5月15日(月曜日)は 第一回課題発表の日
AABブルースのテーマとアドリブ
面白いブルースが出来ましたか?
課題発表はいつも楽しいですね!(私は)
この授業は三つのテーマがあります。
1.Blues編(1〜4回)
2.BeBop編(6〜9回)
3.Mode編(11〜14回)
それぞれのテーマが持つ特徴を練習法に応用しながら、それぞれのテーマのサウンドのカラーを楽しんでいただけるように工夫しています。
Bluesの解説では、
フォームを使った練習法
ブルース・スケールを使った練習法
そしてコード進行を使った練習法
と言う構成でした。
BeBop編 Mode編では又色んな練習法を紹介しますので、乞うご期待!
音楽の父、バッハの言葉に
「音楽は共通言語であり、翻訳の必要がない」
という物があります。
みなさんもそうですよね?
音楽聴くのに、
外国の音楽か、自国の音楽か、
歌詞ありか、無しか、
人間か、それ以外か?
関係ありませんよね?
好きなもんは好きなのです。
電気グルーブ が「中2の時に聞いた曲を一生聞く」という事をおっしゃってましたが(良い事言う)全く同感!
かくいう私も今でも「あの頃の曲」を良く聞きます。
朝の散歩時 、ウィングスの「バンド・オン・ザ・ラン」を聞いて立ちすくんでしまったり・・・
グランド・ファンク・レイルロードの「ロコモーション」を口ずさんで人に避けられたり・・・
至福の時ですね・・・
余談が過ぎてしまいました(失礼)
歌詞の意味なんて全く解らなかったのに小中の頃の私を夢中にさせた・・・音楽の秘密を知りたくて旅に出た私の心は、未だドキドキが続いています。
ブルースは、音楽探究の旅の途中で出会った、「サイコロをくれたあのじいさん」なのかも知れません・・・(意味不明)
これまでの授業で行った項目のまとめをしておきましょう~
その1
AABブルース
*構成を使ったアドリブ練習法とテーマの作り方
*ブルースはリリック・フォーム(歌詞の構造)を利用したAAB形式で出来ている。
*それを利用してアドリブの練習やテーマを作曲してみよう〜
その2
メジャー&マイナー・ブルース・スケール
*ブルースのメロディの作り方
*メロディが圧倒的な主役をつとめるブルースを、スケール目線で解析。
*メジャーとマイナーを両方使ってブルースのコード進行を表現する方法。
その3
ドミナントを使い方とブルースのコード進行
*リハモナイズを利用してブルースのヴァリエーションを作る〜
*ドミナント7thコードが持つ2つの特性を生かしてリハモナイズを考える。
*いろんなブルース進行を研究〜
といったお話をいたしました。
皆さんもブルースを研究してみてください!
次のテーマはBe Bopです。
BeBopとは?
即興演奏の自由形(クロール)である?
「は?」
すいません、意味不明で・・・
Be Bopは音楽ジャンルの一つですが、もしBe Bopを即興演奏手法の一つとして例えると、ハーモニーとリズムの画期的なコントロール法と言えるでしょう。
どんな方法で即興しても良いというルールで演奏してるうちにBeBopという手法が最後に残った、そして其の技法が今も受け継がれて進化を続けている・・・と、言う意味でクロールなんです。
「よけわからん!」
「すいません!」
Be Bop を理解する為にとても効果的な方法を紹介しましょう。
それは・・・
Charlie Parker を
聴きましょう!
弾きましょう!
歌いましょう!
そして好きになりましょう〜
です。
「好き」は無理しないでもいいですが・・・
個人の自由ですから。
しかし、聴いてください(録音悪いけど・・・)
そして、弾いてください(ムズイけど・・・)
歌ってください(恥ずかしいけど・・・)
歩きながら鼻歌でドナリーやコンファメーション等、嗜めるようになれば、あなたは立派なバッパーです。(ラッパーではありません)
これは宿題ではありませんが、せっかくCharlie Parker に接する機会があるので是非トライしてくださいね。
推薦書
それでは、これからも、音楽の旅を、皆さんと共に続けたいと思いますのでよろしくお願いします。
音楽は君自身の経験であり、君の思想であり、知恵なのだ。
もし君が真の生活を送らなければ、君の楽器は何も真実の響きを持たないだろう。
by Charlie Parker