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茨城県は大甕神社から、荒川祐二&Teamスサノオです☆

 

 

 

 

 

 


『スサノオと嘆きの巨神を巡る旅』。

4話目.タケミナカタが呼んでいる

5話目.タケミナカタの叫び

6話目.神は人の敬によりて…

7話目.最強の武神再び…

 

 





タケミカヅチ「まずは神話というものが、

 

どういうものか。

 

 

その世界をまずは荒川さんに、

 

感じてもらう必要がございます。

 

 

お供致しましょう。

 

 

まずは、

 

ここ鹿島の地から、

 

北上した地にございます、

 

『大甕神社』。

 

 

そしてそこに眠る、

 

『星の神』のもとへ…」

高天原最強の武神、

 

タケミカヅチさんのその言葉によって、

 

再び旅の扉は開かれた。

 

 

 

 

その次なる目的地は、

 

伝説の『星の神』が眠ると言われている、

 

 

茨城県は日立市にある、

 

『大甕神社』。

僕はここに鎮まる、

 

『伝説の星の神』こと、

 

 

アマツミカボシさん、

 

別名 天香香背男(あめのかがせお)さんの存在を、

 

もちろん知ってはいた。

 

 

 

 

古事記と並ぶもう一つの日本神話、

 

日本書紀の中で、

 

『悪神』と明記され、

 

 

 

 

あの、

 

『高天原最強の武神』である、

 

タケミカヅチさんが、

 

 

葦原中津国(地上界)平定の際に、

 

剣の神であり、

 

軍神『フツヌシノカミ』と、




二神がかりでも、

 

倒すことが出来なかったという、

 

異例の伝説を持つ神。

 

 

 

 

それが星の神、

 

『アマツミカボシ』。

なぜタケミカヅチさんは、

 

タケミナカタさんを巡る、


旅の最中、





僕をここに連れて来て、

 

そしてこの地で何を、

 

感じさせようというのか?

この地に、

 

アマツミカボシさんは、

 

封印をされているという。

 

 

 

 

しかしこれは拝殿であり、


他の多くの神社と同様に、

 

別に本殿がある。






その本殿は、

 

拝殿右側にある階段を、


登っていった場所にある。

そしてこの写真の右側に、

刻まれている言葉、


魂を宿す石と書いて、

『宿魂石』。



 

 

 


これはその名を刻んでいる、


岩のことではなく、



この階段を登った先で、


足場となるこの巨岩。

この巨岩こそが、

あのアマツミカボシさんの魂を、

 

封印している岩なのだ。







ここを登っていくと、


次に現れるのが、



頂上を目指すための、


この鎖。

この鎖を頼りに、

一、二分ほど、

登っていくと、

この岩の頂上に鎮座するお社。

ここにアマツミカボシさんが、

 

祀られているかと思ったが、

 

それがまた違う。

 

 

 

 

ここには、

 

『タケハヅチ』という、

 

女神が祀られている。

この時点で少し、

どういうことなのかと、

頭が混乱しそうになるが、

 




今回同行をしてくれている、

 

タケミカヅチさんが、


僕に言う。

 

 

 

 



タケミカヅチ「タケハヅチ…。

 

この神の許可を得ないことには、

 


この地の記憶に、

 

触れることは出来ません」

あ「ち、ちなみに、

 

この地の記憶に触れるとは、

 

ど、どうやって…?」

 

 

 

 

 

 

ス「簡単なことや。

 

そのアマツミカボシが、

 

封印されているという岩に、


お前が手で触れれば、

 

それでいい。

 

 

ただその記憶を、

 

読み取れるかどうかは、

 

ここに鎮まる、


タケハヅチの許可が、

 

必要やということや。

 

 

ちなみにお前、

 

タケハヅチのことはちょっとは、

 

知ってるやろうな?」

 

 

 

 

 

 

あ「は、はい、もちろんです。

 

タケミカヅチさんとフツヌシさんが、

 

二神でも降参させることの出来なかった、

 

アマツミカボシさんを、

 

 

その後、

 

タケハヅチさんが登場したことによって、

 

降参させることが出来たと…。

 

 

一説によると、

 

巨岩となり身を固め、

 

どんどん膨張していく、

 

 

アマツミカボシさんを、

 

鉄の靴を履いて蹴り砕いたという、

 

伝説も残されているとか…。

 

 

その岩のかけらが、

 

この『宿魂石』だって…」

 

 

 

 

 

 

ス「それが正しいか正しくないかは、


別として、


まぁ知識としては大丈夫やろう。

 

