こんにちは!
のんたんです。
先日この記事で…
表現力を身につけるためには
曲を理解すること!
と言ったのですが
何のとっかかりもないと
難しいと思うので、
少しずつ曲を理解できるようになるための
道筋を書いていきたいな〜
と思いました。
というわけで
今回は
昔から
かっこいい!!とされてきた
クラシック音楽の価値観
について書いてみます。
昔から
かっこいい!!とされてきた
クラシック音楽の価値観
それは…
①順次進行はかっこいい
②保続音はかっこいい
というものです。
①順次進行
というのは隣同士の音に進んでいくこと
(ドレミファソラシド〜またはドシラソ〜…みたいなかんじです。)
②保続音
というのは簡単に言えば同じ音をずっと伸ばすこと
具体的な曲から見てみます
ベートーヴェンの
「ピアノソナタ第8番(悲愴)」
(Youtube1:45〜)
黄色く塗ったところずっと
ド〜〜〜〜〜〜
ですね
(Youtube2:16〜)
♭シ〜〜〜〜
とずっと伸ばしています。
②音を保続
してるのですね〜〜〜
展開部のところ
(Youtube5:44〜)
ベースが
ミ→♭ミ→レ→♭レ→ド
とだんだん下がっています。
こちらは
①順次進行
こういうのがかっこいい!!!
当たり前ですが
ベートーヴェンが作っているうちに
うっかりひとつずつ下がっちゃった!!
とかはありえない😂
必ず意図して書いています。
さて次は
ベートーヴェン(1770年-1827年)
よりも新しい時代でも
順次進行や保続音はでてくるのか?
ということで
ドビュッシー(1862年-1918年)の
「月の光」も見てみます。
(Youtube0:08〜)
最初のところ
ベースが
ファ→♭ミ→♭レ→ド→♭シ→ラ→♭ラ→♭ソ→ファ→♭ミ
って!!!すごい!!!
1オクターブ近く順次進行で
下がっていっています
(①順次進行)
かっこいい〜〜〜〜〜〜〜
保続音もありました
(Youtube2:36〜)
♭ラ〜〜〜〜〜
となっていますね
というわけで
今回は
クラシック音楽の大切な2つの価値観
でした。
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