Q「アルペジオ練習ってどうやるのですか?」

Q「コード・トーンを覚えたい」

 

とのご質問が・・・

 

アルペジオ(Arpeggio)ってなんでしょうか?

 

分散和音という言い方もするときがありますが、要するにコード(和音)を弾くときの一つのスタイルですね。

 

コードの構成音を同時に弾く場合と、分けて弾く場合とあるでしょ?

 

スピッツの「ロビンソン」のイントロみたいな感じ(と、学生さんに言ったりしますけど・・・)

 

で、今回はギターの方の質問ですが・・・

 

ギターの場合ざっくりと2種類のアルペジオがあります。

 

コードを押さえたまま、右手の指(又はピック)で分散させて弾くアルペジオ

 

と、

 

シングル・ノート・アルペジオ

 

です。

 

シングル・トーン(単音)で弾くアルペジオということですが、

 

コード・トーンの場所を覚えて、尚かつアドリブや読譜に生かす事が出来る重要な練習と言えます。

 

ギターと言う楽器はフレットという複雑なシステム(ラビリンスと呼んでいます)をどのように攻略するか?

 

ってところが醍醐味でもあり、かったるいとこでもあります。

 

シングル・ノート・アルペジオはギターの得意なところを捨て、敢えてピアノ的な思考でフレットを攻略するという茨の道なのです・・・・焦らずじっくりと、取り組んでください。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

上差し先ずは、CMaj7のシングル・ノート・アルペジオを見てみましょう〜

 

譜例1)CMaj7 音符5度スタート(5713)

注)音符に付いてる数字は運指(1=人、2=中、3=薬、4=小)

 

注)シングル・ノート・アルペジオはフレット上で一番低いポジションからスタート

 

注)スタートの音(この場合はG)は必ず1の指(人差し指=index finger)

 

注)それ以外は任意の運指を自分で探してください(譜例はあくまでも参考例)

 

注)上行と同じ運指で下行する

 

あとはこれを転回させるだけ〜

 

譜例2)CMaj7 音符7度スタート(7135)

譜例3)CMaj7 音符Rootスタート(1357)

譜例4)CMaj7 音符3度スタート(3571)

 

と、言う事です

 

要するに、4声のコード・トーンそれぞれの音を、6弦から1の指でスタートする練習法と言う事です。

 

 

・・・が、話はここからが大事なとこです。

 

先ずは覚えるべきコードタイプが5つあります。

 

Maj7 [1,3,5,7]=前述

7 [1,3,5,♭7]

m7 [1,♭3,5,♭7]

m7(♭5) [1,♭3,♭5,♭7]

dim7 [1,♭3,♭5,♭♭7]

 

これら5つの7thコード(4声)を前述のMaj7のシングル・ノート・アルペジオを基にDIY(自分でやる)する!とこの練習の完成です。

 

例えば5度スタートのCMaj7からC7を作ると・・・

 

譜例5)

注)○の中の数字はコードの度数です(運指ではないので注意)

 

タブにすると・・・

 

譜例6)

注)運指はあくまでも参考例自分で弾き易い物をDIYすること

 

・・・と、ここまででアイデアをもらったら、後は自分で、

 

7 [1,3,5,♭7]

m7 [1,♭3,5,♭7]

m7(♭5) [1,♭3,♭5,♭7]

dim7 [1,♭3,♭5,♭♭7]

 

のシングル・ノート・アルペジオを作ってみよう!というのが宿題でゲス〜〜〜

 

今回紹介した練習法はあくまでもフレット上にどのようにコード・トーンが配置されているかを把握する練習です。これをアドリブに活かす為には更なる工夫が必要ですが、明日の為にその1…と思って、やってみてくださいね。

 

アルペジオのやり方は、世界中の野郎どもがDIYしているので、自分にあったものを一つで良いから確実に身につけると、汎用性が得られると思いますので、あなたも自分のオリジナル・アルペジオ・テクニックを作ってみてください。

 

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ

 

最近出版された私の無窮動シリーズの新しい仲間「ベース無窮動トレーニング」に暖かい賞賛の声をいただいております。

 

文字通り「太〜く、長〜く」無窮動シリーズを楽しんで下さいませ。

 

 

 

 

その他の無窮動もよろすこ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q「コード・トーンの練習がうまくできません」

Q「コード・トーンをやってもメロディっぽく無いからつまらない」

 

どうやら、コード・トーンは人気がないようですね・・・笑い泣き

 

上差しそんなコード・トーンをどうやったらメロディっぽくできるか?

 

と、いうお話をブルース進行を使っていたしましょう。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

質問者の方はコード・トーンを弾けない訳じゃなく下記の譜例の様に、しっかりと弾いています。

 

譜例1)コード・トーンを使ったブルース進行の練習

 

チュー「オッケ〜、全然問題ないじゃ〜ン」

えー「でもこれ、かっこよく、ないよね?」

プンプン「こんなアドリブ・ソロやってる奴おらんやろ・・・」

 

滝汗ですね

 

なぜ譜例1の練習はかっこ良くないのでしょうか?(ちゃんとコード・トーン弾いてるのに・・・)

 

メロディっぽい・・・とはどういう事なんでしょうか?

 

上差し世の中によくある、メロディのモチーフは通常2小節になっています。

 

例えば・・・

 

譜例2)

2小節で一つのモチーフとなっています(よね?)

 

こんな曲もそうなっています。

 

譜例3)

譜例4)

譜例5)

譜例6)

 

その他あなたの好きないろんな曲のモチーフを見てみてください。

それら殆どは2小節になっています(と、思います)

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

それに対して先ほどの譜例1の練習は全て同じシェイプのモチーフが1小節づつ並んじゃってます・・・

 

譜例7)前述の譜例1

 

チュー「だってハノンだって1小節づつじゃん」

 

譜例8)Hanon NO2

 

ウインクそうなんです、練習曲っぽくなっちゃうんですよね〜

 

上差しそこでコードトーンを使ってアドリブの練習するときは先ず、モチーフが2小節になるように工夫すると良いのです。

 

譜例9)モチーフを2小節に・・・

注)最後の2小節はあえて1小節単位のモチーフにしました(何ででしょう?)

注)モチーフとはリズムの形を似せることです(この場合)

注)なるべくAABの構成になるようにするとブルースらしさ?がでます。

 

 

譜例10)おまけ・・・

 

コード・トーン・ソロイングは大変勉強になる練習法ですが、音楽的に使いこなすには少し時間がかかります・・・


ので、どうしても敬遠されがちな「かわいそうなテクニック?」なのです。

 

上差しビバップ語法として良く語られる

 

コード・トーン

アプローチ・ノート

スケール

 

の3要素においてコード・トーンは全ての基礎になるもので、尚且つ最もシンプルな語法です。

 

コードトーンには解釈が要らないのです。

 

「CMaj7のコード・トーンは?」

と、聞かれたら?

 

CEGB…ですよね?

 

「CMaj7の時に使えるスケールは?」


と、聞かれたら?

 

Ionian 

Lydian

Lydian#5

Harmonic Major

Major Penta Tonic

Minor Blues Scale

・・・and many hexatonic scale

 

と、何のスケールを使おうか?あなたは解釈しなくてはなりません(めんどくさいです)


コード・トーンを使ってアドリブに練習するのは理論の知識が未だ未熟な内には持ってこい、と、言うことなんです。

 

 

コード・トーンをメロディっぽくする工夫をして、「彼」と仲良くしてあげてくださいね。

 

下記の2冊はコードトーンをどうやって並べるのか?

ということに特化した辞書みたいな本です。

 

興味のある方は覗いてみてください。

 

 

 

その他、わたしの教則シリーズもよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

このブログは洗足音楽大学の授業How to Composeの予習復習用に書いております。

履修学生の方に特化した話題が主な内容ですので、御理解の上お楽しみください。

前回はモチーフとは何か?

