反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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反新自由主義・反グローバリズムの立場での政経論、時事ニュースなどを解説。
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FFRという新しい日米新対話

 日米新対話は「FFR」 日本、FTAの回避狙う(日経)によると日米間は新しい対話を開始したそうです。

 新しい対話の「FFR」とは「自由」「公正」「相互的」なのだそうです。

 ちなみにFTAはFree Trade Agreement、すなわちそのまま「自由貿易協定(契約)」ですけども、どうもFFRは自由で公正で相互的であるらしい。

 ということは・・・・別の名称を使ったってことは、今までのFTAは公正でなく、相互的でもなかったということ、と解釈されてもおかしくない。

 

 ではFFRが「自由」で「公正」で「相互的」になるのか?というのはまた別の話。

 アメリカによる「フェア(公正)な取引」とは「自分たちは何を要求するか?どうしてほしいか?」を「公言すること」です。密室では決定しないという意味しかありません。決してフェアは「平等」を指しているわけではないことに注目。

 

 相互的にしたってアメリカがこう言ってきたらどうします?「俺達も農業関税をゼロにしてやるから、お前たちもゼロにしろ。相互的だろ?」と。日本の米農家が全滅しそうな勢いです。

 相互的とは「相互に例外は認めない」とも読めるのですよ。おいおい・・・・。

 

 つまりこの日米新対話なるもの、名称決定の時点からすでに押し込まれていると解釈して差し支えありません。下手したらFTAよりなお酷い結末になることは間違いありません。

 さて、冒頭で取り上げた日経の記事によると、日本はFFRによって話し合い、アメリカのTPP復帰を望んでいるそうです。アメリカは当然ながら、日米間での貿易協定を望んでおります。

 では日本の目論見通り、TPPにアメリカは復帰するのか?その可能性は殆ど無い、としか言えません。

 

 米韓FTAを韓国は拒否しており、一旦は交渉決裂となりましたが、なぜその後に一転して締結に至ったのか?北朝鮮の砲撃によって安全保障が脅かされ、韓国経済を差し出す形で安全保障を優先したのです。

 FFRのタテマエがどうであれ、日本だって中国や北朝鮮が何かを起こしたら、韓国と同じ様になることは目に見えているわけです。まあ・・・それ以前に交渉している時点で「日本がアメリカの要求を先回り」をして、アメリカ有利になりそうな気がしないでもないですが。

 

 全く嫌な予感しかしない日米新対話「FFR」でありますけれども、しっかりと注視していきたいと思います。

 

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保守思想とはなにか?

 中野剛志さんの著作「経済と国民」は非常に中身の詰まった著書なのですが、この中ではこのように記されております。

 (p197~)「補論 リストは保守主義者か」から引用。

 リストの思想を自由主義に反発する保守反動とみなす解釈がある。ところが、生前のリストは、保守勢力から「革命的自由主義者」として迫害されていたのである。リストは保守主義と自由主義のいずれに属するのだろうか。

 この問題を考えるにあたっては、カール・マンハイムの『保守思想』が手がかりとなる。

 それによれば、十九世紀前半のドイツの「保守思想(ロマン主義)」は、フランス革命のブルジョア的思考様式である「自然法思想」に対する意識的な反発として登場した。「自然法思想」は、次のような方法論的特徴を有していた(これらは、経済自由主義の方法論的特徴でもある)。

 

1)問題解決手段としての合理主義

2)一つの一般原則から個別の事例へと向かう演繹法の手続き

3)すべての個人に普遍的に妥当な主張

4)あらゆる法則があらゆる歴史的・社会的単位に普遍的に適用し得るべきだという主張

5)原子論と機械論(集合的単位<国家、法など>は独立した個人や要素から構築されるという説)

6)静態的思考(歴史に影響されない自足的で自律的な領域としての理性)

 

 これに対し「保守思想」の思考様式は次のとおりとされるが、リストの思想は明らかにこれに近い。

 

1)歴史、生、国民の尊重

2)現実の非合理性の重視

3)固有性の尊重

4)社会的有機体論

5)部分の集合体以上の全体という概念

6)理性の動態的概念(常に変化する世界において、運動し続ける理性)

 後者の箇条書きが保守思想の思想的特徴である、というわけです。いくつか注釈を当てながら、説明していきましょう。

1)歴史、生、国民の尊重

 保守は合理主義に迎合しすぎない、機械論的、原子論的な姿勢は取らないということになります。合理主義とはどういう意味か?簡単に解説しますと一般的に思想学で使われる合理主義とは「解が必ずどこかに存在する」として「その解に人間は理性でたどり着ける」とするものです。つまり「理に合う」と判断できるのは、「すでに理が存在し、それを人間は理性によって導ける」からとなります。

 端的にいえば学校のテストや参考書の問題は「合理的に解けば解けるはず」でしょう?なぜならば、答えは用意されているのですから。

 

 ところが学校のテストや参考書の問題であればよいのですが、「現実の問題」では「どちらも間違い」ということが往々にして存在する(2)現実の非合理性の重視に該当)。テストと現実は異なるのです。ではその問題の可否や何を元に判断するかの基準をどこに求めるのか?歴史、生、国民やナショナリズムという「自生的なもの」に求めるのが保守思想の姿勢といえます。

 ただし・・・これは思想学的な合理主義を取らないとするだけであり、論理的であることを捨てるわけではありません。むしろ言説と論理をしっかりと持たねばならないのが保守思想です。でないと「すっちゃかめっちゃか」になります。

 ちなみに似非保守はここを勘違いして、論理性を軽視し、自らの主観と感情が「歴史と先達に共同している」と勘違いしている模様。

3)固有性の尊重

 保守は実存する固有性や性質についても尊重します。「理論的にはそんなものは証明されてない」などとはいいませんし、「科学的知見がないから認めない」ともいいません。それがそこにあれば、それはそういうものなのだと、まずは現実や固有性を認めるのです。

 例えば昨日の記事の小川榮太郎さんなどは「LGBTには医学的、科学的知見がない(ようするに証拠がない)」ので「性的”嗜好”だ!」としておりましたけれども、これは実は左翼的思想、革新思想なんですね(笑)

※ちなみにサイモン・ルベイという脳科学者がゲイとストレートの男性にはINAH3という脳の一部に違いが見られるとし、ゲイが生まれつきである有力な証拠である、としております(後天的要因を否定しているわけではない)。他に遺伝子的要因なども指摘されていたりと色々あるのですが。上述の小川榮太郎さんは不勉強ですねぇ・・・。

 

 閑話休題。実存している、現実に存在しているものを「存在している」と直感し、認識し、そして「どうするか?」を考えるのが保守思想といえます。逆に革新思想などでは「理論的に存在しない事態は変則事例として扱い、理論に組み込まない(というか組み込めない)」ということが起こります。

 主流派経済学なんかは、まさにこの典型例でしょう。

4)社会的有機体論

 固有性の尊重をする時点で、一般原則や理論が社会の隅々に当てはまるような静態的なものは現実ではないので、社会はまるで有機体のように様々なものが結合して有機的に働いている、と見るのが社会有機体論です。

 医者が手術よりは投薬をすすめるように、手術は必要でなければやってはならない。とすると構造改革や規制緩和などの「現状の革新」は「必要がないとやってはいけないこと」なのです。

 つまりこれが、保守は改革するとしても漸進的に、慎重に進めるという話になるわけです。

5)部分の集合体以上の全体という概念

 むっちゃ簡単に言えば1+1=2ではなく、収穫逓増になるということです。もう少しいえば腕と足と胴体と頭をくっつければ人間になるか?というとそうではないと考えるのが保守思想であるということ。フランケンシュタインにも心はあったのです。無機物ではなく、有機物としての生物としての、人間としての心ですね。

 個人の集まりが国家になったのだとして、では個人のパワーが平均1だとすると国家(日本)のパワーは一億二千四百万と考えるか、それ以上であるか?保守思想では結合と収穫逓増により「それ以上になる」と考えられますし、収穫逓増は現実経済に見られる現象なのです。

6)理性の動態的概念(常に変化する世界において、運動し続ける理性)

 現実の状況が変われば対処法も変わる。非常に当たり前の話であります。しかし一般原則とやらで思考が縛られていたら、対処法そのものが思いつかないかもしれない。

 端的な例を取り上げましょう。一般的な国民の理性は、戦争の際に軍人の理性となり得るか?多くの国民は無理だ!と言うでしょう。私も無理だと思います。厳しい訓練を積んで「非常事態」という状況に立ち向かう(職業的)理性を手に入れるわけです。

 警察官や消防士、もしくは外科医等々のような職業もおそらく同じなんじゃないでしょうか?

