透明度ではモルディブ、パラオ、ニューカレドニア、宮古島の海がベストだと思いますが、気候の良さや行き易さを考慮するとハワイの海が一番かもしれません。我々は冬のハワイしか知らないのですが、夏はどんな気候なんだろう？　一度経験してみても良いな…と思い、オーナーのBillさんと相談した結果、5月25日～6月25日までこの家をお借りすることが出来ることとなりました。という訳でまた来ます。きっともっと暑いんだろうと思いますが、先の楽しみが出来て嬉しいです。デルタ航空のゲートでの搭乗手続きが始まりました。機内はガラ空きです。おかげで中央の3席を使って横になって寝ながら帰ってくることが出来ました。東京は思ったよりも寒く感じません。明日から早速、ペタンクの早朝練習や送迎ボランティアの予定が入っています。時差ボケなんかしている暇はありません。早く日常のペースを取り戻すように頑張りたいと思います。
10Jan
- "ノースショア”へ行ってきました
  ２０２４．１．９ノースショアへ行ってきました家内が年甲斐もなく「ウミガメを見たい！」と騒ぐので、仕方なく一昨日、長距離ドライブをしてノースショアのラニアケア・ビーチに行ってきました。ラニアケアビーチ迄の道程このビーチには、何年か前に行ったことがあって、その時は沢山のウミガメを見ることが出来たのでもう一度行ってみることにしたのです。ハワイカイからフリーウエイのH1⇒H2を走り、99号線をハレイワまで進んで、海沿いに北上すると目指すラニアケアビーチに着きました。ビーチに着いた時間が11時頃と早かったせいか、ウミガメの姿は見えませんでした。「ウミガメは未だ食事が終わってないんじゃないか？　食事が終わって甲羅干しをしに来るのは午後になってからだと思うから、このままここで待つことにしよう。」ということで、ビーチチェアを車から降ろし、日光浴をしたり海岸を散歩したりして時間を潰しました。持参したお弁当を食べて、腹ごなしに散歩をして帰ってくる途中、一匹の小さなウミガメの赤ちゃんが、海から砂浜に這い上がってきて、甲羅干しを始めるところに遭遇しました。家内は大喜びで遠巻きに写真を撮っていました。我々は偶々散歩をしていたのでウミガメに逢うことが出来てラッキーでしたが、この場所は、通常ウミガメたちが甲羅干しをしに来るスポットから少し離れていたため、カメを目当てに来た人たちの多くは気が付かなかったと思います。皆に教えてあげようかどうしようか迷ったのですが、ウミガメの赤ちゃんの安眠を妨げてもいけないので、余計なことはせずに敢えて黙っていました。友人のSさんから、ノースショアに「バランスロック」というパワースポットがあるという情報を貰っていたので、方々歩いて探してみたのですが、見つけることは出来ませんでした。地元の人に訊いても、皆さん「？？？」と首を傾げるばかりなのです。後で調べて分かったのですが、バランスロックというのは日本語の通称で、正式には「ポハクラナイ」というのだそうです。チャンとそう訊けば地元の人はすぐに分かっただろうと思います。勉強不足・調査不足で残念なことをしました。ポハクラナイはこんなものポハクラナイ(別名バランスロック)は、ハレイワタウンから直ぐそばのカイアカベイビーチパークの中にある奇妙な石で、古代ハワイアンがこの岩の上に立って魚の群れを探したり、魚を見つけるとこの岩を叩いて仲間に知らせたりしたのだとか･･･。ハワイの神秘の力・マナが集まるパワースポットだそうで、あの大谷翔平も訪れたとか･･･真偽のほどは分かりませんけどね。帰りがけにハレイワタウンを走っていると、壁に天使の翼の絵が描かれたカフェがありました。その前に立って写真を撮ると映えるのだそうで、家内が「私もやりたい！」とがせがむので車を停めてパチリ。なるほどね･･･そんなこんなで、夕方、無事我が家に着いてヤレヤレでした。残りの日数もだんだん少なくなってきましたので、最近は天気が良い日には精力的にビーチに出かけるようにしています。我が家から近い東部の海岸線はとても美しいので、わざわざ遠くに行く必要はありません。マカプウ展望台からの眺め話は変わりますが、先日COSTCOで買ったリブステーキ肉がとても美味しかったのでお友達になったYさんにお願いしてまたCOSTCOに連れて行ってもらいました。この牛肉は、1ポンド当たり＄16.99ですから、日本円に換算すると100g当り543円ということになります。この肉、値段の割にはとても柔らかくてジューシーで味も頗る旨いのです。霜降りの黒毛和牛とは違いますが、こちらの方が肉そのものの味がして納得感があります。このパックの重さが1.7kgですから、1枚を二人でシェアしても、一人分280g以上で十分な量です。　残りの7日間で3回、心行くまでこの旨いステーキを堪能して帰国したいと思います。
04Jan
- 羽田空港での航空機衝突事故に思う
  ２０２４．１．３羽田空港での航空機衝突事故に思う2024年の幕開けが、能登の大地震、羽田空港での航空機衝突事故、等々重く暗いニュースで始まってしまったことは本当に悲しいことです。地震で命を落とされてしまった方、航空機事故でお亡くなりになってしまった海上保安庁の職員方のご冥福を心からお祈りいたします。それにつけても疑問に思うのは、空港における管制システムが驚く程アナログであるのは何故だろうということです。何しろ管制官とパイロットとの音声交信のやり取りは、当該機だけではなく前後機のパイロットとのやり取りも錯綜するので非常に聴き辛く判り難いもののように思われます。音声交信に加えて、少なくとも次のような安全装置を導入し、管制制御システムの高度化を図る必要があるのではないかと、ズブの素人ながら思う次第です。①誘導路から滑走路に入る箇所には、地面に青・赤のLEDライトを帯状に埋設した停止線を設け、信号を表示することにより聞き間違えのリスクを減らす。②私が借りたレンタカーには、バックの際障害物と接近しすぎると警告音とともに自動的にブレーキがかかる仕組みが搭載されています。各旅客機にも、上記①の停止線に埋設された発信機からの信号を感知するセンサーを機体に取付け、赤の状態で侵入しようとする機体に自動停止をかける装置を導入する。③滑走路に着陸しようとする旅客機に、滑走路上の異常を知らせる赤くて太いLEDランプの帯を滑走路に大きく埋め込み、パイロットがtouch and go 或いはgo aroundを素早く判断できるようにする。④夜間に着陸しようとするパイロットから滑走路が良く見えるように、滑走路の照明をもっと明るくする。（パイロットの目を眩惑しないように滑走路だけを照らす）⑤管制官とパイロットとのやり取りの音声をAIで認識し、上記①の停止線の信号切り替えを自動的に行うように補助する。加えて、管制官とパイロットのやり取りの矛盾や復唱誤りがあった場合はAIが自動的に警告を発するようにする。この位の安全装置の導入は最低でも行った方がいいのではないかと思います。「そんなことはド素人に言われなくても分かっている。現行方式を採用しているにはそれなりの理由があるんだ！」とお𠮟りを頂戴しそうです。しかしながら、現状の管制官とパイロットの音声交信方式だけで、これまで大事故が殆ど無く無事に推移してきたこと自体が奇跡のように思えてしまうのは私だけでしょうか？更に言えば、テロの防止も大事です。今回の事故で思ったのは、テロリストが空港内に侵入して車両を奪い、まさに旅客機が着陸しようとしている滑走路内に侵入し、車両を止めドアをロックして逃走した場合、たとえ追跡してきたパトカーが追いついたとしても、咄嗟にはどうしようもなく、今回と同様の大惨事が生じてしまうということに気が付きました。この方法はハイジャックよりもずっと簡単で、テロリスト自身が逃走できてしまうという点に問題があると思います。空港の警備や、作業員の身元確認は万全であるのか、そこに気の緩みはないのか、盲点を突かれないように万全を期して貰いたいと思う次第です。
