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こんにちは。小林けんたろうです。
ストレッチでやってはいけないこと
１０回目の今日は、
柔かすぎるカラダです。
これまで
ストレッチでやってはいけないことを
いろいろお話してきましたが、
今回が最後です。
しかし、最後の最後に
ストレッチと相反するようなことを
お話します。
それは、人間の身体は
「柔らかすぎてもいけない」
ということです。
ストレッチで柔軟性を高める
話をしてきたのに、
今さら何を・・・
と思われたかもしれませんね。
まあ、最後まで聞いて下さい。
ストレッチが大事だと言うと
柔らかければ柔らかいほど良いと
誤解される方がいらっしゃいます。
しかし、そうではありません。
極端な例かもしれませんが、
たとえば新体操の選手は
開脚が余裕で１８０度開きます。
しかし、これはトレーニングした
体操選手ならではでのことで、
本来の人間の身体は
１８０度開脚ができるようには
なっていないのです。
つまり、自然の状態ではないので
無理があるということです。
その証拠に、
新体操選手にフルマラソンを
走らせたら、
恐らく股関節に障害が生じます。
なぜなら、
柔軟性が高いということは
股関節の可動域が大きくなり、
その反面、
安定性に欠けるからです。
安定性に欠けては
無理な力が股関節にかかり
長い距離は安全に走れません。
車のタイヤがぐらぐら動いたら
真っすぐ走れませんよね。
タコやイカのような軟体生物は
陸の上では速く走れません。
極端な例かもしれませんが、
そういうことなのです。
ある程度の硬さがないと
安定しないのです。
そもそもストレッチの目的は、
運動で硬くなった筋肉を
元の状態に戻すことです。
もちろんそれ以上に
柔軟性を持たせることで
ケガの防止に繋がりますが、
必要以上の柔軟性は
安定性を欠くことになるのです。
特にランニングではマイナスになる
ことだってあるのです。
この世に存在するすべてのものには
一長一短があります。
何でもそうですが、
過度に極め過ぎることは
プラスの要素ばかりではありません。
ストレッチでやってはいけないこと
最後にそのことを
お伝えさせていただきます。
ストレッチでカラダを
柔らかくし過ぎない
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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マラソンでやってはいけないこと ３８選
【レース前日】
【スタート前】
【レース中】
【レース後】
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