 つまり「状況が変化すれば、必要とされる理性も変化する」のです。主流派経済学のような「平時一辺倒の、どこの国にも適用できる普遍的概念の理性」を保守思想では警戒します。

総論・保守思想は滅びる定めか

 中野剛志さんの「日本の没落」という著書ではシュペングラーを研究されておられるわけですが、シュペングラーによれば西洋文明(現在の日本も中国も西洋文明です)はすでに秋を超えて冬の段階であると論じられます。

 文明の没落期には現存在(本来的な人間的なもの)より覚醒存在(合理主義的、文明的)なものが肥大化し、それゆえに没落していくのだとしております。つまり精神の没落です。

 これは「保守とはなんだろうか」(同著者)におけるコールリッジの「文化の行き過ぎはないが、文明の行き過ぎは衰退を招く」という言葉を思い出させます。

 この場合の文化=現存在、文明=覚醒存在と捉えて良いでしょう。

 

 保守思想とは現存在的な思想なのです。とするとシュペングラーがした予想があたっているとしたら・・・それは保守思想の滅びなのかもしれない、という解釈も可能です。

 しかし歴史的にはフランス革命や近代化とともに保守思想が現れたわけでして、それは進歩主義に対する反動(左翼いわく)でありました。とするのならば、さらに進歩主義的、革新主義的にどんどん傾倒する世界において保守思想はさらなる反動を強めるという見方も可能です。

 しかしそれは・・・保守思想を理解する人がいたら、という前提条件の話でありましょう。ならばこそ、似非保守をやめてさっさと保守思想を学んでおかねばならないのかもしれません。

 しかしそれは、不都合な現実を受け止めることと同義であるのです。

P.S

 ネトウヨはどうやら自分たちでは自分たちを保守だと思っているようですし、新潮45の面々も自分たちを「伝統保守主義者」などとさも御大層に唱えております。唱えるだけならばタダですからね。

 小川榮太郎さんの新潮45の10月号の記事はチェスタトンとエドマンド・バークの言葉から始まります。

チェスタトン「狂人とは、理性を失った人間のことではない。理性以外のすべてを失った人間のことである。」

バーク「臆面もない言い方をすれば、それが古い常識だからこそ愛しているのです。」

 

 チェスタトンにしてもバークにしても、小川榮太郎さんに言葉を引用されるのはさも迷惑でありましょう。チェスタトンやバークが小川榮太郎さんの記事を読めば、こう言ったかもしれません。

チェスタトン「狂人の定義は確かに述べたが、支離滅裂なやつは単なるバカだ。」

バーク「臆面もない言い方をすれば、支離滅裂な文章の逃げ口上に使われたくはないのです。」

 

 ちなみにフリードリヒ・リストならどう言っただろうか?「迎合的な言論しか出来ぬものを保守主義者とは呼ばないが、支離滅裂はそれ以前の話だ」とでも言ったのではなかろうか?彼は論敵に誹謗中傷され、黙殺され、剽窃の疑いまでかけられ、それでも懸命に反論をしたのだから。自らの直感とヴィジョン、そして論理性と常識を信じて。

P.SのP.S

 本日は零細応援さんが臨時寄稿をくださいまして、18時から進撃の庶民にて「経常収支・資本収支・外貨準備と財政政策、金融政策の関係」として掲載しております。

 ぜひともそちらもご覧くださいませっ!!

 

 ん?なんで一日二回も記事を私が投稿しているかって?50位以内をなんとか死守したいからでありますよっと(笑)

 

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今回は小川榮太郎さんの議論(駄論?)を検討してみる

 前回は新潮45の杉田水脈擁護特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」藤岡信勝の記事にて、藤岡信勝さんの新潮45の記事を検討しました。上記は結論から言えば、ただでさえ無理やりな杉田水脈論文を擁護しようとするあまり、「アメリカ最高裁の2015年の判決(LGBT同性婚を禁止するのは違憲)に、LGBT運動家から批判が集まっている」というような、ほとんどデマで間違いないだろうというようなでっち上げまでするはめになって、大変ですなぁ・・・という話でした。

 

 さて、それでも藤岡信勝さんの文章はまだ読むに値した、と言えるでしょう。構造は稚拙であり、論理はでっち上げによって支えられているとしても、文章としての形式は整えられておりましたのでわずかばかりの「知性(というか悟性)」は感じられたのです。

 小川榮太郎さんの議論は現在、新潮45の10月号批判でまっさきに取り上げられるものになっておりまして、内容がまさに糞味噌と言ってよろしいものであり、2番手に書かれているのですが・・・読むのが恐ろしく不快なのでためらっていたのです。

 

 まず最初の文章から引用しましょう。この部分に彼の主張の殆どが込められていることだと思います。

 彼の論考のタイトルは『政治は「生きづらさ」という主観を救えない』です。

 テレビなどで性的嗜好をカミングアウトする云々という話を見る度に苦り切って呟く。「人間ならパンツは穿いておけよ」と。

 性的嗜好など見せるものでも聞かせるものでもない。(一部抜粋)

 なるほど、性的嗜好であればその通りでしょう。一般的にLGBTを語るときに「性的嗜好」ではなく「性的指向」となぜいうのか?「私は男性です」「私は女性です」というのは「性別の話」であり、LGBTも実は性別(セクシャリティ)の話に区分けされているからなのですね。

 私ことヤン、本名は高橋聡ですが「私はゲイ」なのです。戸籍上は男性であり、からだの性別も男性なのですが、恋愛対象も男性なのですね。

 一般的にマジョリティの「私は男性です」という紹介には、「恋愛対象は女性です。つまり異性愛者です」というごくごく当たり前のことが言わなくても付随されます。それと同様に「私はゲイです」となぜ言ってはいけないのか?

 別にテレビなどでカミングアウトする人も、どのような行為をしてどのように性交渉を楽しんでいるなんて言っていないでしょ。あれは自分の性別を名乗っていると解釈するほうが自然なことじゃありませんでしょうか。

 つまりのっけから「LGBTは性的”嗜好”であり、密やかに楽しむ性行為のみのもの」という「LGBT同士の恋愛や愛情さえ認めないような物言い」から始まるこの小川榮太郎さんの論文は「駄論」としか表現不可能です。

 端的に申し上げてこの人、性行為のみの問題にしてLGBTの恋愛の愛情や慕情すら認めないというスタンスは、相当にそういうものから遠い人なんだなぁ?としか解釈しようがありません。

LGBT議論に関して彼が無知なのは彼自身が言及している

 最初の書き出しから酷いのですが、途中の議論もまたひどい。小川榮太郎さんによると杉田水脈議員は大変評価されているようです。

その中で杉田氏には、多くの人が内心共感しつつも、黙らされているテーマについて果敢に発言する珍しい勇気蛮勇がある。

 この「果敢な発言」に含まれるものはなにか?「マスコミの同調圧力」「弱者利権」「外国による日本侵食工作」だそうです(笑)

 さて、一通りに杉田水脈議員の擁護をした上で、このようなことを言い出します。

 概念を認めた上で、差別だ、権利だ、いやそんなことはないという議論を膨らませていくこと自体が、イデオロギーに乗せられることに他ならないからだ。(中略)

