マラソンでやってはいけないこと20 【スタート前】手首、足首を回してはいけない | 病気を克服し、47歳でトライアスロンを始めた現役アスリートの『10か月でトライアスロンを完走し、魅力的に若返る方法。』

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んにちは。小林けんたろうです。




マラソンでやってはいけないこ

20回目の今日は、

手首、足首を回してはいけないです。




あなたは走る前に
手首や足首を回したりしますか?


もし回しているとすれば
それは何のためでしょうか?



捻挫をしないように
関節を柔らかくしておこう。



そう考えたのかもしれませんね。



手首を回したり、足首を回したりは
意外と多くのランナーがやっています。


もしかしたらあなたも
無意識に回しているかもしれません。


やはりそれもアキレス腱伸ばしと同様
子供の頃から準備運動の一つとして
習慣になっているからではないでしょうか。



身体が固いとケガをしやすい。
関節が固くてもケガをしやすい。



それも確かでしょう。


しかし、
何でも柔らかければ良いのかというと
それも決して正しくはありません。


なぜなら
身体に求められる条件は

柔らかさだけではなく、
安定性も必要
だからです。


身体の柔軟性と安定性は
ほどよいバランスが大事
なのです。


たとえば、
柔軟性を高めれば高めるほど
安定性は低くなります。


逆に安定性を高めると
柔軟性は低くなります。


走るという行為を考えた場合、
身体が柔らかすぎてクニャクニャしていたら
走りづらいだろうことは想像できるでしょう。


確かに転んだ時には
ケガをしにくいのかもしれませんが、
身体の中の力の伝達が上手くいかず
速く走ることが難しくなります。


やはりそこは、
適度な身体の固さと安定性が必要なのです。



そして、
人の手首、足首は自在に動くように
沢山の骨が複雑に組み合わさっています。

小さな骨までとても精巧精密に
構成されています。


そこでそれをグルグルと回したら
繊細に組み合わされた骨組みを
緩めてしまうことになるかもしれません。


それは関節の不安定さに繋がり
捻挫しやすいリスクが生じます




あなたはこれまで
手首、足首の関節を回しても
何も問題がなかったかもしれません。

仮に捻挫をしたとしても
足首回しが原因とは特定出来ません。

実際のところいくら回しても
全く問題のない人もいるでしょう。



筋肉や骨組み、
柔軟性と安定性は
人それぞれ千差万別です。


しかしそれでも万人に言えることとして
手首、足首の関節のつくりは繊細であり、
下手にグルグル回せば
走るための関節の状態が良くなる以前に
悪くなるリスクの方が高い
のは事実です。


仮に悪い状態になっても
走り始めれば次第に元に戻って行きますが、
わざわざリスクを負うこともないでしょう。



念のためお話ししておきますが、

手首、足首を回すこと自体は
決して悪いことではありません。

むしろ血流を促し、
健康にとってはプラス
に働きます。


マラソンを走る前には不必要で
メリットがない
と言うことなのです。





マラソンでは、

手首、足首は回してはいけない


 




今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。




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