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島根県松江市美保関町から、荒川祐二&Teamスサノオです☆







まずは皆さんに、


お知らせを☆







僕が20歳の時から続けている、


毎年5月3日、



全国・全世界で、


一斉にゴミを拾おうという、



『ゴミ(護美)の日』の、


ゴミ拾い☆

今年僕は、

世界遺産『富士山』の、

構成資産である、


三保の松原でのゴミ拾いに、

参加致します☆
ゴミ拾いですので、

もちろん参加は無料です☆


静岡近辺の方は、

ぜひご参加を☆


そして県外の方々は、

皆さんの土地で、

たった1つでも、

ゴミを拾って頂き、


共にこの日、

世界を綺麗にしましょうウインクウインク
(※この日は、

荒川祐二の講演会や、

各種イベントはございませんので、

ご了承ください)







そして今日は、

 

『スサノオとタケミナカタの真実を巡る旅』。

※これまでのお話はこちら☆

10話目.タケミナカタとは何者か?

11話目.日本史上初の王、再び…

12話目.海底に沈んだ神






オオクニヌシ「…すべて彼らの犠牲の上に、

 

成り立っていることではないか…。

 

コトシロヌシ…。

 

タケミナカタ…」

『コトシロヌシ』。

 


その名前とともに、

 

僕の脳裏に、

 


津波が街を破壊し尽くす、

 

ビジョンが見えた。

一体これは何なのか?

 

 

そして、

 

オオクニヌシさんの言う、

 

『犠牲』。

 

 

その言葉の意味は?

 

 

 

 

その答えを知るために、

 

出雲大社を出た僕らは、

 

 

そのまま車で、


約1時間半かけて、

 

ある場所へと向かった。

その場所とは、

 

コトシロヌシさんを祀る総本社、

 

 

島根県松江市にある、

 

『美保神社』。

何の因果か、

この日美保神社では、

 


特殊神事でもある、


あるお祭りを行っていた。

 

 

 

 

 

 

そのお祭りの名は、

 

『青柴垣(あおふしがき)神事』。

驚くべきことに、

 

コトシロヌシさんがタケミカヅチさんから、

 

国譲りを迫られた際、

 

 

コトシロヌシさんは、


承諾すると共に、

 


その身を海に隠した、

 

その伝説を、


儀礼化した祭りだという。

 

 

 

 

あまりの偶然に身震いがする中、

 

僕の前に、

 

 

両脇を抱えられた、

 

苦しそうな表情の男性が、

 

姿を現した。

この男性は、

『當屋(とうや)』と言って、

 

生きた神の依り代、


(神霊が降りる対象)だという。

 

 

 

 

美保神社の氏子の中から、

 

くじで選ばれた男性が、

 


一年もの間、

 

神事に備えて、

 

 

毎日夜の海で禊を行ってから、

 

拝殿へ参拝し、

 

 

家族とは別で、

 

一人神棚の下で食事し、

 

 

夫婦である場合は、

 

寝床をともにすることも許されず、

 

 

この決まり事を、

 

守り続ける。

そして祭りの前日から、

 

神社の隠殿にこもって断食をし、

 

 

神がかった状態で、

 

この日を迎える。

 

 

 

 


…そう。

 

この方には今、

 

 

コトシロヌシの御霊が、

 

降りてきているのだ。

しかしなぜ、

この當屋の方は、

目を瞑っている必要があるのか?

それはこの方は、


海に身を投げたコトシロヌシ、

 


そのものである必要がある、


ということらしい。

 

 

 

 

 

 

海底には、

 

視界はない。

しかし、


聞くところによると、

 


この祭りはコトシロヌシの、


『死と再生』の象徴の、


お祭りと言われているが、





実はその成り立ちや、


目的自体も定かではなく、

 

 

 

 

諏訪大社の御柱と同じく、

 

正確に言うならば、

 

 





この祭りの起源を、

 

『誰も知らない』という。

 

 

 

 

 

 

巫女舞や奉弊の儀を始め、


様々なご神事、



そしてこの祭りの最後に、


當屋夫婦を乗せた船が、


港内をまわり、



この謎のお祭りは、

 

終わりを迎える。

祭りが終わり、

僕は港から、

美保の海を眺めていた。

コトシロヌシ…。

一体この神は、
 

なぜこの海に、

 

その身を投げたというのか?

 

 

 

 

 

 

そのことを知りたくて僕は、

 

コトシロヌシが、


身を投げたと言われている海に、

 

手をつけてみた。

…その時だった。

 

 

 

 

 

 

この地に於ける、

 

神代(神の時代)の記憶が、

 

僕の脳裏に飛び込んできた。

雷を背後に、

巨大な船に乗って現れた、

 




タケミカヅチさんと対峙する、

 

コトシロヌシさん。





この時、

 

海は荒れていた。

国譲りを迫るタケミカヅチさんに、

 

コトシロヌシさんが、

 

務めて冷静に言う。

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシ「私はあなた方、

 

天の意向に従います。

 

 

私が抵抗せぬのであれば、

 

国内の諸神たちも同様に、

 

戦うことはしないでしょう…。

 

 

ただ一つだけ、

 

約束してほしい…」

 

 

 

 

 

 

タケミカヅチ「…聞こう…」

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシ「我々神の願いは、

 

この恵まれた大地と海の持続と繁栄、

 


そして青草人(人間)を始め、

 

生きとし生けるすべてのものの、

 

幸福以外にあらず…。

 

 

それは天つ神も、

 

我々国つ神も、

 

同じ事。

 

 

そうであろう!?」

 

 

 

 

 

 

タケミカヅチ「…無論…。

 

…約束しよう…。

 

…必ず…」

 

 

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシ「…そのことを誓い、

 

約束してくれるなら、


 

私はこの身をいかようにでも、

 

捧げよう…。

 

 

この国のために、


荒れ狂う海をも鎮める、

 

護国の柱となろう!!

 

 

それは我が父、

 

オオクニヌシも同じこと!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言うとコトシロヌシさんは、

 

古事記の伝説の通りに、


 

自身の乗っていた船を踏んで、

 

傾けると同時に、

 


逆手で柏手(かしわで)を打ち、


自らに呪術をかけて、

 

その身を海に投げた。

…ここで僕が見た、

 

神代の記憶は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

意識が切り替わりゆく中、


僕が最後に見た光景は、



どこまでも静寂さが広がる、


平和な海の光景だった。

…この時僕は、

 

気付いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

コトシロヌシさんは、

 

国を譲ると同時に、

 

 



災害多きこの国の、

 

津波を抑えるために、

 

自らが犠牲となり、

 

 



『柱』となることを、

 

選んだ神だったのだ、


ということを…。


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6月15日(土)横浜

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