 LGBTという概念については私は詳細を知らないし、馬鹿らしくて詳細など知るつもりのもないが、性の平等化を盾にとったポストマルクス主義の変種に違いあるまい。(一部抜粋)

 上記が一体何を言っているのか?議論の放棄と「俺が言っていることが正しいのだ」という押しつけ以外の何物でもないでしょう。つまり知性の放棄でしかなく、その後にこの小川榮太郎さんが何を論じても、それは「俺は知らんが、こう思ってるんだ!」以外の意味はないのです。つまり単なる駄文、駄論であると自ら告白をしているのです。

 

 さらにこのように要旨は続きます。

 こんなものは(LGBTのこと、筆者注釈)医学的、科学的、な概念でもなく、ましてや国家や政治が反応するべき主題などではない。文学的な、つまりは個人的、人生的な主題である。(一部引用)

 まず第一に百歩譲ってLGBTに医学的、科学的知見がないとしましょう。それならば保守主義だって保守思想だって「自然科学的な知見」ではないぞと。だいたい自ら「伝統保守主義者」と名乗る小川榮太郎さんが、なぜ「現実に存在している実在」に対して「医学、科学などの理性論」を振り回すのか?都合の悪い部分は「理性万能論」をかぶり、それで「保守主義者」と言えるのか?

 大いに小川榮太郎さんの「イデオロギー」に矛盾が生じ、疑義が生じる事態でありましょう。

 ちなみにこのあとに報道などでよく引用される「痴漢とLGBT」の例えが出てくるのですが、バカバカしいかつアホらしいのでカット。見たい方はhttps://www.huffingtonpost.jp/2018/09/20/lgbt-shincho45_a_23533247/を参照してください。

 

 最後にもはや駄文で書く気も失せてきたのですが、「生きづらさは救えない」という項について検討してみましょう。もはや駄文を引用するのも面倒くさいので、概要だけ箇条書きにしましょう。

  1. LGBT法連合会がLGBTが社会で直面する困難をリスト化し、それは264項目にも登る。
  2. このような発想は最終的に、原子論的個人に行き着くはずだ。
  3. なぜならば「困難から救うことを法整備に求めること」は、(困難からの保護を)全構成員が行政や法に求めることになるからだ。
  4. 政治は個人の「生きづらさ」や「直面する困難」という名の主観は救えないのだ。いや、救ってはならないのだ。

 まず第一に日本国民は法整備と行政によって保護されている、という現実を無視しないでほしいのですね。行政が整備されていなければ直面していた困難が多数あり、それが行政や法の整備によって保護されるのであり、そして国会及び行政はそれを遂行することが役割でありましょう。

 もちろんながら「LGBTの要求だけを聞け」などと言っているわけではなく、「どのような問題があるのか?」をリスト化して、行政や国会にお任せするのは「だめなこと」でしょうか?いや、民主制国家としてまさに民主政治の手続きに則って働きかけているだけであり、それを否定されるいわれもないんじゃないか?と思います。

 もちろんながら「何が必要で、何が必要でないか?」は国会や行政、国民を含めて検討、議論されるべきでありましょうし、そこにいろいろな意見が出てくるのも当然でありましょう。

 

 大体、「全て自己責任」といって1997年をピークに所得が下がり続けて、格差が広がり続けて、ストレートの大多数の人たちでさえ「生きづらくなっている」のに、これを救えないとは何事なのかっ!!そんなことならば政治も行政も必要ないじゃないか!という話になりますでしょう。

 行政や法整備、政策で「個人の生きづらさ」は救えるのですよ。じゃないと政治の意味がありません。

 

 ついでに概要の2)は「国家の保護が原子論的個人になるのだ」などと、非常にバカバカしく興味深いことを書いております。例えば同性婚の話にしてみると、国家とは国家(族)であり、社会の最小単位は家族であると言われております。

 とすると我々LGBTは原子論的個人にならざるを得ないのです。なぜならば「社会の最小単位たる家族をもつ法律も権利もない」のですから。つまり国家から浮いた根無し草になってしまう。

 それは婚姻という制度が憲法24条で「両性の合意により」と規定されているからです。

 つまりまあ・・・LGBTは同性婚がしたいのであれば、憲法改正を求めないといけなくてですね(笑)当然ながら困難なので、性急に求めるという姿勢は現実的ではありません。

 渋谷区の同性同士のパートナーシップも一種の婚姻だとすると、違憲の可能性があるわけです・・・・いや本当。

 

 つまり小川榮太郎さんは「政治で生きづらさは解消されない!」と言っているのですが、実は日本の根幹たる憲法において、つまり政治の根幹においてLGBTは「婚姻の権利はない」と定義されていて、「政治によって生きづらくなっている」という1つの証左になるでしょう。

 だから小川榮太郎さんの論は「駄論」「駄文」だと繰り返し述べるわけです。

※ちなみに何度も書いておりますけども、同性婚には憲法改正という必要も出てくるので、私は性急に求めるわけではありません。様々な意見や議論があって当然だと思っております。

P.S

 というわけで、小川榮太郎さんの新潮45の記事を読んでみたわけですが・・・まあ酷い。ちなみにこの人、以下のようにツイートしているようです。

小川榮太郎氏、新潮45炎上にツイッターで言及 「私の文章をそう読める人達の頭は大丈夫でない」(livedoor)

 

 じゃあ何をどう読んだらいいんだよっ!ていう(笑)というか物書きなんですから、「お前らの頭がおかしい!」とか批判している人たちに言う前に、「文章」で勝負しなさいっていう話であります。

 LGBTと犯罪である痴漢を例えとして同列に出しておいて、批判されたら「お前らの頭がオカシイんだ!」って(笑)男のヒスはみっともないのです。だいたい、自身の文章で散々に私達LGBTのことを書き”殴って”おいて、その文章が批判されたら人格攻撃とか底が知れるというものです。

 

 まったくもって新潮45の10月号はは「くだらない話」なのでありました。

 ・・・・もう捨てて良い?(笑)だって読みたくないのですもの(笑)

 

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なぜ小泉進次郎議員はこんなに注目されるのか?

 非常に不思議なのですが今回の総裁選でも、「小泉進次郎議員はどちらに入れるのか?」などとマスメディアの注目を集めました。先に小泉進次郎議員の略歴を見ながらその人物像を見ていって、それから「なぜこの人はこんなに注目されるのか?」を検討してみたいと思います。

  • 1981年生まれで私のひとつ下の年齢だから今年で37歳。
  • 自民党から立候補して、すでに4期であり順調に政治家としてのキャリアを務める。
  • ご存知の通り、小泉純一郎元総理の息子であり正解のサラブレッド。
  • 以外なことに政治学の修士号をアメリカにて取得。
  • アメリカの戦略国際問題研究所というシンクタンクに務める。
  • 自民党青年局長などを経て、現在に至る。
  • TPP、消費税ともに賛成の立場であり国債発行については「次世代へのつけ」と批判していることから、典型的な財政均衡主義を取っていると思われる。

 実はWikiを見ていてもそうなんですが、ほとんど書くことがない政治家なのです。注目されているということ以外は。実績はゼロに等しいし、目立つような発言もたまにするだけであり、それも他の普通の議員なら注目されていないが、小泉進次郎議員は注目されているから取り上げられるだけと解釈したほうが良いでしょう。

 政治姿勢に関してはところどころに、父である小泉純一郎元総理の言い回しがそこはかとなく漂っておりまして、まさに小泉二世といったところであり、小さな政府や国債発行への反対も全くそのまんまでありましょう。

 

 あまり政治家のルックスについて言及するのはどうか?と思うのですが、石破茂議員と逆の意味で小泉進次郎議員の場合は言及しないわけにはいきません。端的にいえば「イケメン」であり37歳になった今も体型などを崩していないことから、本人自身もそれが自分の最大の武器であることは承知して節制しているものと思われます。

