こんにちは!
のんたんです。
今回はちょっと大人向け!
曲の理解を深める
もりあがりポイント&もりさがりポイントについてです。
表現力アップのためには
曲の理解が欠かせません!
そして
曲の理解を深めるためには
①同じところをみつける
②もりあがるところを見つける
③いちばん小さいところを見つける
というところから始めるといいんですね〜〜〜
単純な曲なら
f(フォルテ)は盛り上がるところ!
p(ピアノ)が小さいところ!
なのですが
長い曲、大曲を弾くようになってくると
構成も複雑になってきたりして
分かりづらかったりします。
そこで
今回は曲を理解するのに
少しでも手助けになるような
もりあげたいと思っている証拠
停滞させたい(=もりあげたくない)と思っている証拠
をまとめてみました
もりあげたいと思っている証拠
・和音が頻繁に変わる
・たくさん転調している
・の和音が使われている
・減七の和音が使われている
・属音の保続がある
反対に…
停滞させたいと思っている証拠
・音が少ない
・和音が変わらない
・主音が保続されている
です!
なんだかちょっと小難しいですね…😭
もりあげたいと思っている証拠
・和音が頻繁に変わる
同じ和音の転回形ではなく
違う和音に次々と変わっている場合
その頻度が高い場合そこはもりあげポイントです!
・たくさん転調している
転調しているのも和音が変わるのとおなじで
興奮させたい!
ということになります。
ソナタ形式の展開部は起伏をつくりたいので
どんどん調が変わっていくことが多いです。
・の和音が使われている
ハ長調だったら
シファソがの和音です。
の和音は
に戻りたいよ〜〜〜(><)
という不安定な和音なので
もりあがりポイントを作ります。
や
の和音についてはこちら
・減七の和音が使われている
減七の和音とは…
ディミニッシュセブンスコード…
減七の和音はの和音の中でも興奮度が高い和音なので
もりあがりポイントになります。
減七の和音は3種類しかありません…
・属音の保続がある
(その調のスケールで下から5番目が属音)
これは何度も書きましたね
属音の保続があったら
そこはもりあがりポイントであることは多いです。
詳しくはこちらの記事へ
実際にどう使われているかはこちら
今度は逆にあまりもりあげたくないパターンについてです。
停滞させたいと思っている証拠
・音が少ない
・和音が変わらない
当たり前なかんじもしますが
和音があまり変わらないということは
あまり聴き手の感情を動かしたくないところです。
落ち着いていてニュートラルな雰囲気
なので演奏するときも激動ではなく
安心・落ち着きを意識して弾くと良いです。
・主音が保続されている
(その調のスケールでいちばん最初の音が主音)
これも実は何回か記事になっていますが
その調のスケールの最初の音(=主音)が
ベースで保続されている場合は
あまり気持ちを動かしたくないことが多いです。
つまり停滞ポイント!ですね。
手がかりになったでしょうか〜〜!?!?
ちょっと難しかったですね(><)
私は自分の感覚では
作曲家の表現したいと思っていることが分からず…笑
こういう音符を証拠に曲を紐解いていました
音符という事実をもとに
作曲家はこうしたかったんじゃないか?
と推察していくのは楽しいですよ〜〜〜
ってなると調について知らないと理解できないことが多々あります
調についてはこちらへ
曲の分析=アナリーゼは楽しい
カテゴリ「曲の理解を深めよう」
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