この記事は3932文字です。（読破予想時間：約9分21秒）
■はじめに
ちょっと長い前置きとして、先にサイトの分析の話をさせて貰おうと思います。
長い前置きと言うのが、今読んで頂いている「はじめに」を含めて４つの見出しまであるので、面倒だと言う人は、一気にスクロールして「本題 - 音楽アーティストとしての使命」と言う見出しから読み始めてくれても構いません。
■自分の運営しているサイトやサービスの分析について
ネットでいろいろな活動をするのに、欠かせないのがブログやSNSや動画サイトなどの分析だ。
分析して、その結果でどんどん計画を変更して新たな作戦を立てて前へいかないと、ただただ毎日、漠然と動画なりテキストなりをアップし続けても、最悪の場合、ほとんど誰も見てない事にも気付かないまま数年を過ごすなんて事も、十分に有り得る。
今は、ブログならGoogleアナリティクスなどのアナリティクスやアクセス解析、Google Search Consoleでの各種分析、そして、TwitterやYouTubeならデフォルトでアナリティクスが使えるし、Facebookページ（旧ファンサイト）なら、ページにいいねをした人（旧名称・ファン）30人以上を集めればデフォルトでインサイトが、それぞれ無料で使える。
こういったアクセス解析やアナリティクスで、何が評判で何が不評なのかある程度分析出来るし、アクセスが集中する時間帯も割り出せる。
ネットにも、有利な時間帯など運営に活かせる様な分析結果があちこちに出てるが、やっぱりそのジャンルやカテゴリーで違いはいろいろ出てくる。
なので、ネットで調べたサイトの言うがままに作戦を立てるのではなく、調べた結果も参考にしつつ、自分で分析してみた方がより正確な結果を得る事が出来る筈だと思って、日々分析を実行している。
■個人を探知しているのではないので大丈夫
一つ断っておきたいが、こんな話をすると、自分の行動が筒抜けになっている様で、分析していると言ってるブログの訪問を警戒し怖がる人がいるが、誰が見に来たかなんて全く分からないので安心して欲しい。
あくまで、誰だか分からないが誰かが来てくれたって分かるだけだ。
例えば、平日の東京駅の人の動向と人数なんて統計が出ても、誰が東京駅で何をしてたかなんて分からないので、その日東京駅にいたとしても、あなたがそこにいた事も何をしてたかも誰にも分からないのと同レベルの話だ。
ただ利用者の数字の内の一人があなただと言う事実があるだけ。
そして、そこにあなたが含まれていると言う事は誰にも分からない。
決して、アクセスして来た人を逆探知しているのでもなければ、そんな事が出来るツールでもないので、怖がる必要は全くない。
どうか、安心して訪れて欲しい。
■分析結果に落ち込まなくてもいい
ブログの滞在時間もアナリティクスである程度分かるが、まだまだ完璧ではなく、一人の訪問者が僕のブログ内で複数のページをうろうろしてくれて初めて、各ページの滞在時間が割り出せる仕様で、最後のページはいつも滞在時間が空白になっていて滞在時間は不明である。
そして、単ページだけの訪問で終わった人の場合も同じく滞在時間は空白のままでどれくらい滞在したのかは不明だ。
YouTubeの場合も、どこまで聴いてストップボタンを押されたのかとか、何時頃に何回再生されたのかなど、いろいろな分析結果を見る事が出来る。
再生数が少々伸びても、その中身は大半が途中でストップボタンを押している。
ブログも同じで、滞在時間から推察すると、けっこうな人数が途中まで読んでやめている。
これが自分だけなのかどうなのか、YouTubeのアナリティクスだとその辺りも分析してくれる。
平均値のグラフとの比較をしたり出来るので、とても便利だ。
勿論、平均値より上ならその調子で継続すればいいだけだが、平均値より下でも僕は気に病まなくていいと思っている。
と言っても、途中でやめられてるとやっぱり、悔しさも襲ってくるし、凹みもする。