 有り体に申し上げれば・・・このルックスでなければ、そして小泉純一郎元総理の息子でなければ当選していたかどうかも怪しいとすらいえます。

 ルックスは本人の責任ではないので言及しづらいのですが、小泉進次郎議員の一番の武器であることは間違いありません。逆説的にいえばルックスが良いので注目されて、それで色々とやりにくいことがあるかもしれない、と好意的に解釈することも可能でしょうけれども、4期務めていて政治的に目立った活動や功績はゼロというのはどうにも腑に落ちません。選挙的には応援演説でいろいろ活躍しているようですけれども。

 客寄せパンダに徹している、のかもしれません。

 

 問題はアメリカのシンクタンクに勤務していたという実績でしょうか。新自由主義はアメリカに留学した経済学畑の人たちが広めたように、小泉進次郎議員もアメリカにかぶれているという疑義は拭えません。どこにも明言はされていないですが、アメリカに親和性の高い人物であることは間違いないように思えます。

ルックスと政治家という命題

 実は政治家にとって「ルックスが良い」とは最大の武器となりえるのです。

 政治家は顔が命、有権者は無意識にルックスが良い候補を優遇することが明らかに(GIGAZINE)によるとこうです。

Journal of Public Economics誌に発表されたヘルシンキ大学経済学部による研究では、有権者は男女共に外見が良い候補者に「信頼できる」「知性的」「好感が持てる」「能力がある」といった印象を抱く傾向が明らかになりました。

調査ではフィンランドのさまざまな選挙の候補者1992人の写真を用意し、1万0011人の被験者に候補者の容姿を評価してもらったのち、政治家に必要とされるさまざまな資質(知性など)についても写真から受ける印象で評価してもらいました。被験者の大部分(6303人)はフィンランド人でないため、候補者の政治的信念や人柄などについては全く知りません。

その結果、容姿が魅力的と評価された候補ほど「知性」「能力」「好感度」「信用性」なども高く評価されることが明らかになりました。

被験者の一部は候補者に見覚えがあったかもしれませんが、同じ政策をかかげる同じ政党の候補者でも外見が高く評価された人ほど政治家としての資質も高く評価されたため、「知っている政治家」の場合でも容姿が印象に与える影響は変わらないとのことです。

その後、候補者の写真に学歴と職業を添えて同様に外見と政治家としての資質を評価してもらったところ、結果に写真だけの場合との違いは見られなかったそうです。(一部抜粋)

 小泉進次郎議員はルックスだけなら国会議員でいえばトップクラスなのはご存知の通り。「何もしてないのに注目される」のはこういった理由によるところが大きいのかもしれません。総裁選後は以下のような報道も出ていまして、まさに注目が注目を呼ぶという次第。

小泉進次郎氏も論功行賞? 安倍首相支持の派閥の中で割を食いそうな人物(AERA)

小泉進次郎氏の深謀遠慮を評価する(早川忠孝)

 早川忠孝さんに至っては「深謀遠慮」とまで過大な評価していて、やや失笑せざるを得ないわけですし、橋下徹も小泉進次郎議員を「気に食わない」とディスっている様子。

 

 小泉進次郎議員ご本人は今のところあまり目立ちたくない、かもしれませんので「ご愁傷様です」と申し上げておきましょう。

 きっとイケメンにはイケメンの苦労があるのでしょう。私には理解できませんが(汗)

 

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新潮45の事件は何だったのか?

 新潮社、「新潮45」10月号の企画に「認識不足に満ちた表現あった」と認める(ITメディアビジネス)によると新潮社は新潮45の10月号に対して会社声明を発表したようです。

 

 新潮45は保守を標榜する雑誌という話でありますけれども、その実態はあまりにもおそまつであったことが今回の事件の教訓でしょう。つまり保守を標榜する人たちの知的劣化という問題を顕にしたわけです。

 翻って安倍総理三選はどうであったのか?と考えてみたいわけです。新潮45に代表されるように、日本の保守主義を掲げる人たちの知的劣化はひどくいびつであり、そしてそれは政治家も例外ではないと思うのです。

 安倍政権での政策は一言で言えば「国際社会(=アメリカ)にお利口さんと褒められる政策」の目白押しであり、もはやアメリカに抵抗すらしているようには見えません。

 むしろTPP11などはアメリカが抜けたにもかかわらず、甲斐甲斐しく締結する始末であり、「アメリカの圧力によって政策が捻じ曲げられる」のではなく、「安倍政権自らが進んで、アメリカのために政策を実行している」としか感じられない。

 いわゆる「アメポチ」です。

 そして新潮45の表紙を見る限り、新潮45も安倍政権を応援しているのはほとんどスタンスとして明白でしょう。

 

 では安倍政権を応援するためにはどのようなスタンスにならざるを得ないか?保守主義を標榜しながら緊縮財政路線を支持するとは、もはや新自由主義に陥らざるを得ません。新自由主義に陥るとはつまり、小さな政府を支持することであり、したがって「なにか起きても、自己責任」というスタンスに陥るわけです。

 これはナショナリズムを放棄したスタンスと言えます。

 

 上記は「保守主義」を名乗るエセ保守にとって不都合極まりない事実なのです。だからこそ「目をそらす必要」が自他ともに出てくるのです。目をそらすためには、保守主義っぽく自らを見せるためには何をするのか?もうご理解いただけるでしょう。

 「敵を作ってそれと戦う自分たち」を演出せねばならないのです(!!)

 

 その矛先が今回はLGBTに回ってきたというだけの話でありまして、彼らにしてみれば在日朝鮮人でもLGBTでもなんでも構わない。自分たちは戦っているという演出ができるのならば、国民として存在するLGBTへの攻撃も、保守思想が大切にするナショナリズムももはや関係がないのです。

 このスタンスは安倍政権でも見られます。

 首相の街頭演説、支持者以外は制限…公共の場なのに?(朝日)によると、公共の場での演説であったにもかかわらず、関係者や自民党員でないと「入れなかった」のだそうです。

 つまり都合の良い聴衆を選び、それ以外は規制することは「敵として反対勢力を見ている」ことを示すものなのではないか?

 さらには麻生太郎大臣の発言も同様でしょう。「総裁選で負けたら冷や飯を食べるのは当たり前」と発言することは、もはや「それが嫌だったら勝ち馬に乗れ。じゃないとお前たちは敵として攻撃するぞ」といっていることに等しい。

 

 新潮45で杉田水脈議員の論文を擁護するのも「彼女は味方で、それを批判する奴らは敵」という解釈をしないと成り立たないのと同様、自民党総裁選も全く同じ構図であったのです。

 敵か味方かの二元論は、不毛かつ恐ろしい分断を日本に生み出し続けていくことでしょう。

 

 このような意味で「新潮45の事件と、自民党総裁選の構図はじつは非常に似通っている」のです。

P.S

 本日、記事が大変遅れました・・・・(汗)どうも体調が思わしくなく、というより二日酔いなどの影響で書けなかったと正直に申し上げます。申し訳ないことです。

 

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見殺しにするのか?人でなし、日本人でなし

 

 上記にリブログさせていただくのはうずらさんの記事であり、ずっと「泊原発を稼働させなさい!」と訴えている方です。この中でアゴラから下記の記事が紹介されておりました。

大停電に関する北海道民のご意見①(アゴラ)

現在子供2人の4人家族です。多分、ほとんどの道民が心配しているのは冬同じ事が起きたらどうするか?と言うことです。職場でもその話でいっぱいで、対策を皆で考えています。今はとにかく、節電に努める毎日です。

