◇再アップ記事です
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こんにちは!
のんたんです。
ちょっとピアノが弾けるようになったら
おすすめしたいのが
曲の分析(=アナリーゼ)!
といっても簡単なことからです。
小学1年生くらいからもう理解できます。
曲の分析の第一歩は
①同じところを見つけよう〜!
ドビュッシー「月の光」を掘り下げる!ベートーヴェンとの違い!
その次は
②もりあがるところを見つけよう〜
です。
もりあがるところを見つけるためのポイントは
(1)フォルテを探す
(2)音がだんだん上に上っているところを探す
の2つです。
そこはもりあがる場所であることが
多いのですね〜。
というわけで
どんな人でもよく知っていそうな
ブルグミュラー25の練習曲から
「アラベスク」
で見てみます。
黄色いところがf(フォルテ)
→(1)フォルテを探す
緑のところが1番音が高いところですね!?!?
→(2)音がだんだん上に上っているところを探す
フォルテの場所が何箇所かあるので
どこがいちばんもりあがるのか
分からないですね。
1つ目のf(フォルテ)のところは
♪ラ〜ミファ〜ミのところでいちばん盛り上がって
その後は
dim.(ディミヌエンド=だんだん小さく)で
だんだん小さくなっていきます。
2つ目のf(フォルテ)のところは
この曲の中で1番音が高いところもあるし
フォルテも最後2つ続いているので
盛り上がり度が1つ目のフォルテよりも高い気がしますね〜。
そうすると
最後のほうが盛り上がるのかな〜?
と予測がたてられます。
ということは
最後に向かって盛り上がって弾いた方が
かっこいいのでは!?
と考えることができます。
(これは「自分がこう思う!」というのをそれぞれが表現していけばいいので、「私は違うところがもりあがると思う!」と思えばそう弾けば良いです!正解は人の数ほどある!私としては「最後がもりあがるところかな〜」と思いました。)
こんなかんじで
いちばん盛り上がるところを探していくと
曲の理解を深める取っかかりになります。
もうちょっとレベルを上げて
ギロックの「ウィンナーワルツ」という曲
f(フォルテ)のところと
1番音が高いところをみつけてみました。
これもさっきの「アラベスク」と同じで
1つ目のf(フォルテ)はすぐdim.でだんだん小さくなっていて、
後半にある2つ目3つ目のf(フォルテ)のほうが
1番音が高いところと重なっていて連続してf(フォルテ)が続いているので
後半に向けて盛り上げていけばいいのかな〜
と推測できます。
これをやることで
構成力に繋がるんですよね〜
構成力があると表現力がある!
と思ってもらえます。
というわけで
(1)フォルテを探す
(2)音がだんだん上に上っているところを探すことで
もりあがるところを見つけてみてください
ひとつ注意点は…
音がいちばん高いところ=盛り上がるところ
ではない場合もあるので注意です!
強弱記号(フォルテやピアノなど)と
組み合わせて考えてみてください
(今回は音がいちばん高いところがcresc.の先だったので、たまたま曲の中でもりあがるところと一致していました。)
音が上がっていっているけれど「だんだん小さく」だったという実例はこちら
私は小学校1年生くらいからの生徒さんには
もりあがるところはどこかな?
と言って
レッスンで一緒に考えていました
なので小1くらいから実践できますよ〜
続きはこちら
〜まとめ〜
上から順番に進んでいきます〜
ドビュッシー「月の光」を掘り下げる!ベートーヴェンとの違い!
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〜おすすめの関連本〜
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