◇再アップ記事です
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こんにちは!
のんたんです。
この記事を書いてたら…
ベートーヴェンが
いったいどうやって転調してるのか
気になってしまって
とりあえずパッと目についた
長調のソナタは…
ということで
9番のソナタを見てみました。
こんな曲
このソナタでは
この場面で、
(Youtube0:19)
ホ長調(Edur)からロ長調(Hdur)へ転調しています。
ソナタ形式の長調の曲は
第1テーマ→第2テーマで
必ず属調(5度上)に転調するのです。
第2テーマは23小節目〜(Youtube0:34〜)です
私ベートーヴェン
そんなに好きじゃないんですけど
(ひどい)
は〜〜〜〜
華麗なる転調😍😍😍
と思ってしまった。
やっぱりすごいね〜〜〜。
だてに歴史に残っていません😂笑
どうやって転調したかを
とても簡単に言えば…
黄色のところでロ長調のドッペルドミナントに行って
ロ長調の属七の和音で保続されるんですね〜〜〜
↑
属七の和音
属七の和音までくればもうこっちのもんですよ
(誰)
属七の和音はハ長調でいうとシファソ
シファソまでくればすぐドミソにいける。
それで
何が華麗なる転調なのかといえば
ロ長調のドッペルドミナントにいくまでに
内声が順次進行している
&
ミの保続
それが
最初のテーマ(♪シ〜ミ〜♯ド〜♯ファ〜)を使って
行われているのだ!!!!
覚えていますか!?!?
クラシック音楽で
かっこいいとされてきた価値観!!!
①順次進行はかっこいい
②保続音はかっこいい
でした。
どっちも使われている!!!
ロ長調のドッペルドミナントが
この場面では
いちばんテンション上がるポイントなので
そこに向かって内声が上に
どんどん上がっていってるんですね〜〜〜〜。
(♯ソ→ラ→♯ラ→シ→ド→♯ド→レって上がっている)
意図的では!?
無駄がないし意図が分かる!
聴いててもうっかりしてると
転調したこと気づかないし(私だけ?笑)
かっこいいよね〜
一応和音記号書いてみた…
ハ長調にするとこんなかんじ
(簡略化して和音だけ)
黄色のところがト長調のドッペルドミナントで
緑のところがト長調の属音「レ」の保続です
緑のところ
属音の保続しながら
上で和音を展開していくのは
ベートーヴェンの好きな手法ですね〜〜〜
・・・・・・・。
今回はちょっと難しい話でしたね(><)
ドッペルドミナントとは…こちらへどうぞ