本州の人は北海道の冬を理解するのは難しいとは思います。信じて貰えないかも知れませんが、少し前の冬、アイスバーン状態になった駐機場に止めてある大型旅客機が、風に煽られ朝見たら180度反転してた事がありました。北海道の冬は何もかもが凍り、時に信じられない事が起きます。ある人が、2、3日電気がなくても住めなくなるよりましだと言ったそうですが、北海道の冬はその2、3日で人が死にます。住む住めない所の話ではありません。(後略)

 上記(アゴラ)の記事は全く長くないので、絶対にみてください(!!!!!)見ない人はもはやこの記事自体を見なくて結構。いいね!もブログランキングバナーも押さなくて結構。意味がありません。

 下記はうずらさんの記事から。

9月19日に北海道電力から、地震後に停止した苫東厚真火力の3基のうち出力35万kWの1号機の復旧完了と、企業や一般家庭への節電要請解除の発表があった。

これを受けて、「北海道、復活」とか、「もう電気は足りてるから、原発再稼働なんて必要ない(# ゚Д゚)」と早合点する連中もいる。

 

北電の資料によると、苫東厚真1号機復旧後の需給見通しについて、地震前ピーク需要の383万kwをかろうじて満たす供給量(391万kw~Max431万kw)を何とか確保できたが、「なお、火力発電所や京極発電所の大型電源のトラブル停止等、万が一の事態が生じた場合には、需給バランスの安定を図るため、あらためて節電のあり方を含めて検討させていただきます」と釘を刺しているではないか。

【参照先】http://www.hepco.co.jp/pdf/18091801.pdf

 

発電供給構成の中身を見ても、バイオマスなどの再生エネや自家発電という安定性に欠ける三軍選手や北本連系という他社からの借り物頼みで、北電プロパーの電源と呼べるのは火力と水力合わせて331万kwしかない。

 北海道の方の記事は「一時的にでもいいので、安心して冬を超えさせてほしい」という切実なものです。そしてうずらさんの指摘によれば、いまなお北海道の電力は不安定であるとのこと。

 我が大阪でも停電になると冬は非常に厳しいのに、北海道の如何程なことか。原発が事故を起こすリスクと、冬に万が一の停電で北海道の方々が亡くなるのと、どっちが喫緊か?なんぞ言うまでもないでしょう。

 

原発稼働なんぞ一時的でも何でもいいから、北海道民に安心して冬を超えさしてあげてください!!いますぐ稼働してください!

 

 私は強く、強くそう主張します。いま助けられる人を助けないで、なにが経世済民か!なにがナショナリズムか!

 原発反対のイデオロギーはそれはそれとして理解しましょう。しかし、それは人命より、人の生活より重いものなのか?北海道民の人命を軽視してイデオロギーを優先するのならば、そんなものは「人でなし、日本人でなし」なのであります。

 

 法律とは何のためにあるのか?国民の生活が秩序立つためにあるのです。その国民が危機にひんしているのであれば、秩序より国民を取るのは当然の行為でしょう。

 確かに原発はリスクがありますが、ではその原発リスクを恐れて、北海道民の人命が損なわれるリスクを受け入れるなんぞ「ありえない!!」と強く申し上げましょう。

 

 経済とは「人の営みそのもの」でありますから、「経済リスクがあるからといって、原発のリスクを取っていいのか?」というのは、「人の営みが破壊されても、原発は稼働してはならないのでは?」と問うことと同様です。これは目的と手段が入れ替わった問いであると言えましょう。

 北海道民の人命、生活を軽視して原発を動かさないのであれば、それはもはや経世済民でもまっとうな主張でも何でもないと私は断じます。

 一時的であれ何であれ結構です。泊原発を動かしましょう。

想定される反論について

 「地震前は大丈夫だったから、地震後も大丈夫」という反論は予想されるでしょう。

 今回のブラック・アウトはそもそも論として「調整余力の過少」がおおよその原因であったとして、ならばこれからの冬、原発リスクの「万が一」と「北電が挙げている万が一(火力発電所の停止など)」のどちらが確率が高いと考えるのか?

 この問いは北海道民の生き死ににかかっているのです。

 

 なるほど、北海道地震のブラック・アウトは原発を動かしても、動かしてなくても同様だったかもしれない。では北海道の冬はどうなのか?という問いなのです。地震も災害ですが、北海道民にとっては冬もまた災害と呼ぶにふさわしい脅威を振るうのはアゴラの記事を読めば実感が湧くことでしょう。

 果たして「大丈夫」と言えるのか?万が一があった場合に、「それは計算されたリスクだったから」と同じ日本人の、救えたかもしれぬ命を軽視できるのか?それが問われているのです。

 特措置で構いません。一時的で構いません。冬を迎える前に北海道に「電力を」なのです。生死に関わる話であり、これを見捨てることはもはや「人でなし、日本人でなし」であると断じます。

 問題が顕になった。北海道電力は解決のためにガス火力の建設を進めている。しかしそれは将来の話であり、”今”ではない。

 ”今”万が一の事態が起きれば北海道民は驚異的な被害を被ることになる。そしてそれを回避できる手段がある。安心させてあげられる手段がある。にもかかわらず結果がどうであれこの過程において「多分、大丈夫やから~」という「原発反対派」の愚かしさは救いようがありません。断固として抗議します。

 人命(北海道民の命、生活)がかかっているのに、反対派(人命軽視)の意見も尊重しなくては?そんなものはこの事態には必要ない。イデオロギークソ野郎なんぞ考慮する必要はない。原発は1週間で動かせるのだから、動かしやがれでございます。

 

今、危機に瀕している人を救わずして、何が経世済民か!!!!

 

 強くそう思うのです。

 我々は「(日本)人でなし」であってはならない。

 同胞に強く共同し、確固として「日本人であらなければならない」のです。

 知識欲も名誉欲も必要ない。冒頭のアゴラの記事を読めば、慮り、心配し、声を上げ、団結し、断固としてダメなものはダメ!ということが必要なのです。

 何故か?「日本人であるから」でしょう。

 

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新潮45の杉田水脈論文擁護の記事が目論見通り炎上しているようです

 「新潮45」はなぜ杉田水脈を擁護するのか?差別と偏見に満ちた心理(原田 隆之)によると「一言でいうと、論評にも値しないような、くだらない記事の寄せ集めだった。」なのだそうです。新潮45の9月18日発売のものは、まさに上記の一言に集約されていて、私もゴシップ誌より低俗だと感じております。

 ちなみに私、嫌々ながら買わないと批判できないので買いましたよ(笑)読む気がしないですが・・・(笑)

 

 上記の記事は全文はまだ読んでいないのですが書き出しの『杉田水脈議員の「LGBT支援の度が過ぎる」という記事を掲載した雑誌「新潮45」が、激しいバッシングに対抗すべく、今度は杉田擁護の特集を組んだ。』が正しいとすれば、どうも私は杉田水脈議員によると支援されているようです。まったくもって心当たりがないのは気のせいでしょうか。

 いやしくも言論雑誌を標榜するのならば、新潮45は真面目になるべきだと思います。炎上商法だったとすれば、それはやめるべきだと痛切に思います。

新潮45を擁護する面々がじつは存在するのだ

 新潮45の杉田水脈論文擁護のどのあたりが「伝統保守主義者」なのか皆目見当がつかないのですが、一部のネトウヨに言わせるとあれが「保守主義」なのだそうです(!!)

 「必要がなければ変えない」というのが保守思想の本質であるとしても、それは「虚心坦懐に現実を見て」という前提条件が存在するはずです。ちなみに私も「今すぐ同性婚が必要だ」と主張するわけではありませんが、少なくとも新潮45の乱暴な議論に賛成ができるわけでもありません。なぜならば・・・新潮45の議論は「虚心坦懐に現実を見る」より「自らのイデオロギーを優先する」ことをしているわけですから。

新潮45は誰と戦っているのか?

