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荒川祐二&Teamスサノオです☆

 

 

 

 

 

 

 

『スサノオとタケミナカタの真実を巡る旅』。

※これまでのお話はこちら☆

10話目.タケミナカタとは何者か?

11話目.日本史上初の王、再び…

12話目.海底に沈んだ神

13話目.コトシロヌシの真実

14話目.ヤマタノオロチと生贄伝説

15話目.諏訪の奇祭の謎

16話目.天武天皇とタケミナカタ

17話目.日本最古の南海トラフ地震

18話目.地球は今も動いている

19話目.ヒスイの国の女神

20話目.奇跡の石の化身

21話目.辿り着けたタケミナカタの真実







いよいよ旅は、

 

終わりの地。

 

『諏訪』へ。

僕自身はこれまでの旅で、


諏訪の地に行くことは、

 

何度目でもあるため、

 



 

もちろん今になって、


この地に来て、


 

真新しい発見はないと言えば、

 

ないのだけど、

 



 

それでもこの地に来る度、

 

僕は毎回、

 

感じていることがあった。

 

 

 

 

 



 

それは、


この諏訪の地に於ける、

 

タケミナカタさんへの、

 

 

地元の人々からの、

 

『愛』だった。









諏訪の地に於いてタケミナカタさんは、

 

『諏訪明神』として、

 

 

また、

 

『お諏訪さま』という呼び名で、

 

親しまれており、

この諏訪の地では、

 

古事記での伝説の他に、

 

 


『明神入諏神話』という、

 

 タケミナカタさんが、

 

諏訪の地に入った時の伝説を始め、

 


様々な伝説が、


残されている。

その一つひとつを、

 

可能な限り、


簡潔に紹介すると、

 

 





最古の記録は、

 

宝治3年(1249年)

 

 

タケミナカタさんを祀る際の象徴である、

 

『諏訪信仰』。

 



 

タケミナカタさんを氏神として祀り、

 

諏訪信仰の起こりとなった、

 

 

 

その名も『諏訪氏』の、

 

諏訪信重氏が

 


鎌倉幕府に提出した、

 

『諏訪信重解状』。

※『復刻諏訪史料叢書 第一巻』より


そこには、

 

神宝(鏡・鈴・唐鞍・轡)を持参し、

 

守屋山に天降った、

 

諏訪明神(タケミナカタさん)が、

 

 

この地の先住の神である、

 

洩矢神と力競べをして


 

それを打ちまかしたという、


伝説が記載されており、







『上社物忌令』という書物には、

 

諏訪明神(タケミナカタさん)が、

 

 

天下を悩ませている、

 

大荒神『蝦蟆(蛙)神』を退治し、

 

海が穏やかとなった伝説。

 

 

 



 

『諏方大明神画詞』という書物には、

 

天照大神に遣わされた、

 

 

諏訪明神と住吉明神が、

 

神功皇后の三韓征伐に協力したという伝説。

その他にも、

 

征夷大将軍となった坂上田村麻呂が、

 

東夷征伐のときに、



諏訪大社に祈願すると成就した、


という伝説や、

元寇の際には、

 

諏訪明神が神風を起こし、


日本を救ったとする伝説、

鎌倉後期に起こった、

 

安藤氏の乱の際には、

 

 

諏訪明神が龍に乗って、

 

反乱を鎮定したという伝説など、

この地には、

 

こういった数えきれないほどの、

 


『お諏訪さま』の伝説が、

 

残されており、

 

 

 

 

鎌倉時代には、

 

『諏訪神人』と呼ばれる、

 

 

諏訪から派遣された、

 

遊行者たちの手によって、

 

 



それらの伝説が全国に伝えられ、

 

やがてそういった伝説が、


広まっていくうちに、





『武神』としての、

 

ご神徳を得ようと、

 

 

タケミナカタさんを歓請し、

 

諏訪神社を創立した、

 

豪族や武士が続出したという。

この諏訪の地に住む人々たちの、

『お諏訪さま』への愛こそが、


後に『諏訪神社』が、

 

全国25000社という、


圧倒的な数を誇るまでに、

 


その信仰度合いを、


爆発的に成長させた、


その答えだったのだ。

僕には、

 

そういった一つひとつの、




 

この諏訪の地に伝わる、

 

『お諏訪さま』の伝説が、



そしてそれを広めていこうとする、


諏訪の人々の行動が、





 


古事記の中で、


 

『ボコボコにされて、

 

諏訪の地に逃げ込んだ、

 

情けない神』として、

 

 

貶められて描かれた、

 

『お諏訪さま』に対して、

 

 

 

 



この諏訪の地域に住む人々の、

 


『そんなのじゃないんだよ!

 

うちのお諏訪さまは、

 

 

もっと偉大で、

 

素晴らしい神さまなんだよ!』

 

 

というお諏訪さまへの、

 

愛情から来る声に、

 

聞こえてならない。

これまで伝えてきた文章やメッセージにも

 

どこか重たさや、



危機感を感じさせていた、

 

今回の旅だったけど、

 

 

 

 



 

 

僕はこの最後の地、

 

『諏訪』に来て、



この諏訪の人々の、


『お諏訪さま』に対する愛に触れて、

 

考えを改め直した。

 

 

 

 

 



 

中央構造線と、

 

糸魚川―静岡構造線が交錯する

 

この諏訪の地を護ってくださっている、


『お諏訪さま』には、
今も変わらず、


この地に住む人々からの、


無限の愛と祈りがあり、

 

 



お諏訪さまはその愛を受けて、


この地で幸せに暮らし、



同時に僕らの住む、


この国を護ってくれている。

しかしそのことを、

 

今も国を護ってくださっている、


その存在の真実を、

 

 

 

 

こうして、


諏訪の地以外に住む僕らが知り、

 


もっともっと多くの人々に、

 

伝えていくことが出来たなら、

 

 

 

 

『お諏訪さま』の神威は、

 

どこまでも、

 

強くなり、

 

 

 

 

やがてその力は、

 

この国の災害を鎮める、

 

 

 

 

崩れることなき、


『護国を支える絶対的な柱』となる。

そのことを、

多くの人に伝えるために、

 




今回の僕らの、


旅の意味はあった。

 

 

 

 

 

 

すべてが繋がっていったその時、

 

車が最後の目的地へと、

 

到着した。

旅はこれから、

 

コトシロヌシさんが鎮まる、

 

諏訪大社下社へ。

そしてその後、

 

諏訪大社四社を巡り、

 

タケミナカタさんのもとへ。

二柱の神々からは、

 

何が語られるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

『平成』の時代の終わりに、

 

眠れる巨神が、

 

目を覚ます。

 

 

 

 



 

 

 

『スサノオとタケミナカタの真実を巡る旅』、

 

残り2話!!


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