 

どや?タケミカヅチ、

 

いけそうか?」

 

 

 

 

 

 

タケミカヅチ「…そうだな…。

 

タケハヅチの意志を、

 

聞いてみないことには…」

 

 

 

 

 

 

タケミカヅチさんの、

 

その言葉と同時に、

 

辺り一面が暗く覆われ、

どこからともなく、

 

女性の声が聴こえてきた…。

 

 

 

 

 

 

?「タケミカヅチ…。

 

しばらくですね…。

 


人を連れてくるとは、

 

珍しい…」

 

 

 

 

 

 

タケミカヅチ「…タケハヅチ…。

 

今、この者は、

 

タケミナカタの真実を追い、

 

世に伝えようとしている。

 

 

ぜひ力を貸してやってほしい」

 

 

 

 

 

 

タケハヅチ「…そなたの頼み故、

 

断る理由はございません…。

 

 

それに…スサノオ様…、

 

お久しぶりでございます…」

 

 

 

 

 

 

ス「おぅ、タケハヅチ。

 

隠れてんとその美しい姿を、


見せてくれや」

 

 

 

 

タケハヅチ「ふふっ…。

 

またご冗談を…」

 

 

 

 

ス「まぁそれはええとしてや、

 

ちょっとこいつ(荒川祐二)に、

 

力を貸したって欲しいねん」

 

 

 

 

 

 

タケハヅチ「もちろんでございます。

 

しかし一点だけ、

 

その者に聞いても、


よろしいでしょうか?

 

 

 

 


ス「好きにせい」

 







…その言葉の瞬間、

 

タケハヅチさんの意識が、

 

僕の方へと向いたのが分かった。

 

 

 

 



 

 

タケハヅチ「タケミナカタの真実を、

 

追っているということ…。

 


なぜその真実を知る必要があるのか、


その理由をお聞かせください…」

 

 

 

 

 



 

あ「…は、はい…。


旅の、り、理由ですか…」







その言葉と共に、


僕は今回の旅の理由を、


振り返ってみた。






 

これまでの経験でわかる通り、


神の世界に、


嘘偽りは通用しない。



すべてが鏡であり、


すべてが透けて見える。






だからこそ、


邪心のない真心こそが大切であり、



『志』こそが、


神さまがどれだけ力を貸してくれるか、


その唯一の指針となる。







そう思い、


大きく、深く息を吸って、



再び自分の心を、


省みた。








そこにあった、


気持ちは…?









あ「僕はこれまで幸いにして、

 

スサノオさんと出会い、

 

その中で日本の神さまを巡る旅に出て、

 


その後、


瀬織津姫さん、菊理媛さんと、

 

多くの神々を巡る旅を、

 

させて頂いてきました」

 

 

 

 

タケハヅチ「………」

 

 

 

 

 

 

あ「その一つひとつの旅は、

 

まるで導かれているようで、


 

その行き先すらも、


自分で決めたようで、

 

決めたものでありませんでした。

 

 

そのすべての旅に於いて、


今この時代に、

 

多くの人々に伝えるべきメッセージが、

 

そこにあるからこそ、

 

 

自分がその役割に、

 

携わらせて頂いていると、

 

旅の一つ一つの瞬間で、


感じています」

 

 

 

 

 

タケハヅチ「………」

 

 

 

 

 

 

あ「それは今回の旅も、


同じです。


今この時代だからこそ、

 

伝えるべきメッセージがある。

 

 

いえ、


今回の場合で言うならば、


『伝えなければいけない』、


必要なメッセージがあると、



神さまたちの反応や、


その言葉の節々から、


感じています。


 

これからの未来のために、


この身体を、

 

この人生を通して、



僕は、


タケミナカタさんの真実を、


伝えなければいけない」

 

 

 

 

 

 

タケハヅチ「………。

 

承知しました…。



ではこのアマツミカボシが、


鎮まります岩に、


触れてください

 

 

 

 

 

 

あ「………?


こ、これでいいのでしょうか…?」

…その瞬間、

 

岩から光が溢れると共に、



辺りがグワングワンと、


音を立てるように、

 

ゆがみ始めた。

タケハヅチ「…そなたに託しましょう…。

 

必ず伝えてください…。


タケ…ミナ…カタ…の…真実…を…」

 

 

 

 

 

 

その言葉を最後に、

 

僕の現世での意識は、


途絶えた。

 

 

 

 

 

 

再び目を開けたそこには、

 

草木が会話し、


風が音を奏でる、



神代の世界が、

 

広がっていた。


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