02Jan
- 謹賀新年
  ２０２４．１．１謹賀新年皆様、明けましておめでとうございます！旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。（月並みなご挨拶で申し訳ありません）ハワイでは、大晦日の晩から街のいたるところで、新年を待ちかねる花火が打ち上げられ、午前零時とともににピークを迎えます。日頃は静寂に包まれるハワイカイの住宅街も、夜更けまで煌々と灯火が燈り、子供のはしゃぐ声が聞こえていました。そんな様子を高台の我が家からビデオに収めました。そして、元日の朝を、お雑煮とシャンパンで祝いました。今年は元日早々、能登の地震で大変な年明けとなってしまいました。首都直下型地震が来るのも時間の問題です。決して人ごととは思えません。お亡くなりになった方々やお怪我をされた方、お家を失われた方々に心からお見舞い申し上げます。
30Dec
- 白秋季に思う
  ２０２３．１２．３１白秋季に思う日本では、元日を迎えていますが、ハワイでは未だ大晦日です。今日は、一年の締め括りを寿ぐように、ここに来て一番の快晴で、ココヘッドから昇った朝陽が強烈な光を放っていました。今日は、ワイキキに行って大晦日の賑わう様子を見てきました。街中はいつもとそれほど変わりませんでしたが、ワイキキビーチは芋洗い状態でした。ワイキキはイモ洗い海岸状態混雑を避け、カイマナビーチにてこの記事を書いている途中で、写真の掲載機能が不具合になったみたいで、新しく写真をアップできなくなってしまいました。アメーバーブログの不具合なのか、私のPCの不具合なのかは分かりません。このままずーっと不具合のままだと困ってしまいます･･･。（下の写真は下書き段階で昨日までにアップしていたものです。）　　　　　　　　↓翌朝もう一度試してみたら、アップ出来ていることが分かりました。というか、PCの内臓時計は日本時間になっているため、アップした写真は2024年度のページに表示されていたのです。それに気が付かず何度もトライしたため、夥しい数の同じ写真がアップされていました。いずれにしても不具合じゃなくて良かったです、このところ比較的天気が良かったので、貴重な晴れ間を慈しむようにビーチに出かけていました。場所は、サンディー･ビーチだったりマカイ･リサーチ･ピアだったりワイマナロ･ビーチだったりします。いずれも車で２０分以内の近場です。一人でマカイ･リサーチ･ピアへこちらは、ワイマナロ･ビーチ。　　全米一の美しいビーチと言われるだけあります。二人とも大分黒くなってきました。我々がビーチで日光浴するのが好きなのは何故だろう･･･？と思うことがあります。毎年の海外旅行先も、都会や山間部に行くよりも、海辺の地を選ぶことの方が断然多いのです。私は、それは多分、海が生命誕生の起源であり、体内の遺伝子がそれを記憶していて無意識のうちに私を海へと誘(いざな)うのではないか･･･などと妄想しています。一説によると、海水の成分比が胎児を宿す羊水と似ているらしく、海辺で過ごす安らぎや癒しの根本にあるのは、安心に包まれた母胎への回帰ではないか･･･という話を聞いたことがあります。　何となく頷ける気がします。ビーチでの日光浴は、日光を浴びること自体が身体に良いのは勿論ですが、海水の飛沫(しぶき)が細かな粒子になって吹き寄せて来るのを吸入することも、身体に良いに違いないと思っています。このことを思う時、必ず思い起こすのが、ザルツブルグに近いドイツの温泉保養地「バードライヒェンハル」での不思議な体験です。ここには大きな塩泉の噴水があって、その周りに座り心地の良いサンデッキチェアが沢山置かれていて、お年寄りたちがのんびりと日光浴をしているのです。かと思うと、柴を積み上げた、高くて長い城壁のような構築物があって、その天辺から塩泉が滴り落ちるようになっており、お年寄りたちがその周りをゆっくりと散策しているのです。これらの施設は、塩泉の有効成分を肺に吸入し健康回復に役立てるためのものですが、私が行っているビーチでの日光浴は、これと全く同じ効果があるように思うのです。ひょっとすると、私がこの歳になっても曲がりなりにも健康でいられるのは、こうしたビーチでの日光浴が功を奏しているのかもしれません。バードライヒェンハルに行ったのは今から12年前の2011年のことです。この年、私は５月～９月までの１３５日間の日程で、パリ、ロンドン、ウィーン、ザルツブルグを旅したのです。今思えばよくもまあそんなに長い旅をしたものだと呆れますが、つくづく若かったんだなーと思います。そういえば、このブログを書き始めたのもこの旅行からでした。バードライヒェンハルについてのブログ記事はこれ。『バード・ライヒェンハルの七不思議：暮らすように旅をする　バードライヒェンハルでの生活（２）』【バードライヒェンハルの七不思議】ふしぎ発見その①：世にも不思議な建造物がある。皆さんは、この妙チキリンな建造物が何だかお判りになりますか?…ameblo.jp『バード・ライヒェンハルでの一週間：暮らすように旅をする　バードライヒェンハルでの生活（３）』８月２８日（日）不思議な魅力一杯のバード・ライヒェンハルでの一週間はあっという間に過ぎた。「何をして過ごしたのか？」と聞かれると、取り立てて「これ」といっ…ameblo.jpところで最近、五木寛之氏の「白秋季」を読みました。人生を大きく季節に譬えると、青春期・朱夏季・白秋季・玄冬季に分けることが出来るといいます。人生100年とすると、50歳を過ぎるあたりから70歳代が「白秋季」ということになるそうです。この時期はすべての柵(しがらみ)や束縛から解放され、自分らしく自由に生きることが許される人生の内で最も素晴らしい｢収穫期｣であるとされています。私も、完全リタイアした直後は、会議の予定もなく、上司に報告を求められることもなく、達成しなければならない目標数字もない世界は、何と開放的で自由なことかと感動したことを覚えています。そして長年の夢であった長期滞在型の海外旅行を心行くまで楽しんでいる今が、人生の収穫期であるという考え方には「誠にその通り」と思う次第です。しかし、人生１００年時代で考えると、この｢白秋季｣の終わりを75歳頃とすることについては少々短すぎるように思われてなりません。私はすでに76歳で｢白秋季｣から足を踏み出してしまっていますが、人生の収穫期としての｢白秋季｣はまだまだ続くように思えます。健康寿命の続く限り、そうだな･･･、あと５年、いや1０年は「収穫」を続けたいと願っています。旅先で出会う85歳以上のお年寄りだって、矍鑠(かくしゃく)として人生を楽しんでおられる方が沢山おられます。そういう方を是非とも見習いたいと思う今日この頃です。今、ハワイは大晦日の夜の8時です。外では新年を待ちわびる花火が方々で打ち上げられ、ドーン。バーン。という音がハワイカイのココヘッドにこだましています。来年も良い年でありますように！　　そして日本の皆様には「明けましておめでとうございます！」
