皆さま、こんにちは!
先々月、ライダーに人気があるユースホステルやゲストハウスの最寄りの、
宗谷本線・日進(にっしん)駅に行ってきました。
さぞ人が集まる集落の中にある駅と思いきや…
名寄国道から外れた時点でご覧の有様、
辺りに民家らしき建物は1軒も見当たりませんの。
日進駅はどうやら、奥に見える橋を渡った先にあるらしいです。
橋を渡ると宗谷本線の踏切が見えてきました。
踏切のすぐそばに日進駅の待合室がありましたよ。
日進駅は昭和30年に開業した乗降場が前身だそうで、
昭和34年に正式な駅に昇格したそう。
待合室に掲げれたたマークは名寄市の旧市章だそうですよ。
ちなみにこちらが現在の市章。Nayoroの”N”を図案化したものか。
ちなみに日進駅に待合室が設けられたのは昭和31年のこと。
この年、市制が施行されて名寄町は名寄市に改められてます。
ひょっとして、市によって設けられた待合室?
これほど市章を堂々と挙げた駅の待合室は他では見られませんよね。
養生テープで補強されたガラス扉を開けて待合室に入ります。
わぉ、床が砂利敷だ!
日進駅の待合室、ひょっとして地べたに置かれているだけの掘っ立て小屋?
先にも書いたとおり、日進駅周辺に民家はありませんが、
「なよろサンピラユースホステル」の他に、数軒のレストランがあります。
壁にはそれらを案内する手書きの地図が貼られてました。
利用者の多くはライダーだと思いますけど、
鉄道を利用してここを訪れる人はどどれだけいるのでしょ?
こちらは駅の隣りにあるゲストハウスとレストランさん。
手書きの地図によれば、待合室の裏には便所があるらしい。
秘境駅の便所、さぞ香ばしい物件じゃないかと、
期待しながら裏に回ってみたのですが…
待合室と大木の間に便所があるはずなのに…
念のため、待合室の後ろにも回ってみましたが、
それらしき物件は見当たりませんでした。
さすがに利用者も少なくて撤去されちゃったのでしょうかね?
こちらが日進駅の、木製の単式ホームです。
長さは車両1両分にも満たない長さ?
扉間の長さが短いキハ40専用ホームですね。
平成18年まで、お隣りには智東駅がありました。
大正13年に開業、大きな木造駅舎を持った行き違いが可能な駅でしたが、
乗降客が確認できないことから廃止に。
駅名標には智東駅の駅名を消した形跡が今でも残されております。
っていうか、日進駅も頑張ってよ!
近くには観光スポットも多いので無くなることはないでしょうけど、
日進駅、1日の乗車客数が1人にも満たない駅なんですよね…
☆追 記☆ 平成30年5月29日
日進駅のすぐそばにあるゲストハウス日進さんに泊まってきました。
宗谷本線の秘境駅巡りを楽しむなら絶対におすすめのお宿です。
宿泊記もチェックくださいね。
日進駅がある名寄市の名産品、お取り寄せが出来ます。
訪問駅リスト(JR線)
宗谷本線(名寄駅-稚内駅)
(↑名寄駅方面)
日進駅(平成28年4月5日)
北星駅(平成28年4月5日)
智恵文駅(平成28年4月5日)
智北駅(平成28年4月5日)
南美深駅(平成28年4月5日)
美深駅(平成28年4月5日)
初野駅(平成28年4月5日)
紋穂内駅(平成28年4月5日)
恩根内駅(平成28年4月5日)
豊清水駅(平成28年4月6日)
天塩川温泉駅(平成28年4月6日)
咲来駅(平成28年4月6日)
音威子府駅(平成28年4月5日)
筬島駅(平成28年4月5日)
佐久駅(平成28年4月6日)
天塩中川駅(平成28年4月6日)
歌内駅(平成28年4月6日)
問寒別駅(平成28年4月6日)
糠南駅(平成28年4月6日)
雄信内駅(平成28年4月6日)
安牛駅(平成28年4月6日)
南幌延駅(平成28年4月6日)
上幌延駅(平成28年4月6日)
幌延駅(平成28年4月6日)
下沼駅(平成28年4月6日)
豊富駅(平成28年4月6日)
徳満駅(平成28年4月6日)
兜沼駅(平成28年4月6日)
勇知駅(平成28年4月6日)
抜海駅(平成28年4月6日)
南稚内駅(平成28年4月6日)
稚内駅(平成28年4月6日)