 ネトウヨなどを例に取るとわかりやすいのですけれども、彼らは「在日朝鮮人や在日特権は許されない!」などという名目で敵を作り、さも敵は強大であり、それに立ち向かう「勇敢な俺」にエクスタシーを感じつつ戦っているように思えます。

 実際には在日朝鮮人の人たちは50万人を切り、帰化なども含めて年々少なくなっており、特段強大でもなければ大きな組織として動いているわけでもありません。実態は単なる「弱い者いじめ」にしか過ぎない可能性が大いにあるわけです。

 

 つまり・・・「弱い者いじめ」をするのはカッコが悪いので、さも相手を「大きな敵であり、それを戦う俺」と演出することによって、「弱い者いじめの口実」を作っていると言えます。

 今回の新潮45とネトウヨの共通性の1つでありますね。だからあれほど「乱暴な言葉」が新潮45から出てくる、と解釈して良いでしょう。なぜなら実態はたんなる「弱い者いじめ」をしたいだけなのですから。

 それを批判すればネトウヨであれば「反日!」「左翼!」といういレッテルを相手に貼り、「汚染された日本を俺達が守るんだ」というカタルシスとストーリーと虚妄に浸れるわけです。

 ああ、どこぞの誰かも相手を誹謗中傷するためにそんなことをやっていましたな・・・(笑)

 「孤独な俺、自己主張をする俺カッコイイ」というわけなのでしょう。

 

 カタルシスに勝手に浸る分には構わないのですが、それを撒き散らさんといてくれいっ!と思います。新潮45の記事の当事者たるLGBTの私にはたまったものではないのです。ごっつ気い悪いのですよ(笑)

 

 本日はつらつらと新潮45騒動に関する感想を書いてみました。というよりはい、二日酔いであります。友人の店にいって飲んでたら、ついつい深酒をしてしまったのです(汗)

 とりとめもない記事ですが、本日はこれで精一杯。明日は何を書こうか?と考えつつ、少し横になりたいと思います。

 

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敗北必至の石破茂議員に焦点を当てる

 本日は自民党総裁選の結果がわかる日です。報道では国会議員の8割~9割を安倍総理が抑え、もはや石破茂議員がどこまでやれるか?敢闘できるのか?が焦点になりつつあります。

 計810票(国会議員405、党員票405)のなかで200票を超えると、石破茂陣営としては善戦したという線引なのだそうです。

 

 自民党総裁選は結果がわかりきっておりますので脇に置きまして、石破茂という人がどういう人なのか?来歴から見ていきたいと思います。

  • 1957年生まれ、出生地については鳥取・東京の2説あり。1958年に父親が鳥取県知事になったために、石破茂には東京の記憶はないらしい。
  • 政治家になる前は頃は銀行員をしていた。
  • 1986年に鳥取で初当選。28歳の若さで政界入りを果たす。当時は全国最年少国会議員であったらしいが、小泉進次郎と比べるとルックス面で女性受けしないために、ブームを起こすには至らず?最下位のの4位当選。
  • 若さゆえか政党を渡り歩くも1997年に自民党に復帰。奇しくもデフレの1年前。
  • 着々と小泉政権では防衛庁長官、福田政権で防衛大臣、麻生政権で農林水産大臣、第二次安倍政権では地方創生大臣とキャリアを重ねる。
  • 映画「シン・ゴジラ」に対して防衛出動の根拠で自説を披露。というか説教に近い。
  • 農林水産大臣に就任したときに、農家からは防衛しか知らない人として扱われていた。著書が国防ばかりだから仕方がないと思う。単著8冊中3冊が国防。政治倫理・政治論などが3冊。憲法論1冊、地方創生論1冊である。
  • 経済・財政に関しては完全に財政均衡主義であり、税収以上の支出は将来世代のつけと度々発言。
  • 「勇気と真心を持って真実を語る」と度々発言しており、大衆受けよりそちらの方だ大事だと発言している。
  • ドルオタ。要するにアイドルオタク。軍オタでもあるのはご承知の通り。ついでに鉄オタでもあったりするらしい。

 いくつかの党を渡り歩いたのは若さゆえといえますし、また人柄についてはネガティブな評価はほとんどされていないと思います。怒った話や、何かのスキャンダルと言ったことはあまり聞いたことがないため、わりと人柄には好感が持てる人物であろうと思います。

 自民党野党時代には国会で民主党へ、延々と説教をしていたイメージがあり。しかし声を荒げる場面はなかったように思います。ただし経済観でいえば完全に財政均衡主義者であり、財政出動派の陣営から「石破茂は経済に弱い」と言われるゆえんです。

なぜいま石破茂を振り返るのか?

 政治の権力闘争というのは中野剛志さんの著書「経済と国民」に出てくるように、世界観を共有する認識共同体同士の権力争いとなります。世界観を共有する認識共同体は、続けば続くほどに自己強化メカニズムと経路依存性によって、より強固に自閉していきます。

 とするのならば多くの自民党国会議員が安倍総理を支持したように、もはや完成していると言って良いでしょう。この場合は「安倍晋三の世界観認識共同体」としての「自民党が完成した」と表現するべきでしょうか。

 

 このような場合、「安倍晋三の世界観認識共同体」は可能(石破茂議員が善戦できなかった)であれば徹底的に石破茂議員を排除する方向に動くと予想しております。

 

 石破茂議員は「今回200票を取れて善戦できれば、来季にポスト安倍の目がある」と感じているかもしれませんが・・・もし圧倒的に安倍総理が勝った場合に、完全に冷や飯を食らわされることになると私は予想しております。そしてその可能性は低くない。

 つまり石破茂議員が今後、表舞台に出てこなくなる可能性があるというわけです。

 だからこそ”今日”、石破茂という人物を振り返っておこうと思ったわけです。

安倍総理が完全勝利したあとの可能性の高いシナリオ

 自己強化メカニズムとは「合理、非合理にかかわらず一度決定すると、そちらに向かって強化されていく」というメカニズムです。経路依存性は何らかのきっかけで事が起こり、自己強化メカニズムが延々と働き続ける状態を言います。

 安倍政権はまごうことなき長期政権になるわけですが、とすると安倍総理の方向性というのは安倍総理が退任する2021年以降も「続く」ということになるのです。

 もはやよっぽどのことがないと、安倍総理は2021年まで退任しないでしょうし、さらにその後も安倍路線が延々と繰り返されるというわけです。これは経路依存性や自己強化メカニズムの理論が正しいとすると、もはやほとんど不可避といって良いでしょう。

 

 であるからこそ、石破茂議員の経済観は脇においても「勇気と真心を持って真実を語る」というスタンスを取り上げるために、本稿を書いた次第です。もっとも・・・このまま行けば「狂気と真心(誠)をもって真実を叫ぶ」になりかねませんが(笑)吉田松陰かよと。

 そうならないためにも、石破茂議員に地方票がある程度集まり、なんとか200票に達してほしいと祈念します。

 今回、石破茂議員が立候補しなければ上記の事態にすでに陥っていた可能性すら当然あるわけですから、石破茂議員が勝てない戦とわかって立候補したことに敬意を評します。

 

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新潮45を買ってきました

 昨日、新潮45を買ってきましてまず藤岡信勝さんの「LGBTと『生産性』の意味」という記事を精読してみましたところ、若干脳みそが痛くなりました。というのも所々に論理構造の飛躍や、もしくは主語の曖昧さが目立っていたからです。

 それを解説しつつ、杉田水脈論文を読み解いていきたいと思います。

 

 まず藤岡信勝さんの議論は「杉田水脈論文の生産性という言葉が、言葉狩りにあった」と主張されます。生産性という言葉をLGBTに使用したとして批判した尾辻かな子議員が誤読しているとの主張です。

 藤岡信勝さんが杉田水脈議員の論文構造を明らかにしているので、そこから読み解いてみましょう。以下は全文引用すると長くなるので、藤岡信勝さんが示した杉田水脈論文5つの構造を、さらに概要だけにしております。