というお話をしました。

 

上差しモチーフとは曲の始まりです。

 

あなたが創ったモチーフはその後、どのように成長していくのでしょうか?

 

せっかく造ったモチーフを上手く育てないと「ひねくれたまごっちヒヨコ」になってしまうかもしれません。

 

と、言う事で、今回は、モチーフの育て方鳥を見ていきましょう。

 

上差しモチーフ(動機)は通常2小節で出来ています。

 

右差しモチーフを繰り返してみましょう。

4小節になりました。

 

OKこれを小楽節といいます。

 

小楽節はモチーフを基に造られます。

 

小楽節はフレーズと言われることもあります。

 

メロディと言うほど完成はしていないが、明らかに曲の一部分と認識できる旋律です。

 

ニヤリちなみに、旋律とはメロディの日本語ですが、素晴らしい訳です。

 

旋法と律動、モードとリズムですから、メロディを見たまんま表現してます。

 

ちなみに、メロディの語源はギリシャ語の歌から来ているそうです。

 

余談終わり

 

 

 

右差しモチーフにヴァリエーションを加えて小楽節を造る事も出来ます。

真顔ヴァリエーションとは、モチーフのリズムや音程を変化させることです。

 

しかし、変えすぎてしまうと、モチーフの発展とはいえません。

 

「関連性のある変更」と、言っておきましょう。

 

上差しようするに、どの様にモチーフを繰り返すか?が、面白いところなのです。

 

音符リズムは同じ、音が変わる

 

ルンルン音は同じ、リズムが変わる

 

音符モチーフは変えずに和声を変化させる…等等

 

ウインクモチーフのどの要素に手を加えるか?は作者の遊び心が垣間みれるところです。

 

上差しモチーフに変化を与えた要素がその後のヴァリエーションに反映される「ルール」の役割をしますので、小楽節(フレーズ)を造る際にはそのごの展開にあたえる影響をある程度意識してヴァリエーションを作るようにしましょう。

 

 

キョロキョロ論より証拠、皆さんご存知の曲はどのようにバリエーションを作っているか見てみましょう〜

 

 

右差し小楽節(モチーフとバリエーション)の例

 

譜例1 リズムは同じ、音が変化

譜例2 リズムは同じ、音が変化

譜例3 モチーフ後半は不完全終止(次にいくための仮の終止)

 

 

右差しモチーフがそのまま平行移動するパターンはよく使われる手法の一つです。

 

譜例4 平行移動

Afternoon in Paris のAメロ

Broadway のサビ

How High The Moon 4小節を平行移動

Invitation

Recordame

Little Boat

など・・・

 

右差しモチーフはコードとの関係も大きな要素なのでコード進行によるヴァリエーションもよく使われる手法です。

 

譜例5 モチーフは同じ、コードが変化

 

譜例6 モチーフは同じ、コードが変化

How Insensitive

One Note Samba

My Favorite Things

Isn't She Lovely

など

 

ウインクヴァリエーションの方法はそれこそ無数にあると言っていいでしょう。モチーフの発展方法の多様性がこの世に無数の曲が存在する理由と言ってもいいのです。

 

上差し4小節に成長したあなたのモチーフは、さらに8小節に成長するべく、次の段階に向かいます。

 

いよいよ〜

 

拍手大楽節

 

小楽節(フレーズ)が2つ連なって

8小節の大楽節(メロディ)を創ります

 

 

チュー大楽節(メロディ)はそれ自体、起承転結のある最小の音楽単位です。形式と言う方法の中ではここで作業が一旦完成します。

 

お願い大楽節(メロディ)は一つの独立した小いさな曲とも言えます。

 

上差し大楽節が一つで出来ている曲を1部形式と言います。メロディがひとつだけの曲です。

 

1部形式の曲

 

譜例7

 

譜例8

 

童謡や民謡に多い形式です。「ドングリころころ」「雪やこんこん」「海は広いな〜」ちなみにハトポッポは6小節の一部形式です(歌ってみて〜)

 

上差しスタンダード曲の大楽節(メロディ)を見てみましょう。

 

譜例9(モチーフをリピート)

 

譜例10(7、8小節は完全終止)

 

譜例11(5、6小節はモチーフの後半のみを分割して使っている)

この曲はモチーフの音程が徹底して平行移動しています。

 

譜例12(モチーフの断片が発展している。赤丸の部分がモチーフの断片)

モチーフの断片をコード進行のガイド・トーンとして使っている。

I Remember You

 

キョロキョロモチーフがいろんな方法でメロディに発展していくのをアナライズ(分析)してみるのはおもしろい勉強法だと思います。

 

ファーブルがスカラベを追いかけ回した様に?あなたも愛情を持って曲を観察してみてくださいね。

 

目ここまでの話を可視化してみましょう

 

動機2小節(モチーフ)=曲のきっかけ

小楽節4小節(フレーズ)=モチーフのバリエーション

大楽節8小節(メロディ)=曲として成立する最小単位

と、なります。

 

 

ニヒヒさて、ここまで、形式についてのお話をしてきました。

 

学校 通常、音楽学校では基礎楽典の後は、和声(ハーモニー)についての勉強をします。

 

つまりコード進行やスケールについての勉強です。

 

くるくる音の使い方を分かっていないで間違った音を使ってしまうと作曲としての体裁が整わないブーという配慮からです。

 

真顔私もコード進行やメロディが曲の本質だと思っていましたので、理論の呪縛に苛まれて作曲していました。

 

良いメロディをルンルンかっこいいコード進行をギター創らないと曲が作れない・・・と思っていました。

 

が、その頃の私には作曲について最大の悩みがあったとです・・・えーんヒロシです

 

ポーン曲が完成しないのでありますポーン

 

皆さんも胸に手をあてて過去の自分を思い出してください…

 

ショック出だしはあんなにいいと思ったのに…

(昔は優しかったのに…)

 

プンプン「4小節で止まってしまった!」

 

えーん「6小節目が気に喰わないから捨てちゃった!」

 

ガーン「よう考えたら出だしから良くないわ〜」

 

等等、あなたのやる気を削ぐ現象が…

 

上差しここで私達の過去の過ちを検証してみましょう。

 

 

口笛あなたが素敵なモチーフを思いついたとき、それをどのように発展させるか?まで思いついたでしょうか?(曲の最初から終わりまで一気に思いつく人の事を天才と呼び、この授業を受ける資格はございませんので悪しからず・・・チキショ〜滝汗

 

 

ちゅー「やったぜベイビ〜!最高のコード進行が思いついた〜〜〜」

 

チーン「ん?けどメロディと合わんなー、やっぱやめとこ・・・」

 

ゲロー「う〜ん・・・理論的には合ってるんだけど嫌いやわ〜このコード進行」

 

ってな事、思い当たりませんか〜

 

ここで前回の授業で出て来た謎のタイトル

 

「塗り絵」

 

が出てきます(伏線回収〜)

 

形式とは「枠」です。

 

その枠に一定の法則で音を置いていけば、それこそ鉛筆転がしでも曲が出来ます。

 

PC昨今AIなるものが自動作曲とかぬかして(失礼)おりますが・・・

 

なるほど、偉大な先人達が作ってくれた作曲法をプログラミングすれば、モチーフを入れたとたんに、フーガやソナタやロンドにして、めちゃ良い音で演奏しよるのかもしれません・・・ガーン

(AIはその曲を聴いて気分よくなれませんけどね〜〜〜〜怒!ムキー

 

その位、作曲とはマニュアル化することが可能な位理論的に確立しているのであります。

 

 

キョロキョロ一度クラシックの有名な曲を「形式目線」で聞いてみてください。

 