27Dec
- 素敵なお客様がご来訪
  ２０２３．１２．２６素敵なお客様がご来訪先日コストコで買い物をさせてくださったYさんが、今日我が家に遊びに来て下さいました。　何と、大きな白いベンツに乗ってこられました。例によって私の手料理で「お・も・て・な・し」。先ずは、眺めの良いラナイで「かんぱーい！」今日のお献立は、　　　　　　　　★ガーリック・シュリンプ　　サラダ　胡麻ドレッシング　　　　　　　　★ポトフ　　プロバンス風　　　　　　　　★ピーマンの肉詰め　　付野菜：ポテトニンジンズッキーニ　　　　　　　　★鶏釜飯　　アオサのお味噌汁　梅干し・漬物　　　　　　　　★デザート　　アイスクリーム（バニラ･ビーン）ガーリック･シュリンプは、先日ドン･キホーテで買ったGarlic Shrimp Mixを使用。サラダは、キャベツ、ニンジン、セロリの千切りを胡麻ドレッシングとポン酢で和えたものに、更に炒り胡麻を擂って振りかけました。ガーリック･シュリンプポトフはスペアリブ用の骨付きバラ肉と、ジャガイモ、ニンジン、玉ネギ、キャベツを、ローリエとプロバンスのハーブで風味を付け、長時間コトコトと煮込んだもの。前日に仕込み、一旦冷蔵庫で冷やして、固まった脂肪を徹底的に除去し、ヘルシーに仕上げました。　味付けは、塩･胡椒とつゆの素と醤油を少々でシンプルに。ポトフピーマンの肉詰めは、先日コストコで購入したピーマンに、手製のハンバーグの種を詰めて冷凍保存していたもの。付野菜にポテト、ニンジン、ズッキーニを添えてオーブンで30分間焼き上げました。ピーマンの肉詰め鶏釜飯は、研いだお米に日本酒、味醂、顆粒だし、つゆの素、醤油を加えて水加減をした後、鶏肉、ひじき、油揚げ、ごぼう、ニンジン、を加えて炊き上げました。お味噌汁は、エビの殻と鶏の骨から出汁を取ったツユに、乾燥あおさを加えました。箸休めには、南高梅の蜂蜜梅干し、キュウリのキュウチャン、ごぼうの醤油漬け等を少しずつ。デザートのアイスクリームは、バニラ･ビーンのシンプルな味のものを選びました。Ｙさんは、とても食べきれないだろうと思っていた献立を、どれも奇麗に召し上がって下さいました。　やったぜぃ！私は、おいしい料理を食べることより、おいしい料理を作ることのほうに幸せを感じる人間ですので、こうして「美味しい、美味しい」と食べて頂けると、本当に料理人冥利に尽きる思いで、嬉しい限りです。Yさんと我々との間には何の柵(しがらみ)もありませんので、お互いの身の上話や愚痴などを喋り合って会話が弾み、気が付くともう夕方。楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。我々夫婦二人きりではロクに目新しい話題もなく退屈な毎日ですので、Yさんのように気の置けない楽しい方が遊びに来てくれると気晴らしになって本当に有難いのです。また来週もいらしてくれると良いな！　今度は何でオモテナシしようかな？　　　　　　　　　＊＊＊＊＊＊　＊＊＊　＊＊＊＊＊＊今日はもう一人(一匹)飛び入りのお客さんが来ました。何と、先日餌をやった迷い犬がまたやって来たのです。早速、ポトフの残りにご飯を入れて急ごしらえの餌を多めに作って食べさせました。お腹がすいていたと見え、ガツガツと奇麗に平らげました。食べ終わった後、犬は暫く玄関のドアの外に佇んで、家の中に入りたそうにしていましたが、そのうち諦めて何処かへ行ってしまいました。目が白内障で視力が悪いようですし､高齢なのかヨタヨタと歩いている姿が不憫です。元は飼い犬だったんだろうと思いますが、健康を害して飼い主に捨てられてしまったように思われます。可哀そう･･･。おとなしい犬で全く吠えません。訴えかけるような物悲しい眼差しが哀れでなりませんが、ここで飼うわけにもいきませんので、せめて死ぬ前にお腹一杯美味しいものを食べさせてやろうと思ってしまうのです。
26Dec
- ハワイのメリークリスマス
  ２０２３．１２．２４ハワイのメリークリスマス今日はクリスマス･イブを祝うかのように、久しぶりにいい天気が戻ってきました。しかし今日はビーチには行かず、ワイキキの先のアラ･モアナ･ショッピングセンターから、ターゲットやドン・キホーテといった安売りの店を巡ることにしました。車をいつものカイマナビーチの無料駐車場に止め、ピンクラインのトロリーバスで行くことにしました。バス停までは景色の良いカピオラニ・パークを歩きます。いつものカピオラニパークですこのピンクラインのトロリーバスはJCBカードを持っていると、同伴者もタダで乗ることが出来ます。（私、偶々ビッグカメラで作らされたJCBカードを持っていました。情けは人の為ならず、ですね｡）アラ･モアナ･ショッピングセンターに着くと、あまりに天気がいいので、輝く緑の芝生とブルーの海に誘われて、まず先に、アラ･モアナ･ビーチの方に行ってみました。池があります我々はここに来るのは初めてですが、ワイキキとはまた違った風景で、結構こっちも良い感じです。遠浅で波が静かな広いビーチワイキキ方面を望みますビーチの見学を終え、先ずはドン・キホーテへ。　お土産物を物色するためです。ドン・キホーテの建物公式キャラのドンペンがお出迎え私はリュックを背負っていましたので、入り口のカウンターで預けます。それがこの店のルールで、万引き対策だと思われます。店内はお馴染みの雑然とした商品陳列で、どこに何があるのか分かり辛かったですが、宝探しのようにして店内を徘徊して何とかお目当てのものを探し出すことが出来ました。しかし値段を比較すると、コーヒーやマカデミアナッツ、チョコレート等は押並べてハワイカイにある Safeway や Longs Drugs の方が安く、ガッカリするとともに、「我々は安いスーパーが近くにあって良かったね」と話し合いました。私は、ある方のブログで「ガーリック･シュリンプの素」が美味しいと聞いていたので、探し回って漸く見つけて自宅用に沢山買いました。家内は、お正月用に、お雑煮に入れるお餅やその他の食材を購入していました。次に、ターゲットで先日割ってしまったこの家のウイスキーグラスの代わりを購入。人とカートは別のエスカレーターそして、アラ･モアナ･ショッピングセンターに戻り、いろいろ探し回って家内の水着やドレスを購入。ついでに私の半ズボンも買いました。驚いたことにレシートを見るとどれも値札より大幅に安くなっていました。きっとセールをしていたものと思われます。マネキンが着ていたドレスしか合うのがなくて脱がしちゃいました最後に See’ｓ candies でお土産のチョコレートを購入しました。ここのチョコレートは美味しいのですが、チョコとは思えないくらいイイお値段します。ハワイに来るにあたってお餞別をいただいた方へのお土産ですが、私の好きなトリュフ系のプレーンなチョコを箱一杯に詰めてもらいました。そんなこんなでショッピングを終え、夕方ワイキキに戻りました。ちょうど日没前で、夕陽が当たって景色が黄金色に輝いていました。夕陽を受けるデューク・ハナモクホテル群も夕陽を浴びてきれいな夕陽でした1週間前に来た時の映像で恐縮ですが、ワイキキのクリスマスの様子をお届けします。モアナサーフライダーの装飾ロイヤルハワイアンセンターの巨大なクリスマスツリーとイルミネーション楽しい催しに子供も大喜び可愛い！　　　(ん?　誰が？)あ～ｱ、泣かせちゃった･･･恥ずかしながら子供たちに交じってジジ･ババもサンタと一緒に写真を撮って貰っちゃいました。　これ、Royal Hawaiian Center での無料のイベントでした。そして一夜明けた今日(12/25)もまたいいお天気でした。朝は雲が多かったですが快晴にそこで、マカイ･リサーチ･ピアのビーチで日光浴をしながら一日過ごしました。桟橋下からマカプウ灯台を望むこうして我々二人だけのクリスマスが、大した感動も盛り上がりもなく淡々と過ぎてゆきました。