  1. 最近の報道はLGBTの人たちへの差別をなくそうというものであるが、日本社会では差別は殆ど無い。
  2. 当事者としては、(現在の)家族や親に受け入れてもらえないほうが辛いと聞く。生きづらさは制度では解消できない。朝日新聞は社会制度のせいにしている。
  3. 子育て支援、不妊治療などは大義名分があるが、LGBTカップルのために税金が使われるのは賛同されないだろう。なぜなら彼ら、彼女らは子供を作らない。すなわち「生産性」がないからだ。
  4. LGBTを一括りにするのはおかしい。T(トランスジェンダー)は性同一性障害なので、医療行為の充実など政治として考えてもいい。
  5. 多様性のために同性婚を認めるとなると、次は兄弟婚、親子婚、ペット婚、機会と結婚させろという声も出てくるかもしれない。

 上記が杉田水脈論文の構造だと書かれております。

 まずはその論理構造が幼稚すぎる点に注目が集まるでしょう。全体として「同性婚は認められない」が要旨なのですが、これは朝日新聞の求める「社会制度」の話です。しかし3)をみていただくと分かる通り、子育て支援や不妊治療を例に上げて議論を「支援、補助、給付」に切り替えているわけですね。同性婚に反対は反対で良いのですけれども、3)を見ると急に「税金を給付や支援に使用する」という「誰も求めていない話」に切り替えているのは、単に社会制度としての同性婚という議論から逃げただけだと解釈できます。

 

 その証拠に5)では統計的に7%程度存在するLGBTという現実と、まだ声も上がっていない兄弟婚や親子婚を同一視して危惧しております。

 「現実に要望として存在する同性婚」の否定の材料として、「要望としてすら存在していないもの」を取り上げて「危険だ!!」というわけですから、どれほど論理破綻しているか?は理解いただけるでしょう。

 すなわち「社会制度としての同性婚の議論から逃げたいがために、給付や支援に話を持っていき否定的印象論を吐いた後で、現実に存在しない危惧を理由に現実の要望を否定する」という論理構造をもっているのです(!!)

 

 これは左翼が「軍隊を持ったら、すぐに戦争する!」とかなんとか言っているのと、あまり変わりはありません。世界中には軍隊があり、平和な国家のほうが多いのと同様、同性婚を認めている国家も存在していますけれども、その国家で親子婚や兄弟婚を認めろ!という要望が出てきたニュースは見たことがありません。

※当然ながら「同性婚の発展形として因果関係を持っている」と定義できるニュースの話になります。議論自体はあるかもしれませんが。

 

 ちなみに私のスタンスは「同性婚があれば、LGBTも助かる人もおるやろな~」位の感覚であり、べつに喫緊に同性婚を認めろという、強い改革意識は持ち合わせておりません。

 しかし杉田水脈論文の「生産性」という言葉は、あたかも「LGBTが給付や補助を求めている」「それに対して税金は使えない」という文脈で出てきており、すなわち同性婚の議論から逃げてそのような(LGBT特権的な税金使用という)印象操作をした際に使われたものであるから、あれほど批判をされたのです。

 

 さて、杉田水脈論文がこのような稚拙な構造である以上、藤岡信勝さんの擁護の論理構造も稚拙にならざるを得ないのは明らか。

 彼は上記の文脈を無視して擁護するために、上野千鶴子さんの「再生産論」を持ち出して「マルクスだって生殖行為を再生産の行為と定義してるじゃないか!こっちだって批判しなきゃおかしいだろ!」と書きます。

 これは要するに「左翼のブーメラン」と彼は主張したい、もしくは杉田水脈論文で使ったのもこの意味だと擁護したいわけですが、上述したとおりに「LGBT特権的な税金使用という印象操作」の文脈の中で使用されるのとはわけが違います。

 

 さらに目を引く箇所があります。藤岡信勝さんは記事の中で以下のような趣旨を書きます。

  • 2015年のアメリカ最高裁で同性婚を禁じた州法は違憲だという判決
  • 日本国憲法も結婚を「婚姻は、両性の合意にのみ基づいて」という部分を引用して、憲法改正が必要だと提示

 上記までは良いでしょう。このあとの文章は引用します。

 しかし、外部の目から見ると不思議に思われるかもしれないが、LGBT運動関係者の間で盛んに議論されているのは連邦最高裁判所の判決の称賛ではなく批判なのである(※1)。それはこういうことだ。異性愛者の結びつきを結婚として社会的に承認し保護するということは、同性愛者の結びつきを排除することだ。これは差別であり不当なことだから解消し、同性の結婚を認めるべきだという主張となる。しかし、「誰かを保護することはそれ以外のものを排除することで差別だ」というこの論理はとてもよく切れる万能ナイフなので、自分自身をも切ってしまう。同性愛者の結婚を認めることは、それ以外の無数の類型が存在する性的嗜好(※2)を持った人びとの権利を排除することを意味するからだ。その世界は、杉田論文の要約の5)で述べたとおり(※3)のものになる。

 結局、この問題の最終的解決は、婚姻制度の廃止ということに行き着く。それは論理的にもそうなるし、運動の究極の目標としても婚姻制度の廃止が目指されることは必然である。(新潮45のp83より ふと文字部分及び(※数字)は筆者編集)

 まず第一に(※1)には主語がない。文脈からはおそらく「アメリカのLGBT運動関係者」であろうと思われるが、わずか5文字の主語をなぜ入れなかったのか?そして実際にアメリカの同性婚が認められたときの記事を見てみましょう。

 「同性婚は合法」とアメリカ最高裁が歴史的判断:全州で容認へ(Washington DC LIFE STYLE)にて様々な人びとが称賛を表しておりますけれども、一体どこの「LGBT関係者」が批判をしているのでしょう?日本においても(※1)のような議論は見たことがありません。

 つまり藤岡信勝さんは「主語を書かなかった」のではなく、「書けなかった」と解釈するほうが自然でしょう。どこにも存在しない批判は探されるとその批判が「存在しないことがバレる」ので、主語も書けずにでっち上げたという疑義が非常に深刻に存在します。

 

 次に(※2)の部分ですが、一般的にLGBTを表すときには「性的指向」と表現しますが、藤岡信勝さんはわざわざ「性的嗜好」と書いております。これは端的にいえば嗜好とは「嗜む、楽しむ」であり不可欠ではないという意味でこう書いているわけです。

 確かに「機会的同性愛」の場合はこの表現でも構わない場合がありますが、生まれつきのLGBTも存在するために非常に乱雑な文字遣いといえます。

 藤岡信勝さんの理解では「どのようなAVビデオが好きか?とLGBTは同じようなものである」と理解しているのでしょうが、これは無理解と批判されてしょうがない話でしょう。なにせ「生まれつき」がLGBT議論の肝要なところなのですから。

 

 上記のような無理解と無理な擁護、そして「”批判”のでっち上げ(という疑義が濃厚)」なものまで取り出して書かれるのが(※3)になるわけです。すなわち杉田水脈論文の

5)多様性のために同性婚を認めるとなると、次は兄弟婚、親子婚、ペット婚、機会と結婚させろという声も出てくるかもしれない。

なのでありますね。ちなみにこのあとの文章ではお決まりの「LGBT議論、同性婚の容認の行き着く先は結婚制度の崩壊である」みたいなバカバカしい議論を展開するわけですけれども、そもそも(※1)の最高裁判決への批判が確認されないので、議論が土台から崩れているのですよ。

 つまり藤岡信勝さんの杉田水脈論文への擁護は、LGBTを「性的嗜好」とごっちゃにして、存在しない批判と危惧を取り上げて、結婚制度の崩壊を論じるものであったといえます。

 数的にどうやったって、LGBTがマジョリティにかなうわけがないという「事実」は最後まで無視するわけです(笑)

 どうですか?「くだらない話」でありましょう?

