視覚情報で薦められた音楽って、聴く気になる? | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は2719文字です。(読破予想時間:約6分28秒)

皆さんは、個人のブログやSNSやホームページやBBSでオススメの音楽の紹介記事を見て、そのオススメ曲を聴いたりってしますか?

たまたま訪れたブログで、誰だか分からない人が、その人の音源のリンクを記事内に埋め込んでいるのをわざわざクリックして買って聴いたりってしますか?

じゃあ、どこの誰かもだぁ〜れも知らないバンドの新譜紹介のチラシを見て、聴いてみようって思った事は?

或いは、たまたま入った店に貼らせて貰ってる、どっかのアマチュアバンドのライブのチラシを見て、「あ、これ行きたい」だとか「よし!このライブに行こう!」と思った事は?

僕はどれも一度もないです。

今回は、そう言った話を展開していくつもりです。

どうか、最後までお付き合い、よろしくです。


冒頭で書いた逆の立場で話をしてみる事にする。

つまりは、自分がチラシやブログなどで、視覚効果のみの宣伝をした場合にどうだったのかと言う話だ。

立場を入れ替えてみても結果はやはり同じで、昔、バンドで出したCDもチラシ効果で知らない誰かに売れた事は一度もないし、店に貼らせて貰ったチラシを見てライブに足を運んでくれた見ず知らずの人も一人もいない

それでCDを買ってくれたり、ライブに来てくれるのはせいぜい仲の良い友人達か知り合いくらいのものだ。

こういう事から言っても、チラシを作ったりSNSやブログで単純に告知だけする 、これらの行為は気休めと自己満足でしかないと言えるだろう。

◇バンドマンやミュージシャンのSNSは、正直面白くない

やっぱり、音楽って耳に入って来た時に、初めて「これ何?誰の曲?」って興味が沸き起きる

ならば、音源のリンクをブログなどに貼っておけばいいのか?と言うとそんな単純な話ではない。

音源リンクをただ貼っただけでは、大してクリックはされないし、それ程効果が見込める訳ではない。

まぁ、少なくてもクリックしてくれるだけ有り難いし、チラシや文字だけの記事よりマシではあるが、ほとんどがスルーされるのが現実だ。

そして、僕の様な音楽アーティストにとって、宣伝のつもりが気休めや自己満足に過ぎないのなら、そこには意味がない

意味がないどころか時間と経費の無駄使いだとも言える。


ちなみに、バンドの宣伝などではなく、それと同じ様にバンドマンでも何でもない一般の人 がブログなどで自分の好きな曲やアーティストを薦める事も、同じく勧められたからと言ってわざわざ聴く人はいないし、まぁ、そういう記事も自己満足だと言って差し支えはないだろう。

◇一般人てどういう意味?ってそりゃあーた

ま、バンドの宣伝に比べると、同じ趣味を持つもの同士が共通の趣味で盛り上がったりする事もあるだろうし、それはそれで意味がある事だと思う。

勿論、そう言った場合はほとんどが趣味の領域だろうし、その場合ならそれで問題ないし、おそらくそれで既に目的は果たせている筈だ。

ただ、その場合でも、知らないアーティストを勧められても、「よし、聴こう!」となる事は、あまり望めないだろうし、結局は、元々そのアーティストやその音源を知っている者くらいしか反応はしてくれないと言う事は「オススメ」の役割は果たしていないと言える。

オススメ音源や自分の楽曲の試聴。

これらは、薦める側の実績が伴っているからこそ成り立つ訳で、「お前、誰やねん!」状態の人間のオススメではそうはならないだろうと思う、きっと。

自分以外のアーティストのオススメに関しては、僕達の様なミュージシャンの場合、それは自己満足に終わらず意外な所で意味を持つ

それは、自分の音楽性を映す鏡の様なもので、自己紹介を兼ねていて、「おっ!この人はこう言う趣味をしているのか」と、元々オススメ音源を知っている同じ様な感性の人が反応してくれて興味を持って貰えば、それでそのオススメ音源の記事はオススメとは違った意味で十分に役割を果たしたと言えるからだ。

そこから、「この人はどういう曲を出しているのだろう」と、自分の出している音源の試聴をクリックしてくれたらと思うのだが、そこはそれ程簡単ではない。

せっかく興味を持って貰っても、単に、自分の音源の試聴が出来るリンクを記事内の文字に貼っただけでは、ほとんどクリックされる事はない し、そこで終わってしまう。

◇ブログに文字リンクを貼るよりSNSを埋込む方が効果的

また、そこで終わってしまっては意味はないし、その先へ如何に進めるかが重要なのだ。

そこまで行くには、相当の工夫がいるし、もっと、多角的に俯瞰した大きな視点から戦略を練る必要があるだろう。

少しでもリンクが目立つ様に工夫 をしてみたり、更に言えば、クリックしたくなる工夫が必要だと言える。

◇Spotifyプレイヤーをテーブルタグで作ってみた

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そう言う僕もまだ、これと言った圧倒的に効果的な工夫や方法は何も思いついてない訳ですけど。(-""-;)ウ~ン

とにかく今回は、ミュージシャンがやってもやるだけ無駄な事や、ただやるだけではなく工夫が必要な事柄を列挙して話をさせて頂きました。


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