前回の記事
過去の自分には絶対に戻りたくない
の続きです。
恐怖や不安は、具体化すると成仏させることができます。
クライアントさまからのご相談で多いのは、
お金の不安
夫への不安
子育ての不安
将来の不安
「不安」がとても多いです。
セッションの中で、クライアントさまに、不安について思うままにお話頂き、わたしはひたすらそれについてフムフムと遮らずに最後まで聞きます。
どれだけ話して頂いても、出て来るモノは、ほとんどの場合
漠然とした不安
です。
クライアントさまは、自分が抱えているモヤモヤっとした不安を、しっかり言語化できないことが多いです。
そして、この
不安をしっかり言語化できない
ことが、不安に押しつぶされて苦しくなる原因です。
不安は、できるだけ
具体的に
現実的に
リアルに
していくことが大事です。
では、前回の記事で出てきた、「わたしの中の恐怖」を具体化してみますね。
進化しないと、成長しないと、
苦しい地獄だった頃に戻ってしまう
では「苦しい地獄だった頃」とは、わたしにとって具体的にどういう状態なのか。
玄関でおばあちゃんが腕組みして仁王立ちしていて「チクショウ!」と言われて怖い
合い鍵をおばあちゃんに取られて、夜まで家に入れず悲しかった
早番だから夕飯までには帰ると言って早朝に出かけた母が、遅番の人が毎回来ないからいつも深夜まで帰ってこなくて悲しかった
夕飯を食べられないときが多く、寝るときはお腹が空いていて心細かった
ご飯は、冷めたものを一人で食べることが多く、味気なくてさみしかった
泣いていても誰もいないので慰めてももらえず寂しかった
いつも寝るときはひとりで怖くて寂しかった
階下の美味しそうな匂いや楽しそうな声が羨ましくて悲しかった
お風呂を使わせてもらえず、二階の小さな水道に登ってお風呂に入るのが冷たいし惨めだった
学校で「お前の母さん台湾人!」と髪を引っ張られたり石を投げられて悔しかった
良い結果を出すと「何様のつもりだ」と言われて悲しかった
夜中になると「おびんづる出てこい!」と階下から怒鳴り声が聞こえてきて怖かった
気を許して本心を話すと告げ口されて大ごとになって悲しかった
お母さんがいつも泣いていて悲しかった
いつも誰かがケンカをしていて怖かった
わたしだけ除け者にされて悲しかった
怒られないように、波風立たないように、いつも人の顔色を伺って動いていて怖かった
母が日本の常識を知らないため、色んな場面で人に笑われてとても恥ずかしく悔しかった
わたしの味方は誰もいないと感じていて寂しかった
いま思い出せる限り、書いてみました。
もちろん、これだけが全てじゃないし、良いコトだって沢山ありました。
でも、強く強く印象に残ってしまっている記憶は、負の記憶が多いのです。
この負の記憶が、わたしの漠然とした恐怖を作りだしているのです。
この、書きだしたものを、いま現在の価値観を持つわたしが、1つずつしっかりと眺めて検証していきます。
1つずつ、それはこの先、現実に起こる可能性があるものなのか?
そうやって検証すると、ほとんどの項目が、この先現実になる可能性がない、ということが分かります。
ただし、可能性がゼロではないものもあります。
その項目については、それが現実にならないために、
具体的にわたしはどんな行動をして行けば良いのか。
今、わたしにできることは何か?
具体的な行動を見つけて、実際に行動に移して行きます。
こうやってひとつひとつ潰していくことで、漠然と感じていた恐怖を、成仏させることができます。
漠然としたもやもやっとしたイメージの不安や恐怖は、得体が知れません。
だから怖いのです。
だから膨らむのです。
自分の中の、不安や恐怖に気づいたら、まずは具体化することが大事です。
そして、大事なことがもうひとつ。
「わたしが進化・成長すること」
と、
「苦しい地獄だった頃に戻ること」
には、
関連性はない
ということ。
わたしが、幼くて未熟だったから、苦しい地獄だったと感じる出来事が起きていたわけではないのです。
これを無意識に繋げてしまっていたことも、わたしの苦しさの大きな要因です。
そして最後に、過去にわたしが辛く苦しいと感じていた出来事は、
関わり合う全ての人たちの関係性の中で生まれたものです。
わたしだけのせいでも、
おばあちゃんだけのせいでも、
お母さんだけのせいでも、
お父さんだけのせいでも、
ましてや、他の誰かのせいでもない。
色んな要因があって
色んな理由があって
色んな必要があって
家族やコミュニティの中での関係性から必然的に生まれた出来事です。
あのときは、そういう流れだった。
誰もがそうするしかなかった。
誰もが抗うことができなかった。
悪者がいたわけではないのです。
起こる全ては、人との関係性のバランスの中から生まれます。
だから、問題だと感じることが起きているときは、悪者を退治しようとしても、何も解決しません。
そもそも悪者など存在しないからです。
関わり合っている家族など、そのコミュニティの中での関係性をよく見てみることが大事です。
どんな関係性なのかをよく観察して、そのバランスを意識的に崩してみると、現実が動き出します。
ただし、変えられるのは自分だけです。
関係性の中で、
自分ばかりが我慢をしていると感じるなら、我慢をやめて自己主張してみる。
自分ばかりが自己主張をしていると感じるなら、少し我慢して控えめにしてみる。
自分ばかりが気を使っていると感じるなら、気を使うのをやめてみる。
自分ばかりが気を使っていないと感じるなら、気を使ってみる。
などなど。
わたしが、被害者であることをやめる訓練をしてきたのも、今までの関係性のバランスを崩す行動です。
自分のエネルギーの方向を、意識的に変えてみることで、関係性を崩してみると良いですよ。
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