例えばモーツァルト、ピアノソナタ第11番 イ長調

最後の楽章「トルコ行進曲」は

 

「ロンド形式」(A→B→C→B→A→B’→コーダ)

 です。

 

ウインクロンドとはテーマを異なる他のセクションで挟み込むダブルチーズバーガーのような?形式です。バンズ/パティ/チーズ/パティ/バンズのように…

 

ハンバーガーを食べる時にロンドを思い出してください。

 

トルコ行進曲はBセクションをその他のセクションが挟み込むようになっています。

 

[イントロ→テーマ→サビ→テーマ→イントロ→テーマ→コーダ]

 

動機2 小楽節4、大楽節8のフォーマットを「これでもか〜〜〜!」というくらい守っているウルフ君は天邪鬼!(Wolfgang Amadeus)です。

 

 

ニコニコ私が音楽形式のことを強く意識したのは音大の授業を介してではありません。

 

音大ではコード進行やヴォイシング、スケール等、個別要素ばかりに集中して「木を見て森を見ず」の状態だったのです。

 

私が今回のHow to Composeで参考にさせてもらっている本を紹介します。

 

 

宇宙人くん12音技法という作曲法で有名なアルノルト・シェーンベルクの著作です。

 

この本はノッケからただひたすら形式の説明で、中頃に少し和音の話とか出てきますが最後は又形式の話で終わっていきます。学校

 

ニヤリ「作曲」と書いてあるのでおいしいコード進行とか載ってるのかな?と思ったんですが・・・

 

非常に優れた解説書ですが・・・眠くなりますチーン(御免)

 

いろんな譜例と共に動機、楽節、テーマの作り方やソナタやらなんやら、丁寧に解説されていますので興味のある方は図書館で読んでみてください。

 

と、言うわけでみなさんお待たせ致しました。

 

「これを使って何が出来るか?」のコーナ〜〜〜

 

ですが、今回は一旦ここで終わって(ええ〜⁉️)ポーン

 

ラブ来週はみんなでワルツを作りますお願い

 

宿題は・・・

 

枠を用意してください。

 

下記の様に5線紙に小節線とリピートをを書いて授業の前にスタンバイ願います。

この枠に「動機2 小楽節4、大楽節8」を使って塗り絵しましょう!

 

と言うのが次回のお楽しみで〜す

 

See you!

 

キラキラ流れ星キラキラ流れ星キラキラ流れ星

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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前回の続きです。

 

ハーモニーは理解

リズムは体験

 

と、申します…

 

ハーモニー(和声)は数を扱うので頭を使います。

 

それに対して

 

リズムもやはり数です(よね)・・・?

 

びっくり「ほな、おんなじ やん」

 

酔っ払い いや、それが違うのです。

 

ハーモニーが「耳」を使って 数に接する のに対して、リズムは主に「体」を使って 数を体験し 理解していくと言う事です。

 

音楽全てにおいて耳は使いますが・・・

 

ハーモニーは身体を使って表現出来ない (例えば声で3音出せたり、手をこすってテンション出せたりしない) のに対して、

 

リズムは体のパーツを使えば、なんやかんや出来ますよね?両手両足&声等使って。

 

リズムを理解する為に「体」を積極的に使ってください、てこと・・・

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

前回は3拍ポリ・ミータを紹介しましたので今回はポリ・リズムを紹介するってことになっていました・・・が、

 

言い忘れていたことがあったので、それを紹介する事に致します。

 

それは

 

5拍ポリ・ミータ7拍ポリ・ミータ  です。

 

前回の3拍ポリ・ミータは3拍子のフレーズが4拍子に重なることによって出来るリズムパターンです。

 

てことは・・・

 

ブルー音符5拍拍子が4拍子に重なる=5拍ポリ・ミータ

むらさき音符7拍拍子が4拍子に重なる=7拍ポリ・ミータ

 

ということです(いたってシンプルグッ

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

今回はそれらの練習法とカンピングへの応用方のお話をしましょう。

 

上差し先ずは5拍パターンをいくつか見てみましょう〜

 

わかりやすいので、始めは5拍子で練習します。

 

譜例1)右左手、又は声と右手、あるいは全部をやってください

 

譜例2)右左手、又は声と右手、あるいは全部をやってください

 

 

譜例3)右左手、又は声と右手、あるいは全部をやってください

 

譜例4)右左手、又は声と右手、あるいは全部をやってください

 

譜例1をひっくり返して頭を休符にするとあの有名な曲?のパターンになります・・・

 

譜例5)"Take Five"

 

注)奇数のリズム・パターンは4拍子とシンクロした時に表裏を繰り返します。

 

譜例5)

口でカウントする時、アクセント(手)が 、裏か表をしっかり意識するのが練習の時にのコツです。

 

因にこのリズムパターンは5拍フレーズとしてとても良く使われるリズム、パターンでラテン、及びフュージョン・ミュージック等、皆さんも耳にしていると思います。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

譜例を試していただいた方は分かると思いますが「以外と難しい〜」でしょ?

 

なんでこんなことしなきゃいけないの?ってことですが・・・滝汗

 

ポリ・リズムやポリ・ミータなど感じにくい(慣れが必要)なパターンは元になる4分音符がよほどしっかりしていないと、必ずズレます(あるいは何がなんだか?ゲシュタルト崩壊です)

 

しかし、計算上はきっちりと答えが出ているリズム、パターンなので、正解はあるのです。

 

結果が出る練習法と言う事でしょうか(ライザップやないけど・・・筋肉

 

ポリ・ミータ&リズムが出来る様になると言う事は、4分音符とアクセントとの互換性が立体的に、よりくっきりと分かる様になると言う事(リズム感が良くなると言う事)なのです。

 

私が若い頃、Gary Burtonの授業で聞いたリズムについての面白いたとえ話があります。

 

「リズム感とは Tightrope の様な物、

 

右にふらふら左にふらふら、風が吹いてあ、あぶない!

 

と、なっても綱渡り師はバランスをうまく取ってから落ちません。

 

その綱が4分音符です・・・」

 

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

それでは 譜例1のフレーズを4/4に当てはめてみます。

 

譜例5)5拍ポリ・ミータ

注)4小節目の4拍目は余りの音符なので1拍お休みでもかまいません。

注)右左はどちらでも構いません。

注)声を出してカウントするのはとても効果的です。

 

 練習用にその他の5拍ポリミータを載せておきます。どのパターンも「1,2,3,4」と声でカウントして練習してくださいね。

 

譜例6)5拍ポリミータ・ヴァリエーション

譜例7)5拍ポリミータ・ヴァリエーション

 

譜例8)5拍ポリミータ・ヴァリエーション

ここまで進む事が出来たら、伴奏に応用してみましょう。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

コード進行と一緒にポリミータを練習するのです。

 

譜例9)5拍ポリミータ with コード進行

譜例10)5拍ポリミータ with コード進行

注)コードを変えるタイミングはあくまでも任意なので、練習の時色々試しましょう〜

 

ポリ・ミータはハーモニーがシンクロする事によってよりトリッキーな効果が得られますが、音楽的に使うのにはなれが必要なので、まずはDIYということですね。

 

譜例11)5拍ポリ・ミータ with コード進行をさらに伸ばして8小節に!(鬼畜度が増します)

注)5拍ポリ・ミータは4/4の場合、5小節で完結します・・・ので、6小節目からは1小節目と同じリズム・パターンになります。

注)コードを弾く場所は譜例通りとは限りません。どんどん変えてみてください(頭を見失わない様に)

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

それでは、同じ段取りで7拍ポリミータも練習してみましょう。

 

ガーン「ええ〜まだあるの〜」

 

ウインク はい、まだまだ・・・でも疲れちゃったので、この続きは又今度・・・

 