20Dec
- 乗客が遅れても待たずに発車⁈
  ２０２３．１２．２０乗客が遅れても待たずに発車⁈昨日パソコンに向かっていた時、上のような見出しの記事が目に留まりました。何でも、JRバス東北が「年末年始にご利用のお客様へ」と題して、「SA、PAでも定刻発車　お客様でも待ちません」と注意喚起を行っているというのです。　記事によるとJRバス東北の担当者は「バスは発車時刻になると発車します。お客さまが発車時刻にいらっしゃらない場合でも、弊社からお客さまへご連絡すること及び、お客さまをお待ちすることはございません。」と言い切っているそうです。　このルールは休憩に立ち寄ったサービスエリアやパーキングエリアでも適用されるとのことで、ウッカリ遅刻すると置き去りにされてしまう恐れもありそうです。何故私がこの記事に反応したかというと、実は昔、スペインを長距離バスで旅行中、私の家内がトイレに行っている間にバスが発車しそうになった事件があったからなのです。その時は私の咄嗟の機転で難を逃れましたが、この件は未だに夫婦の間で語り草になっている冷や汗ものの事件だったのです。時は今を去ること9年前の2014年9月1日、サン･ヴィセンテ･デ･ラ･バルケラからサンチャゴ･デ･コンポステーラに向けてバスで移動中、ア・コルーニャという町のバスターミナルで小休止がありました。家内が「ちょっとトイレに行ってくるわ。」と言ってトイレを探しに行ったので、私はバスの外で立って待っていました。すると運転手が乗り込んで何の前触れもなくいきなりドアを閉めて発車しだしました。　私はすぐドアを叩いてバスを止め、乗せてもらうことが出来ましたが、家内は未だ戻ってきません。私が「女房がトイレに行っているからちょっと待っててください。」と言っているにも拘らず、運転手はすぐにドアを閉めて発車するではありませんか。私は、「No!　No!　Stop!　Stop!　家内がまだ帰っていないので待ってて！」と言ったのですがが、運転手は構わず行こうとします。こんなところで家内を置き去りにするわけにはいかないので、私は咄嗟にハンドルを掴んで運転を阻止しました。そうでもしなければドンドン出て行ったしまう勢いだったので私も必死でした。運転手は怒って、ハンドルのポジションを跳ね上げ、立ち上がって声を荒げて「時間なんだから出発しなきゃなんないんだ! 勝手にバスを離れたのが悪いんだ！」と言っているのかどうかは分かりませんが、激しく怒って怒鳴りました。私は、ほかの乗客の手前もあるので、「I am sorry.　Buｔ、Please wait!Please! 」と務めて丁寧に懇願しました。運転手は「それじゃ、お前も降りろ！」というように怒鳴ってドアを開けたので、私は「シメシメ、ドアが閉まらないように足で抑えてしまえば発車できないだろう。」とドアの所へ行こうとした時、向こうの方から走ってくる家内の姿が見えました。家内もバスが出かかっていて、私が運転手と何か揉めているようなのを見て、ヤバイと思って走ってきたのです。あわやという所で難を逃れたましたが、あの時ハンドルを掴んで運転を阻止しなかったら、いくら言葉で言っていても埒が明かず、家内は言葉も通じず右も左もわからない土地にお金も持たずに置き去りにされるところだった訳で、今考えても恐ろしくなってしまいます。JRバス東北も含めて日本のバスであれば、定時発車と言っても運転手は必ず「ここで〇分の休憩を取ります。〇〇時に出発しますので遅れないようにバスにお戻りください。」と丁寧に案内をすると思います。しかしスペインのバスの運転手にはそのような丁寧な対応を望むべくもありません。運転手は何の説明もせずにバスを停めて降りていき、また戻ってきて無言で発車するのです。酷いもんです。冷静に考えてみれば、ハンドルを握って運転を阻止する行為は、運転の妨害であり犯罪です。決してマネをしないように。（誰がマネをするものか！）今回の記事によると、日本でもサービスエリアで置き去りにされた人が結構いるようです。長距離バスの休憩時間にバスから離れる場合は、停車時間を確認し、くれぐれも遅れないようにバスに戻るよう注意しましょう。
- 束の間の晴れ間に
  ２０２３．１２．１９束の間の晴れ間にこの1週間はずっと雨模様の肌寒い天候だったのですが、今日は辛うじて雲間に太陽が顔を覗かせたので、束の間の晴れ間に近くのサンディービーチで日光浴を楽しんできました。最初は、いつも行くワイマナロ・ビーチよりももっと先のカネオヘ湾からSecret Island 辺りまでドライブしようと思って出て来たのですが、マカプウ展望台から北の方を見ると、暗い雲が覆っていて見晴らしも悪そうだったので中止し、サンディービーチまで戻ってきた次第です。マカプウ展望台から北は悪天候サンディービーチも波が高く、遊泳禁止になっていました。地元の若者たちはそれでもお構いなしにサーフィンを楽しんでいました。遠くの「ハロナ潮吹き岩」から大きな潮が吹きあがっているのが見えました。太陽の日差しを浴びているとポカポカして気持ちが良かったです。持参したお弁当をパクパク。ピーマンの肉詰めです帰りに「ハロナ潮吹き岩展望台」から潮吹きをビデオ撮影してみました。ほんの一瞬ですが…。ハワイカイの丘の上にある我が家の辺りと、下界のビーチとでは天候がかなり異なることが多いようなので、これからも諦めずに頻繁にビーチへ繰り出してみようと思いました。
17Dec
- アエロフロートから返金がありました
  ２０２３．１２．１６アエロフロートから返金がありました以前から私のブログを読んでくださっている方の中には、私がアエロフロートロシア航空のチケットを購入したが、《コロナ》と《ロシアのウクライナ侵攻》の影響で2度にわたって渡航できなかったという2022年4月1日の記事をご記憶の方もおられるかもしれません。その時の記事がこれ。ロシアからメールが届いた！電話もかかって来た！ | 暮らすように旅をする70代のオヤジのブログ (ameblo.jp)それが最近になって、アエロフロートロシア航空から航空運賃がキチンと払い戻され、ご丁寧に遅延利息まで追加払いしてくれたのです。今回はそのご報告です。《アエロフロートの運賃と払戻しの方法》今から３年前の２０２０年の夏、私はアエロフロートでアテネ経由エーゲ海の小さな島に行く計画を立てていましたがコロナの影響でフライトがキャンセルとなり、運賃497,220円(二人分往復ビジネス)は３年間有効なバウチャーに替えられました。2022年にはコロナの規制も下火になったことから、北イタリアの旅行を計画し、再びアエロフロートのバウチャーを利用してチケットを予約しましたが、料金が値上がりしていたため、差額の77,000円(2名分)を現金で追徴されました。ところが2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻が勃発し、再度フライトがキャンセルになり、その時払った追加料金77,000円は全額クレジットカードに返金され、航空券代は再びバウチャーに戻し入れられることになりました。