親愛なるみなさまこんにちは
中井耀香です
いつもご訪問下さりありがとうございます
本日11月23日は「新嘗祭」ですね
18時を回ったのでいよいよ本格的に宮中で始まっています
※上皇陛下の時の新嘗祭の写真
新嘗祭の流れは大きくわけて
鎮魂
↓
準備
↓
メイン
の様な流れです
前日22日稜綺殿で天皇陛下の霊的な背景を強くする為の鎮魂祭が執り行われます
御霊を留めてその質量を高めて私を消し世界と宇宙と一体化する
のが「鎮魂」だと師匠が言ってました。
ちょっと意味不明だと思いますが、上手い表現が見つからない
鎮魂された状態じゃないと、自身のエネルギーを世界に広げる事が出来ません
自分の質量を究極に高めてそれを祓い清め
自分が無くなり世界と溶け合う状態です
何となくイメージで感じて下さい。
次に本日の午後から
準備の段階です
宮中三殿で、天照さま始め宮中で祀られている神々、先代の天皇のお御霊などに
本日新嘗祭を執り行わせて頂きますなどのご報告をされます
これは天皇陛下では無く掌典職の方などが代拝されます
ここで、先に先達の天皇陛下や神々に筋を通す
ってことですね。
これ人間界でもすごく大切で、何か物事を始める時に
関係して下さった方に始める前に報告するって大事なことです
そしてメインの天照さまや神々と共にお食事する
「神嘉殿の儀」です
これは大嘗祭でも悠起殿、主基殿で行われていました
18時頃から「夕(よい)の儀」が始まります
その後
23時頃から「暁の儀」が始まります
夕御饌儀、朝御饌儀とも言われるので、
夕ご飯を天皇陛下が神々さまと一緒に召し上がってその後
朝ごはんを天皇陛下がまた神々さまと一緒に召し上がる
みたいなことなのだと思います。
っとなるとやはり元々日本人は一日二食だったのでしょうね
神宮も同じように一日二回午前と午後に天照さまにお食事を運んでいますものね
三食は食べすぎですね、肥満な人が多いはずです。
河野大臣のツイッターでは未明まで続くとありました
ご参列者の方がたもご苦労様です。
暖房もなくこの寒空の中、ご参列者の方もさることながら
天皇陛下は重いご装束を付けて新嘗祭を執り行って下さるのだと思うと
なんとも尊く有難く、
温かい場所で過ごす事が出来る自分自身が申し訳ない気持ちになります。
今日はかなり冷える晩ですので、陛下はヒートテックの極暖あたりをお召になっていて下さったら
いいなっと想像しました
あれはかなり暖かいです(笑)
私も早朝参拝の時、何気に白装束の下に来ています(笑)
でも何となくですが、古式に乗っ取って執り行われるでしょうから、極暖なんてお召しになられていない気もします
そんな事を想うと、上皇陛下もあのご年齢までお寒い中新嘗祭を執り行って下さっていたのだと思うと
その事に心を向けずに、何も思わずに簡単な気持ちで新米を食べていた自分が恥ずかしくなります
本日の未明まで宮中でお寒い中新嘗祭を執り行って下さる
天皇陛下はじめ、お役の皆様に感謝と敬意の気持ちを込めて
皇居の方に向かってぬかづいてお礼を申し上げたいと思います
古米と新米とあえて、まずは炊いてそれを噛みしめて頂きます
弥栄ましませ
弥栄ましませ
新嘗祭と新米と古米こちら
本日も最後までお読み頂いて有難うございます
中井耀香
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