びっくり「どないやねん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9/8壱岐坂ボンクラージュ

9/11横浜ビルボード

9/23吉祥寺MJ Smile

10/16横浜ビルボード

10/17横浜ビルボード

11/6神戸生田会館

11/10荻窪ルースター

11/19三軒茶屋グレープフルーツムーン

後期が始まってしまいました・・・えーん

 

授業の内容をこのブログに載せていきます。

 

このブログは洗足音楽大学の授業How to Composeの予習復習用に書いております。

履修学生の方に特化した話題が主な内容ですので、御理解の上お楽しみください。

 

 

前期How to Improviseと後期How to Composeは、皆さんと一緒にセッションしながら楽しく20年近くやって参りました。

 

基本的に私の健康状態に問題が無ければ洗足大学内アンサンブルシティの2Fの「キーボード室」で授業をやる予定です。

 

通常、そこでは履修者がミニ・キーボードを使いながら、作曲法を使って何が出来るのか?みんなでセッションやディスカッションをしながら授業をやりますので、健康状態に問題が無い方はどうぞ作曲セッションにご参加下さい。

 

もちろんリモートでの授業は今まで通り行いますので、対面&リモートのハイブリッド授業スタイルとなります。

 

リモートの方は自分の楽器を準備して(又は簡易キーボード)授業を受けてください。

 

上差し「授業概要」

この授業は皆さんにいろんな作曲のアイデアを紹介するレシピ本す。

 

アイデアを使って作曲するのも良し、不味そうならば飛ばしても良し、後から見て感じ方が変わったら再チャレンジしても良し…あなたのペースでゆっくり楽しんでくださいませ。

 

右差し課題は3つ・・・

 

1.AABAの構成を持った曲

2.ABACの構成を持った曲

3.自由曲=完全オリジナル

 

です。

 

下記は本クラスの後期の授業日程です

 

カラオケ課題発表の日は皆さん教室に楽器を持ち寄って皆さんのオリジナル曲を演奏します。音符リモート参加の方は音源を作って発表して頂くか、手持ちの楽器でリモートを通じて演奏してください。スケジュールを守って提出してください。

 

 星星星星

 

上差し「イントロダクション」

 

 

口笛この授業で扱う作曲とは楽譜を使って記述する事が出来る曲のことです。民族口頭伝承音楽等はあまりふれません。(ブルース等はお話するかもしれません)

 

真顔ご存知の通り、音楽は人間のDNAに刻まれた能力と言うか…本能と言うか…人類が生存する為に必要だから生まれて来たものの一つです。

 

無駄に脳が発達したサピエンス達は・・・猿

 

ヒートアップしてやばい脳のジエーターとしてムキー

 

あるいは凍り付いた脳を焚き付けるチョーク弁の如くチーン…(比喩が古いかな?)

 

ラブ歌い、踊り、叩いて叩きまくったのですゲラゲラ

 

自分を癒すために、冷やす為に、あるいは燃やす為に・・・音楽はとっくの古代からあった人類にとって当たり前の物なんですよ〜ゾウ

 

なので、音楽にとって楽譜なんてほんとは要らないんですバツレッド

 

と言うと終わってしまうのですが…ウインク

 

真顔音楽はなので、形を見て研究するのが感覚的にちょっと難しい?のですが・・・そんな時は一応、楽譜を利用するんです。

 

もちろん楽譜=音楽(曲)ではありません。楽譜に書けない音楽的要素は無数にありますから・・・しかし勉強、研究、分析、説明などをする時は目に見える形があった方がいいのですね。

 

そこで・・・

 

キョロキョロ楽譜と言うシステムを利用して何ができるのか?が、勉強のポイントということになります。

 

「始めから回りくどいんだよ〜」ムキー

「要点だけ言えよ〜〜〜この○○!」ムキーッ

 

まあ落ち着いて、ゆっくり行きましょう〜後期は15回も授業があるのですよ〜〜とほほ〜(泣)えーん

 

 うずまきうずまきうずまきうずまき

 

それでは本授業の最初のお話は

 

上差し「塗り絵」

 です…

 

ウインク作曲は塗り絵に似ています。すでにある枠を塗るのです。少なくとも初心者の頃はそう考えるとしっくりくると思います。

 

くるくるくるくるくるくるくるくる

 

口笛当たり前の事ですが、クラシック、ジャズ、ポップス、ロック・・・ジャンルに限らず、

 

この世にある曲はみな、

 

曲に聞こえるように、

 

覚えられるようにできています。

 

?「曲」とはなんでしょう?

 

ルンルンメロディの事?コード?リズム?

 

それとも歌詞?カラオケ

 

又は・・・・?

 

と、いうことで…

 

「形式」という言葉が登場します。

 

キラキラ作曲とは、 形式と言う枠を

 

カラーパレットという絵の具で塗っていく

 

義理チョコ塗り絵である…

 

というお話をいたします(前置き長っ!)酔っ払い

 

あしあとあしあとあしあとあしあと

 

形式とは構成の事です。「サテンドールはAABA形式である」と言う風に使います。

 

上差し音楽の勉強には様々な言葉があります。

 

調=キー

音程=インターバル

音階=スケール

律動=リズム

和音=コード

和声=コード進行

旋律=メロディ

・・・等等(言葉が多くて大変ですね〜)

 

キョロキョロこれらはあくまでも要素(絵具)であって作曲(絵)そのものではありません・・・

 

これらの要素は全て形式(枠)の中で機能します。

 

上差しそもそも「曲」とは、いろんな小さなパーツが作曲者の思惑で配置されることによって成り立っています。

 

真顔それら小さなパーツを積み上げていく方法は先人達によって試行錯誤され、生まれて来た多種多様な形式があります。

 

それを意識するしないに関わらず曲に聞こえる時点で、なんらかの形式に収まっているのです。

 

ウインクそれらが整理されて作曲の技法となっていった物が音楽形式というわけです。

 

面白い物で、人間は音が等間隔で繰り返されたり新幹線音程が上下したりする救急車音のパターンを音楽の様に認識するのです。

 

それはまるで、点が3つあると顔に見える(・.・)「シミュラクラ」という現象に似ているかもしれません。

 

ブルー音符キラキラブルー音符キラキラ

 

 

上差し音楽形式を小さい物順にざっと紹介します。

 

1番小さな形式は

「動機 =(モチーフ)」2小節

 

次に大きいのが、

「小楽節 =(フレーズ、モチーフの展開)」4小節

 

そして、

「大楽節 =(メロディ、バース、コーラス)」8小節

 

となります。

 

ニヤリ楽節とは楽句と言われる事も、フレーズと言われる事もあります。

 

この言葉はポピュラーミュージックシーンではあまり使わないので慣れないかもしれませんが、ようするに区切りですね。

 

メロディの区切りは普通2.4.8…と偶数になっています。モチーフがフレーズになりメロディへと大きな楽節になっていきます。

 

上差しモチーフ→フレーズ→メロディ

上差し動機→小楽節→大楽節

 

キョロキョロと言う風にイメージしてください。

 

あなたが作っている物が作曲のどの段階にいるのか?把握する事により創作行為が迷走することが無くなって行くと思います。

 

口笛メロディ(大楽節)が曲の顔になりますので、次のメロディ達(サビ)(大サビ)等が加わることにより曲が成長していくのです。

 

皆さんが「あの曲のメロええなぁ」と言っているのは大楽節の事なんですよ。

 

爆笑メロディ(大楽節)がひとつだけでも十分曲として成立します。

 

「一部形式 =1個の大楽節」(A)

 

童謡や民謡などは大楽節だけで出来ている曲がたくさんあります。

 

「ロンドン橋」や「ハトポッポ」「春が来た」「雪やこんこん」等。

ちなみに「お正月」は3つのフレーズで12小節なのでまるでブルースみたいです(余談)

 

ピアノ教本で有名なツェルニーには8小節の練習曲が160もある教則本があります。

 

びっくりそして、メロディが増えていき、 Aメロ→サビなどの様に我々に馴染みのある形式が出来ていきます。

 

「二部形式 =2個の大楽節」(A,B)

「三部形式 =3個の大楽節」(A,B,C)

 

チュークラシックの様な長い曲はもっと大きな形式を使っています。

 

やれカノンフーガだの、ロンドだの、ソナタだの・・・みなさんも名前だけは聞いた事のあるでしょう?