バウチャーの有効期限は3年後の2023年の６月末までで、有効期限内に使用しなかった場合は現金で返金してくれるとの説明でした。《運賃の払戻しがありました》本年6月28日にアエロフロートロシア航空からメールがあり、「現在の政情不安によりロシア並びに弊社に対する国際的信用がない中、お客様方には大変ご心配をおかけしております」と殊勝な挨拶の後、返金手続きの申請書類を提出するよう要請されました。直ちに手続きを行いましたが、同社の経営状況は厳しいであろうと予測されたので、実際に返金があるか疑心暗鬼で待っていたところ、何の前ぶれもなく10月に私の銀行口座にアエロフロート社から497,220円が振り込まれてきました。これでアエロフロートロシア航空の運賃返還手続きは一件落着となった筈でした。《遅延利息の支払いまでありました》一件落着と思っていた矢先、アエロフロートロシア航空から再び1通のメールが届きました。払い戻しの金額は航空券の金額とその利息となるので、請求書類を提出してほしいというのです。直ちに請求書類を送ると、その1週間後に遅延利息87,732円が私の銀行口座に振り込まれてきました。この利息の計算式は不明ですが、87,732/497,220＝17.6%になりますので、遅延期間をバウチャーの有効期限3年と仮定すると、年利回りは17.6%÷３=5.86%すなわち「航空運賃の返金が遅れたので、お詫びに年利5.86%の利息を付けてお返しいたします。」ということになります。アエロフロートロシア航空を巡る情勢は厳しいものがあるに違いありませんが、航空運賃をキチンと払い戻した上に、こちらからは何も言わないのに律儀に高金利の遅延利息まで振り込んできたことに驚いてしまいました。フライトがキャンセルになってから運賃の返還に3年も待たせるというのは感心できませんが、結果的に利息まで付けて返金してきたのは立派です。スーツケースの破損代を未だに補償してこないスカイエクスプレスや、ロスバゲの補償を未だに振り込んでこないカタール航空に比べれば、なんぼか誠意が感じられます。
13Dec
- コストコでお買い物
  ２０２３．１２．１２コストコでお買い物去年ここに来た時から、ハワイカイのLongs Drugs のレジをしているYさんと仲良しになっていました。「今年も会えるかな？」と噂しながらLongs Drugsの店内で買い物をしていると、後ろから「元気してた～？」と、これからレジに入るYさんが明るく声をかけてくれました。家内とYさんは「わ～！会えてよかった～！」と黄色い歓声を上げてをハグを交わしていました。私は「ちょうど良かった！お願いがあるんだけど。」と、前からYさんに会ったらお願いしたいと思っていたことを思い切って尋ねてみました。「実は、一度コストコで買い物をしてみたいと思っているんですが、ご都合の良いときに連れてっていただけませんか？」と。するとYさんは快く「良いですよ。近いうちに連絡します。」と仰って下さいました。そして今日、ご一緒いただくことが出来た次第です。ご存じの通り、コストコの店内に入るには、入り口でメンバーカードの提示が必要で、メンバーになるには年会費約5,000円が必要です。日本では我家の近くにコストコの店舗はありませんし、ハワイには年に2か月弱しか滞在しませんので、年会費を払ってまでコストコのメンバーになる気はないのですが、ハワイカイのコストコがどんな品揃えでどのような価格なのか、一度店内を覗いてみたかったのです。コストコの店内は倉庫のように広いです。そして一つ一つの商品が大きなパッケージで売られていて、商品単価は他のスーパーに比べて大幅に安いです。私は、店内を見て回るうちに"あれも"、"これも"、とカートに積んでしまい、気が付くと$170も購入していました。Yさんお勧めの BEEF RIBEYE STEAK。牛肉1.77kg　@\586/100gクロワッサン9個入り　\899パプリカとズッキーニ計\1,498玉ネギ2.27kg　\749ニンジン2.72kg　\689等々…。お支払いもメンバーのクレジットカードでなければなりませんので一時的にYさんに立替てもらいました。買い物の後、名物のホットドッグ(飲み物とセットで$1.5)を食べながら楽しくお話ししました。今日は良い買い物が楽しく出来て満足です。晩御飯に早速ステーキを焼いてみました。とても柔らかくて大変美味しいステーキでした。柔らかくて美味しいお肉でした円に換算すると100g当り590円位のお肉です。　日本では並のお値段ですが、ハワイでは高級肉の部類に属する値段ですので、美味しくて当然ですね。購入した品物を一つづつ検証してみた結果、一品だけ失敗したものがありました。缶ビール36本入りのケースを＄31.93 (1本当たり133円)で購入したのですが、Longs Drugsでは1本当たり115円で売っていました。何でもかんでもコストコが安いというわけではないんですね。コストコでの買い物に先立って、午前中にマカイリサーチピアのビーチに行ってきました。今日は他のお客さんはおらず、静かで落ち着くことが出来ました。相変わらずのポーズ砂浜にカツオノエボシが打ち上げられていました。カツオノエボシ（猛毒クラゲ）踏んづけて刺されたら大変です。棒切れで遠くの茂みに捨てました。
11Dec
- ホノルルマラソン観戦記
  ２０２３．１２．１０ホノルルマラソン観戦記今日は５１回目のホノルルマラソン開催日です。折り返し地点が、地元のハワイカイだったので、応援がてら様子を見に行きました。実は昨日、我々がマカイ･リサーチ･ピアで日光浴をしているときに、家内が日本人の家族連れと言葉を交わしたのですが、何と彼らは明日のホノルルマラソンに出場するために70代のご両親と兄弟の家族一同でハワイにやってきたというのです。家内は是非彼らを沿道から応援したいと昨日から意気込んでいたのです。フルマラソンのスタート時間は朝の５時だそうで、我々が起きだしてＴＶを付けた時には、もう既に女子優勝者のインタビューが行われていました。優勝したのはケニアのシンシア・イェロティッチ・リモ(Cynthia JEROTICH LIMO)という可愛い女の子。タイムは2:33:01。あの距離を2時間半で走り切るなんて、とうてい人間業とは思えません！因みに男子の優勝者は同じくケニアのポール・ロニャンガタ(Paul LONYANGATA)。タイムは2:15:42だったそうです。我々がハワイカイのマラソンコースに着いたのは、8時半過ぎだったのですが、まだ続々と大勢のランナーが走っていました。この時間帯を走る人たちは、順位を競うというよりは、自己ベストのタイムに挑戦するという雰囲気で、腕時計を見ながら一生懸命走ったり歩いたりしている人が目につきました。家内はその一人一人に手を振りながら声援を送っていました。日本では箱根駅伝にさえ全く興味を示さないくせに、ハワイでのイベントとなると俄然懸命に応援するその豹変ぶりにあっけにとられる思いでした。私は30分くらい観戦したところで飽きてしまい「もう帰ろうよ」と声をかけると、家内は「あの人たちが通るまで待ってて応援したい」と言います。私は「ムリだよ、こんなに沢山の人が通り過ぎるのに判るわけないよ」と言っても聞かないので、仕方なくビーチチェアを家内にあてがって「11時に迎えに来るからね。」と言いおいて一旦我家に戻りました。朝食を済ませて11時に迎えに行くと、家内は未だランナーたちに声援を送り続けていました。健気というか純粋というか、ここまでやるとある意味立派です。この時間帯になると、ランナーたちは相当ダラケタ雰囲気になっていて、殆どの人が疲れた様子で歩いていました。皆さん楽しんで走っていました家内に様子を聞くと、驚いたことに、昨日会った日本人家族全員に会えたそうです。その執念には恐れ入りました。その時の映像がこれ。　「あ、昨日のお母さんだー！」だってさ。中にはこんな仮装をした参加者も。ホノルルマラソンは心臓病の予防のために長距離をゆっくり走るのが良いというコンセプトから生まれたらしく、「時間制限なし」「参加人数無制限」という誰にでも開かれたマラソン大会です。時間制限なしと言っても、コースは我々が車でワイキキに行く時に通る道とほぼ一緒ですから、あの距離の往復を走る(歩く)のかと思うと、考えただけで気が遠くなってしまいます。今このブログを書いている夜の8時にも、まだ走っている人がいるというから驚きです。大会ボランティアの方々もご苦労様です！
