この場合は勿論ながら日本の優位性を、日本自ら捨てながら進むというなんともバカバカしい話です。
今日は日本の優位性とは何か?について論じた後で「なぜだからそうなる!!?」という歪みを見ていきたいと思います。
日本の優位性とは第一に地政学的要因。海に隔てられているので極めて難民や移民が「目指しにくい国」であります。
大陸国家であれば移民、難民は殆ど自ら防御していかないと自動的に流入しますが、日本の場合ですと通常状態では「入ってこれない、入りづらい」という話になります。
にも関わらず移民推進政策等々で、自ら股をおっぴろげて「カモーン!」というのですから意味がわからないのですが(汗)
第二に政府債務が全て自国通貨建てであり、その自国通貨である円はハードカレンシー(国際決済通貨)であるということ。
例えば韓国が日本に通貨スワップで泣きついてくるのは、日本の円がハードカレンシーであり、韓国のウォンがソフトカレンシー(地域通貨)であることが理由です。
国定信用貨幣論で言いますと、日本の円は「国際的な債務と債権のやり取りに使用される通貨」なんですね。
そんな「強い通貨」を持ちながら、そして財政問題が”存在しない”にも関わらず、緊縮財政に明け暮れる日本というのは相当にボケてるんですが、ソフトカレンシーでかつ外債が存在し、財政出動を制限されているといった国々と比較すれば恵まれている、優位であると言えるでしょう。
第三に「まだ維持できているであろう高い技術力」です。一部の例えば土建業などでは供給能力の毀損が激しいですが、とりあえず全体的には技術力は高いと言って差し支えないでしょう。
しかしこれもまた「バカバカしい話」なんですが、聞くところによると大学は現在、職業訓練学校的な感じにされようとしている、と聞きます。
技術力の高さとは根源的には「教育の質と保証」によるところが大きいと思います。であれば、むしろこの技術力を維持し続けていくためには「職業訓練」的な発想ではなく、むしろ学問を追求する場として大学が規定されなけりゃならないんじゃないでしょうか?
また仕事、特に職人的な仕事のノウハウとは「一度失われると、復活できない」類のものです。デフレという状況で短期的な利益追求に走る企業の行動は「仕方がない」としても、だからこそ政府はノウハウの保存のためにデフレ脱却をしなければならないわけですね。
つまり「本物の高度人材」である日本人をリストラし、その技術が外国に流出したり、失われたりすることを防げるのは本来的には政府です。
3つの「日本の優位」を見てきましたが、現在の日本は相当に狂っていて、この優位を自ら捨て去ろうとしております。
例えば移民推進政策で「本来は入りにくい移民、難民」を増加させ、それによって労働市場の競争の激化を招き、従って企業はコストの安い移民と日本国民を見比べて採用するようになり、給与や所得と「労働者への投資」をコストとみなしてカットする。
そうすると本当の高度人材であった日本人技術者の流出が起きて、例えばそれは少し前までの日本と韓国、もしくは中国のような状況になるわけです。
では日本は何を重視して保護していくべきか?地理的に移民、難民が入りにくいことを最大限に利用して制限しなければなりませんし、また財政出動はデフレ下の現在において「必須」です。
また企業の行動を変えるためにも四半期決算などという「短期利益主義」の制度を捨て去り、改定するべきでしょう。国際標準?だからなんだ!でございます。知らんがな。よそはよそ、うちはうちの精神です。
また大学の無料化などは良いとしても、大学教育の質の高さを担保するために手を打つべきです。英語化教育とか冗談じゃない!でございますよ。
母国語の国語だからこそ「深い理解」が出来るわけで、英語で授業なんて日本の知的衰退を招く暴論でしょう。
韓国がノーベル賞を取れないのは、大学教育がハングル(相当問題のある言語ですが・・)ではなく英語という部分が大きいようです。
※ハングルは同音、同じ表記、そして違う意味という言葉が多数存在するようです。韓国は漢字を捨て去るべきではなかった、と思います。
※施光恒先生の著書「英語化は愚民化」によりますと、日本は明治の頃に「英語にあって日本語にない言葉」を先人たちが翻訳し、国語としてきたことが強みだそうです。その強みを自ら捨てるとか「あほか?」という話なんですね。
世界ではグレグジット、トランプ当選、そしてフランスでのルペンの善戦と「次々と反グローバリズムな動き」が加速しております。いい加減に日本も「グローバリズムとかグローバルスタンダードなんて幻想だった」と気がつくべきでしょう。
よそはよそ、うちはうち!ですよ。
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本日の男の料理~にんにく爆弾~
うん、何やら恐ろしげな料理名ですね。これは昔、中崎商店街にあるとある串焼き屋で食べた料理です。にんにく爆弾という料理名でした(笑)
最近は寒いし元気が出ない!そんな人向けの「精力料理」ですよっと。作り方は死ぬほど簡単(笑)
材料
・にんにく一房
・揚げ油
・塩
もう、材料見ただけで「はい、作り方わかった」って思いますよね。そうです、その通り。
中華鍋なり揚げ鍋に油を入れて170度くらいにして、皮ごとにんにくを投入してじっくり揚げます。
皮をむきながら塩をつけて食べたら「んん!?元気出そう!」という料理になりますよっと。
油で揚げなくても、皮を剥いて電子レンジでチンしてもいいですよっと。
ちなみに生ニンニクは胃に悪い成分が入っているようで、加熱して食べたほうが精力がつくとのことです。
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