それは仕方がないにしても、自分はダメだと思うのはまだ早いと思っている。
自分に当てはめてみれば分かるのだが、僕も、評判の記事であっても、文章がうまかろうが、そのテーマに興味がなければ途中で読むのをやめるし、YouTubeでも、どんなにハイレベルな演奏と歌唱力でも、興味がないジャンルだと分かれば速攻ストップボタンを押す。
自分のしている事が人気のジャンルやカテゴリーに入る訳でもない場合は、尚更、そこで凹む必要はない。
そもそもその場合は、出来不出来に関係なく、そういう曲自体、好きな人が少数派な訳だから。
なら、何を目指せばいいのかって話だが、出来るだけ最後まで聴いて貰える、読んで貰える工夫も大事だが、完璧を目指しすぎると、それこそ無駄な努力に終わるので、その辺、ある程度加減をする必要がある。
■本題 - 音楽アーティストとしての使命
そして、終盤にきてようやくここからが本題。
これは前にも別の記事で触れた事があるが、目指す所は、売れると言う所ではない。
自分の曲を世の中の、全ての人に聴いて貰う事。
これに尽きる。
売れるかどうかは単にその結果にすぎない。
世界中の全ての人に聴いて貰った結果なら、それが完全なる答えな訳だし、共感者がいればそれでよしで、それで誰も共感者がいなければいないで、どっちにしろ少なくとも現時点での結果は出た事になる。
世界中の全ての人が聴いてくれた結果、共感者がたくさんいれば売れるのは当たり前で、ほとんどの人が理解出来なければ結果は売れなくて当たり前。
ごく当たり前の事ではあるが、売れるかどうかは結果にすぎないとはそう言う事である。
死後、何年もして注目されると言う事もあるかもしれないので、あくまで現時点での話だが。
自分の曲や主張に共感・共鳴してくれる人と繋がるのが一番大切な事なのであって、その他はどうでもいいと言えばどうでもいいのである。
結局、そういう人達には残らず聴いて貰えさえすれば本望なのである。
しかし、その人達がどこにいるのかは分からない訳で、ならどうすればいいのかと言う事になる。
それは、出来るだけ、そういう人を漏らさない様に、一人でも多くの人に聴いて貰う事しかないと思う。
そして、目的の人全てに漏れず聞いて貰うには、世界中のあらゆる人に届けるしか方法はない。
でも、世界中の全ての人に聞いて貰うには、生涯かけても時間なんて足りない。
結局、世の中全ての人に聴いて貰う事を生涯目指し続ける事。
それが、音楽アーティストの使命なんだと僕は思う。
■出来る限りたくさんの人に聴いて貰った結果
ここで冒頭の長かった前置きに繋がるのだが、その為に僕は今ネットを駆使している。
本来、自分の曲を気に入ってくれる筈の人達を一人も逃さず、その人達に自分の曲を聴いて貰う為にネットでの工夫を続ける。
ただ、それだけたくさんの人に聴いて貰った結果が売れるかどうかなのであって、売れなかったからダメと言う訳でもないと思う。
一人でもその曲や言葉で救われたり、楽しいひと時を過ごせたり、何かしらプラスなものを与える事が出来たのなら、決して駄作ではないのかもしれない。
かなりマイノリティーな曲や言葉達だったってだけの話かもしれないと思う。
■分析は一人でもたくさんの人に届ける為
話は最初まで一気に戻るが、ブログやSNSや動画サイトの分析をするのは、ただただ数字を稼ぐ為でもなければ、人気が出るものを調べてやりたくもない路線に変更する為でもない。
結局、各種分析ツールはアーティストの使命を全うする為に、人の生涯と言う短い時間の中で一人でも多くの人に、自分の想いを届ける為に活用するものだと僕はそう捉えて使わせて貰っている。
■最後に
一人でもたくさんの人に聴いて貰う過程には、きっと悪意のある人にもたくさん出会うでしょう。
でも、そこを通過しないと何も始まらないとも思うのです。
たくさんの人の耳に心に、僕の作品が届きます様に。(｡-人-｡)
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