10Dec
- マカイ･リサーチ･ピアで日光浴
  ２０２３．１２．９マカイ･リサーチ･ピアで日光浴このところお天気が安定しているようで、今日も快晴でした。太陽に誘われるようにビーチへ繰り出しました。今日行くビーチは近間のマカイ･リサーチ･ピア。途中、海地蔵様の崖の上から、ハロナ･ビーチ･コーブ(Halona Beach Cove)を見下ろしてパシャリ。海守地蔵尊ハロナ･ビーチ･コーブここにはラバーチューブ(溶岩が流れて出来たトンネル)があり、入ったことがありますが、地元ではCockroach Caveと呼ばれているのを知ってから、二度と入るのを止めました。もう一か所立ち寄ったのが、マカプウ展望台 (Makapu'u Lookout)。ここからの景色が一番美しいと思います。遠くにマカイリサーチピアを望む奥がRabbit island手前がturtle island目的地のマカイ･リサーチ･ピアに到着しました。沖に兎と亀が浮かんでいます狭いビーチなんですが、ラビット･アイランドとタートル･アイランドが波消しの効果を発揮してくれているせいか、波が静かで泳ぎやすいのです。そしてすぐそばに地味ながらサンゴ礁もあって"ベラ"や"おじさん"等の魚の姿も見られます。心なしかサンゴが育ってきたように感じました。　　　(魚の写真は図鑑から拝借)今日の晩御飯は、ハンバーグとココナッツカレーでした。（映えないので写真なし）食べ過ぎてお腹が苦しくなったので、腹ごなしの散歩に出かけました。暮れなずむ夕焼けとクリスマスイルミネーションの飾りが奇麗でした。明日はホノルルマラソンが開催されます。折り返し地点がハワイカイ･ショッピングセンターの辺りらしいので、応援に行ってみようかと思います。
09Dec
- ワイマナロ・ビーチで日光浴
  ２０２３．１２．８ワイマナロ・ビーチで日光浴今日も天気が良かったので、ビーチに出かけました。今回借りたレンタカーです。コンパクトカーを注文したのに、デカい車(日産アルティマ)を割り当てられちゃいました。慣れないデカい車なので擦りそうで怖い。運転に神経を使うので、ありがた迷惑です。最初はいつも行くマカイ･リサーチ･ピア(Makai Research Pier)に行ったのですが、何組かの先客が狭いビーチに陣取っていましたので、チョット先のワイマナロ･ビーチ(Waimanalo Beach)まで足を延ばすことにしました。マカイ･リサーチ･ピア昔はこの桟橋で釣りが出来たんだけどなー。今はクローズされちゃって入れません。マカイ･リサーチ･ピアの下最近はこの桟橋の下のショットがインスタ映えするとかパワースポットだとか、訳の分からないことで話題になっているようです。この辺の海は波が静かで水が奇麗↓こちらはワイマナロ･ビーチ(Waimanalo Beach)です。ラビットアイランドが遠くに見えること以外、海の奇麗さは同じです。こちらのビーチの方が広くて波が高いようです。セルフタイマーで写真を撮ろうとしていたら、遠くで見ていた黒人の女性がご親切にわざわざやってきてシャッターを押してくれました。その女性が、お互いに見つめ合ってポーズを取れというので、照れながらポーズ！いかにも仲良さげ…に見える…帰りに、「マラサダを買ってくれ！」と家内がせがむのでフードトラックに立ち寄りました。白鷺もマラサダを咥えて…目つき悪！今日の晩御飯は「酢豚」にしました。我ながら美味しく出来ました。先日買った豚肉の塊り、当りでした。柔らかくて美味しいです。たいして高い肉じゃなかったんだけどなー。
08Dec
- ワイキキを散策
  ２０２３．１２．７ワイキキを散策今日は天気が良かったので、昼頃からワイキキに出かけてみました。いつも車を止める無料駐車場に行くと、今日もラッキーなことに空きスペースがありました。無料駐車場はこの建物が目印です（この駐車場で今まで止められなかったことはありません。）取り敢えずは、すぐそばのカイマナビーチで一休み。まだ年末のシーズンには間があるせいか、観光客の数はそれほど多くありませんでした。見渡すと、一人で日光浴を楽しんでいる人が多く見られました。ここからワイキキビーチに向かって歩きました。ワイキキビーチまで来ると、流石に華やかな雰囲気になってきました。ホノルルマラソン(12/10)の前夜祭の一環で、今夜カラカウア通り周辺でパレードがあるらしく、チアガールたちが屯していました。皆さん抜群のスタイルで可愛いいつものように、インターナショナル・マーケットプレイスの中にある楽天ラウンジで一休み。楽天ラウンジで雑誌を見ていたら、こんなお勧めのビーチが紹介されていました。今度行ってみようかないつもはマカイ･リサーチ･ピアまでしか行かない我々ですが、もっと足を延ばすと、シークレット･ビーチなるディープなところがあるらしいのです。そこまで行かなくても、せめてラニカイ･ビーチ辺りまでは行ってみようかな…？楽天ラウンジのパソコンで調べて、JCBカードがあるとタダで乗れるトロリーバスのピンクラインの走行ルートや乗り場も分かりました。1日券を買うと一人$30もするトロリーバスの乗車券が、JCBカードを見せれば同伴者を含めて無料になるのです(運転手に確認済み)｡私は偶々持っていましたので、今度アラモアナショッピングセンターに行く機会があれば乗ってみようと思います。(レンタカーがあるんだから自分の車で行けよ！）楽天ラウンジを出て、アラモアナ･サーフライダー前のビーチに出てみました。この景色を見ると、漸くハワイに来た感が湧いてきました。レストランには寄らず、我が家で「豚カツ」を作って食べました。明日天気が良ければ、ビーチに出かけてみようかな？
07Dec
- ハワイでの生活開始