 

地球世界にはいろんな音楽形式がありますので自分で調べてみると面白いですよ。

 

キラキラ流れ星キラキラ流れ星

 

照れそれでは順を追って形式を見ていきましょう~~~

 

まずは

「モチーフ=(動機 )」

とは何か?

 

真顔全てはモチーフ(動機)から始まる…のです。

 

物語を追っかける時、何か中心となる物が必要です。

 

それは人お父さんだったり物サングラスだったり事件ナイフだったり、秘密の暗号ドクロうずまきだったり

 

モチーフがあるから私達は物語を理解して感情移入してカタルシスを得る事が出来ます。

 

星空音楽は物語です月見

 

時間の経過と共に山あり谷あり…そしてクライマックスに向かって盛り上がって行くのです。

 

モチーフを主人公に例えると、その主人公がどう振る舞うか?が、目私たちの興味を持続させます。

 

グラサン予想を裏切られたりランニング焦らされたり銃ハラハラさせられたりラブ恋が芽生えたり爆弾死にそうになったりしてラストでは「よかった〜〜」笑い泣きと、感動を生むのですね。(単純な例えですいません)

 

上差しモチーフはその曲の始まるきっかけとなり、その後の展開に多大な影響を与えるもの…と言う事です。


口笛モチーフの主な特徴は・・・

 

右差し通常、曲の始めに2小節の長さで表れます。

 

別に1小節でも3小節でもいいのですが、作曲の初歩としては、もっとも一般的なモチーフから学習する方がわかりやすいと思いますので、ここでは2小節で扱います。

 

右差しモチーフは音程とリズムを使ってキャラクターを創ります。

 

右差し通常それらの音程は何らかの和声を基にしています。

 

ウインクモチーフを意識して使えるようになると、曲の統一性、一貫性、分かり易さ、覚え易さ等を作り出す事が出来るようになります。

 

あなたがモチーフをどのように扱うか?を訓練し熟知する事で、同じモチーフを使った全く別の作品を創る事も全然可能です。

 

モチーフはその後色々変化して聴衆を楽しませるのですが、ここが作曲家の腕の見せどころ、生かすも殺すもあなた次第なのです…

 

上差し実際のモチーフの例を見てみましょう。

 

譜例1

譜例2

譜例3

譜例4

譜例5

譜例6

譜例7

譜例8

 

ウインク皆さんよくご存知のこれらのモチーフは全て2小節で、その後の小節はこの2小節を基にして発展していきます。

 

キョロキョロモチーフは通常非常にシンプルな音程とリズムで出来ています。

 

モチーフが覚えられないくらい複雑なものであれば、それを発展させる事は簡単ではありません。

 

シンプルなものが変化していく様が「次はどうなるんだろう?」と言う興味の持続を誘うコツなのです。

 

笑い泣きベートーベンの交響曲第5番はそれの究極の姿です。

 

譜例9

 

これだけで40分近く引っ張るんですから…

 

爆笑あっぱれ大先生!

 

今回はモチーフの事をお話しました。

 

全てはモチーフから始まる…

 

お後がよろしいようで…

 

 ラブラブラブラブグリーンハーツイエローハーツ

 

宿題

 

前述の(譜例1〜8)のスタンダードのモチーフがどのように発展していくのか?観察してみてください。
 
*モチーフが繰り返されている
*モチーフが移調されている
*リズムは同じで音が変わっている
*モチーフの1部が変更されている
*モチーフが同じでハーモニーが変化している
等等
 
いろんなバリエーションの作り方が、垣間みれるとおもいます。
 
右矢印右矢印右矢印右矢印
 

 

次回は小楽節→大楽節の解説と、それを使って何が出来るのか?実際に曲を創りながら解説していこうと思います。

 

それでは皆さん今学期もよろしくお願いいたします。

 

See You!

 

 

 

炎炎炎炎炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の著書無窮動トレーニング・シリーズのTシャツが(何故か)発売される事になりました。

こんな事は予想していなかったので嬉しいことであります。

興味のある方はTOD(リットーミュージックのTシャツ販売サイト)をのぞいてみてください。

 

Q「押さえられるコードを増やしたい」

Q「CMaj7って幾つあるんですか?」

 

新学期が始まっちゃいまして・・・

 

さっそく、学生さん達と色んなお話ができて楽しいです…

 

知識、情報、そして夢、を共有出来る仲間がいるという事は、こんなに幸せな事なんだ〜と、改めて感じる今日この頃でございます。

 

と、言う訳で今回はコードのお話です。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

ギター・コードの押さえ方はホントに色々ありまして「押さえ方辞典」みたいな本はたくさ〜んあります。

 

代表的な物はやはりこれでしょう〜

 

 

著者の Ted Greene さんは、YouTubeにも動画があるのですが「あちらの世界を覗いた人」と、いいましょうか?どれだけの人生をギターに(しかもコードに)費やしたのか・・・素晴らしいの一言につきます。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

ギターは元々伴奏の為にある楽器なので、コードは得意中のチョイ〜って思われますが、なかなかそうはいきませぬ。

 

フレットというラビリンスに惑わされて我々ギター・ボーイは困難な旅を強いられるのであります(指板はややこしい・・・)

 

ピアノ🎹は良いなぁ、とコードの勉強するたびに思います。

 

ピアノに負けないよう?今回は少し頭を使いながらコードを勉強しましょう。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

ギターとピアノでは、コードに対する見方が少し違うところがあります。

 

下差しピアノでは簡単に押さえられるこのコード達、ギターでどうやって押さえるか?ちょっと考えてみてください。

 

譜例1)CMaj7 のルート・ポジション(R.P)と転回形 (Inv)

どうですか…パッとわかりますか?

 

実はこれらのコードはギターが苦手とするClosed Voicingです。(ピアノは並んでる隣の鍵盤を押さえるだけ)

 

しかし、押さえられない訳ではありません

 

くやしいので?押さえてみましょう〜

 

譜例2)無理矢理押さえたCMaj7=Closed Voicing・・・(押さえてみてね〜)

 

どうですか?フレットって なかなかの ラビリンス(迷宮)だと思いませんか?

 
もういちょラビリンス体験してみて・・・
 
譜例3)無理矢理押さえたFMaj7=Closed Voicing・・・(押さえてみてちょ〜)
Closed の CMaj7 FMaj7 等は 開放弦を使えば何とかなりますが、コード・トーンの中に開放弦 (EADGBE) が無いコードはもうお手上げです。(自分でも試してみてね)
 
上差しそこで、Open Voicingとなる訳です!
 
Closed Voicing は全声部が1オクターブ以内に収まっているコード
 
Open Voicing とは1オクターブより広い声部を持つコードです。
 
例えばこの2つ…
 
 チョキDrop 2
 
譜例4)Close から Drop 2 へ・・・
注)上から2番目をオクターブ下げるだけ・・・
 
 OKDrop 3
 
譜例4)Close から Drop 3 へ・・・
注)上から3番目をオクターブ下げるだけ・・・
 
注)Open Voicing には他にもDrop 2&4が使用可ですが今回は取り上げません。
 
ここまでが転回形のおさらいです(覚えてるよね?)
 
あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと
 
まじかるクラウン ここから、フレット・ランド で 宝 (Chord) を探せ!のコーナ〜〜
 
と、いうわけで、コードがフレットの上にどのように配置されているか?お話をしましょう〜
 
上差しDrop2 編
 
ポーン先ずはDrop2が何処に隠されているか探してみましょう〜〜〜
 
譜例5)CMaj7 Drop2 (Root Bottom) 3つの押さえ方
 
譜例6)CMaj7 Drop2 (3rd Bottom)3つの押さえ方
 
譜例7)CMaj7 Drop2 (5th Bottom)3つの押さえ方
 
譜例8)CMaj7 Drop2 (7th Bottom)3つの押さえ方
 注)7th bottom は違和感のあるサウンドですが、使い方によっては役に立ちますので、嫌いにならないでくださいませ。
 
フレット上にあるDrop2 - CMaj7の「押さえ方」は以上です。
 
どの指で押さえるのが機能的か?は自分で考えましょう。
 
あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと
 
Drop2は隣り合った4弦上にあります。
 
(6543弦)(5432弦)(4321弦)の3つのエリアそれぞれに押さえ方が1つずつ存在します。
 
転回形は4種類なので(押さえ方3)×(4つの転回形)=12個の Drop2 のCMaj7 があるというわけです。
 
あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと
 
それではフレット上で押さえられるDrop2 の CMaj7を全て押さえてみましょう。
 
譜例9)CMaj7 Drop2 (6,5,4,3弦で押さえられる4種)
注)低音弦で倍音豊かなサウンド=Solo Guitarやメロディ楽器とのDuo伴奏の時に有効
 
 
譜例10)CMaj7 Drop2 (5,4,3,2弦で押さえられる4種)
注)ちょうど良い倍音=メロディもベースも邪魔しないのでコンボ編成の時に有効
 
 
譜例11)CMaj7 Drop2 (4,3,2,1弦で押さえられる4種)
注)高音(1弦)=コードソロや、カッティングの時に有効
 
ギターは弦の太さによって同音でも響きが変わりますので、それを利用してサウンドコントロールが出来ます。(これはピアノには出来ませんてへぺろ)
 
 あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと
 
それでは本日のお題によるコードエクササイズをいくつか紹介しますので、Let’s try!
 
あしあとあしあとあしあとあしあと節分
 
 
譜例12)CMaj7 フレット網羅 エクササイズ
注)全部CMaj7です。
注)次のコードになるべく早く移れる様に練習してください。
 
つづいて、Maj7の4度進行でCadence(終止形) を作りました。
 
譜例13)Maj7 Chord  エクササイズ
譜例14)Maj7 Chord  エクササイズ
譜例15)Maj7 Chord  エクササイズ
譜例16)Maj7 Chord  エクササイズ
譜例17)Maj7 Chord  エクササイズ
色んなエクササイズを作れるので自分でもDIYしてくださいね〜
 
というわけで、今回はDrop2の勉強法を紹介しました。Drop 3は又追加記事を書きますのでお待ち下さいませ。
 
こちらはギターコードの使い方勉強になる教則本です。
 
 
無窮動シリーズもよろしくお願いします。
 

Q「リズム感を鍛えたい」

Q「ポリ・リズムってなんですか?」

Q「ワンランク上?のリズム練習がしたい〜(かもしれない)」

 

今回は久しぶりにリズムのお話です。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと
 
A 俗にいうポリ・リズムとは
 
「ポリ・ミータ」「ポリ・リズム」のことです。
 
 
ポリ・ミータ(POLYMETER)とは? 
 
拍子が異なるフレーズが重なって演奏される、たとえば、 4拍子の時に3拍子のフレーズが同時に演奏される。
 
譜例1)アクセントとビート(1,2,3,4)がズレて行く
譜例2)ヴァリエーション
注)パターンが視覚化し易い様にイマジナリーバーラインは無視してます
 
ポリ・ミータはアクセントの移動をパターン化したものと言えるでしょう。
 
注) POLYMETERですからミーターと呼ぶほうが近いかもですが、私はミータと呼んでます(かわいいから)
 
 
ポリ・リズム(POLYRHYTHM)とは?
 
異なった音価(例えば8分音符と3連符)が同時に演奏される事
 
譜例3)一定の間隔で音符が揃う
 
譜例4)
 
今回はポリ・ミータを使った伴奏の練習を紹介します。
次回はポリ・リズムを使った伴奏の練習を紹介します。
 
あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと
 
昔から・・・
 
ハーモニーは「理解」
リズムは「体験」
 
と申します・・・(しらんけど)
 
ハーモニー(和声)を自分の音楽表現の中に取り入れようとするとき、ベートーヴェンやドヴィッシーを30分間無心に聞き続け、スクッと立ち上がって「よっしゃー解った!シンフォニーじゃ〜〜〜ゲロー」と、曲が書けるでしょうか?
 
それに対して・・・
 
リズムは・・・アース、ウインド&ファイアーやマイケル・ジャクソンを30分くらい無心に聞き続けたら・・・勝手に踊ってバレエませんか? そのうち、ドラムドラムも叩けそうじゃね?
 
ハーモニーとリズムを比べてる訳じゃなく、それぞれ、身体の使い所が違うのです。特に、リズムは感じ方のコツを捉えなくては、いくら楽譜上で理解したつもりでも、そうは問屋が卸してくれません。
 
プンプン「能書き多いんじゃ〜」
 
ムキー「早よ練習法教えろ〜この○ケ〜〜」
 
笑い泣き 「いや〜ん!」
 
と、言う訳で
 
先ずは下記の譜例を見てください。
 
譜例5)1拍半(いっぱくはん)フレーズ(俗名)
この2小節フレーズを手で(右で4分音符左でアクセント→逆もOK)叩いて見てください。
 
どうですか?もしやりづらい方はこの歌詞?を口ずさみましょう〜
 
タントタトン、タントタトン、タ〜
 
びっくり「なんじゃそりゃ〜?」
 
こんな感じです・・・
 
譜例6)1拍半フレーズ(歌詞付き)
注)1小節4拍の枠に3拍子を入れるので余りが出ます(最後のター
 
 
譜例7)1拍半フレーズ(はい!お手てで叩きまちゅう〜〜〜)
 
 酔っ払いよく出来まちた〜拍手
 
4拍子のカウントの上で3拍子のアクセントを叩いています。これをポリ・ミータと言います。
 
ポリ=複数、複合
ミータ=拍子
 
という事ですね。
 
次の段階は、上記の2小節のポリ・ミータを4小節に延長します。
 
こんな具合に…

譜例8)1拍半フレーズ(4小節)
4分音符(左手)とアクセント(右手)は必ず表裏を繰り返し前述のタントタトンを繰り返す事で感じを掴めると思います。口でカウント、手でアクセントでもやってみてください。
 
 
譜例9)カウントは小節も数えながらやると効果的です。
 注)アクセントが表裏と交互に出てきます。
 
ここまでの練習は手(足)を使ったポリ・ミータの練習です。リズムの感じを掴んでください。
 
それでは、これらをどうやって演奏に生かすのか?
 
