今回ご紹介いたしますのは、沙花叉クロヱさんのボイストレーニングの先生が、沙花叉さんの秘められた能力を見抜いたという動画です。沙花叉さんは、歌を歌う配信をしていて、視聴者から「今までで一番歌が上手かった」とコメントをつけられ喜びました。
そして、彼女は鼻腔共鳴について話し始めます。沙花叉さんは、一般の人に比べて鼻の通りが非常に悪いのですが、最近少し鼻腔共鳴ができるようになってきたそうです。ボイストレーニングの先生からは、鼻がつまっている状態でも鼻腔共鳴ができるのであれば、鼻の手術をすればさらに良い歌声を出せるようになると言われているそうです。
そして、早く鼻の手術をするようにせっつかれているそうです。沙花叉さんは、鼻の手術をするのならば、たくさん手術をしていて実績のある病院を選びたいと思っていましたが、実績のある病院は非常に混んでいて、手術の日程がかなり先になってしまうとのことでした。
沙花叉さんは、鼻づまりがアレルギー反応によるものかもしれないと考えて、アレルギー検査も受けたことがあるのですが、耳鼻科で聞いたところ、彼女の鼻づまりは骨の構造が原因だと判明しました。鼻水などの症状は全くない状態だそうです。
コメント欄には、ボイトレの先生が沙花叉さんの鼻の状態を見抜けているのが流石だという書き込みがされます。沙花叉さんは、さらに先生に自分の特殊な歌い方を見抜かれた話をします。沙花叉さんは鼻が詰まっているため、ミックスボイスを作れないそうです。
ミックスボイスとは、地声と裏声が混ざった中間の声のことを指しますが、普通の人は喉だけでミックスボイスを作ることはできません。しかし、沙花叉さんは喉の筋肉を使い、喉の非常に特殊な位置を締めることで、ミックスボイスのように聞こえる声を作ることができるのです。
このため、先生からすると、普通に聞いているだけでは分からないものの、よく聞くと「え？」となるそうです。沙花叉さんは先生から「クロヱちゃんのレッスンでは、一番耳を使わされる」と言われました。先生は、沙花叉さんの歌声はごまかして出している声だと言います。
先生によれば、沙花叉さんは耳が非常に良いため歌声の模倣ができるのですが、声を出す方法が正しくないのです。それでも似た音を出すことはできるそうです。沙花叉さん自身は、その自覚が全くありませんでした。
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さらに、歌声を出す際には、沙花叉さんの骨格的な特徴として後ろに空間が開いているため、もっと奥に音を響かせなければならないと言われています。沙花叉さんは、どうしてそんな事までわかるんだろうと疑問に思いましたが、先生は「たまにいるのよね、こういう子」と答えたそうです。
沙花叉さんは音をうまく響かせるように努力していますが、それがなかなか難しいそうです。また、あまり響かせすぎると、最近流行している曲には合わない発声になってしまうそうです。先生からは、一番良いのは洋楽を歌うことだと勧められました。彼女の骨格と発声の仕方が洋楽に適しているためです。
コメント欄で、沙花叉さんが歌う洋楽を聞きたいとリクエストされると、沙花叉さんは洋楽は難しいと言います。言語が違うため、覚えてもすぐに忘れてしまい、難易度が高いと感じているそうです。でも、やりたいという気持ちはあるようです。
「音楽の種類にも向き不向きがあるんですね」というコメントに対して、沙花叉さんは、発声の方法によって向いている音楽のジャンルが変わり、自分は洋楽向きの深い声の出し方をするタイプだと説明しました。しかし、先生からは「まだ全然骨格の特性を活かし切れていない、2割しか使っていない」と言われているそうです。
沙花叉さんは、残りの8割の能力を使えるようになったらどんな歌声が出るのか、本人にも予想がつかないようですが、先生には「全部使えるようになったら、ビヨンセとかいくらでも歌えるよ」と言われたそうです。
沙花叉さんは、本人は全力のつもりですが、体のポテンシャルはもっとあるらしく、ボイストレーニングの時には先生に「もっと後ろに、もっと奥に声を響かせるように」と言われているそうです。彼女はいつか自分の歌声をもっと操れるようになりたいと語っています。
自分の能力について否定的に見ていた沙花叉さんですが、最近では自分の成長を実感できるようになり、これまで頑張ってきてよかったと思うようになったそうです。彼女は「頑張って自分が成長していることがうれしい」と感じ、これからも成長していくことを決意しています。
沙花叉さんの慢性的な鼻詰まりの原因を、お医者さんが鼻の骨の構造に問題があると見抜いたり、沙花叉さんが歌の能力をまだ2割しか出せていない事を、ボイストレーニングの先生が見抜くなど、やはりプロの目は確かだと思わされるエピソードでした。
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