マラソンでやってはいけないこと25 【レース中】給水を怠ってはいけない | 病気を克服し、47歳でトライアスロンを始めた現役アスリートの『10か月でトライアスロンを完走し、魅力的に若返る方法。』

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んにちは。小林けんたろうです。




マラソンでやってはいけないこ

25回目の今日は、

給水を怠ってはいけないです。




前回は、
一度に水を大量に飲んではいけない

とお話ししました。


その理由は、

体内に吸収しきれない水分が
尿になって排出されるため
トイレに行く回数が増える


というものでした。



では、その反対に

給水の量が少なかったら
どうなるのでしょうか。


たとえば前回のお話しから、

1kmを6分で走るランナーが
5kmごとのエイドステーションで
コップ1杯(150㎖)にも満たない
水しか飲まなかった場合

などです。


体内に水が供給されない
時間帯が生まれるため、

徐々に水分が不足していきます。


すると血液が濃くなり
酸素や栄養分の運搬能力が落ちます。


その結果、

心拍数が上がり、
呼吸も苦しくなります。


さらに、
脱水状態がひどくなれば

水分をそれ以上失われないように
身体の発汗機能がストップします。


すると体温が上がり続け
熱中症に陥る危険性があるのです。


熱中症のことは
ご存知の方も多いでしょう。




しかし、
それだけではありません。


体内の水分が不足すると
汗だけでなく尿もストップするのです。


実は、その状態というのは
腎臓に大きな負担をかけています。


尿を排出する腎臓本来の働きを
無理にストップさせるからです。


毎回走るたびに
腎臓に負担をかけ続けたら
腎機能は次第に低下していきます。


一度悪くなった腎臓は
元に戻ることはありません。


下手をすると
人工透析が必要な身体に
なってしまうかもしれません。


そうなったら
マラソンどころではありませんね。



あなたは、
暑い中走ったり、
激しい練習をした後、

尿の出が悪くなったことはありませんか?


もし、
思い当たることがあったとしたら、

脱水により腎臓に負担をかけているため
非常にリスクが高い状態です。


たとえ喉が渇いていなくても
身体に必要な水分が
不足しているのです。


そんなことが頻繁にあれば、
非常に危険です。



トイレに行かないで完走出来れば
それに越したことはありませんが、
安心するのは早計です。


ゴール後にトイレに行って
もし尿が出なければ、

たとえ自覚がなくても
腎臓に相当な負担です。



前回の
大量に水を飲んではいけない

とは逆のことを言っている
と思われたかもしれません。


しかし、それほど
給水は重要で難しいのです。


プロのランナーでさえ
給水の失敗が命取りになるのです。



念のためお話しておきますが、

一度に大量の水を取ると
記録狙いのレースとしては失敗しますが、

身体のためを思えば
少ない給水で身体に負荷をかけるより、
ずっと安全で健康的です。




長くマラソンを楽しみたいのなら

正しく給水し、
腎臓を労わって下さい。





マラソンでは、

給水を怠ってはいけない





今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。




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