それが・・・ポリ・ミータ・カンピングの練習です。
 
あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと
 
実際の演奏と言うのは、なんかしら曲をやっている訳ですから、コード進行と共にポリ・ミータのアイデアを使う練習をするわけです。
 
カンピングとは伴奏なのでもちろん、コード進行を使って練習します。
 
譜例10)ポリ・ミータ・カンピング4小節
 
譜例11)コードを変える場所はDIYしてみてください(感じが変わるのでおもしろいよ)
先ずはこの4小節を体になじませると良いと思います(リズムとは体験・・・)
 
そしてさらに発展させると・・・
 
譜例12)8小節にするとこんな感じです。
 
譜例13)アクセントの場所を変える
注)アクセントの場所は任意で変える事が出来ますのであれこれ試してくださいね〜
 
 
上差しポリ・ミータの練習をする時に大事な事は「頭を見失わない」ということです。
 
その為にゆっくりと練習して段々早くする(当たり前ですが)、そうする事によって自分のリズムに対する感じ方に変化を感じる様になります(早くすると感じにくくなったり、遅くしすぎると又むつかしくなったり・・・)
 
自分が弾くアクセントがビート(1,2,3,4)とどういう関係になっているかを俯瞰でみれるようになれば楽しくなってくるのでそこまで我慢の子!頑張ってください。
 
それでは最後にブルース進行を使ってポリ・ミータの練習をやってみましょう〜
 
 
譜例13)Blues in C
ブルース進行は12小節です。
 
12小節に3拍フレーズ1まとまり(3小節)を4回繰り返すと12小節になります。
 
譜例14)
すなわち12小節のブルースの上で、3拍ポリ・ミータは余りが無く繰り返す事が出来ます。
 
それがこちら・・・
 
譜例15)3拍(1.5)ポリ・ミータ Blues in C
注)口でカウント(1234)しながら練習すると、良い訓練になります(難しいけど)
注)3拍ポリ・ミータは余り無しにリピートできます。
 
節分最後に訳のわかんないエクササイズを載っけときます。
これは興味のある人のみ取り組んでください。
 
譜例16)3拍(1.5)ポリ・ミータBlues in C リハモヴァージョン
 

私のおすすめのリズム教則本はこちらです

 

 

無窮動シリーズもよろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の・・・

の続きです。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

上差し下記の楽譜は学生達に渡すスケール・エクササイズです。

 

学生じゃない人たちにも見られてしまうので授業料を払ってる人たちには申し訳無いのですが、鼻血ブ〜大サービスと言う事で・・・

 

譜例1)

音符弾けば分かりますが上行と下行でポジションが変わって行きます。

 

運指=どの指で押さえると次の階にスムースに上がれるか?を自分で考えてもらいます。

 

これだけをみて「だから何なん?」となると思いますが、これを基に自分でヴァリエーションを作る力を養うのです。

 

ルンルンメジャー・スケールよりも先にペンタをやるのは、フレット上にある、自分が欲しいと思う音の位置を把握する意味があります。何故ペンタ・トニックなのか?それは「メロディを作る為のスケールだから」です。

 

以前の記事にその辺を詳しく書いてありますので気になる方は参照してください。

 

まずはこのスケールを使ってフレットの上を旅するのですよ〜我々は〜〜〜

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

フレットの上を旅する時に使う方法の一つが階段式練習法=ギターハノンです。

 

ハノンとは?

 

Charles-Louis Hanon(アノンっていうんだって)が作った練習パターンの教則本です(練習曲集ではない)

 

コンセプトが非常にユニークで、鍵盤上で一つの運指を延々と移動して行く、ただそれだけです。

 

譜例2)Hanon NO2 ピアノの運指

 

ギターにハノンのコンセプトを置き換えると〜

 

譜例3)同じ運指を横にスライド・・・

と、こうなる訳ですが・・・あまり音楽的ではありません(よね?)

 

ギターは同じ運指で横に移動したらダイアトニック=調性、にならないのです(お分かりですよね?)

 

もちろんやってもいいんですよ!(効果はありますよ、楽しくないけど)

 

上差しそこでDIYですが…

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

ウインク私は学生の頃「どうやったら練習が楽しくなるか?」と言う事ばっかり考えておりました。

 

その頃の練習とは主に

 

1)技術的練習

2)理論的練習

3)本番の練習

 

の3つをテーマに練習メニューを作っていました。

 

馬 技術練習とは、ピアノで言うとハノンのような指を正確に動かす練習です。

 

猿 理論的練習とは、スケールやコードを練習して和声的に応用する練習です。

 

しし座 本番の練習とは、曲の練習です。

 

まあ中2病をこじらせていた私ゲッソリなので若い頃は無我夢中に上手くなりたい病を拗らせていたのですが、ある頃からそれらの練習に疑問を感じて考え込んじゃった時期がありますガーン

 

基礎をやっていてもそれが身に付いてる感じがしなかったのです。自分のやっている事が音楽的に気持ちよく感じられなかったのかもしれませんもやもや

 

ようするに、技術も理論も、本番に活かせなきゃ意味ねーっと

 

チョキ例えば、あなたが練習メニュー等を作って「よっしゃー今日もやるで〜〜〜」と

 

プンプン基礎1時間!

えースケールとアルペジオで1625練習2時間!!

ショボーンあなざ〜ゆ〜 と 酒バラ3時間!!!

 

・・・って毎日たのしいっすか?

 

えーん「ぼくちゃんできましぇん・・・」

 

ニヒヒ ですよねー

 

わたしも出来ません、練習メニューを国語社会算数みたく科目分け感覚でやっても楽しくないのです(楽しい人もいるけどね・・・)

 

と、いうことで基礎も理論も本番も一緒にやっちゃおー、みたくなって行った訳ですよ(ざっくりと)

 

デレデレ スケール練習は概ねカラオケと一緒にやります(アルペジオも同様に)

 

真顔 曲の練習はほとんどメトロノームを使います(仕事の曲はなるべく送られて来た資料と一緒にやります)

 

基礎は楽しく&本番の練習はハードル高めに?といった所でしょうか・・・

 

閑話休題〜

 

右差しハノンですが、前回はペンタトニックの階段(フレット)を上がって行く練習法を紹介しました

 

こんな風に・・・

 

譜例4)1、2、3弦を使ったペンタトニック・ギター・ハノン

 

譜例5)譜例4のバリエーション

(1階2階の意味が分からない人は前回の記事を参照してください)

 

 

グッ今回はメージャースケールでも出来るよ〜と言うのを紹介します。

 

こちらです〜

 

譜例6)C Major Scale を使ったギターハノン、参考運指付き(1、2弦のみ使用)

注)ペンタのときは5階、メジャースケールは7階建てとなっております。

 

このGハノンを利用していろんなフレーズを作って行くのがこの練習法のおたのしみポイントと言う事です。

 

例えば・・・

 

譜例7)C Major Scale を使ったギターハノン=ヴァリエーション(1、2弦のみ使用)

 

譜例8)C Major Scale を使ったギターハノン=ヴァリエーション(1、2弦のみ使用)

注)運指をDIYしてください(ハンマリング&プリングも利用してね!)

注)これらの練習をするときはバッキングトラックを使う事を推奨します(コードはCMaj7, Dm7, Em7,FMaj7,G7,Am7,Bm7b5等のダイアトニックコードのいずれかを使うといいですよ)

 

そして段々、弦の数を増やして行くのですが・・・

 

本日はこの辺でお開きとしまして、又続きを書きますので乞うご期待〜

 

新学期がぼちぼち始まるのでそれの準備にいそしんでおります。

 

まだまだ暑い日が続くので疲れないよう自分のペースで歩んでくださいね〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 8/27新宿サムデイ

9/8壱岐坂ボンクラージュ

9/11横浜ビルボード

9/23吉祥寺MJ Smile

10/16横浜ビルボード

10/17横浜ビルボード

11/6神戸生田会館

 

Q 「Ⅱ−Ⅴフレーズは練習した方がいいですか?」

 

A グッもちろんグッ

 

出来る事はなんでもやりゃ〜いいんですウインク

 

Ⅱ−Ⅴフレーズはジャズのアドリブ練習の定番!と言われていて誰もが1度はやってみたりやらなかったりしています(?)

