この記事は3414文字です。(読破予想時間:約8分7秒)
音楽で売れようと思ったら、通常のビジネスでの成功より運に左右される割合が大きいって思ってる人って、けっこう多い様に思う。
実際、自分自身、長い間そう思ってきた。
でも違うんだな。
運頼みにしてしまってるのは自分自身なんだよ。
って、自分はそう思う。
正しいかどうかは知らんけど。(^▽^;)
なんだかんだ言って、実力を磨いて身につけてその後、誰かに売り出して貰おうと思ってるバンドって多くない?
プロダクションやレーベルや音楽出版社と手を組んで、自分を売り出して貰おうって事自体は間違いじゃない。
これに関しては、「今の時代は」だとか「今の音楽業界は」だとか言うと話はちょっとそれるので、取り敢えず間違いではないと言っておく事にする。
でも、実力磨いていい音出してりゃその内、誰かが見つけてくれる、その内自然に売れるなんて思っているのなら大間違いって意味。
まず、これもその誰かに見つけて貰えるかどうかって部分が既に運頼みだよね?
何もしないよりはマシと言えるが、オーディーションに受かって一気に売れようなんてのも、結局、運頼みだったり他力本願だったり。
実際、運頼みで運良くトントン拍子にいったバンドも多いし、そういう体験談も成功者がメディアに露出して話してたりするから、どうしても、一か八かの博打に打って出ようって人がどんどん出てくるんだろうけど。
でも、音楽制作して売っていくって世界は、日本の得意分野の製造業と実はよく似てたりする。
形のあるものを造ってるか、形のないものを創作してるかの違いで。
まず、アイデアがあってマーケティングがしっかり出来てて、流通も確保した上で、そのアイデアを戦略的に練り込んで試作を重ねて、販売にこぎ着け、ターゲットを絞った販売戦略を打つ。
結果は、ある程度資金力と比例する。
なので、地道にビジネスを拡大していく事になる。
ま、こんな流れかな。
でも、実際の所多くのミュージシャンの場合、アイデアがあって戦略なしに商品を作って一生懸命その商品を磨くけど、あとは「誰か見つけてー!」「スカウトさーん!」「誰か売ってー!」「プロの営業さーん!」「マネージャーさーん!」「いたら返事してー!」って人がほとんど。
俺もそうだった。
その部分とその後の部分は運次第だと思ってた。
実際に、数回、スカウトマンに声を掛けられた経験が、この答えに行き着くまでの遠回りを生んだとも言える。
長年やってて、何度か折れかけたり、原因も分からず声が出なくなって一度は挫折したり、それでも立ち上がって、自分にはこれ(音楽)しかないって思ったのとこれ(運は関係ないって事)に気付いたのは、ほぼ同時だった気がする。
年齢?
いい歳してってか?
一生言ってろ。
俺はもう諦めない。
かじりついてでもこの世界でやってく。
そう決めた。
逃げ?
逃げてるのはどっちだ?
楽な方へ流れてばっかりってか?
楽だと思うならやればいい。
好きな事をやってそれで楽に生きられると思うなら、やればいい。
もしそうならそんなハッピーな事ってないじゃない。
こんなものに正しい考え方も何もない。
自分の人生だ。
決定権も自分にしかない。
今まで、自分の生き方で人に迷惑をかけた事なんて一度もない。
生活が出来ないって理由で、他人様のお金の世話にならなきゃイカン様ならそれは辞める時だと思ってやってきた。
そんな事を歌詞にした曲もある。
◇なるようになるさ/皆見つかさ
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。』)
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自分の責任でやるってのはそういう事だ。
もう、ブレない。
地道に自分自身と自分の作品を一人でも多くの理解者を探して売り込んで行く。
それが俺の生きる道であり、存在理由なんだと悟った。
音楽を諦めて無難に生きたら、人生の終盤、絶対に後悔する。
音楽を続けて成功、あるいは、最後まで全うできれば、当然笑って死ねるだろう。
音楽を最後まで諦めずに結局、うまくいかずに人生を終えても、最後はやっぱり敗北感と悔しさはあるだろうけど、やりきった感と満足感もあると思う。
きっと、そこに後悔はないだろう。
ここまで長かったけど、この境地に達して、今は妙にスッキリとした気分。
結局、運だとか何だとか実態のない不確かなものに頼らず、しっかり動向を分析して、戦略を練って着実に進んでいった方が、勝率も上がる筈って話ですね。
それでもダメなものはダメなんでしょうけど。
まぁ、そんな僕ですが、そんな僕に興味が湧いた方、是非、一度僕の曲を聴いてみて下さい。
よろしくお願いします。
皆見つかさ・シングル集 | |
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解放/皆見つかさ | |
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