  ２０２３．１２．６ハワイでの生活開始いつもは1月初旬から2月末までと決めているハワイ旅行ですが、今年は定宿の予約が埋まっていて、この期間（12/5～1/18）となってしまいました。まだ寒い1月中に帰国せねばならず、チト残念ですが致し方ありません。今年で5回目となる「ハワイの我が家」。もう慣れてしまって特別な感動もワクワク感もありませんが、住み慣れた我が家のように寛げる…と、特に家内が特に気に入っていますので「牛に引かれて善光寺参り」といったところです。昨日は家に着いて数時間仮眠をした後、スーパーに買い出しに行きました。毎年、最初の日は滞在中の食材や酒類を大量買いしますので値段が嵩むのはしょうがないのですが、去年までは17,000円程度で済んでいたのが、今年は同じような物を買ったのに27,000円を超えてしまいました。諸物価の高騰と円安の進行（130円⇒150円）をヒシヒシと感じました。今日は、昨日購入した豚肉の塊り4.2kgをローストポークと煮豚に調理しました。前回、男の料理教室(不流会)で作った時より美味しく出来ました。低温のオーブンで2時間調理焼豚と煮豚　　肉の饗宴です！それと、牛の挽肉2.8㎏をハンバーグにして冷凍にしました。曇り。昼の気温26～7℃。湿度80%。いつもの爽やかなハワイは何処へ行ったの…？毎度お馴染みのココヘッドハワイの家には家具が沢山あります。滞在中は自分たち仕様に移動するので、元に戻せるように写真撮影しました。寝室リビングルームリビングルーム(違う角度から）（中央の白い囲いは、階下への階段の名残り。昔は階下の部屋と繋がっていたらしい。）キッチンダイニングメイン・バスルームセカンド・バスルーム間取りとしては、１・L・D・K だけど、一つ一つの部屋が凄くデカいので、家の中を歩くだけで疲れちゃいます。
05Nov
- 旅の総括
  ２０２３．１０．１３～１６旅の総括コブレンツからチューリッヒに戻ってきました。5時間を超える移動でしたが、列車はライン河の左岸を遡りながら進みますので、ボッパルト⇒バッハラッハ⇒アススマンスハウゼン⇒リューデスハイムという具合に、車窓から懐かしい眺めを楽しむことが出来ました。チューリッヒの宿は、前回と同じMeininger Hotel Zurich Greencityです。巨大なユースホステルです万一何かあって日程が延びても良いように、予備日を1日取って10/15発の飛行機を予約していましたので、ここに２泊することになります。結局のところ予備日は必要なかったのですが、何処にも出かけず書き遅れていたブログでも書きながら、旅の疲れを癒すことにしました。今回の旅は殆どトラブルらしいトラブルもなく、概ね天候にも恵まれ、極めて順調に日程をこなすことが出来たことを有難く思っています。特に、毎日のようにLINEで『くれぐれも気をつけて。忘れ物をしないように。』と繰り返し注意喚起してくれた家内には感謝したいと思います。今回の旅で役に立ったものが幾つかあります。１．スイス国鉄SBBのアプリ　　これをインストールしておくと、いつでも簡単に列車の時刻表を調べたり、切符　　の購入をすることが出来るので大変便利でした。スイス国鉄のアプリなのにドイ　　ツ国鉄区間の列車の検索もできる優れものです。　　『クリック一つで全ての停車駅が表示され、今自分がどのあたりを走っているの　　かが赤丸で表示されるんだよ。』と友人に言ったら、『その機能は日本の《駅乗　　り換え》のアプリにフツーに入っていますよ。』と言われちゃいました。知らな　　かったわー。２．海外SIMカード（￥1,951　10G、欧州圏内通話50時間、30日間有効）　日本でネットで安く購入したSIMカードがスムースに使えて助かりました。　　特に欧州域内の電話がかけ放題というのが良かったです。　　アパートの場合、ホテルと違ってレセプションがない場合が多く、鍵の受け渡し　　でオーナーと電話でやり取りする必要がありますので、電話が使えて大変助かり　　ました。３．モバイルバッテリー（\2,335　20,000mAh 軽量薄型）　　今回初めてモバイルバッテリーを持っていきました。GoogleMapで道案内をし　　ながらスマホを使うことが多く、バッテリーの消耗が顕著だったのですが、モバ　　イルバッテリーを持っているおかげで安心して使い続けることが出来ました。４．GoogleMap　　今更ながらですが、見知らぬ土地で旅をしていて、改めてGoogleMapの有難み　　を実感しました。　　駅に降り立って、ホテルを探す場合、どっちに向かって歩けばいいのか判らず途　　　方に暮れるなんていうことが昔はありましたよね。今は迷うことなくホテルに辿　　り着けます。有難いことです。５．Googleレンズ　　ドイツ語で何やら説明書きが書かれていてもチンプンカンプンなのですが、　　Googleレンズのアプリで撮影して翻訳することが出来ますので、大いに助かりま　　した。　また、ブログを書くにあたって、レンズの検索機能も役に立ちました。　　撮影した写真がどこの景色だったか分からなくなった場合にも、レンズでその画　　像を検索するとものの見事にその景色がどこのものであったのかを調べることが　　出来ます。　世の中進歩したものです。長生きはするもんですな。　　こんな便利な機能が無料で使えることに驚きです。６．SMBC信託銀行のGlobal Pass（Visa Debit Card）　　皆さんは海外に出かけるとき、通貨はどのように用意されていますか？　　空港で両替するのはバカ高い両替手数料を取られるので最も不利なやり方ですよ　　ね。現金ではなくクレジットカードを使うという方も多いと思いますが、円に換　　算して引き落とされる際に高い為替レートを適用されますので賢明とは言えませ　　ん。私はSMBC信託銀行のGlobal PassというDebit Cardを使っています。この　　カードだと、手数料なしでユーロやドルの預金から直接引き落としされますので　　最も有利だと思います。現金を入手したいときにも、ATMの機械さえチャンと選　　べば手数料なしで現金を引き下ろせます。（クレジットカードの場合のマイレー　　ジやポイントは付きませんけど。）　為替レートの良いときに外貨を仕込んでお　　けば円安を気にせずに海外旅行を楽しむことが出来ます。15日の朝、エミレーツ航空から差し向けられたリムジンがお迎えに来ました。もうすぐあの世からお迎えが来そうな私ですが、こういうお迎えは歓迎です。美人の運転手さんとツーショット美人の運転手ステファニーさんは、「この車はベンツのEクラスなんですよ！」と自慢げに言っていましたが、私は車に興味がありませんので「フーンそうなの」と受け流しておきました。今回の機材はエアバス社のA380-800。総2階の巨大なスーパージャンボ旅客機です｡この素晴らしい機種が燃費効率など諸般の事情から生産停止になっていると聞いて、時代環境変化の厳しを感じます。いつも飛行機に乗るときに思うのですが、こんなに巨大な機体が、たった二枚の頼りない翼で、たいして速度も出していないのに、なぜ軽々と離陸することが出来るのか不思議です。空港で荷物を預けずにリュックを機内に持ち込みましたのでロスバゲの心配もなく、フライトスケジュールの変更やキャンセルもありませんでしたので、極めてスムースに帰国できました。今回は久しぶりの一人旅でしたが、思うように行動が出来て良かったです。ボールペン1本無くさず、掏りに遭うこともなく、元気に旅を終えることが出来て「まだまだやれるな！」と自信に繋がりました。また旅の虫が騒いで海外に出かけたくなった時に、家内が難色を示したら、迷わずに一人旅をしてやろうと密かに思いを固めました。帰国して感じたのは良い意味でも悪い意味でも「日本は平和だなー！」ということ。朝、公園でペタンクをやりながら、お年寄りたちが穏やかに余生を送っている姿をみると、平和であることは有り難いことだなーとつくづく思います。ただ、テレビで放映されるのは低俗なお笑い番組ばかりで、日本のマスコミはもっと大事なことを報道しなければいけないのに！と心配になります。少子化対策や台湾問題など、国難ともいうべき事態が差し迫っているにも拘わらず、日本の政治家はだらしないし、マスコミも緊張感に欠けるので、国民が1億総平和ボケ状態になっているように感じてなりません。日本がいつまでも平和で自由な国でありますように。
