追記（続き）「えらいひと」とメディアによる集団イジメ　へのコメントへのお返事

【追記】

結弦くんには叩く隙がないものだから、
結弦くんのファンを貶める手法と似てますよね、

「伊藤詩織さんの支援者」を叩く手法は。

ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆

年明け２本目の記事です。

12/31にUPした『「えらいひと」とメディアによる集団イジメ』は、

結弦くんのことを書いた記事ではないにも関わらず、
多数の「いいね」をありがとうございました。

いくつかコメントをいただいたのですが、
一つ、腰を据えてお返事したいものがあったので、

記事にしました。

特に、記事そのものに違和感や嫌悪感を抱いた方には、

お読みいただければ、と願って、
コメントへのお返事という形ではなく、

一つの記事としてUPした、という意識もあります。

最後までお読みいただけると幸いです。

いただいたコメントは、

「今の報道の状況だけで、判断しないでほしい。
　これから、もっと明らかになる点もあると思う。
　伊藤詩織さんの事件と羽生選手の状況とを、
　絡めないでほしい」という主旨だと思いました。

（いただいたコメント全文を、ここに載せるのと、
　私が要約するのと、どちらが良いかと逡巡しましたが、
　コメントがブログ記事本文に、
　いきなり載ってしまうと動揺される方も少なくないので、
　私が要約しました。もし、いただいたコメントをそのまま
　載せた方を、ご本人が望むのでしたら、
　いつでも書き直しますので、ご連絡くださいね。）

それに対する答えとして、書いてみようと思います。

ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆

＞kさん

コメントありがとうございます。

もしかして、性犯罪と結弦くんをとりまく状況とに、
共通点があると言われることに嫌悪感をお感じでしょうか？

もし、違っていたらごめんなさいね。

その感性を否定する訳ではありませんが、

私がここで問題として取り上げているのは、
タイトルにも書いたように、

日本の首相や、首相に親しい人、警察上層部などが、
ただでさえ、
人間の尊厳が他国に比して守られなさ過ぎる性犯罪の被害者に対して、

その正当な権利を奪い去り（犯行を警察に訴え出て起訴するという権利）、

犯罪者を守る行動をとり（一旦は出た逮捕状を取り消した）、

メディアがその権利構造に追随する形で、
被害者に対する誹謗中傷をしている、という点で、

結弦くんのされていることと共通する、
という点を知って欲しいのです。

同じような権力構造の中での「魂の殺人」は、他のスポーツにおいても行われてますよね。

昨年くらいから、いくつもの競技の選手たちが、泣き寝入りをやめ、訴え出るようになりましたが、

それが、改善に繋がった競技もあれば、
逆に、選手側が叩かれて終わった競技もあり、

様々です。

でも、選手が一方的に泣き寝入りする以外にないと諦める状況ではなくなってきた、という点で、

問題を多くの日本人が共有することにも意味があると考えています。

一部のスポーツの、一部の選手が被害をうけただけでしょ、と考えないでほしいのと同じように、

一人の女性が、一人の男性にレイプされ、国会議員などからネット上で非難されただけでしょ、と思わないでほしいのです。

もし、あなたが、
あるいは、あなたの大切な方が、

飲み物に薬を入れられて酩酊状態にされた上で、
嫌だと言ってるのに無理矢理タクシーから降ろされてホテルの部屋に運び込まれ、
避妊具無しでのセックスをされたと訴え、
メディアに顔を晒してでも訴訟を起こしたのだとしても、

同じように、お感じになりますか？

多くのメディアは、権力者側の主張に忖度してきました。

静観を決め込んでいるのも、忖度です。

イジメの構図では、
静観を決め込むことは、
イジメ側に立つことと同じです。

学校の教室でいじめられ、
誰も庇ってくれない、
気遣ってくれない時、

イジメられた生徒は、
クラスの全体が、自分をイジメているのと同じように感じます。

死を選ぶ時、
このような状況にあった子どもも少なくありません。

というか、一人でも味方になってくれる友人がいれば、
死を選ばずに済んだ、ということも多いのです。

伊藤詩織さんの訴訟は、

これまで、そして今でも、多くの女性が、
（中には、もちろん、性被害にあった男性も）
泣き寝入りするしかなかった、
魂の殺人という犯罪に対する抑止力を強める方向へ

日本の司法を変えていく可能性を持った”事件”です。

性被害だけでなく、
イジメも、
同じ原因から行われることも少なくありません。

根っこが同じ場合も多いのです。

レイプや痴漢には、単なる性欲を満たすための行動というだけでなく、

支配力を満たす行動という側面があることをご存じですか？

専門家以外、ご存じない方が多いとは思いますが。

イジメもレイプも、身勝手な方法で、他者の尊厳を踏みにじり、自己の有能観を得たいという、卑怯きわまりない犯罪です。

そういった問題へと繋がる、日本の司法立法に関わる、歴史的な転換点になるかもしれないことも、お感じいただければ、と思います。

織田くんも結弦くんも、彼らにできる範囲で、声を上げました。

織田くんは、メディアから、結局叩かれています。

結弦くんは、相変わらず、イジメられ続けています。GPSでぬか喜びさせておいての、GPFと全日本での、叩きのめし方は尋常ではありません。

ずっと叩きっぱなしだと、
さすがの結弦くんでも心折れて引退されては、
金ヅルを失うことになる、

だから、影響力の少ない大会で、彼の自尊心を支えるような採点をしてくれるのでしょう。

ちょっと脱線しましたが、
一見別々に見える、
性犯罪とスポーツ界のイジメ、
根っこと構造に共通点が多いことを、
今の日本の問題点として認識することに意味があるということ、ご理解いただければ幸いです。

ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆

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