この記事は2261文字です。(読破予想時間:約5分23秒)
長文になるので、まず結論から知りたい方は、最後の方にある太字の文を2つ程、先に読んでもらった方がいいかも知れません。
言いたい事は、結局それなので。(^o^;)
一生懸命に作った料理って、美味しいうちに美味しい食べ方で美味しく食べて欲しいし、食べる方も美味しく頂きたいですよね?
実は音楽もこれと同じなのです。
作った側は魂込めて一生懸命に作ってる訳だけど、それを理解して欲しいと言ってる訳ではありません。
せっかくだから、美味しくいい音で召し上がれ、その方が絶対得するよって言いたいだけなのです。
ステレオとかモノラル って言葉は、今時、誰でも知ってるだろう。
今は、モノラルでレコーディングされる音源なんて、音楽音源に関してはほとんどない。
なので、ステレオで録音された音楽は左右違う音が鳴ってるって事も、ほとんどの人がおそらくご存知だろう。
この左右違う音を鳴らすステレオと言う方式が、音の空間を拡げ、臨場感を作り、凄く心地のいい世界を作り出してくれる。
これは、レコーディングに携わるミュージシャンやエンジニアは勿論の事、オーディオマニアやより心地のいいサウンドを求める音楽好きの人には、ごく当たり前の話だ。
でも、こういう事は一般の音楽ファンでも知ってる事は知ってるのだが、案外、重要視してなくて、勿体ない事をしている人が実は多い。
ある知り合いの女性の話だ。
普通にiPodで音楽を聴いたりしてる、何処にでもいる普通の音楽好きの女の子だ。
宇多田ヒカル さんの大ファンだと言っていた。
その子がある日、僕にこんな事を言った。
「iPod
で、夜中静かな所で、いつもより少しボリュームをあげて、音楽を聴いたら凄く心地が良かった!」って、感動を伝えて来たのだ。
◇iPod純正ヘッドホンとサードパーティー製を比較
大音量といかないまでも、周りから意識を遮断出来る程の、ある程度の音量と静かな環境は、確かに、リスナーを音の空間へ閉じ込めて、何とも心地のいい世界を体感させてくれるものだ。
でも、彼女は何故だか「大きな音は大嫌い」と言う思い込みの様な信念を持ってて、いつもけっこう小さな音で音楽を聴いていたらしいのだ。
彼女が、音楽と言うものの鑑賞の仕方に目覚めた瞬間が、その夜だったのだろう。
これは、決して特殊な例ではない。
一番気持ちのいいバランスと環境と言うものを、体験せずに長い間過ごして来ている人って案外多い。
また別の女の子の話。
レコーディングする時のアーティストのこだわりと、エンジニアの苦労なんかを雑談でその子に話した時の事だ。
僕は、彼女にこう言った。
「だから、一つのイヤホンを左右二人で片方ずつ聴いてる子とか電車とかでよく見かけるけど、自分の曲をあの聴き方されたら、本当に残念に感じる。」って。
すると彼女は、こう言った。
「私、それしょっちゅうしてるわ!」
そう言って笑ってた。
でも、仕方がないし、強制するつもりはない。
これが、現実なのだ。
例えば僕は、聴いて頂ければ分かると思うのだが(下記プレイヤーより試聴できます)、右に振ったギターの音と、左に振ったギターの音を適当に演奏してるのではなく、左右の絡みと追っかけ合いに拘って演奏している。
皆見つかさ・シングル集 | |
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。
』) <ご購入はこちらから > |
※『Yodo Big River Blues』を普段使っているストア・サイトで試聴・購入
※『Stranger In X'mas Town』を普段使っているストア・サイトで試聴・購入
解放/皆見つかさ | |
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。
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他にもいろいろあるが、それを体感しないと損だよって言うのと、体感して欲しいなって二つの思いがあるのだ。
でもまぁ、これは聴く人の自由なのだが。
ある男性の話。
その二人の女性達と同じ様に、いい音で聴いて欲しいと言う思いが、ミュージシャンには実はあるのだと言う話をその男性にしただけで、彼はこう言い放った。
「あっそ。どうでもいいわ。」
押しつけの様に感じたのかも知れないし、それがきっと面倒に感じたのだろう。
けど、「こんな人に聴かれる音楽達は不幸だ。」
そして、「自分の曲は、この人には聴いて欲しくないな」とまで、正直思った。
こんなにいろいろ話して、それだけで終わるとただのミュージシャンの立場の主張と愚痴になってしまうので、そのつもりはありません。
そこで、ちょっとした音楽を楽しむアドバイス。
高価なスピーカーを買ったりせずとも、お手軽に高音質を楽しめる方法。
オーディオマニア向けではなく、上の例に出て来たごく普通の女の子達の様な人達向け。
最近はYouTubeなどの普及もあって、音楽をパソコンで聴くって人も多いと思います。
パソコンだとか、ちょっとスピーカーがしょぼくて、しっかり低音まで出ない様な環境の場合、ヘッドホン(イヤホン)を突っ込んで聴くといいですよ。
特にノートパソコンなんてスピーカーから出る音はかなり酷いので、劇的に音の世界が広がった事を体感出来ます。
ヘッドホンやイヤホンはそんなに高価な物でなくてもいいです。
何処でも手に入る安価なものでも、威力十分です。
iPodなどで普段使ってるものでも勿論OKです。
まぁ、一度お試しあれ!
もし、こんな僕に興味を持ったと言う方がいらっしゃったら、是非、この下のリンクをクリックしてみて下さい。
ミュージシャン、皆見つかさの世界が広がっています。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
『皆見つかさ・ディスコグラフィー
』
皆見つかさ 公式Facebookページ
皆見つかさ 公式Twitter
参考リンク:耳元で。|安達祐実 オフィシャルブログ
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