今回ご紹介する動画は、文野環さんに似合う秋服のコーディネートを考える企画です。司会を務めるのは樋口楓さんと壱百満天原サロメさんです。参加メンバーは、剣持刀也さん、花畑チャイカさん、鷹宮リオンさん、レオス・ヴィンセントさんです。参加者たちは、GUで一万円以内で全身のアイテムを揃えます。

優勝者のコーデは文野さんにプレゼントされ、特別賞に選ばれたコーデは司会の二人が買い取ります。しかし、誰にも選ばれなかった敗者は、自腹で服を買うことになります。選ばれてもプラマイゼロで、負けた場合は自腹という厳しいルールが採用されています。


剣持さんは、以前樋口さんから「いつもビーチサンダルを履いている」と指摘され、ファッションがトラウマになっているそうです。しかし最近では、あか抜けたと言われています。剣持さんは、「最近あか抜けた」と言ってくるのは、この企画に参加させるための布石ではないかと疑っています。

チャイカさんは派手な服が好きで、「ブランド品ではない服は服じゃなくてただの布だ」と言い切りました。しかし司会から「でもGUはブランドですよね」と指摘され、一瞬の間をおいて「はい」と答えました。この動画はGUの会社の人も見ているのでしょう。





文野さんは登場時に「ファッションリーダー文野環さんだよ」と自己紹介しました。この口から空気が漏れるような独特な喋り方が癖になります。文野環さんが喋っている最中、サロメさんが言葉をかぶせてしまい、剣持さんがジャストタイミングで「相性」とつぶやきます。

司会の樋口さんは、優勝者には文野さんの一日飼育権が与えられると発表しました。文野さんは「聞いてないよ?」と言い、勝手に優勝賞品にされている様子です。発表されるコーデは、黒い背景に黒いマネキンを置いているため、非常に見えづらいです。


剣持さんのコーデは、柔らかい素材で上下を揃え、上はセーター、下は短パンという幼さを表現するものでした。鷹宮さんが大人っぽいコーデを出すだろうと予想し、その逆のパターンを狙ったようです。文野さんは「こういうミニ丈のズボン履いてる子が好きなの?」「私がこの服着たら剣持さん欲情しちゃう?」と厳しい追及を始めます。

チャイカさんのコーデは、リブセーターとスカートを黒でまとめ、縞々のアームウォーマーと白いバッグを合わせています。チャイカさんは、マネキンのスタイリングが思っていたものと違うと言い出し、バッグを外して頭にかぶせ帽子として表現しました。どうやらボケないと死ぬ病にかかっているようです。





鷹宮さんのコーデは、チェックのジャケットの隙間から遊戯王のクリボーがのぞいているものでした。眼鏡も合わせて、文学少女をイメージしています。クリボーのセーターは、たまたま服を選んでいる時期にGUと遊戯王がコラボ中だったために選んだそうです。キャラ物の服をオシャレに着ることがコンセプトです。

文野さんはキャラクター物の服が好きで、普段はキャラクターが可哀想だから上に服を重ねたりしないけれど、この組み合わせはいいねと評価しました。さらに、文野さんは「クリボーがジャケットに包まれて気持ちいいと言ってる」と主張します。カードの声が聞こえる文野さんはデュエリストの資質があるようです。


最後は、レオスさんのコーデです。レザージャケットに白いTシャツ、レザー素材のスカートを合わせた上下レザーのハードなスタイルでした。レオスさんは皆がどんなものを持ってくるかわからず不安だったため、文野さんに似合いそうなコーデと、自分の趣味を全開にしたコーデの二つを持ってきたそうです。

もう一つのコーデは、マウンテンパーカーと幅の広いジーンズのカジュアルなスタイルで、一つ目のコーデとは全然イメージが違うものでした。どちらか片方だけを出すように言われたレオスさんは、考えた末に、自分の趣味が詰まったレザー上下の方を出すことにしました。


結果発表では、チャイカさんのコーデが文野さんに選ばれ、チャイカさん本人が一番意外そうにしていました。特別賞としては、剣持さんのコーデが樋口さんに選ばれ、鷹宮さんのコーデはサロメさんに選ばれました。しかし、文野さんは本当はレオスさんがボツにしたもう一つの方が一番好きだったと言いました。

レオスさんは自分の趣味を前面に出し過ぎたせいで敗北しました。二つのコーデを購入して、一番出費の大きかったレオスさんが自腹となってしまいました。


コーデ企画はこれからも定期的にやってほしいです。服を見るのも楽しいですが、着用イメージのイラストを見るのも楽しいです。以前の夏コーデを勝手に考える企画の際もそうでしたが、着用イメージのイラストが非常に素晴らしいのです。文野環さんの可愛いイラストがたくさん見られて幸せです。

また、動画の編集もテンポが良く、面白い部分をより面白く表現していて、見ていて楽しかったです。特に、剣持さんが文野さんのカバンを褒めたときのエピソードを恐怖映像のように表現するところがお気に入りです。