藤岡信勝論文の稚拙性の指摘

 上述まではすべてLGBTに絞って議論をしてきたわけですけれども、藤岡信勝論文は全体的にも形式は整っているが、稚拙に過ぎるというのが私の書評です。

 彼が使っている手法はたとえば上野千鶴子さんも「再生産」と使用しているから悪くない!マルクスだって使ってるんだ!竹内久美子さんの杉田水脈論文への批判だって意味がわからない!同性婚を認めると家族制度が崩壊するんだ!(他国で崩壊した事例はない、当たり前)

 という虚妄と屁理屈によって論理を組み立てようとするので、「LGBTはアメリカ最高裁の判決を批判している!」なんていう妄言の疑義が濃い発言までしてしまうわけです。

 「LGBTは家族制度の解体を究極目標にしている」という「陰謀」がないと、同性婚を認めるしかなくなるから、でっち上げた疑義が非常に濃い。

 

 一体これは何を意味するのか?「敵がいてくれないと死ぬ病(©佐藤健志さん:平貧より)」なんです、藤岡信勝さん杉田水脈議員も。なぜならば敵がいてくれないと、安倍政権から目をそらせないじゃないか!安倍政権がうまくいかないのは国内の反動分子たちのせいなんだ!LGBTも陰謀をもっているに決まっているんだ!在日だってそうだ!俺たちはそれと戦う勇敢な言論人なんだ!

 という次第かもしれない(笑)

 

 その証左として新潮45の表紙に書いてある表題を見てみましょう。

特集 「野党」の百害

  • 緒言 なぜまともな野党がいないのか?ケント・ギルバート
  • 「福山哲郎」が棚に上げる自分の”口利き” 伊藤達美
  • 酔っ払った「山尾志桜里」に罵倒された夜 古谷経衡

特別企画 そんなにおかしいか「杉田水脈」論文

  • LGBTと「生産性」の意味 藤岡信勝
  • 政治は「生きづらさ」という主観を救えない 古川榮太郎
  • 特権ではなく「フェアな社会」を求む

沖縄をダメにする「翁長雄志」弔い選挙

 ちなみに表現者クライテリオンの表題と比べてみます?

ポピュリズム肯定論「トランプ・英EU離脱」現象とは何だったのか

特集座談会 庶民からの反逆 市場から社会を防衛するのは誰か

 どちらが保守思想にそって書いているか?なんて一目瞭然でしょう。当然ながら後者です。

同性婚についての私の見解

 本稿は新潮45の議論の欺瞞性、稚拙性を指摘するものであるので、私の見解は端的かつ最小限にしたいと思います。

 結婚とはなにか?と考えると「新たに家族を作ること」であると私は考えています。したがって杉田水脈論文で述べられたような「親子婚」などは「すでに家族である」から同性婚と同じように論じるべきではない、と思います。

 

 確かに同性愛者が結婚したとしても子供は生まれないので、持続性という観点のみで捉えれば同性婚は「必要ない」ということになってしまうかもしれない。

 しかし「国家という家族」という視点で捉えてみた場合、同性婚をさせないとはLGBTを原子論的個人として放置する、つまり個人主義に走らざるを得なくさせるとも考えられます。新たに家族を持てない(ないし社会的承認がない)、その可能性すら存在しないとは原子論的個人に堕ちていかざるを得ない悲哀を含むのです。

 だからこそアメリカの最高裁の「同性婚を認めないのは違憲だ」という判決は、あれほどLGBTたちが喜んだわけです。驚喜したと表現して過言ではない喜びがあったのではないか?と考えます。

 その喜びは人間としての根源的なものであり、社会に承認され根を張れるという共同体意識であり、孤独から開放されるというものであったのだろうと思います。

 

 上述した新潮45には「政治は『生きづらさ』という主観を救えない」という表題が見えました。これが真であるのならば、それは「政治は誰も救えない」となるではありませんか!日本にはびこる「閉塞感という生きづらさ」も「救えない!」となるのですから(!!)

 しかし実際には・・・アメリカ最高裁の判決に政治も連動し、アメリカのLGBTたちの「生きづらさ」を救ったのではないでしょうか?

 

 我々日本のLGBTは特権を求めたことは一度たりともない、と断言可能です。同性婚への願いとは、自分たち自身も社会に根ざし、新たな家族を作りたいという人間の根源的な要求だと思うのです。原子論的個人に堕ちたくないという、人間の本来的な欲求からくるものであると私は理解しております。

 

 急激な変革を望むものではないので、私自身は同性婚に賛成であるものの、世間の認識が追いつかないうちに進めるのは非常に問題があるとも考えています。

 同性婚への根強い反発なども当然ながらありえますし、それはそれで理解は可能です。さて、皆様はどう考えますか?

 

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新潮45の9月18日発売の特集がひどい件

 新潮45「そんなにおかしいか杉田水脈論文」の内容が凄まじい「性的嗜好について語るのは迷惑」「LGBTはふざけた概念」(BLOGOS)という記事がさっと目に入ってきまして、「ん?まだ杉田水脈議員の話題をしてるのか?」と不思議になってみてみると、なかなかザワつける内容でした。

 ちなみに私はLGBTのゲイに当たりますので、当然ながらすごく気になる話題です。

 さて・・・と思い読み進めますとどうも、以下のようなことが書かれているようです。

「ふざけるなという奴がいたら許さない。LGBTも私のような伝統保守主義者から言わせれば充分ふざけた概念だからである(中略)彼ら(編集部注:痴漢症候群)の触る権利を社会は保障すべきではないのか。触られる女のショックを思えというか。それならLGBT様が論壇の大通りを歩いている風景は私には死ぬほどショックだ、精神的苦痛の巨額の賠償金を払ってから口を利いてくれと言っておく」(p2から引用部分抜粋)

 この論法で思い出したのは、安保法制のときに左派(確か日教組かなにかだったようだと記憶しておりますけど)が「安保法制夜も眠れない、変な汗が出る」などとよくわからない理論で安倍政権への批判をしていたことです。

※安保法制自体の功罪についてはとりあえず、ここでは脇に置きます。上記の伝統保守主義者とやらは、左翼と同じ論法を使用している疑義が濃厚でしょう?

 

 しかしまあ、もはやこれだと杉田水脈議員の幼稚な寄稿を掲載してしまった、という話にはならず、新潮45自体が杉田水脈議員と同じ見解を持っていると解釈するべき話です。

 とするとどうやらLGBTや、またはそれに属する私はどうも新潮45から「そのような存在である」というだけで批判ないし、否定を受けているということになるわけでしょう。

 だいたいちょっとまってくれ・・・痴漢のように他人に性的迷惑をかけた覚えはないぞと(笑)

 

 「論壇」が何を指すのか?どこまでを指すのか?は理解しかねますけれども、コトバンクによると定義はこうです。

 意見を述べるための壇。議論をたたかわせる場所。
 批評家評論家などの社会。言論界。

 とするとブログやネットも論壇に含まれてもおかしくない。つまり当ブログで時々、このような記事が出た場合に解説や批判などの意見を書いているわけですから、当ブログも含まれると解釈しても差し支えないでしょう。一応、当ブログは言論活動をしているつもりでもありますし。

 

 とまあざっと読んだ感想が上記なのですが、これはもう新潮45を買ってくるしかないでしょうと決定したわけです。炎上商法かもしれないので、買うと負けた気分になるわけではありますけれども(笑)

 

 しばらくは、時々のあいだ新潮45の杉田水脈議員およびLGBTの特別企画とやらを引用しつつ、おそらく批判することになるかと思います。

 

 「よろしい、ならば戦争だ(#^ω^)ビキビキ」

 

 まあ、この手の「くだらないこと」を延々と毎日批判し続けるのもそれはそれで建設的ではないので、通常の記事を書きつつ、時々この話題を批判ないし批評することになろうかと思います。

 というわけで、今から買い物ついでに買いに行ってまいります。

 新潮45なんて面白そうじゃない雑誌、買いたくないんですけれどもしょうがないのです。

 

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