03Nov
- 雨のコブレンツ
  ２０２３．１０．１２雨のコブレンツボッパルトで迎えた朝は雨でした。チューリッヒに入ってから今日までの23日目にして初めての雨です。雨天を嘆くよりも、これまでずーと晴天に恵まれたことを感謝したい気持ちで一杯です。車窓から見えるライン河の景色も、雨雲の下ではドンヨリしていて精彩に欠けます。ボッパルトの隣に、スパイという村がありました。シュパイと発音するようです。コブレンツの駅に到着しました乗ってきた列車ですコブレンツの駅構内ですコブレンツの駅前から、バスで対岸のエーレンブライトシュタインEhrenbreitsteinに向かいました。丘の上の要塞のある側です。私は要塞から「ドイツの角」を眺めるのがコブレンツ滞在のメインイベントだと考えて、ホテルを要塞側に取ってしまったのですが、失敗でした。対岸に渡るには延々と遠回りをしてファフェンドルファ橋(Pfaffendorfer Brücke)を渡って徒歩で行くか、バスで行くか、渡し船で渡るか、ケーブルカーで要塞に登るかしかありません。逆にエーレンブライトシュタインの宿からコブレンツの旧市街を訪ねようとすると、バスか船か徒歩しかなく、徒歩で行くと約3kmも歩かなければなりません。バスは橋を渡って対岸へ今日のホテルはダブルルーム。　ゆったり寝られそうです。宿に荷物を置いて早速エーレンブライトシュタイン要塞(Festung Ehrenbreitstein)の見学に出かけました。　要塞までは徒歩で登りました。要塞の丘の麓には、ピンク色の巨大な建物があって目を引きます。これは「外交官の建物」(Dikasterialgebäude)と呼ばれているらしく、18世紀半ばに建てられたものだそうです。行政庁舎、裁判所、住居、軍隊の宿舎、軍病院、補給施設などに利用されたあと、1936 年にオフィスに改装され、第二次世界大戦中に一部破壊されましたが、1947 年に再建されたそうです。今はあまり有効に利用されていないように見受けられました。要塞の麓をグルっと迂回しながら登っていきます。あくまでも軍事目的の要塞ですから途中の眺めは全く良くありません。城壁越しに覗いてもドイチェス・エックを正面から見下ろすことは出来ません。幾つものトンネルや門を抜けて要塞の中に入っていきます。要塞の中に入るにはチケットを購入しなければなりません。要塞の一部はユースホステルになっていました。　どうせだったらここに泊まれば良かった！ダダッ広い城砦の中は面白みに欠けます。城砦の建物の屋上から、ドイチェス・エックを理想的な角度から眺めることが出来ました。上から流れてくるのはモーゼル川そう。コブレンツは、「父なるライン」と「母なる？モーゼル」の合流地点なのです。（通常「母なる川」はドナウなんだけど、ま、良いか。）ドイチェス・エックに立つ騎馬像は、ヴィルヘルム１世です。要塞の内側ですただムダに広いだけ建物の中では、何やら展示されていましたが、興味なし！城砦を後にして、同じ道を下って帰ります。バスで旧市街へ渡り、ドイチェス・エックを目指しました。どこで出会ったか忘れちゃいましたが、ユニークな噴水がありました。水が出ていたら良かったのに…雨空の下だと旧市街を走る豆列車もショボクレて見えます。下は、コブレンツの旧市街、ゴーレス広場(Görresplatz)にある噴水。Historiensäule です奴隷が漕ぐ船の上には、コブレンツの歴史的出来事を現した円柱が建っています。木々も紅葉し始めています下の写真は聖カストア教会(Basilika Sankt Kastor)です。教会の内部はなかなか見応えがありました。教会を出ると、ベルリンの壁の断片が展示されていました。後方の白い建物はルートヴィッヒ美術館。石垣島のドイツ村にもあったなそして、いよいよ「ドイチェス・エック」に到着。ヴィルヘルム１世の騎馬像とご対面です。堂々として威圧感のある騎馬像横には天使が立っていますこの天使についてBingに尋ねたところ、次のような回答がありました。（一部抜粋）コブレンツのヴィルヘルム1世の騎馬像の隣に立つ天使は、ドイツの勝利と平和を象徴する女神ゲルマニアです。この像は、1870年から1871年の普仏戦争でのドイツの勝利を記念して、1897年に建てられました。ヴィルヘルム1世は、ドイツ統一を成し遂げた初代ドイツ皇帝で、民族的英雄として崇められています。ゲルマニアは、ローマ帝国の時代からドイツの国民的象徴とされてきた女神で、金髪の長髪に青い目、鎧と盾を身につけています。彼女は、ドイツの自由と団結を表現しています。ドイチェス・エックの先は霧に包まれていました。先端に立ってみました。　今回の旅は、正にここがゴールです。モーゼル川の上流方向の眺めです対岸の城砦の眺めですドイチェス・エックからライン河の左岸に沿って遡るように歩くと、対岸の要塞へのゴンドラの乗り場がありました。このライン河左岸の遊歩道は、コンラート・アデナウアー・ウーファ(Konrad-Adenauer-Ufer)と呼ばれ、歴史的な建物が立ち並んでいます。　　例えば・・・下の写真は、昔、女学校として建てられた建物で、今はライン博物館、一部レストランとしても使われているように見受けました。下の写真はコブレンツ高等地方裁判所(Oberlandesgericht Koblenz)です。更に河沿いの遊歩道を歩いて行くと、白亜の宮殿エレクトラルパレスが現れました。念のために申し上げますが、「エレクトラル(Electoral)」は「エレクトリカル(Electrical)じゃありませんよ。「エレクトラル(Electoral)」は「選挙」の意味で「選帝侯」のことです。この宮殿は、ザクセン選帝侯のクレメンス・ヴァーツラフの邸宅だったことから「選帝侯宮殿(エレクトラルパレス＝Kurfürstliches Schloss)」と呼ばれるのです。恥ずかしながら、私は最初「エレクトリカル(Electrical)パレス」と誤解して、この宮殿を華々しく電飾で飾ったり、プロジェクションマッピングでもするのかな？なんて思っちゃいましたよ。どうもおかしいと思って調べて間違いに気が付きました。この宮殿には、1850年から1858年まで、後の皇帝ヴィルヘルム１世がプロイセン皇太子の時代に軍事総督として公邸を置き、妻のアウグスタとともに住んでいたとか。現在は政府関係のオフィスが入っているらしいです。宿を対岸のエーレンブライトシュタインに取ってしまったために移動の効率が悪く、旧市街の視察が中途半端になってしまいましたが、以上でコブレンツの観光を切り上げ、歩いて橋を渡り、途中のスーパーで食材を仕入れて宿に帰りました。歩いて渡った橋です　長かった！アパートのキッチンで食材を調理しました。出来上がった料理がこれ。鶏手羽元のグリルと玉ネギ･人参のソテー、ルッコラ添え。それと野菜たっぷりの味噌スープ。　自分の料理が一番旨いです。清潔なバスルームでシャワーを浴び、大きなベッドで旅を完結した満足感に浸りながらグッスリと眠りました。明日は列車で一気にチューリッヒに戻ります。

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