 

それでは一体、Ⅱ−Ⅴフレーズとは何じゃらほい?と言う事なのですが。

 

 あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

Ⅱ−Ⅴとはマイナー・コードとドミナント7th・コードが4度で並んでる「状態」を指します。

 

こんなふうに…

 

右差し Dm7 G7 

 

何故この進行を特別扱いするか?

 

「良く出てくるから」そして「解決するから」です。

 

こんなふうに…右差し Dm7 G7 C

 

プンプン「そんなの知ってるよ〜」

 

真顔 ですよね?

 

でも不思議だと思いませんか?Ⅱ−Ⅴだけ、わざわざ特別扱い…別にⅣフレーズとかⅥフレーズとかⅦフレーズでもいいのに?何故Ⅱ-Ⅴだけ偉そうに…?

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

 

上差しジャズのアドリブ・フレーズは特にチャーリーパーカー以降「コード進行とシンクロする」という傾向が強くなっていきました。

 

コード進行はメロディのサポートだったデキシーランドやスイング時代のアドリブ・フレーズはメロディっぽい?和声から独立したフレーズが多いのですが、BeBop以降のアドリブはメロディと著しく違う動きをするようになります。(さっきまで「枯れ葉よ〜〜」ってしっとりやってたのにアドリブになったとたん「シャバドヴィシャバドヴィや〜〜〜」)ってね?

 

コード進行を利用することで、メカニックな動きをジャズのアドリブの中に取り入れていったのですね。

 

だからBe Bopのメロディは忙しないのです…

 

Ⅱ-Ⅴフレーズはコード進行とのシンクロの代表的なフレーズと言う事です。

 

そのフレーズをどうやって練習するか?ですが…

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

Ⅱ−Ⅴフレーズの練習法

 

1. たくさん覚えるのではなく1、2個を、先ずは指癖になるくらい弾き込む

 

2. 覚えたらすぐ転調(ギターリストは運指も変える練習をしましょう〜)

 

3. 覚えたフレーズをコード進行の上で使う練習(カラオケ等使用)

 

4.使える様になったらフレーズを変える(づらす、端折る・・・)練習

 

これを繰り返すのがいいと思います。

 

今回はブルース進行の上でⅡ-Ⅴを練習しましょう。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

 

譜例1)Blues in F

赤の鍵括弧がⅡ−Ⅴです。

 

びっくり「たったこれだけ?」

 

えー「じゃあ覚えても少ししか使えないじゃん!」

 

プンプン「やっぱりやめとこ〜〜〜」

 

ゲッソリですよね?

 

ここがⅡ−Ⅴ練習のネックで、あまり音楽的な練習に繋がらないんです・・・

 

Ⅱ−Ⅴフレーズを耳コピして「よっしゃー、ほな使う練習しよか〜」・・・と頑張ってみてもフレーズ弾いては休んで、フレーズ弾いては休んで・・・わしゃなにしとんねん?ってなっちゃう。

 

ようするにⅡ−Ⅴに限らずフレーズを覚えてそれを使用する時に、其のフレーズをコピー元と同じコード進行上で練習しちゃうんですよね?

 

Ⅱ−ⅤフレーズならⅡ−Ⅴの時・・・

ⅠMaj7フレーズならⅠMaj7の時・・・

Ⅳm7フレーズならⅣm7の時・・・

 

と練習しちゃう・・・

 

これは例えば英会話の本に「空港にて=at the airport」の例文は(絶対に!)空港でしか使ってはいけない!!っと思い込む事に似ています(かな?)

 

まあ、やりがちですが・・・

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

そこで大切なのが、

 

Ⅱ-Ⅴを増やす(リハモする)ってことが大事なんです。

 

譜例2)新たなⅡ-Ⅴを挿入

 

リハモの説明は省きますが、7thコードをⅡ−Ⅴに分けてリハモ出来るという事は覚えてください。

 

実はこれは結構Be Bopの頃のミュージシャンはみんなやっていて、ウエス・モンゴメリーのフレーズはⅡ−Ⅴだらけ!といっても過言ではありません(たぶん)

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

それではリハモしたブルース進行にⅡ−Ⅴフレーズを当てはめてみましょう。

 

あ!ゲッソリその前に、Ⅱ−Ⅴフレーズを集めなくてはなりませぬ!!!

 

上差し集める方法はとにかく耳コピです、Charlie Parker, Dexter Gordon, Hank Mobley, Kenny Dorham, Clifford Brown, etc...

 

Be Bopのミュージシャン達の素晴らしい演奏を参考にしてコピーしてはフレーズを集めましょう〜〜〜

 

ガーン「せんせ〜」

 

滝汗 はい・・・

 

えー「耳コピ苦手です」

 

えーん「めんどくさいです」

 

照れ「眠いです」

 

酔っ払い ・・・zzz

 

と、そんな方達の為に心強い味方が・・・

 

 

 

露骨ですいません〜よろしくお願いします!

 

これらの本にはⅡ−Ⅴフレーズがこれでもか!っと載っていますのでお気に入りを見つけては自分のメモ帳に書き出してみてください。

 

上差しフレーズを集める時は、トランスポーズ(移調)しやすい様にルートからスタートするフレーズを集めましょう。コツがわかりやすくなります。

 

この場合のルートとはGm7の場合、Gからスタートするフレーズと言う事です。

 

譜例3)Ⅱ−Ⅴフレーズ Start on Root

 

譜例4)Ⅱ−Ⅴフレーズ Start on Root

 

譜例5)Ⅱ−Ⅴフレーズ Start on Root

 

譜例6)Ⅱ−Ⅴフレーズ Start on Root

 

譜例7)Ⅱ−Ⅴフレーズ Start on Root

 

譜例8)Ⅱ−Ⅴフレーズ Start on Root

みなんも耳コピや自分で考えてフレーズを好きなだけ集めてください。

 

それではみなさんThinking Time 流れ星

 

上差し Q「Gm7 の時Gから始まるフレーズを、Cm7に当てはめるとしたらなんの音から始めれば良いでしょう?」

 

うお座うお座うお座うお座うお座

 

右差し A「Cです!100点

 

上記の譜例3)Gm7 C7フレーズをCm7 F7にトランスポーズしました(4度移調)

 

譜例9)Ⅱ−Ⅴフレーズ Start on Root

 

どうですか?簡単(ですよね?)

ギタリストは違う弦からスタートする別の運指も探してくださいね。

 

と言う訳でⅡ−Ⅴフレーズ練習の準備ができました。

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

ブルース進行にⅡ−Ⅴフレーズを当てはめてみましょう。

 

譜例10)ブルース進行にⅡ−Ⅴリハモを挿入した例

こんな感じです。

同じフレーズをリハモ箇所に当てはめました。(ECOです?)

 

空白部分は休んでもいいし自作フレーズを当てても構いません。

 

機械的で面白くないけど、コード進行とシンクロする練習には適しています。

 

ヘビヘビヘビヘビヘビ

 

それではもう少し凝ってみましょう

 

譜例11)Ⅱ−Ⅴリハモを増やしました

7thコードをⅡ−Ⅴに分けてフレーズを当てはめられ部分を増やしました。

 

2拍づつⅡ-Ⅴになっている箇所は、フレーズのどこか2拍を適当に当てはめてみてください。

 

 

譜例12)Ⅱ−Ⅴフレーズを当てはめてみました。

弾くとわかるけど、5小節目(Bb7)からはフレーズをリプレイス(違う場所からスタート)しています。

 

フレーズを覚えたら、づらしたり、省略したり、足したりしてこねくり回してくださいね。

 

という訳で、みんなだいすき?Ⅱ-Ⅴフレーズ練習法でした〜

 

やしの木残暑まだまだ暑いので体調に気をつけてお過ごしくださいね〜晴れ