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荒川祐二&Teamスサノオです☆

 

 

 

 

 

 

『スサノオとタケミナカタの真実を巡る旅』。

※これまでのお話はこちら☆

10話目.タケミナカタとは何者か?

11話目.日本史上初の王、再び…

12話目.海底に沈んだ神

13話目.コトシロヌシの真実

14話目.ヤマタノオロチと生贄伝説

15話目.諏訪の奇祭の謎

16話目.天武天皇とタケミナカタ

17話目.日本最古の南海トラフ地震

18話目.地球は今も動いている

19話目.ヒスイの国の女神

20話目.奇跡の石の化身









『日本史上初の王 オオクニヌシ』と、

 

『神秘の石 翡翠の女神 ヌナカワ姫』との、

強力な二柱の神の間に、

 

産まれし御子神の名は、

 

 

 




 伝説の星の神、


『アマツミカボシ』。

翡翠と並び、

 

その原産地を支配下に


収めることが出来たなら、

 


この国を支配できる力を


持つことが出来るという、

 

 

 

 



『ある神の石』の、

 

化身だった。

…諏訪大社には、

 

『薙鎌守』という、

 

あるお守りがある。

そこの説明書きには、

 

こう書かれている。

 

 

 

 

 

 

『(タケミナカタさんの)

 

父神 大國主神の象徴 福俵、

 

母神 高志沼河比売(ヌナカワヒメ)神の 翡翠、

 

 

そして諏訪特産の 、

 

【黒曜石】

 

を組み合わせた特別なお守りです』と。







『黒曜石』。

それは『長野県の県の石』に、

 

指定された、


火山岩の一種であり、

 

 

外見は黒く、

 

ガラスとよく似た性質を持ち、

 

割ると非常に鋭い破断面を示すことから、

 



 

日本でも旧石器時代から、

 

ナイフや鏃(やじり)、

 

槍の穂先などの武器として、



そして狩猟のための石器として、

 

長く使用されていたという。

そしてタケミナカタさんは、

諏訪の地に於いて、


『軍神』とともに、


『狩猟・農耕』の神としても、


信仰されており、




そしてその、

狩猟の道具の原材料としても、

最も必要とされる、

 

黒曜石の代表的産地の一つが、

 

これも長野県にある、




 

その名も、

 

『星糞峠』。

インパクトの強いこの峠の名前は、

 

かつてこの地域一帯の人々は、

 

 

その地面が無数の黒曜石によって、

 

キラキラと輝くその光景から、

 

 

『流れ星(夜空の星の排泄物=星糞)が、

 

降り積もって出来た峠』と、

 

聞かされていたという。

…ここまで来たならば、

 

もう答えは明白だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

かつて全国25000を誇ったという、

 

『軍神 タケミナカタ』という神の、

 

 

その始まりは、


獲物を狩り、



他者を制圧できる武器となる、


『神の石 黒曜石』の化身であり、

 

 



その黒曜石とは、


古代の人々にとって、




  

天から降り注いだ、

 

『星』という名の、


奇跡の贈り物。

ここに、


『伝説の星の神 アマツミカボシ』と、


『封印されし強すぎた神 タケミナカタ』が、



=(イコール)で、


結ばれた。

かつて、

 

天と通じる力を得ることが出来るとされた、

 

 

『神秘の石 翡翠』のその、

 

女性的な神の力と並び、

武器としてのこの、

 

男性的な力を持つ、

 

『神の石 黒曜石』もまた、

 

 

その産地を抑えることが出来たなら、

 

この国を支配する力を持つことが、

 

 出来たという。

その『軍神』としての力を、

 

古代の人々は信仰し、

 

 

そしてその力こそを、

 

当時の敵対する権力者たちは恐れ、



その名を変え、


『タケミナカタ』として、



古事記の物語の中で貶め、


封印する必要があったのだ、と。

ヌナカワ姫「…伝えてください…。

 

あの子の真実を…」

 

 

 

 

 

 

その言葉を最後に、

 

ヌナカワ姫さんは、

 

姿を消していった。

あ「ありがとうございます…。

 

必ず…必ず…」

 

 

 

 

 

 

その言葉とともに、

 

僕らはその足で糸魚川を出て、

 

 

長野県の上田方面から、

 

諏訪盆地に抜ける2つの街道、

 

 

和田峠を越える旧中仙道と、

 

白樺湖畔を抜ける大門街道の中間、


 

霧ヶ峰の北側にあたる、


山あいにある、

 

 

黒曜石の産地である、


『星糞峠』へと、

 

向かった。

目的地に着いた時には、

日は暮れかかり、

 

ほとんど先も見えない景色の中、


車を降りたその時、

 

 

足もとにキラリと光る、

 

石が見えた。

あ「…これが…、

 

『黒曜石』…」

 

 

 

 

その黒曜石を手に取り、


砂をはらって、

 

触れたその瞬間、

 

 



視界が急速にぶれるような、

 

錯覚に陥り、

星空が輝く天から、

 

勇ましい男性の声が、


降りてきた。

?「我が名は、

 

アマツミカボシ…。

 

 

君の心意気に…、

 

感謝する…」

 

 

 

 

 

 

あ「…アマツ…、


ミカボシ…さん…」












アマツミカボシ「…諏訪の地で、

 

君を待つ…」

 

 

 

 

 

 



 

 

その言葉とともに、

 

声は消え、

 

 

その瞬間、


先程よりも、


 

夜空の星の光が強く、

 

輝きを増したように見えた。

…旅は最後の目的地、

 

『諏訪』へ。

 

 

 

 

 



 

 

 

長かった旅が、


いよいよ、

 

終わりを告げる。


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